2020/02/19 - 2020/02/19
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旅人のくまさんさん
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平手政秀所縁の地、平和公園に移築された政秀寺の墓地の紹介です。最初に平和公園南に隣接する曹洞宗のお寺、明照山・大乗寺に立寄りました。『大乗寺』は、昭和22年11月3日、開山(初代)大乗寺魯宗大和尚により入山、建立されました。
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イチオシ
『東山観音・大乗寺』の文字が刻まれた堂々とした石標の光景です。曹洞宗の『明照山・大乗寺』は、1947年(昭和22年)11月3日、大乗寺魯宗大和尚により開山されました。柱状節理に似たひび割れがある礎石の上に建てられていました。
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入口付近から見上げた、『東山観音・大乗寺』の本堂光景です。開山の大乗寺魯宗大和尚は、大乗寺を含め五箇寺を新設、三ケ寺を再興された人と、こうしきHPに紹介されていました。左端に見える赤い柱が山門です。
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六地蔵より二体多い、八地蔵が並んだ光景です。お揃いの赤い被り物と、白い前掛けの姿でした。六地蔵は、仏教の『全ての生命は六種の世界に生まれ変わりを繰り返す』とする六道輪廻の思想に基づくもので、六道とは地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道です。六地蔵像、墓地の入口などに祀られることが多いようです。
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中央に置かれていた地蔵尊のズームアップ光景です。地蔵尊は、一般には剃髪した声聞・比丘形(僧侶の姿)で白毫があり、袈裟を身にまといます。装身具は身に着けないか、着けていても瓔珞(ネックレス)程度とされます。左手に如意宝珠、右手に錫杖を持つ形、または左手に如意宝珠を持ち、右手は与願印(掌をこちらに向け、下へ垂らす)の印相をとる像が多いとされます(ウィキペディア)。この像は、左手に如意宝珠、右手に錫杖を持つ姿です。地蔵菩薩は、釈迦の入滅後、5億7600万年後か56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道すべての世界に現れて衆生を救う菩薩とされます。
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『大乗寺・星が丘山手霊園』の公式HP殻の紹介です。『曹洞宗・明照山・大乗寺』は、平成17年(2005年)7月の創立、宗旨不問(在来仏教のみ)を対象とした霊園の広さは3,423平方メートル、約700区画と紹介されていました。永代供養の納骨堂も設置されているようです。
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『明照山』の山号が揮毫された扁額のズームアップ光景です。曹洞宗(そうとうしゅう)は、中国の禅宗五家(曹洞、臨済、?蕃仰、雲門、法眼)の一つです。日本仏教においては禅宗(曹洞宗・日本達磨宗・臨済宗・黄檗宗・普化宗)の一つとなります。鎌倉仏教の一つとされ、その本山は永平寺(福井県)・總持寺(横浜市鶴見区)です。
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イチオシ
『明照山』の扁額があった山門から眺めた、本堂の正面光景です。日本仏教における曹洞宗は、鎌倉時代に始まります。開祖の道元禅師(1200~1253年)は、臨済宗黄龍派の明全に随身した後、共に宋に渡り、天童山で曹洞宗の天童如浄(長翁如浄)に師事して開悟(身心脱落)して修行が終わり、1226年に帰国しました。
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『明照山・大乗寺』の本堂正面光景です。建物粗油面の扁額には、『大乗禅寺』の扁額がありました。
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左が本堂、その右手にあった銅葺屋根の建物光景です。庫裏のようです。赤い柱の本堂とは対照的な、柱を露出させた白壁に、唐風の屋根があった玄関の造りでした。
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『平和公園墓地』の南に隣接した『明照山・大乗寺』の境内光景です。隣接する場所を中心に墓苑が広がっていました。
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本瓦が葺かれた建物光景です。手水舎の建物かと思いましたが、水盤などはありませんでした。推測ですが、元々この場所にあった古い入口門が保存されたもののようです。通り抜け禁止になっていました。手水舎ですと、四方転びの柱が普通ですが、そのタイプとは違っていました。
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正面に回って撮影した、本瓦が葺かれた建物光景です。細長い庭石が置かれて通り抜けできないようにされ、低い縁石も廻らされていました。屋根に比べて柱が短いようですが、敢て切知事められたのかも知れません。門以外の鐘楼なども想像してみましたが、しっくりしませんでした。
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『浅野右橘先生喜寿記念』のタイトルがあった記念碑の光景です。『浅野右橘(ゆうきつ)』は、ホトトギス同人で、俳誌『牡丹』主宰でした。ネットで、無作為に選んだ浅野右橘さんの俳句です。
冬木根もあらはに小諸城址なる、買初と言はれ気がつくほどのもの、末枯の野に落日の力なく/浅野右橘 -
台座に『開山・大乗魯宗大和尚:明治19年1月生誕~昭和49年6月遷化)』の表示があった像の光景です。大乗寺を含め7箇寺を全国に建立、数万人の信徒があったと解説されていました。
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観音立像の光景です。寄進されたものでしょうか、台座には『交通安全』の文字が刻まれていました。『東山観音・大乗寺』の名前に適った寄進のようです。
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イチオシ
本堂正面のズームアップ光景です。唐風の造りの玄関屋根の下に、右から読んで『大乗禅寺』の扁額がありました。『大乗寺』の別称のようです。
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三列に並んだ石仏の光景です。いずれも観音像で、全部で33体でした。立ち姿や坐った姿など、区々でしたが、後背は同じ造りでした。
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宝篋印塔の光景です。寺院の前庭の飾りとして置かれているようでした。『宝篋印塔(ほうきょういんとう)』は、『五輪塔』と同じく、墓塔や供養塔などに使われる仏塔の一種です。形状がシンプルな五輪塔が僧俗を問わず多くの階層で用いられたのに対し、装飾性の強い宝篋印塔は、主に貴顕の間で用いられました。
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見学を終えて、振り返って眺めた『明照山・大乗寺』の山門などの光景です。左端に見える建物は、『大乗寺・星が丘山手霊園』に関係する建物のようでした。ネット情報には、『法要施設・多目的ホール』と紹介されていました。
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平和公園まで、近道をしようと思って登った裏山の細道ですが、途中で通行が出来なくなっていました。引き返しです。以前は通行できたようですが、道が途切れて、草木が生い茂っていました。
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僅かばかり裏山に登っただけでしたが、引き返す途中で見下ろした、『明照山・大乗寺』の境内方面の光景です。道の脇には、の実の痕が残った大きな石材が石垣に使われていました。
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『平和公園口』の信号交差点の光景です。この信号を北側に向かうと『平和公園』方面になります。星ヶ丘から平和公園方面に向かう市バスも、この信号交差点を通過するようです。
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下の方が隠れていましたが、『平和公園』の文字が刻まれた石標の後継です。招致に失敗して幻に終わった名古屋オリンピック(1988年)では、平和公園内にスタジアムが建設される予定でした。
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桜並木の光景です。平和公園は、公園中ほどの『桜の園』を中心に約1500本の桜があり、名古屋市の桜名所の一つになっています。そのエントランスと言ってよい桜並木の光景です。
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『センダン(栴檀)』
分類:センダン科センダン属の落葉高木。
分布:ヒマラヤ、中国、台湾、朝鮮半島南部と日本に自生します。
特徴:葉や木材には弱い芳香があります。
その他:オウチ(楝)、アミノキの別名があります。 -
『センダン(栴檀)』
分類:センダン科センダン属の落葉高木。
分布:ヒマラヤ、中国、台湾、朝鮮半島南部と日本に自生します。
特徴:葉や木材には弱い芳香があります。
その他:小鳥の餌になりますが、人や犬が食べると食中毒を起します。 -
『新池』の光景です。新池は、元禄15年(1702年)、尾張藩の直轄工事により造成されました。造成当時は、現在の規模の二倍はあったとされます。かつては『七ツ釜池』と称されました。池の水は名古屋新田や御器所辺りまでの広範囲の灌漑用水として使用されました。元禄15年は、赤穂浪士の討入があった年です。
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『ヒドリガモ(緋鳥鴨)』
分類:カモ目カモ科マガモ属
分布:日本には冬鳥として全国に渡来します。
特徴:日本で最も普通に見られるカモ類とされます。
その他:『新池』で泳ぐヒドリガモの光景です。 -
『東進ふれあい広場』の文字が刻まれた石標の光景です。ネット情報では、『東星ふれあい広場は東星中学校のすぐ隣に位置しています。 平和公園よりは規模が小さいですが、すぐそばにマンションが多く建ち並んでおり、近隣のご住まいの方には人気の場所』と紹介されていました。
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『ハクバイ(白梅)』
品種:不明(一重咲)
分類:バラ科サクラ属の落葉高木。
特徴:『実梅』のようです。
その他:咲き終えた花も、蕾もありました。
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2020年、平手政秀所縁の地巡り
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