３泊５日の弾丸初ローマ、最終日 part1

2019/10/21 - 2019/10/26

HISのスーパーサマーセールにて、69800円の初ヨーロッパ弾丸旅行。
夢のローマ、ヴァチカン、こんな価格で行けるなら、直行便でなくてもまぁいいかと。
カタール航空も中東乗換も初でした。

25日前編。いよいよサン・ピエトロ大聖堂へ。
昨日午後入場の予定が、あまりにも行列が長かったため、帰国日の25日朝早くから出直すことになりました。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

本日、移動手段である地下鉄がストライキを決行するそうなので、止まる前に駅に向かいます。ここではしょっちゅうストライキを起こしているそう。
7時頃ですが、まだ外は暗いです。

ホテル最寄りのponte lungo駅。ここからＡ線でottavianoへ向かいます。

今回の格安ツアーの指定ホテルの立地だと徒歩で観光することはできませんでしたが、地下鉄やバスを駆使すればさほど不便ではありません。
ただ、観光途中で一旦宿に戻って休憩することができないので（できないこともないけれど短期滞在ですと時間的ロスが大きく）、やはりある程度の体力気力は必要ですね。

さて、ヴァチカン市国到着です。昨日午後と違って人が少なく爽やかです。

入口付近にはこれくらい並んでいましたが、楽勝でした。流れも速く、ほとんど待った感じがしません。

明けたばかりの空。立ち並ぶ聖人たちも神々しく。

大聖堂向かって右手の聖パウロに出迎えられ。

正面上にはキリストと使途たち。

一旦広場を振り返り。

早速大聖堂の中へ。ナルテックス（玄関廊）を抜けると入ってすぐ右手の礼拝堂奥には、ミケランジェロの「ピエタ」像が。
近くには寄れずあとでまた立ち寄りました。
かつて、破壊されかけたせいでガラス越しにしか見ることができません。
が、哀しく美しい彫刻に息を?むことしばし・・・

この天使たちと聖水版は現物に会えるのを楽しみにしていました。
なんせ、巨大なのです。

大聖堂内部は右を見ても左を見ても細やかな装飾に圧倒されます。

聖ペトロ像。
この日は聖堂内部に大量の椅子が並べられてあり、遠目で見るのみでした。

よって、バルダッキーノも遠くから。

聖女ヘレナ。キリスト磔の十字架を見つけたとされ、十字架を持っています。

聖女ヴェロニカ。キリストの汗を拭いたと言われる布を持っています。

手前には聖ロンギヌス・聖アンデレ像が置かれているのですが、椅子たちのせいで、回り込めず。

このラファエロ作「キリストの変容」をなんとヴァチカン美術館で見逃してきました。
こちらレプリカですが、感動です。

光が天使のそばから

祈る教皇の像に。偶然撮れたもの。

空いているうちにさっさとお土産を購入（ロザリオブレスやクロスのペンダントヘッド、天使のカレンダーなどなど）クーポラに向かうため、一旦大聖堂の外に出ます。

すっかり陽が昇り綺麗なローマの空です。

大聖堂を出て左手に回り、クーポラへ昇るチケットを購入、まずはエレベーターにのりこみます。

エレベーターを降りるとこの高さ。クーポラがすぐそこに。
しかしここから階段です。

狭い狭い螺旋の階段を昇ります。300段以上あるとのこと。狭くて長くて、これはちょっとした苦行です。ところどころ脇に避けるスペースがあります。
最後のあたりではロープにつかまって昇るほど急で足場の狭い階段に変わります。スニーカーじゃないと危険ですね。
すっかり息が上がり、運動不足を痛感したのでした。

途中、祭壇を見下ろせる回廊がありますが、、若干高所恐怖気味の私には足がすくみます。人がゴマ粒サイズです。

上には天使が。
この、顔から直接羽が生えている天使は、天使の中でも最も位が高いとか？

こんな階段です。若干閉所恐怖気味でもある私にとっては早く脱出しないと大変です。
最後、足場すら斜めになっていきます。

さて、苦労して昇った甲斐あり、外はこの眺めです。
ローマの街を一望！

オベリスクも。

この時点で朝9時ですが、すでに行列が広場の円に沿って出来上がっていますね。

ヴァチカン美術館。
ビーニャの中庭、松ぼっくりとビュッフェレストランが見えます。

美術館に入るには様々なツアーやチケットがありますが、公式サイトから申し込んだ、朝ビュッフェ付き早朝入場チケットセットは非常にお薦め。

前後してますが、途中には下から見上げたキリストと使途たちの像がすぐそこに。
3メートルの高さ。

後編へ続きます。