First Trip in 2020 *大忙しの九州１人旅*　4泊5日で宮崎 ⇒ 大分 ⇒ 長崎へ ④ 長崎・ランタンフェスティバル編

2020/02/05 - 2020/02/09

長崎は今回で4回目の訪問になります。
食事も観光も、そして行くたびに地元の方の優しさに触れられるので大好きな場所です。
また行きたいなーと前々から思っていたのですが、ちょうど会社の長期休暇取得と長崎のランタンフェスティバルがタイミングよく合ったので、それをメインに今回九州旅の予定を組んでみました。

本編は旅3日目・長崎県ランタンフェスティバルの巻でございます。

＜往路・飛行機＞
ANA3751便（ANA公式HPより予約）9890円（ｽｰﾊﾟｰﾊﾞﾘｭｰ75M）
羽田空港 7：25 → 宮崎空港 9：15　
＜復路・飛行機＞
ANA666便　13190円（ｽｰﾊﾟｰﾊﾞﾘｭｰ75L）
長崎空港 14：05 → 羽田空港 15：35

<宮崎 → 別府＞
高速バス・パシフィックライナー 2570円（WEB割）
山形屋前 6：33 → 別府駅前 10：32
<別府 → 長崎＞
高速バス・サンライト号 4720円
鉄輪口 10：38 → 長崎駅前 13：57


＜宿泊＞
宮崎；エアラインホテル　素泊り1人1泊・税込4600円（楽天トラベルより予約）
大分；別府明礬温泉 御宿ゑびす屋　素泊り1人1泊・税込11000円+入湯税250円（じゃらんより予約）
長崎；ホテルウィングポート長崎　素泊り1人1泊・税込6160円（楽天トラベルより予約）
長崎；雲仙荘　朝食付1人1泊・税込7700円のところポイントを使って6000円＋入湯税150円（楽天トラベルより予約）

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2／7（金）
旅3日目、高速バスで3時間半かけて長崎に向かいます。

大分・鉄輪口 10：38 → 長崎駅前 13：57

東そのぎインターチェンジを出た辺りから海が見えて来ました！
見えるのはどこの海でしょうか。

予定より20分も押して長崎駅前に到着。
急いでスーツケースを預けに今日お世話になるホテルへ行きます。
ホテルウイングポート長崎。
路面電車の駅に徒歩2分で行ける好立地のホテル。

到着が14時半近かったこともあり、「もう部屋に入れますが？」と言われたのですが、急いでいたので路面電車の１日券だけ購入します。
この１日券（500円）は観光案内所のほか周辺観光ホテルならフロントで売っているケースが多いです。

なぜ急いでいるかって、ちゃんぽんを食べるため！
この時間、お昼の営業が終わってしまう可能性が高いんです。

地元の方お薦めのお店でホテルから5分くらいで行けるこちらのお店『老李 長崎駅前店』。
営業は15時までなのですが・・・

がーーーーーん('Д')('Д')('Д')
準備中になっとる！！
L.Oが14時半、現在14：24。

駄目ですかぁぁぁあ？？

もしかしたら言えば入れてくれたかもしれませんが、断られたらガラスのMyハートが砕け散るのでチャレンジしませんでした。
カラスミちゃんぽん食べたかったなぁ泣

と言うことで駅周辺でこの時間食べられそうなのは、もうデパートのレストラン街しかないかなと思いアミュプラザに入っている『皇上皇』へ。

特製ちゃんぽん（1150円）。
海老とか海鮮が入っていて贅沢だったけど、胡椒辛くて「ん～」な感じ。
厨房では中国語みたいな言葉が飛び交っていたので、一応本場の中華料理を提供しているお店なのかしら。

デパートのレストラン街にもかかわらず、このお店も15時でオーダーストップになっていたので、ちゃんぽんを食べる予定の方は早めにお店に行かれることをお勧めします。

JR長崎駅前にはランタンフェスティバルの大きな飾りがありました。
大きすぎてカメラに収まり切らないYO！

長崎に来るのは高校の修学旅行とプライベート合わせて今回で4回目。
長崎市は公共交通機関が充実しているし観光名所も多いし食事も美味しいのですが、なんと言っても地元の方が親切！
来るたびに親切にしていただいて、また来たいと思わせてくれるんですよね。
車の方も優しいし。

まずは路面電車でグラバー園方面へ。

新地中華街で乗り換え。
停留所に提灯が飾ってある♪
ランタンフェスティバル気分が盛り上がるわ～

新地中華街 → 石橋

ん？
なんだあれは？

実はあれはグラバー園に続く「グラバースカイロード」なるものなんです。
前来た時は大浦天主堂から「動く歩道」で上がったのよね。
2007年に銃撃され亡くなられた当時の長崎市長の「最期の仕事がこれなんだよ」と地元の方が教えてくださいました。

スカイロードを乗り継いで上まで来ました。
小雨が降っているのであまり見通しが良くなくて残念。

グラバー園入口。
一番有名なグラバー住宅が修復中なんですよね。

グラバー園に来たのはグラバー住宅から海や街の景色を見たかったからなのですが、天気も良くないし、先ほどの景色で満足したので中には入りませんでした。

戻りは歩きで。
大浦天主堂方面に向かいます。

長崎は坂の街。
山の上まで住宅がびっしり建っていることが分かります。
長崎出身の知人が何人か居ますが、本当に自転車に乗れないらしいです。（漕いだことがない）
坂が多くて自転車なんて無意味ですもんね。

お洒落な家と思ったら、南山手レストハウスでした。
これは復元されたものですが、元は幕末に建てられたものだったそう。

祈念坂。
石畳が濡れていて滑りやすくなっているので慎重に下ります。

大浦天主堂。
どんより。。

2018年に世界遺産になったんですよね。

グラバー通りで客引きをしていた果物屋さん。
丁度ちゃんぽんで渇いていた喉を潤そうとフレッシュジュースを頼んでみます。

長崎と言えばのザボンかビワか迷ったのですが、酸っぱいのが苦手なのでビワジュースにしてみました。

ビワジュース（300円）。
美味しかったけど、想像以上に甘かった。
ザボンも飲んでおけば良かったな。

『ガラス屋グラスロード1571』。
長崎銘品のポッピン（ビードロ）が売られているんですよね。
修学旅行でここでポッピン買ったような気がするんだけど、どこ行っちゃったかな・・・

あ！
このプリン買おうか迷っていたんだよなぁ。
でも味がなんとなく想像できるので結局買わず。
『長崎南山手プリン』。

大浦天主堂停まで戻ります。
路面電車で移動。
新旧色々な電車が走っているので、それぞれ比較しながら乗るのも面白い。

大浦天主堂 → めがね橋

ここもランタンフェスティバルの飾りで鮮やか！
夜になったらどんな感じになるのかなー

ここのランタン飾りは干支なんですね。

今年の干支・子（ねずみ）。

めがね橋の奥にある東新橋。
この橋も立派です。

川沿いが提灯でカラフルになっていますね。

アルコア中通りを歩いてみます。

商店街のキャラクターかな？
色々な絵柄がありました。

年代を感じるお饅頭屋さんも。
ピンクのお饅頭、気になるなぁ。

『尾曲がり猫神社』にやってきました。
神社とか言っちゃっていますが、猫グッズなどを売っているお店です。

ここでのお目当てはこの「長崎オマガリにゃすてら」！
猫の尻尾や肉球が焼き印されたカステラが１切れ入って１つ210円。
ネコ好きのお友達へのお土産に最適です。
（空港でも売っていましたが、ここで買うとお店専用の袋を付けてくれます）

因みに「尾曲がり猫」とは尾の先っぽが曲がっていたり団子のように丸まっていたりしている猫のことで、長崎県の猫の「尾曲がり率」は全国トップの７９・０％という調査結果も出ているそう。

新地中華街近くの銅座橋付近。
ここはピンクの提灯で可愛い！

ここも夜になるのが待ち遠しいです。

中華街を歩いてみましょう。

あ！
このお店は・・・
ちょうど旅行前にNHKのドキュメンタリー『小さな旅「幸せの赤い提灯（ちょうちん）～長崎県　新地中華街～』という番組を見ていた時にクローズアップされていたお店だ！

『三栄製麺』さん。
お店のご主人は、華僑だった奥さんの父の味を守り、長崎の食文化を後世につなぐため奮闘するちゃんぽんの製麺所の２代目なんです。

せっかくなのでお土産に買ってみます。

自宅と弟夫婦用に。
お店のオジさんに「TVに映ってませんでしたか？」と声を掛けたせいか、おまけに写真右の袋のものをくださいました。
ただ、これの食べ方が分からなくて・・・
そのままポリポリ食べてますが、なんか違う・・・

通りの一番端にあるこのお店、お気に入りのお店なんです。
『双葉屋』さん。

フルーツ大福の先駆け的な存在なんじゃないかしら!?
種類も豊富で色鮮やかで、どれを選ぼうか目移りしてしまいます。

今回はサクランボと巨峰を買ってみました。
相変わらずウマウマ♪

一度ホテルに戻り、遅いチェックインをします。

チェックイン時に「お部屋をグレードアップさせていただきました」と言われ期待していたのですが、少し壁紙とかテレビ周りがシックになっている？程度でした。
むしろハンドソープのボトルキャップに髪の毛が２本張りついたままになっていて気持ち悪かった。

部屋は11階建ての10階でした。

荷物を置いたらお土産の買い出しにアミュプラザへ！

会社のお土産用に買ったカステラフィナンシェ（1080円）。
箱を開けた途端カステラの甘い香りが漂いました。

「幻のカステラ」と書いてあったので思わず買ってしまった須崎屋の五三焼かすてら（写真・左 1080円）と松翁軒の0.3号カステラ（写真・右 594円）。
須崎屋のほうは「幻」と謳っているはずなのに、結構色々なお店で見かけました。カステラも少しパサパサしていたかな。
松翁軒のカステラのほうが好みでした。

でもやっぱりお薦めは福砂屋の五三焼カステラかな～高いけど。

長崎と言えばカラスミも有名。
ドレッシングがあったので買ってみました。
・ゆずこしょう（1080円）
味は醤油とオリーブの三種類ありました。
このドレッシングは空港でも売っていましたよ。

アミュプラザ内にスーパーの西友も入っていたので物色。
・あごだしスープ（350円）
・五島手延べうどん（350円）
このあごだしスープは空港でも売っていましたし、よく地元の駅の九州物産展でも取り扱われているものです。

18：20
買物を済ませホテルに荷物を置いたら路面電車へ！
ランタンフェスティバルに向かう人で車内は混んでいるので、邪魔になるリュックからヒップポーチに代えています。

雨はちょうど止んでいたので傘を持たないで出たら、また途中で降ってきてしまった。
天気予報も夜には雨が上がる予報だったのにぃ。
どうしよ・・・

電停の提灯。
ピンクが妖しげ。

長崎駅前 → 石橋
本日2度目の石橋停で下車。

おっと、ここで初の長崎ネコちゃん！
尻尾が・・・曲がっているー！
尾曲がりです。
懐っこくて可愛い子でした。

天気が良かったら風頭山まで行って夕焼けを見る予定だったのですが、生憎の天気になってしまったので、せめて夜景を見ようと再度グラバー園方面に来ています。

グラバースカイロードの乗り換え地点にも猫ちゃんが！
って言うか、この雨の中なぜ敢えて雨に濡れているのかい？？
濡れてる左の子も尾曲がりちゃんでした。

なぜ曲がっているのかは謎らしいのですが、「尾曲がり猫」が日本の絵画に登場し始めたのは江戸時代に入ってから。
鎖国時代に唯一長崎が西洋との貿易の窓口を担った歴史と関係しているらしい。
つまり「尾曲がり猫」は外来種だったということ。

夜のグラバー園。
「光の庭園」というイベントの開催中でした。

グラバー園付近からの夜景観賞。
とっても素敵だったのだけど、よりによって雨が本降りに！
これじゃランタンフェスティバルも見に行けない～
傘を取りにホテルに戻るか・・・( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

ところが！
グラバースカイロードで同乗した見回りボランティアをされているおじ様に傘を忘れたことを話していたのですが、わざわざスカイロード乗り継ぎ場所まで傘を持ってきてくださって・・・・
観光客なのでお返しに来れないと話したのですが「捨てていいから」と言われ、ありがたくお借りすることに。
ただ、電停に戻った途端、そこから雨は一切降らなくなるという・・・
でもまた地元の方に親切にしていただいて、長崎の良い思い出が増えました。

傘はホテルに置いていくこともできないのでランタンフェスティバルを見終わった後、返しに行きました。

石橋 → 出島
出島ワーフにゃってきました。

船が停泊しています。
ライトアップされていて美しい。

出島ワーフにはカフェやレストランなどが並んでいます。
本当はここら辺で夕飯を食べる予定だったのですが、あまりお腹も空いていないのでフラフラ散策するにとどめました。

線路が道路を横切っています。
どうやら昔、ここを鉄道が通っていたみたい。

出島。
今の時間閉まっていて、中は見られませんでした。

ではいよいよランタンフェスティバル会場に向かいます。
すごい、建物に提灯がいっぱいぶら下がっている！

19：40
まず初めに来たのは湊公園。

ここはメイン会場の1つでもあるみたい。

どれも色鮮やかで精緻に出来ていて目を輝かせてしまう！

本当にどれも素敵で・・・

写真撮りまくりです。

仁王像も。

夜店もたくさん出ていましたよ！

屋台の上にもランタン。

中央には舞台があり、ちょうど中国の獅子舞が始まっていました。

日本の獅子舞とは違いコミカルな動きだった。

舞台を見つめる人々。

今回ランタンフェスティバルを見に行くに当たり、混雑情報や回り方など事前に調べていました。
舞台などが終わる20：30以降が人が少なくなるのでゆっくりランタンの撮影ができるということだったのですが、新型コロナウィルスの影響もあるのか、この時間でも激混みという感じでもなかったです。

「福」が逆さま。
中華圏ではよく見かけますが、逆さまにするとどういう意味があるのだろう？？

中華街も赤い提灯で雰囲気ばっちり！

あ！
ランタンフェスティバル限定のチョコよりよりが売っています。
限定に弱いので買ってみる。

チョコよりより（100円）。
よりより初めて食べたけど、、固い・・・

中華街と言えばの角煮まんも買ってみました。
私が買ったお店は300円だったけど、お店によっては350円で売っているお店もありました。
角煮がホロホロに柔らかくてウマ～(*‘ω‘ *)
台湾だったらこれにパクチー入っているよね。
パクチー有のほうがパンチが効いていて美味しいと思うけど、日本人は嫌いな人が大半ですよね、残念。

銅座橋へ。

薄桃色の提灯が可愛い。
この可愛さは際立っていた。

新地橋広場。

龍と麒麟のランタン。

名残惜しいけど次の会場へ。

浜んまち会場は商店街の中。

おお～
商店街の飾りも気合が入っています！

ぶた。
何気なく見ていますが、それぞれにきっと意味があるんだろうな。

鳳凰と龍が舞っていました。

十二神将的なランタンでしょうか。
精巧に出来ていますね。
どれくらいの時間をかけて作成されたものなんでしょうか。

商店街の最期には「幸」のランタン。
皆様が幸せでありますように。。

めがね橋。
フェスティバル会場は他にもたくさんあるのですが、さすがに全てを回り切るのは無理なので、ここを最後にします。

黄色提灯が川面に反射して。
昼間見に来た時は黄色い提灯は地味に感じたのですが、明かりが灯ると全然雰囲気が変わりますね。

めがね橋。

川にもランタンが浮いていました。

羊＆山羊のランタンですね。

金魚。

めがね橋会場は干支のランタンがあるんです。

巳年。

へびおの家族のランタン。

皆さん自分の干支の前で記念写真を撮っていました。

20：30
湊公園からスタートして、中華街・新地橋広場（銅座橋）・浜んまち商店街・めがね橋と５ヵ所見学。
駆け足で回って１時間というところでしょうか。
本当は中央公園まで見に行く計画だったのですが、疲れてしまったのでこれで帰ります。
楽しみにしていたランタンフェスティバル、満喫しました！

・・・⑤につづく・・・