2019/07/24 - 2019/07/24
157位(同エリア988件中)
ユリアさん
2019年の夏、上の子は友達と夜行列車でハンガリーとかクロアチアに行ってしまい、下の子はフランス語学留学3週間に出かけ、夫は仕事があると言う。
そんな訳で、私は一人でイギリス、あこがれのCotswoldsをメインとした1週間ほどの旅行に出た。旅の2日目、私にしては珍しく現地ツアーに参加してみた。現地ツアーは、沢山の場所を効率的に回れるのが利点だけど、自由時間が極端に少なくて、気に入った場所でじっくり過ごしたい私には忙しすぎる。こんなに沢山回らなくてもいいのに、っていうのが思ってしまう。
ところが、4トラのメンバーさんの旅行記で見た、Secret CottageTours(秘密のコッテージツアー)がとっても魅力的!ただ、3回もお茶の時間はね、一人だと寂しいかも、と思っていた。ところが最近のツアー内容は、ツアー最後に主催者のBecyさんの自宅でアフタヌーンティーとなっていたので、これなら良いかも!と思い、参加を決めた。
Secret CottageTours(Six hour Cotswolds Guided Tours of hidden villages)
https://www.cotswoldtourismtours.co.uk/
旅の予定
7月23日 Moreton-in-Marsh 1泊
24日~26日 Bourton-on-the-Water 2泊
26日 Stow-on-the-Wold 1泊
27日~30日 ロンドン 4泊
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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2019年7月24日(水)旅の2日目
昨夜一泊したThe Swan inをチェックアウト、荷物を預けてツアーの集合場所のMoreton-in-Marshの駅前に早めに着いた。集合時間は朝10時、ツアーの車は小さいので大きな荷物は持ち込めない。もし荷物がある場合は、集権の荷物預けの場所もツアーで案内されています。
ツアーは10時~16時30分なので、ロンドンからの日帰りでも十分間に合う。
https://www.cotswoldtourismtours.co.uk/cotswolds-day-trip/ -
Moreton-in-Marshを起点とした、Cotswoldsの他の村へのバス停はここ。一応確認。
10時少し前に、Becyさんと娘さんのポリーさんのツアー車が到着。
ロンドンからの電車が遅れてるらしく、今揃ってる人でツアーを先に出発する事になった。私はBecyさんの車に乗車。いよいよツアーの開始だ! -
Chastleton Hause (Cotswolds)
Chastleton Hauseは17世紀に羊毛産業で富を得た、ウォルタージョーンズにより建設が始まり、今なお400年前のままの内部が保存されてる貴重な建物だ。今はナショナルトラストになり、内部見学も可能。https://www.nationaltrust.org.uk/chastleton-house
Cotswolds地方には元々はローマ人に持ち込まれた「コッツウォルド・ライオン」と呼ばれる羊による羊毛産業があった。そして14~16世紀には、地場産業としての羊毛加工技術の向上と需要増によって、この地方に潤沢な資産がもたらされた。蜂蜜色のライムストーンの可愛らしい家々に混じって、歴史的建造物の名に相応しい、壮麗なマナー・ハウスやカントリー・ハウスが現存しているのも、この時代の遺産のおかげだ。 -
Chastleton Hause (Cotswolds)
しかし、産業革命を迎えた18世紀以降、Cotswolds地方は急速に時代に取り残されていく。時代は毛織物から綿製品へ、そして大量生産の化学繊維へと移行していったのである。Cotswoldsが今なお「昔のままの姿」をとりとめているのには、実はこの時期、完全に時代に乗り遅れ、人々の記憶から忘れさられたことが一因となっているのである。 -
ガーデンも見所の一つとのこと。今日は入場しないで、周りを散策。
時代に取り残されたCotswolds地方が再び注目を浴びるのは、19世紀になってからである。ウィリアム・モリスが、彼の別荘であるケルムスコット・マナーにほど近いバイブリーを「この世で最も美しい村」と賞賛したのは、あまりにも有名な話だ。 -
Chastleton Hauseの説明を聞いてると、遅れていたポリーさんのツアー者も到着。
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Chastleton Hause (Cotswolds)
緑の風が吹き抜けていきます。良い天気で良かった! -
Chastleton Hause (Cotswolds)
こんな素敵な場所で眠れるって、良いですよね! -
Chastleton Hause (Cotswolds)
今度、もし来る事が出来たら、中に入ってみたい! -
Chastleton Hause (Cotswolds)
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次に向かう村は、Icomb(イクーム) (Cotswolds)
ガイドブックにも乗っていない全然知らない場所でした。 -
Icomb(イクーム)
庭に鎮座してるのは、「Staddle Stone」(スタッドル・ストーン)または「Mushroom Stone」(マッシュルーム・ストーン)と呼ばれるねずみ除けの足なのです。昔 倉庫の下に足として置かれ、上の笠の部分で、登ってくるねずみをひっくり返すしくみになっていました。今ではその習慣もなくなり、この石だけが残り、ガーデンオブジェとして人気がある。 -
Icomb(イクーム)/(Cotswolds)
きのこ石を説明するBecyさん
今ではこのきのこ石、かなり高額だとか。誰かに盜まれないように固定されている。 -
Icomb(イクーム)/(Cotswolds)
とっても可愛い排水ポンプ -
Icomb(イクーム)/(Cotswolds)
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又、車に乗って移動中。
Becyさんの服装を見て分かる通り、この日は35度ぐらいの猛暑日。日差しがガンガンで、朝から既に暑い。クーラーのきいた車内がありがたかった。今日、ツアー参加にして本当に良かった。 -
羊さんが暑さにもめげずに食事中。
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うちの近所にも普通にいるけどね。羊さん。
でも英国の羊は、何だか都会風。上品なメェ~って言いそうや。 -
Lower Slaughter(ロウアー・スローター)/(Cotswolds)
ここは、Bourton-on-the-Waterから歩いてこれる村で、絶対に来たい、と思ってたので、ツアーでこれて良かった!アイ川の辺りにある、本当に可愛らしい村。 -
団体客がいなくてのんびり~。
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ここは本当に素敵だったわ。
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お花がとても綺麗だったお宅
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Lower Slaughter(ロウアー・スローター)には小さなお土産屋さんがあり。
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トイレもありました。
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中をぐるっと見て。
あ~。蜂蜜買いたいけど、手荷物出来たから、液体ものは買えない。
この教訓をいかして、次回の旅行は帰りは荷物預けにしようっと。 -
庭先にいるガーゴイル
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考える人風ガーゴイル
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この村、好きだわ。
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水車も良い感じ。
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少し川沿いを歩いてみよう。
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水辺の景色が良い。すごく良い。
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マナーハウスもあるんですね。
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Upper Slaughter(アッパー・スローター)
Lowerよりもっとこじんまりした村でした。 -
ひっそりと佇む、St Peter’Church
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立派なパイプオルガンがあって。
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ステンドグラスが素敵な教会でした。
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Cotswoldsの景観には欠かせないのは、ドライストーン・ウォール(地元の石灰石を、接着剤を使用せずに積み上げて造る石壁)
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ランチは別料金(7£)で、すぐに食べれるように予めレストランで注文してからツアーに出発したのでした。レストランはとてもいい雰囲気のHorse Groom Inn
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Horse Groom Inn
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Horse Groom Inn
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私はチーズプレートと、暑いので冷たいものを頼みました。
実はこのツアーに日本人女性のAちゃんが参加してて、年代もほぼ同じ、関西在住との事で意気投合。ランチも一緒に頂き、2倍上に楽しいツアーになったのです。 -
Aちゃんのサンドイッチ
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ランチの後、Adlestopと言う村に行きました。
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St’Mary Magdalene
まずはいかにも英国の教会、という感じの教会に入場します。 -
St’Mary Magdalene
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St’Mary Magdalene
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St’Mary Magdalene
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St’Mary Magdaleneのステンドグラス。
ここにイエス様とか成人が描かれていないのが、やっぱりカソリックを違うね。 -
St’Mary Magdaleneのステンドgラス。
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St’Mary Magdaleneのステンドgラス。
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Adlestop
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Adlestop
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Adlestop
青いドアが印象的 -
Adlestop
ここは本当に人がイなかったです。平日の昼間、って事もありますが。 -
この猫ちゃんがめちゃ可愛かった!沢山撫で撫でしちゃった。
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ここで私がBecyさんの隣に座りました。座席は順番に変わります。
私のグループは、日本人2人と、ロシア人の娘さんと年配の母親の4人でした。一通り助手席に座った後、年配のお母さんに助手席は座ってもらいました。暑い中、とても大変そうだったし。
もう一台は、アメリカ人カップル、同じくアメリカ人親子3人。動きやすい人数でした。 -
Great Tew
ここも初めて聞く名前! -
茅葺き屋根の家が沢山!
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確かドイツの北部、Rugenに行った時に見ました。
2016夏旅・ドイツの海辺を17泊18日で駆け巡る!【10】蒸気機関車と船と太陽と。https://4travel.jp/travelogue/11189426 -
日本の茅葺き屋根と全然雰囲気が違うのが不思議。
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数年に一度張替え?する必要があり、かなり高額だそう。
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説明するBecyさん。
ちょうど2時ぐらい。ものすごく暑かったです。 -
Great Tew
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Great Tew
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この丘を超えた場所にもとびきり可愛い家があると言うので、皆で丘登り。
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あの上の当たり。ロシア人ママがきつそう。頑張って!
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ここは本当に人里離れてるので、それが良い、とかなりの高値で取引されたとか。
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このお宅は、本当にお花が綺麗で!
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茅葺き屋根にお花。すごく良い。
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植木も綺麗に手入れされている。
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この後、コーンウェルと言う村にも寄ったけど、道路も私有地で観光客は停車禁止なので、車から見るだけでした。確かに生活してる人にとってはー入れ替わり立ち代わり、人がウロウロするのは落ち着かないでしょうね。
そして、ツアーも終盤、いよいよBecyさんの自宅でのアフタヌーンティーです! -
Becyさんのお宅は、木々に囲まれた本当に隠れ家的な場所にあり、もちろん屋根は茅葺き!
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ちょっと暗く写ってしまって残念だけど、テーブル一杯のスィートが用意されていました!最初、小さめのスコーンを頂いて。
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お菓子の説明を受けながら、どれを食べようかな?
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ただ、ランチのチーズがお腹にまだ残ってるのと、あまりの暑さに食欲も減退。すごく楽しみにしてたのに、あまり食べれず。残念。
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家の地下は食料庫になっていました。
Becyさんはこの築400年のコッテージに住み始め、Cotswoldsの魅力をもっと伝えたい、とこのツアーを始められたとか。今では旦那様主催の、アフタヌーン抜きの少し安めのツアーもやられてるとか。男性にはこっちの方が良いかも、ですね。 -
キッチンは現代風に機能的になっていて、暮らしやすそう。ただ、天井が低いのと、独特の匂いがしましたけど、それも含めてこのコッテージの魅力なんでしょうね。
外は日陰で涼しいので、お庭でゆっくりお茶を頂きました。 -
16時過ぎのロンドン行きの電車に間に合うように、Moreton-in-Marsの駅まで送ってもらえます。私とAちゃんは偶然、その後Bourton-on-the-Waterにバスで移動(Aちゃんはマナーハウスに泊まってた)するので、駅の手前でおろしてもらいました。
暑い日にクーラーのきいた車で小さな村を回れたし、旅友にも出会えたし、このツアー、お薦めです。、良いツアーでした!
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この旅行記へのコメント (6)
-
- milkさん 2020/03/07 00:05:39
- このツアー、参加したいんです~♪
- ユリアさん、こんばんは☆
私の大好きなコッツウォルズ!!!
そうそう、このツアーに参加してみたいんです~♪
最後のティータイムが素敵ですよね(^-^)
コッツウォルズの可愛い村は点在しているので、個人で周るのは意外と大変…。
でも、こんなプライベートツアーだと、ガイドブックにも載っていない素敵な村も見せてもらえて、お得ですよね?
ボートン・オン・ザ・ウォーターの近くにもこんな可愛い村があるのですね~。
私もまたのんびりとコッツウォルズを周りたい…。
今、新型コロナウィルスの影響で、日本人の渡航が日に日に厳しくなって来ています(*_*)
4月にNY、5月にロシアの予定なのですが、もう無理かもしれません(泣)
早く収束して欲しいです。
milk
- ユリアさん からの返信 2020/03/09 00:49:46
- Re: このツアー、参加したいんです~♪
- milkさん。
この秘密ツアーは、諸人数でのんびり回れて良かったすよ!
特にこの日はもう暑くて、暑くて、クーラーのある車がありがたかったです。
コロナウィルス。
こちらでも下の子供の通うギムナジウムの別のクラスで感染者が数名出て、速攻学級閉鎖になりました。体育の事業が一緒だったので、心配してたけど、幸い若いからか、大丈夫みたい。街はめちゃめちゃガランとしてるらしいです。私は滅茶田舎に住んでるので、村はいつもがらんでなんで日常は変わりませんが。
私は4月の末に姉達とローマ、フィレンツェに行く予定で、ホテルはキャンセル無料だけど、今回は珍しく一日オプショナルとか、電車のチケット、美術館などを予約済みで。頭が痛いです。年末はフランスのスト、今度はウィルス。旅行業界の人には本当に災難ですよね。
本当に早く収束して、皆が安心して旅行できますように。
個人的には、最初にコロナ隠しをしていた◯国人に賠償請求したい気分です。
ユリア
-
- sanaboさん 2020/02/12 19:15:48
- Great Tew
- ユリアさん、こんにちは
昨年の7月にコッツウォルズへいらしたのですね。
6月、私たちが訪れた頃はあまりお天気が良くなかったので
真っ青な空をとても羨ましく拝見しました^^
Great Tewはチェックしていた村なのですが
天候などを考慮し、結局後回しになり行けませんでした。
茅葺屋根が何とも可愛らしい長閑な村ですよね~
思いがけずユリアさんの旅行記で拝見出来て嬉しかったです♪
sanabo
- ユリアさん からの返信 2020/02/13 06:37:19
- RE: Great Tew
- sanaboさん。
私が行った時はイギリス始まって以来?の猛暑で、私がロンドンに戻った翌日、電車の線路が暑さで曲がってしまい、電車が普通になったとか。
お天気が良かったですが、暑かったです。
sanaboさんは湖水地方も行かれたんですね。
私も行きたいですが、まずはピーターラビットの本を読み返さなくては。昔、読んだんですが、忘れてしまったしここでは手に入らないし。悩ましいです。なので、旅行記の続き、楽しみにしています。
ユリア
-
- ヴェラnonnaさん 2020/02/09 11:25:14
- 魅力的なツァー!
- 素晴らしい
コッツウォルズの旅行記。
楽しませていただきました。
以前、ケンブリッジからレンタカーで
この辺りを回りましたが
ひっそりと佇む
村々が、たくさんありますね~
また、イギリスに行きたくなりました。
素敵な
旅行をされましたね!
ヴェラnonna
- ユリアさん からの返信 2020/02/10 17:03:15
- RE: 魅力的なツァー!
- ヴェラnonnaさん。
コッツウエルズはとても素敵な所でした。
このツアー、少人数でゆったり回れて、すごく良かったです。
有名じゃない小さな村のほうがコッツウエルズの魅力が分かるような気がします。それに、このツアーで出会った女性とは今もコンタクトを取ってます。すごく気が合ったんですよ!
ヴェラnonnaさんの旅行記、いつも楽しみにしています。
ユリア
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