
2018/10/30 - 2018/10/30
793位(同エリア1114件中)
ゆーちさん
この旅行記のスケジュール
2018/10/30
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車での移動
レンタカーで29号線から371号線に入る。
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道の駅 龍神温泉
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車での移動
高野龍神スカイライン 護摩さんスカイタワー(通過)
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精進料理 割烹花菱
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金剛三昧院
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車での移動
高野山から370号線で海南市方面へ。42号線で有田市、御坊市を経由してホテルに戻る。
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南紀田辺から29号線 田辺市を通って371号線を北上、備長炭公園、龍神道の駅などに立ち寄りながら龍神スカイラインを高野山まで行く。
最初は、精進料理が目的だったが、高野山を廻って昔の人々の信仰がいかに大切なものだったかが感じられた旅となった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月30日月曜日の朝
ホテルのエレベーターから田辺湾が見えた。
今日は高野山へ向かう。ホテルハーヴェスト南紀田辺 宿・ホテル
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29号線に入ってまもなく、道の駅「紀州備長炭記念公園」でトイレタイム。
紀州備長炭発見館 美術館・博物館
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紀州備長炭発祥の地の石碑。
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29号線から425号線経由で371号線に入る。
高野龍神スカイラインをドライブ。 -
途中にあったしみず温泉。途中何件かこのような温泉があった。
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まっすぐ伸びた彬木立があちこちに多く見受けられた。
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10:00
道の駅龍神温泉で休憩。ウッディプラザ「木族館」に寄り、‘あまご’という魚の甘露煮をお土産として購入。この辺の川でとれる魚だそう。
山の道の駅だけあって、木のクラフト製品を沢山販売していた。 -
深い森の中に時々小さな集落がある。
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さすが紀州!梅の林もたくさんあった。
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龍神街道に沿って流れるのは日高川。
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日高川にこのようなつり橋がかかっていた。風情がある。
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遠くに見えるは「季楽里」龍神温泉街あたり。
龍神温泉 季楽里 龍神 宿・ホテル
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広葉もそろそろといったところか。
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高度が増すと結構色づいていた。
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次第に山の奥まで来たなという感じ。この辺りは風が強いのか、紅葉も散り始めていた。
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右手に見えるのは何の塔かと思ったら、道の駅;田辺市龍神ごまさんスカイタワーというそうだ。護摩壇山の史実「平維盛が護摩木を炊いて平家の行く末を占った」にちなんで設計された高さ33mの展望台。
龍神村ごまさんスカイタワー 名所・史跡
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木々の間に高野山の山々がはるかに見えてきた。
スカイタワーを過ぎたあたりから、高野龍神国定公園になり、371号線は奈良県との県境を進む。
途中NAVIが「奈良県に入りました!」「和歌山県に入りました!」と アナウンスを繰り返すのが珍しく、笑ってしまう。北海道ではありえない。 -
結構な登坂だった。
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371号線から中の橋の辺りを53号線に左折し、ようやく高野町に到着。地蔵院の近く。この辺は海抜1000mにもなるそうだ。
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53号線を進んでいくと、ひときわ派手な赤白の三十の塔が出現。三宝院。
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お参り口には旅の参拝者が何人かいた。三宝院の向こうは成福院。
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両側に宿坊院が立ち並ぶ。右手は「成福院」。
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こんな狭い道も南海バス路線のようだ。
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そろそろ目的地に近づく。ゆっくり走る。
高野山宿坊協会 名所・史跡
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まずは、腹ごしらえをしてからお参りをと考え、目的の精進料理割烹ー花菱ーを探す。消防署や郵便局の近く、メインストリートに面していてすぐ見つかった。駐車場を訪ねると地図を渡され、裏手の安養院近くの敷地に案内された。
高野山 安養院 宿・ホテル
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予約していたので店内にはスムーズに案内された。参拝記念にと鱧御膳と楊柳膳 2900+5000円(外税)を注文。
楊柳膳は二の膳まであり、食べきれるかちょっと不安だったが二人で丁度よかった。
総本山金剛峯寺御用達 高野山料理のお店だ。花菱 グルメ・レストラン
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楊柳膳の食材:
蒟蒻(赤白),守口大根,オクラ,あわび茸,つと麩,護摩醤油,なめこ豆腐,松茸,つる菜,柚子,ほうれん草,菊花,焼しめじ,麦味噌,榎茸,三つ葉,松の実,しば漬,蕪菜,奈良漬,高野豆腐椎茸挟み揚,蓮根,小切り茄子,赤梅,さつま芋,青唐辛子,胡麻豆腐,山葵あん掛け,南瓜,海老芋,大豆,隠元,紅葉麩,蛇腹胡瓜,菊花蕪,茶染め豆腐,酢取り茗荷,レモン,防風,メロン,巨峰,チャービル……すごい種類だ。 -
店内は結構混んでいたが、行列はなかった。精進料理は胃にやさしいから安心していただける。
中でも左手前の胡麻豆腐は炒った白胡麻を潰し、くずと合わせて十分に煮込んで作る。独特の粘り気は心を込めて作る精進料理の神髄をうかがわせる。 -
こちらは鱧御膳。
どれも一品づつ味わいのある出汁が効いていて大変美味しかった。 -
お腹が満たされ、お土産に練りごまを購入。とても高級そうに見えたのに一個360円と大変お買い得だった。手縫いのかわいい茶托セットも購入。
せっかくここまで来たのだから、少し歩くことにした。 -
まず金剛峯寺へ行く。高野山真言宗の総本山で全国に約3600か所の末寺を有する。
金剛峯寺 寺・神社・教会
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きれいな水が流れるお堀に沿って歩く。山上のほぼ中央にある。
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金剛峯寺参道。弘法大師空海が開創した当時は、高野山全域を金剛峯寺と称した。
金剛峯寺 寺・神社・教会
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緩やかな石段。
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入ってすぐ彬の緑と紅葉が目に入った。
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金剛峯寺。非常に美しいフォルムだ。現在の金剛峯寺は、文禄2年(1593)豊臣秀吉が亡母の菩提を供養するために木食応其上人に命じて建立した。青厳寺・興山寺を明治2年(1869)に合併し、総本山金剛峯寺と改称した。
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屋根に梯子がかかっていた。外国人の夫婦も来ていた。
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金剛峯寺正面観。
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白壁がきれいだ。国指定史跡地域。
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本殿の右側。
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本殿に向かって右側を見る。
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正門の細やかな木造の細工には驚く。
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帰りの参詣道。紅葉がきれいだ。
平成27年(2015)弘法大師空海が真言密教の根本道場として高野山を開創してから、1200年を迎えたそうだ。 -
金剛三昧院に向かう。
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金剛三昧院の入り口。
金剛三昧院 宿・ホテル
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金剛三昧院の山門。
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金剛三昧院全景。美しい。
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彬の大木と手前の紅葉の対比。
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三昧院のいわれ;
金剛三昧院は源の頼朝の妻政子は夫亡き後入道して如実となり、先に建てた禅定院を金剛三昧院と改称。行勇禅師を住持とした。境内に勧学院を建て密教学を興した。 -
次は奥之院に向かう。右手に親鸞聖人~という文字が見える。
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奥之院の大杉林は和歌山県の天然記念物に指定されている。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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一の橋から弘法大師御廟までの2kmの参道の両側には歴史に名を残す諸大名などの20万基を超える墓碑や供養塔が立ち並ぶそうだ。
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樹齢200~600年の大杉林は一の橋から奥之院までの参道約1.6kmに1300本。
樹高50mの巨木もある。パワーがもらえそうだ。 -
後ろを振り向いたところ。
奥之院参道には多くの五輪塔形の墓碑が見受けられるが、「宇宙を形成する物質は空・風・火・水・地 五つの要素からなる。」と説かれていて、この五つの要素を宝珠、半月、扇、円、方形にかたどったものが五輪塔でそれぞれの部分にサンスクリット文字(梵字)が刻まれているという。 -
どこまでも墓碑や供養塔が立ち並ぶ。
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越前松平家初代当主、松平秀康とその母の霊屋の看板。右下に音声ガイドの番号があり、QRコードもあるので、解説が聞ける。
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突き当りが弘法大師空海の御廟。参拝者でにぎわっていた。
そもそも彬の太さが歴史の長さを物語っている。 -
この橋が玉川にかかる。御廟橋といってこの橋を渡ると霊域に入る。
橋板は36枚で橋全体を一尊として金剛界三十七尊を表しているという。
参拝者はここで服装を正し清らかな気持ちで礼拝し、御廟に参拝するそうだ。 -
矢印の方には織田信長の廟がある。
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とにかくどこを見ても寺院で覚えきれない。
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引き返すと左手にお地蔵さまが立ち並ぶ。水向地蔵というそうだ。
玉川の流水にかかる御廟橋のたもとにいくつも並んでいる。先祖供養を済ませた後、経木をお地蔵さまにおさめ、水を手向けて冥福を祈る。御廟橋 名所・史跡
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赤い前掛けをしたお地蔵さまが見える。紅葉の赤と一体感があった。
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御供所。この奥が御茶処(休憩所)。
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御休憩処とある。多くの人達が寛いでいた。
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帰り道も改めていろいろ見て歩く。
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奥之院方面の案内図
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高野山界隈の地図。宿坊寺院は52寺あるそうだ。
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バスを待つ外国のカップル。
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帰りは370号線を海南市方面へ抜ける。
海南駅 駅
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有田市の近辺。みかん畑が珍しい。
有田川温泉「光の湯」 温泉
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御坊市を通過。みごとなみかん畑に驚きながらの道中だった。
御坊駅 駅
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みかん畑は田辺市までずーっと続いていた。
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ホテルの玄関に着いたのは19:30
ホテルハーヴェスト南紀田辺 宿・ホテル
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ハロウィンの飾り付けが迎えてくれた。
ホテルハーヴェスト南紀田辺 宿・ホテル
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