2020/01/01 - 2020/01/02
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この旅行記のスケジュール
2020/01/01
2020/01/02
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ホテルのテラスから見えた南十字星。
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フォーシスターズで昼食。
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2019年末から2020年初にかけて、アディスアベバ、ラリベラ、ゴンダール、バハルダールと、エチオピア北部の教会巡りをしました。
その6は、17-18世紀にエチオピアの首都だったゴンダールの観光。ファシリダス皇帝やその後継者たちの宮殿や、ファシリダス皇帝の浴槽、天井の天使の絵が印象的なデブラ・ブラハン・セラシエ教会など、世界遺産をめぐりました。
・シミエンからゴンダールへ
・ゴンダール ゴハホテルのテラスからは街が一望に
夕暮れ、夜明け前の南十字星、朝の街
・ゴンダール城(ファジル・ゲビ)
ファシリダス皇帝の宮殿
イヤス王の城
ライオンの檻
ダビド王の音楽の間
サウナ
バカファ王の迎賓館
メントゥワブ女王の宮殿 など
・天井も壁も一面の壁画が美しいデブラ・ブラハン・セラシエ教会
・昼食はフォー・シスターで
・ファシリダス皇帝の浴槽(プール)
・バハルダールへ向けて出発
表紙写真は、デブラ・ブラハン・セラシエ教会天井の天使たち。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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シミエン国立公園からゴンダールへ。
途中でファラーシャと呼ばれるユダヤ人のかつての居住地を通りました。今はほとんどユダヤ人は住んでいないそう。 -
ゴンダールのゴハホテルに到着。
Goha Hotel ホテル
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1977年に建てられたホテルなのですね。
年季が入っています。 -
室内。エチオピアっぽい意匠です。
ここでもダニよけスプレーをシーツ、毛布類にかけたのですが、
下のマットレスにいたみたいで、寝ている間に、エチオピアに来て初めてダニに刺されてしまいました。 -
ゴハホテルの売りは、テラスからの眺め。
ゴンダールの街が一望にできます。 -
ゴンダール城も夕日に照らされています。
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街中からも見える、ゴハホテルの看板。
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看板の奥には、山肌に建つ教会。
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テラスにはプールもありました。
日中は気温が上がるので、泳いでいる人もいたようです。 -
ゴンダールの落日。
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イチオシ
これは翌朝の夜明け前。
看板の右横、画面中央に、南十字星が輝いていました。 -
イチオシ
朝もやの中のゴンダール市街。
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ホテルを出て、ゴンダールの観光に向かいましょう。
トゥクトゥクがたくさん。青白ツートンカラーはタクシーの印。
これらのトゥクトゥクはほとんどがインド製とのこと。 -
最初はゴンダール城(ファジル・ゲビ)です。
(地図の位置がずれています)
大きな門の左右だけが残っています。爆撃で壊れてしまったそう。ファジル・ゲビ、ゴンダール地域 史跡・遺跡
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右側の建物がファシリダス皇帝の宮殿。四方に円筒をもっています。
不思議の城とも呼ばれているようです。
ファシリダス皇帝の治世は1632年 - 1667年です。 -
こちらはファシリダスの息子、皇帝ヨハンネス1世の城。保存状態がよいため事務所として使われており、一般人は中にはいれません。
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ファシリダス皇帝の宮殿。
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階段を登って、中にはいってみましょう。
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階段の上から振り返って、ヨハンネス1世の城と、ファシリダス皇帝の図書室を。
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建物の中は、天井と床が木、壁が土、と質素な感じ。
扉上のアーチの部分にはレンガも使われているようです。
この城の建築はインド人の手によるものだそう。 -
五角形の窓って珍しいですね。
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梁の上に、ダビデの星が浮き彫りされています。
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これは、両側の部屋を温められる暖炉。
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円筒部分は、室内にも一部張り出しています。
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横手から出てきました。
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こちらがわにあるのは、半分崩れたような、イヤス1世の城。ヨハンネスの息子です。
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横から見るとしっかりしているようですが・・
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中は屋根がすっかり落ちてしまっています。
もとは、間に梁を通して、二階だてだったのでしょう。 -
一部、屋根を再建したところもありました。
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イヤス、ファシリダス、ヨハンネスのお城が一列に見えます。
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ファシリダス皇帝の図書室を横からみたところ。
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こんなところですが、ちょうどエチオピアの札が何種類か集まったので、記念撮影。
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下から、100ブル、50ブル、10ブル、5ブル、1ブル。
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オレンジ色の50ブルの裏には、ゴンダール城が描かれています。
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横にあるのは、ライオンの檻。
もうここにはライオンはいませんが、アディスアベバにはいるらしい。 -
檻の内部。
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ダビド帝の音楽室の外壁。
ここでもモッコ運びには女性たちが従事していました。 -
ダビド帝の音楽室の内部です。屋根は全く残っていません。
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こちらは皇帝たちのサウナだったところ。
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サウナの内部。ここでお湯をわかしていたようです。
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続いては、ベカファ帝の迎賓館。
巨大な中庭。 -
建物の中は、イタリア人によって改修されてしまったのだとか。
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中庭をはさんで反対側は、馬などをつないだ場所。
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保存状態のよい、こちらの建物も事務室として使用されています。
最も新しいメントゥワブ女王(1730年 - 1755年)のお城です。 -
ゴンダールの十字架(円の周りに7つの球がある)。
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建物の名前が書かれたはがき。買い求めました。
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城の外にある教会。
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城の外にはお土産物屋さん。
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客待ちのトゥクトゥクと、犬。
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ここではバナナも売っているようです。売り子さんはどこ?
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続いて、デブラ・ブラハン・セラシエ教会へ。
外の門。この門(塔)は13世紀に遡るそうです。 -
献金を入れる箱が置いてあります。
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教会の本体。もとは17世紀に建てられた教会が18世紀後半に建て直されたものらしい。
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斜めから。
二重の茅葺屋根。周囲は回廊になっています。デブレ ベルハン セラシエ教会 寺院・教会
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正面上の十字架。ゴンダールの十字架です。
7つの球は本物のダチョウの卵なのだそう。 -
回廊部分。司祭と信者の方が語り合っていました。
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イチオシ
男性は正面入口から入りますが、女性は向かって右の入口から。
先程の司祭たちが立っていたところの先です。
横の入口から入った瞬間に見えるのがこれ。
聖ギオルギスの壁画と天井の天使たち。 -
右に視線を向けると至聖所。
こうした壁画は、土壁の上に布を貼って、その上に描かれているそうです。 -
イチオシ
そして天井。
天井いっぱいに、天使の顔。すべて違う表情とのこと。全部で123体。
こちらは木の上に直接描かれています。 -
こちらは正面入り口の上。聖母マリアの像。
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向かって右側(南側)の壁には、キリストの生涯。
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下段は最後の晩餐ですね。
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その下、悪魔の姿?
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こんな感じの、エチオピア感たっぷりの絵もありました。
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イチオシ
至聖所の向かって左側のアーチ下の天使。
ろうそくが捧げられています。 -
アーチに沿って上へ。天使の衣がゴージャス!
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イチオシ
至聖所へのアーチ、中央の上。
父と子と精霊の三位一体が三人の姿で描かれています。
その四隅には福音史家のシンボルも。 -
その下には十字架架刑図。
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さらに下、十字架の足元部分の絵。
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入り口から向かって左側(北側)の壁には聖母マリアの生涯が描かれています。
聖母子像。 -
聖母被昇天の様子も。
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ラリベラでも見た聖人の姿でしょうか。
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教会の風景。
観光客でいっぱいです。
このように、中は一部屋、そしてその奥に至聖所がある形。 -
そのため、チャンティングの道具も、至聖所の手前に置いてありました。
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教会の建物を出て、周囲の回廊部分から入り口の塔を見たところ。
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横の入り口。この上にも十字架。
そして巡礼の女性。 -
教会後ろ部分。こちらがわが至聖所になります。
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入り口の門(塔)を内側から。
ライオンが座っている姿を表しているのだとか。
この左右に、12使徒を表す12の塔を持つ壁が円形に取り巻いていました。 -
教会を出て、昼食です。
フォーシスターズ。専属ドライバーさんでしょうか。 -
沢山の種類のビールを置いています。
ハイネケンはエチオピアで初めてみました。 -
せっかくなので、天使の顔のマークのビール、Habeshaに。
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食事の前に、お店の方が手を洗う水を持って回ってくださいました。
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パン。おいしかった!
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トマトスープ。濃厚!
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フォーシスターズのお一人とのこと。
自家製のハニーワインをキャラフェに注いでいただきます。 -
ハニーワイン。ほんのり甘く、でも甘すぎなくて飲みやすい。
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メインはペッパーステーキ。ぺろりと食べてしまいました。
やはり標高が低くなったので体がかなり楽なようです。 -
ここでもインジェラを味見。
上にはいろんな味の煮込み、辛いのや辛くないのや。 -
ガイドのビリアムさんは、当然手で食べます。
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お店の入り口にカラフルな鳥がいました。
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昼食後、ファシリダス皇帝の浴槽(プール)へ。
たくさんの木の棒。 -
世界遺産マークのついた看板。
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遠くに建物が。
ここにも木の棒が並んでいます。
もうすぐ行われる、ティムカット祭のための客席をつくっているそうです。 -
今は水が張られていませんが、この下の部分がすべてプールになるのだそう。
ティムカット祭に向けて、清掃中でした。ファシリダスの浴場 史跡・遺跡
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ビリアムさんが見せてくれた、昔のティムカット祭の写真。
確かに水が張られていますね。 -
プールの周囲には、アンコールワットみたいな木の根っこ。
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木の実を食べに、鳥がやってきています。
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イチオシ
写真を売っていた子どもたち。
白目がくっきり。ビールのマークみたいな顔でした。 -
外には馬の飼育場があるようでした。
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ゴンダールを後に、バハルダールへ向かいます。
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