2019/12/09 - 2019/12/09
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motogenさん
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『山中湖』『河口湖』『西湖』『精進湖』『本栖湖』と、東から富士の回りに並ぶのが富士五湖。
地図を見ただけでは忘れてしまう名前でも、自分で運転し、あれこれ迷い、何かしらの感銘があれば、きちんと頭に刻まれるものだ。
最終日に立ち寄るのは、『西湖』と『精進湖』と『本栖湖』となる。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
縄文時代には、富士山の北西に一つの広大な湖が横たわっていたという。
その湖には『せの海』という素敵な名前がつけられている。
昔々のこと、火山活動で溶岩が流れ下り、せの海から本栖湖が分断された。
平安時代になると、再び溶岩が流れ出してきて、残った湖は精進湖と西湖に分断される。
となれば、本栖湖と精進湖と西湖は兄弟だ。
湖の水位は季節の変化や雨量によって上下動するが、この3つの湖の水位はぴたりと同期していて、地下でつながっているとの説もある。 -
西湖の西の端で湖を観察。
西湖には、天然記念物のフジマリモが群落していて、
河口湖と西湖の水位の差を利用した(その差は70m)水力発電所もあるという。
調査したいのはやまやまだが、先を急ぐ私たちは、マリモも発電所も探し回る余裕がない。 -
ここは風の通り道になっていて強い風が吹き、ドローンも飛ばせなく、
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水鳥を眺めただけで『精進湖』に移動する。
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精進湖は、石和方面に出掛ける時に通過する湖で、その国道358号線は湖の北側を通るのだが、今回は南側を回って西の岸辺にやって来た。
-
そこには船着場のある広場があって、
-
金風荘、山田屋ホテル、マウントホテル、ふじみ荘、精進湖ヒュッテ・・と、
宿泊施設が並んでいた。
この静寂な湖岸で、釣りを楽しむ人が泊まるのだろう。 -
湖のかなたには富士の山。
ここで少し休憩する。
動画で紹介します。
https://youtu.be/nQaBcUvp8GI -
続いて本栖湖までやって来た。
東岸にある『二つ岩』に興味があって、どんなものか調査する予定だったのに、近づく道が分からず、 -
走っているうちに、西岸の駐車場に来てしまった。
-
『紙幣の富士・駐車場』
変な名前だと思ったら、この裏山のどこかに展望台があって、そこからの富士山の姿が、千円札の裏や旧五千円札の裏に描かれているらしい。 -
山の展望台から見た富士山だ。(パンフレットより)
この休憩所も写っている。 -
今日は富士の上部に雲がたなびき、山頂は見えたり見えなかったりで、
-
周囲の紅葉をドローンで撮影しようと思ったら、管理人から
「ドローンは遠慮してください・・」
と言われてしまった。
残念。
国立公園内はドローン禁止らしい。
もしかしたら、河口湖や山中湖も禁止だったのかも・・ -
本栖湖から見延への道路があった。
国道300号線。
朝霧高原を通り、富士宮を通過して帰る予定だったが、
「この道路はどんな道だろう?」
と興味が湧いて、走ってみることにした。
続きは動画です。
https://youtu.be/SnMytVORiSs -
急カーブの連続する山道だった。
対向車がやって来れば困るほど道幅は狭いが、対向車と出会うことはまれで、ゆっくりゆっくり走っていると、
『道の駅しもべ』の案内標識が現れた。
「こんな所に、道の駅?」
人里から離れ、まだ山の中と言える場所だ。道の駅 しもべ 道の駅
-
館内に入ると、親子の熊のはく製が展示されていた。
鹿や猪などのはく製もあり、自然学習館となっている。
奥のドームはホタルの学習館だが、この季節には蛍はいない。 -
特産品売り場のお姉さんに尋ねると、
昔は下部村だったが、昭和の中頃に下部町となり、そして15年前に身延町に編入されたとのこと。
今走って来た本栖湖までの山道は、平年の夜は凍結し、雪が積もることもあると言う。
休日には紅葉目当ての客でにぎわうが、平日は閑古鳥が鳴く状態。
そんな話を聞いて、しおれかかった格安の赤大根などの野菜を買い、 -
併設されている「そば処・木喰庵」で、
-
地元産の蕎麦を頂くことにした。
空腹だったので、出来上がった蕎麦をすぐに食べてしまい、
「あっ、写真、忘れた!」
と空になった器を撮影。 -
この道の駅は、道の駅の範疇を超えていて、
広い敷地には、走り回れるような芝生広場があり、 -
バーベキュー設備や、陶芸教室の設備もあって、
-
吊り橋まである。
もしかしたら、キャンプもできるかもしれない。 -
トレッキング、魚釣り、味噌造りなども体験ができ、
夏には川遊びを楽しめる施設で、『身延町農村文化公園』の名称も付いている。 -
ここから国道300号を下って行けば、10分ほどで下部温泉となり、
-
富士川沿いを10kmも走れば、身延山の日蓮宗総本山だ。
富士川沿いの興津に出る道路は、走ったことのある道。
その時を思い出しながら、寄り道せずに走り続ける。
4日間の短い旅だったが、私たちにとっては大冒険となりました。
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