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 忍野八海のある忍野村 <br /> かつてはこの地には湖が広がり、忍野湖と呼ばれていたという。<br /> しかし湖は干上がり、富士山の伏流水の出口が小さな池(泉)として残ることになる。<br /> 泉はたくさんあるのだが、8を尊ぶ仏教的思想に基づいて、その中の8つの泉が選ばれた。<br /> それが忍野八海だ。

冬の富士五湖で車中泊を楽しみながら東京へ(3/8)忍野八海は外国人ばかり

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2019/12/06 - 2019/12/06

694位(同エリア3444件中)

motogen

motogenさん

 忍野八海のある忍野村
 かつてはこの地には湖が広がり、忍野湖と呼ばれていたという。
 しかし湖は干上がり、富士山の伏流水の出口が小さな池(泉)として残ることになる。
 泉はたくさんあるのだが、8を尊ぶ仏教的思想に基づいて、その中の8つの泉が選ばれた。
 それが忍野八海だ。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車
  •  そば屋を出て、もらった地図を見ながら小川沿いの道を歩く。<br /> どんな池があるんだろうと、わくわく気分。<br /> その様子は動画で紹介します。<br /> 前編・後編に分けてあります。<br /> まずは前編。<br /> https://youtu.be/rMzddEhKjKU

     そば屋を出て、もらった地図を見ながら小川沿いの道を歩く。
     どんな池があるんだろうと、わくわく気分。
     その様子は動画で紹介します。
     前編・後編に分けてあります。
     まずは前編。
     https://youtu.be/rMzddEhKjKU

  •  続いて後編です。<br /> https://youtu.be/DxgoAvfNkyA

     続いて後編です。
     https://youtu.be/DxgoAvfNkyA

  •  水車に『お釜池』の看板を発見。<br /> 「えっ、ここ民家の裏だよ。」

     水車に『お釜池』の看板を発見。
     「えっ、ここ民家の裏だよ。」

  •  「排水路の水溜まりみたいだ・・」<br /> と躊躇するが、

     「排水路の水溜まりみたいだ・・」
     と躊躇するが、

  •  覗いてみると、透き通った綺麗な水だ。<br /> 底もくっきり見え、砂地から静かに水が湧き出てきている。<br /> 清流に住むような魚が泳いでいる。

     覗いてみると、透き通った綺麗な水だ。
     底もくっきり見え、砂地から静かに水が湧き出てきている。
     清流に住むような魚が泳いでいる。

  •  その水はさらさらと水藻を揺らして水路を下り、小川にそそぐ。<br /> 『お釜池』と呼ばれるだけの価値はありそうだ。

     その水はさらさらと水藻を揺らして水路を下り、小川にそそぐ。
     『お釜池』と呼ばれるだけの価値はありそうだ。

  •  散策道に戻ると、観光客が群れが近づいて来た。<br /> 平日だというのにこの人数。<br /> 彼らは何者だ?

     散策道に戻ると、観光客が群れが近づいて来た。
     平日だというのにこの人数。
     彼らは何者だ?

  •  と見れば、かなたに駐車場があり、大型バスから次々と観光客が降り立っている。

     と見れば、かなたに駐車場があり、大型バスから次々と観光客が降り立っている。

  •  その観光客たらから聞こえるのは、外国語。<br /> 他国にやって来ているようだと、海外旅行をしている気分となって歩いていくと、

     その観光客たらから聞こえるのは、外国語。
     他国にやって来ているようだと、海外旅行をしている気分となって歩いていくと、

  •  第二の池『銚子池』があった。<br /> 縁結びの池とも言われている。<br /> 縁起かつぎを楽しむ人もいるだろうが、<br /> 「ふん、客を呼び込むビジネスの常套手段だ!」<br /> と冗談が通じないへそ曲がりな私。<br /> しかし、底の砂を巻き上げて水が湧き出る様子からは、目が離せない。

     第二の池『銚子池』があった。
     縁結びの池とも言われている。
     縁起かつぎを楽しむ人もいるだろうが、
     「ふん、客を呼び込むビジネスの常套手段だ!」
     と冗談が通じないへそ曲がりな私。
     しかし、底の砂を巻き上げて水が湧き出る様子からは、目が離せない。

  •  観光客が集まる小さな広場が見えてきた。<br /> その途中の小川の一部が池となっている。<br /> これが第三の『濁池(にごりいけ)』らしい。

     観光客が集まる小さな広場が見えてきた。
     その途中の小川の一部が池となっている。
     これが第三の『濁池(にごりいけ)』らしい。

  •  広場には民俗資料館へのゲートが建っていた。<br /> この敷地の中に、資料館と一緒に『底抜池(そこなしいけ)』もある。<br /> 『底抜池』は私有物らしい。

     広場には民俗資料館へのゲートが建っていた。
     この敷地の中に、資料館と一緒に『底抜池(そこなしいけ)』もある。
    『底抜池』は私有物らしい。

    榛の木林資料館 美術館・博物館

  •  ゆえに300円の入場料が必要だ。<br /> チケット自動販売機まであるではないか。

     ゆえに300円の入場料が必要だ。
     チケット自動販売機まであるではないか。

  •  チケット売場の上が展望台となっている。

     チケット売場の上が展望台となっている。

  •  登ってみると『鯉の池』の全容が見える。<br /> しかし『鯉の池』は人工池で、忍野八海の一つではない。<br /> 広い庭園だ。<br /> これほどの庭園を持っているとは、ここの先祖は相当な有力者だったに違いない。

     登ってみると『鯉の池』の全容が見える。
     しかし『鯉の池』は人工池で、忍野八海の一つではない。
     広い庭園だ。
     これほどの庭園を持っているとは、ここの先祖は相当な有力者だったに違いない。

  •  「虹マス触り放題」の水路もあり、

     「虹マス触り放題」の水路もあり、

  •  滝まで造ってある。<br /> この屋敷の持ち主は、地方の支配者だったんだろうか?

     滝まで造ってある。
     この屋敷の持ち主は、地方の支配者だったんだろうか?

  •  水車小屋があった。

     水車小屋があった。

  •  中には昔の農機具。<br /> 幼い頃、近辺の農家で使われていたことを思い出される。<br /> 鼻の奥にその頃の匂いが戻ってきた。

     中には昔の農機具。
     幼い頃、近辺の農家で使われていたことを思い出される。
     鼻の奥にその頃の匂いが戻ってきた。

  •  『隠居家』と書かれた表札板が掲げられた家屋は、

     『隠居家』と書かれた表札板が掲げられた家屋は、

  •  絵画や置物の展示室となっているが、ここを素通りすると、

     絵画や置物の展示室となっているが、ここを素通りすると、

  •  いよいよメインとなる『榛(はん)の木林資料館』古民家の登場だ。

     いよいよメインとなる『榛(はん)の木林資料館』古民家の登場だ。

  •  入り口をのぞく。<br /> すごい!<br /> 重厚な柱や梁に圧倒される。<br /> 何と言ってもこの古さが良い。

     入り口をのぞく。
     すごい!
     重厚な柱や梁に圧倒される。
     何と言ってもこの古さが良い。

  •  座敷には古文書や甲冑などを展示するガラスケースがずらり。<br /> しかしこの照明といい、ガラスケースといい、古民家の雰囲気とはちぐはぐさがあって興醒めたが、

     座敷には古文書や甲冑などを展示するガラスケースがずらり。
     しかしこの照明といい、ガラスケースといい、古民家の雰囲気とはちぐはぐさがあって興醒めたが、

  •  囲炉裏のあるこの部屋には、胸にジーンとくるものがあった。

     囲炉裏のあるこの部屋には、胸にジーンとくるものがあった。

  •  この階段も、どこかに霊が乗り移っているようで、ぞくぞくするではないか。

     この階段も、どこかに霊が乗り移っているようで、ぞくぞくするではないか。

  •  ミシリミシリと階段を登っていくと、

     ミシリミシリと階段を登っていくと、

  •  薄暗い部屋に、蚕を飼った道具がそのままの姿で置いてあった。<br /> 他にも、数えきれないほどの農器具が詰め込まれている。

     薄暗い部屋に、蚕を飼った道具がそのままの姿で置いてあった。
     他にも、数えきれないほどの農器具が詰め込まれている。

  •  さらに上に登る梯子がかかっていて、

     さらに上に登る梯子がかかっていて、

  •  這い上がると、さらに小さな梯子だ。<br /> 誰の声も聞こえない。<br /> 怖さ半分、面白さ半分。<br /> 完璧に子どもになっている。

     這い上がると、さらに小さな梯子だ。
     誰の声も聞こえない。
     怖さ半分、面白さ半分。
     完璧に子どもになっている。

  •  登りきると、明り取り窓だけの細長い通路。<br /> 自分だけの秘密にしておきたいような、貴重な古民家だ。

     登りきると、明り取り窓だけの細長い通路。
     自分だけの秘密にしておきたいような、貴重な古民家だ。

  •  敷地奥の『底抜池(そこなしいけ)』を見る。<br /> 池の周囲も昔の面影を保っているという。<br /> 娘の夫のお母さんは、若い頃に押野八海の湧き水を手にすくって飲んだという。<br /> その当時の泉は8つとも、こんな泉だったんだろうか。

     敷地奥の『底抜池(そこなしいけ)』を見る。
     池の周囲も昔の面影を保っているという。
     娘の夫のお母さんは、若い頃に押野八海の湧き水を手にすくって飲んだという。
     その当時の泉は8つとも、こんな泉だったんだろうか。

  •  鯉の池を巡ると、

     鯉の池を巡ると、

  •  鯉もいたが、水鳥もいた。<br /> 「これ、鴨かな?」<br /> 「色んな色をしてるんだね・・」<br /> 『かもとりごんべい』の話が頭に浮かんできた。

     鯉もいたが、水鳥もいた。
     「これ、鴨かな?」
     「色んな色をしてるんだね・・」
     『かもとりごんべい』の話が頭に浮かんできた。

  •  資料館の前には飲食店や土産物屋がずらりと並び、大賑わい。

     資料館の前には飲食店や土産物屋がずらりと並び、大賑わい。

  •  時たま日本語が聞こえてくると、その声を探して、<br /> 「日本人ですか?」<br /> と嬉しくなってしまうほど、周りは外国人ばかり。<br /> 「あっ、私、日本人です。」<br /> と相手も嬉しそう。

     時たま日本語が聞こえてくると、その声を探して、
     「日本人ですか?」
     と嬉しくなってしまうほど、周りは外国人ばかり。
     「あっ、私、日本人です。」
     と相手も嬉しそう。

  •  『湧池(わくいけ)』の周りも外国人ばかりだ。<br /> 水中洞窟から湧き出て来たこの水を、NASAは宇宙実験に使用したという。

     『湧池(わくいけ)』の周りも外国人ばかりだ。
     水中洞窟から湧き出て来たこの水を、NASAは宇宙実験に使用したという。

  •  ちょっと離れた『菖蒲池(しょうぶいけ)』は、畑の中にあった。<br /> 畑のための溜め池かと、見逃がしてしまいそうな池だ。<br /> しかし底を見つめると、水が湧いている。<br /> 青空の下で撮った写真は、この池も真っ青だ。

     ちょっと離れた『菖蒲池(しょうぶいけ)』は、畑の中にあった。
     畑のための溜め池かと、見逃がしてしまいそうな池だ。
     しかし底を見つめると、水が湧いている。
     青空の下で撮った写真は、この池も真っ青だ。

  •  池よりも周囲の建物に関心が移り始め、<br /> 「すごい家だね。」<br /> 「どんな人が住んでるんだろう?」<br /> と歩き回る。

     池よりも周囲の建物に関心が移り始め、
     「すごい家だね。」
     「どんな人が住んでるんだろう?」
     と歩き回る。

  •  しっくいの白壁に黒光りする柱、複雑な瓦の屋根、重厚な居住まい・・<br /> そしてこの大きさ。<br /> 核家族の時代になったが、この家族はどうなってるんだろう・・<br /> といらぬ心配もし、

     しっくいの白壁に黒光りする柱、複雑な瓦の屋根、重厚な居住まい・・
     そしてこの大きさ。
     核家族の時代になったが、この家族はどうなってるんだろう・・
     といらぬ心配もし、

  •  うらやましさは捨てきれないが、<br /> 「こんな大きな家、いらないよね・・」<br /> 「だって、後を継ぐ者がいないだから・・」<br /> と自分自身を納得させ、

     うらやましさは捨てきれないが、
     「こんな大きな家、いらないよね・・」
     「だって、後を継ぐ者がいないだから・・」
     と自分自身を納得させ、

  •  帰りの道沿いにあった『鏡池』を眺める。<br /> これで7つの泉(池)を探したことになる。 

     帰りの道沿いにあった『鏡池』を眺める。
     これで7つの泉(池)を探したことになる。 

  •  最後の池は『出口池』で、<br /> その名の通り1km離れた村の出口にあった。<br /> 

     最後の池は『出口池』で、
     その名の通り1km離れた村の出口にあった。
     

  •  これまでの池と違って大きな池で、山の麓にあって、<br /> 赤い鳥居の神社が池を見下ろしている。

     これまでの池と違って大きな池で、山の麓にあって、
     赤い鳥居の神社が池を見下ろしている。

  •  その鳥居をくぐり、

     その鳥居をくぐり、

  •  神社から池を見下ろして、忍野八海巡りの締めくくりとした。<br /> 忍野八海・・<br /> 自然豊かな静かな風景の中に、ひっそりと湧き出る泉を想像していたが、<br /> それとは違って印象に残ったのは、海外から集まって来た人たちの元気の良さと、

     神社から池を見下ろして、忍野八海巡りの締めくくりとした。
     忍野八海・・
     自然豊かな静かな風景の中に、ひっそりと湧き出る泉を想像していたが、
     それとは違って印象に残ったのは、海外から集まって来た人たちの元気の良さと、

  •  飲食店や土産物屋と観光客の隙間に、ぽっかり口を広げる池の姿だった。<br /> はるばる海外からやって来ていただいたのに、これで日本の美しさや文化を味わってもらえたんだろうか。<br /> 申し訳ないような気持にもなっていた。

     飲食店や土産物屋と観光客の隙間に、ぽっかり口を広げる池の姿だった。
     はるばる海外からやって来ていただいたのに、これで日本の美しさや文化を味わってもらえたんだろうか。
     申し訳ないような気持にもなっていた。

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