2019-20 上海経由・南ドイツで過ごす年末年始②

2019/12/28 - 2020/01/04

2019年2月に中国東方航空でフランクフルトまでのお得な年末年始チケットを購入し、LCCを使って第3国への旅行を計画していました。
しかし、購入予定のLCC会社が2019年3月に突如破産してしまいました。
ただ幸運にもLCCのチケットを購入していなかったため被害は無く旅行計画が振出しに戻りました。
色々と検討し、フランクフルトまでのチケットをそのまま使用し未訪問のドイツで年末年始を過ごすことにしました。

□12/28 自宅発～関西国際空港～上海浦東国際空港～フランクフルト・マイン国際空港
■12/29 フランクフルト～ミュンヘン～市内観光
□12/30 ノイシュバンシュタイン城
□12/31 ミュンヘン～ローテンブルク
□ 1/ 1 ローテンブルク～ヴュルツブルク
□ 1/ 2 ヴュルツブルク～クロンベルク
□ 1/ 3 クロンベルク～フランクフルト・マイン国際空港～上海浦東国際空港
□ 1/ 4 上海浦東国際空港～関西国際空港～自宅

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回私たちの旅は、ジャーマンレイルパスを使いました。
日本出発前にDB(ドイツ鉄道)のHPからパスを購入しました。
フレキシータイプ(4日分)2等車、ツインタイプをGET!
代理店より安く、なんとセールで10％OFFで購入できました。
チケットは直接ドイツから1週間程度で郵送されてきました。

空港長距離列車駅へ向かうためフランクフルト・マイン国際空港のターミナル2から無料シャトルバスに乗りターミナル1へ向かいました。
降車場所はターミナル1建屋と空港長距離列車駅建屋の間にあるロータリーでした。
降りてすぐの場所に連絡通路へ登るエスカレーターがあり分かりやすかったです。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

シャトルバスを降りてから徒歩5分程度で空港長距離列車駅に到着です。
まずはDBの窓口でレイルパスにValidating Stampを押してもらいます。

フランクフルト空港長距離列車駅 駅

窓口のお兄さんに（超オシャレでかっこいい！）簡単な英語で“今日から使いたい”と伝えると、スタンプを押してもらいました。
私たちののチケットはフレキシータイプだったので、この後は使いたい日の乗車前に自分で日付を手書きする必要がありました。
時々、乗車中に車掌さんのチェックがあったので日付記入を忘れない様に！

フランクフルト・マイン国際空港から一気にミュンヘンまで移動します。
DBのアプリをダウンロードしておけば最新の運行状況や混雑具合、乗換案内(ホーム番号)がチェック出来てかなり便利です。
駅に表示されている情報よりアプリの情報の方が正しかったことも！
列車の遅れも度々ありましたが、このアプリでは最新情報もすぐにアップされていて重宝しました。

フランクフルト空港長距離列車駅 駅

朝食が未だだったので、DB乗車前に駅のパン屋さんでサンドウィッチを購入しました。
初めてのドイツパンでしたが、やっぱりハードでした！
サラミやチーズがサンドされていて美味しかったです。

フランクフルト空港長距離列車駅 駅

ミュンヘンへは高速列車ICEで向かいました。
早朝の列車だったためか乗客もまばらです。
大きなスーツケースを置けるスペースやフリーWi-Fiもありました。
また、食堂車もあり軽食やコーヒーが販売されていました。
当然ビールも販売されており、朝から飲んでいる人もいました。
2時間半ほどの列車の旅でしたが、ドイツ到着後すぐだったのでほぼほぼ寝てしまっていました。
起きたらミュンヘン！

ミュンヘン中央駅はクリスマスの名残なのかイルミネーションが鮮やかでした。
終着駅のため、何本もの列車が停車しており大きな駅でした。

ミュンヘン中央駅 (ハウプトバーンホフ) 駅

駅から徒歩10分ほどで今日から2泊するキングスホテル・センタースーペリアに到着しました。
11時頃の到着だったので、ひとまずチェックインとスーツケース預けを済ませ、いざミュンヘン市内観光へ！

King's Hotel Center Superior ホテル

ミュンヘン中央駅に戻り、腹ごしらえです。
駅にはパン屋や軽食スタンドのお店がたくさんあります。
私たちはまず、ドイツ初のソーセージとしてカリーヴルストをチョイス。
ソーセージの上にケチャップソースとカレーパウダーが掛かっています。
なかなかうまい！ポテトにソースをディップして食べるとまたうまい！
ポテトの量が結構多くて二人でシェアしてもいいくらいの量でした。

ミュンヘン中央駅 (ハウプトバーンホフ) 駅

次に徒歩でマリエン広場と新市庁舎へ向かいました。
12時に動き出す仕掛け時計を見るために、多くの観光客が集まっていました。

ミュンヘン新市庁舎 建造物

ドイツ最大の仕掛時計で、10分間人形たちが動き観光客を楽しませていました。

ミュンヘン新市庁舎 建造物

レジデンツに到着すると入口に長い列が。。。
チケット予約が無かったので並ぶとは思っていませんでした。
仕方なく30分ほど並び、やっと入館できました。
列に並んでいる途中、アメリカの大学に通う中国人と会話しました。
今度、北海道や大阪、九州を横断する旅行の計画を立てているそうで、特にくまモンに会える熊本を楽しみにしているとの事でした。
くまモン人気はグローバルですね♪

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

レジデンツ宝物館のコンビチケットを購入し、まずは宝物館へ。
宝石が散りばめられた王冠やスティックはキラキラしていて、豪華でした。
王家の宝物はすごいな～！

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

次にレジデンツ博物館を見学します。
入館直ぐに丸天井が美しいアンティクヴァリウムが見学出来ます。
天井一面に華麗な絵画が描かれており、ずっと眺めていても飽きません。

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

祖先画ギャラリーにはヴィッテルスバッハ家の肖像画が壁一面に飾られていました。
レジデンツはまるで映画に出てきそうな雰囲気でした。

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

歩き疲れたのでお茶をしようということで、彼女が旅行記で見つけたMAELUというカフェに行きました。
ショーケースには色鮮やかで美味しそうなケーキが並んでいました。
どれも美味しそう～

カフェ マエル カフェ

私たちはチョコレートケーキにラズベリーがのったケーキと、ストロベリータルトをチョイス。
チョコレートケーキは甘すぎず、ちょっと濃厚でラズベリーとよく合っていました。
ストロベリータルトの中はホワイトチョコレートの上に苺のクリームが入っていました。
二つともめちゃめちゃ美味しかったです。
値段はちょっとお高めですがオススメです。

カフェ マエル カフェ

カフェの後は徒歩でアルテ・ピナコテークに向かいました。
日曜日のため、入館料が一人1ユーロでした。お得～♪

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

本当はノイエ・ピナコテークでゴーギャンやゴッホの作品を見る予定でしたが、改装中のためアルテ・ピナコテークに一部作品が展示されているそうです。
一番見たかったゴッホの「ひまわり」がありました。
よくテレビで観るやつや！

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

もちろんゴーギャンなどの作品もありました。
美術の教科書で見たやつや！

アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー

一旦、ホテルに戻りました。
部屋の冷蔵庫には無料の瓶のミネラルウォーターとスパークリングウォーターがありました。
毎日補充してくれて助かりました。
コーヒーマシーンもあり、美味しかったです。

King's Hotel Center Superior ホテル

ホテルで少し休んだ後、Sバーンに乗ってMarienplatz駅まで行き、晩御飯を食べに行きました。

マリエンプラッツ駅 駅

どのガイドブックにも載っている有名ビアホール店・ホーフブロイハウスを訪問。
世界中から観光客が来ていました。
店内にはバンド演奏もあり、演者もビールを飲みながら赤ら顔で演奏をしています。

ホフブロイハウス 地元の料理

テーブルは自分で空いている席を見つけ、他の人とシェアして座らないといけません。
店の中はお客さんでいっぱいでなかなか席を見つけることが出来ません。
ホール内を何周か歩きまわり、なんとか席を見つけてドイツ人の学生とシェアして座ることができました。
席を見つけるのが大変。
店内には顔の大きさ程のプレッツェルの売り子さんが回っていて、ビールのつまみとして買っている人がいました。

ホフブロイハウス 地元の料理

ここではやっぱりビールで乾杯でしょ！！
ジョッキの方は1リットルのホーフブロイオリジナルビール。
で、でかい。
グラスの方は白ビールですごく飲みやすい味です。
グラスでも500mlです。

ホフブロイハウス 地元の料理

料理はミュンヘン名物の白ソーセージとウィーン風カツレツを注文。
待っても待ってもなかなか来なくて、30分ほど待ちました。
隣の学生たちはすぐに料理が来ていたので、料理によって待ち時間がかなり違うようでした。
白ソーセージは薄皮をむいて、甘いマスタードを付けて食べます。
香草が効いていて柔らかく美味しかったです。
カツレツは日本のとんかつと違って薄く、サクサクのカツがベリーソースが合いました。

ホフブロイハウス 地元の料理

夕食後、新市庁舎のライトアップを見て、Sバーンに乗り、ホテルに戻りました。
ミュンヘンの市内観光は徒歩でも回れるほどコンパクトでした。

明日はさらに南下しノイシュバンシュタイン城へ現地ツアーで向かいます。

ミュンヘン新市庁舎 建造物