2019/11/23 - 2019/11/24
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さっとん姉さん
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パックパッカーをしていた今から二十三年前の1996年夏、初めてマレーシアを訪れた。記憶が定かではないが、次のような旅程だった。
バンコク→国際寝台列車でマレー半島西海岸の国境を超える→バタワースで下車
その後、バス等でクアラルンプール、ムラカ(マラッカ)、バトゥ・パパを訪れる。
西海岸のクアンタンあたり(記憶がおぼろげ)に泊まった後、東海岸からタイ側のスンガイ・コロクへ戻る。
タイを旅する時と同様、宿の事前予約はせず、現地で交渉して泊まった。
当時の私には、なぜかマレーシアの宿泊代は高いとの先入観があり、ムラカではドミトリー、クアラルンプールではYMCAに宿泊したことをよく覚えている。タイでは決してドミトリーやYMCAには泊まらないのに。
※表紙の写真は、最初にマレーシアを訪れる前に私が買って読んだ本(当時は単行本)。女子三人の共著。この本で「ネコブル」なる言葉を初めて知った。私の海外の旅は最初からネコブルの連続である。今も出かける度にネコブルに見舞われている。(この本については、この旅行記グループの最後の旅行記で再び言及する。)
脳天気な私のマレーシア再訪、はてさてどういうことになりますやら。
【旅の概要】
バンコク ~この旅行記~
↓
スンガイ・コロク ~この旅行記~
↓
コタ・バル ~この旅行記~
↓
クアラ・トレンガヌ
↓
ジョホール・バル
↓
ムラカ(マラッカ)
↓
イポー
↓
クアラルンプール
↓
バンコク
(2019.11.07記)
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【11月23日(土)車中泊】
バンコクのパヤータイ駅近くのホテルにて、05時ちょうどにセットしたアラームで起床した。
昨夜は夜中に一度目を覚ましたが、しばらくして眠くなった。昨日はかなり疲れていたようである。
06時05分に朝食へ行く。鳥挽肉が入ったお粥が美味しい。 -
☆☆☆今日乗車する列車のチケット。黄色い切符は1等個室寝台の上段(私が乗車券を買ったのは下段)を専有するための料金を支払い済みであることを示している。☆☆☆
11時25分ホテルをチェックアウト。
パヤータイ駅からBTSとMRTを乗り継いでホアランポーン駅(バンコク中央駅)へ向かう。
土曜日の昼間ということもあり、どちらの列車もかなり混んでいる。 -
ホアランポーン駅に到着。
ちょうど昼時である。構内のクーポン食堂で食事を取ることにする。
豚足を甘辛く煮たものをのせたご飯。40バーツ。安いが、ちと量が少ない。 -
豚足をのせたご飯だけでは物足りなく、一番端の店のエビ入りチャーハンも食べた。まあまあ美味しい。
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二階のアマゾンカフェ(私のお気に入りの店)で14時20分までまったり過ごす。二階からは、駅ナカの様子がよく分かる。
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ホームへ行ってみると、スンガイコローク行きの特急寝台列車はすでに入線していた。
ただし、先頭のディーゼル機関車はまだ入線していなかった。残念。 -
☆☆☆最後尾が1両だけの1等寝台車。☆☆☆
列車の先頭から見て歩きながら写真を撮った後、車内に持ち込む飲み物を駅構内で調達した。タピオカティーと水とペットボトルの紅茶である。
発車20分前に乗り込んで発車を待つ。
期待していた車両は、最近三回タイの東部と北部へ行くときに乗った車両と違って、古い型式である。座席も、今回初めて進行方向の反対側を向いている。 -
プラットフォームで記念撮影を楽しむタイの少女たち。中学生?
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駅構内の店(地下鉄連絡口之近く)で買ったタピオカミルクティー。タイもタピオカブームのようだ。
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乗車した車両のことで、最初はかなり気落ちしてしまったが、いざ列車が動き出すと気分が良くなってきた。
23年前に国境を越えてマレーシアのバタワースまで乗車した列車は、おそらくこれと同じ車両ではないだろうか。
15時11分発車。しばらくは、ゆっくり進む。木の枝が窓を叩く箇所もある。
16時10分、警官二人が私の個室にやって来る。切符とパスポートをチェックされた。行き先を聞かれる。
その直後から列車はスピードアップした。食堂車の男性スタッフが夕食の注文を取りに来たので、セットメニューから一つ選んだ。 -
☆☆☆お弁当の中身。上は具だくさんのスープ。☆☆☆
しばらくして夕食を届けてくれた。
【11月23日(土)、了】 -
【11月24日(日)コタバル泊】
05時55分寝台の中で起床。夜中にトイレのため何度か目を覚ました。
06時45分朝食の注文を取りに来る。サンドイッチセット(150バーツ)を注文。ポテトの量が多い。 -
☆☆☆寝台を片付けた後のシート。☆☆☆
08時50分、タイ南部の大きな街ハジャイに到着。ハジャイには23年前に一泊か、二泊している。 -
12時24分終点スンガイ・コローク到着。到着予定時刻より約1時間遅れだった。
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☆☆☆スンガイ・コロークの駅前。☆☆☆
駅前に出て大通りを国境へ歩く。日差しがきつい。誰も歩いていない。 -
イミグレーションへ向かう途中にあったストリート・アート的なもの。
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タイ側のイミグレーションに到着。徒歩の旅行者は建物の中へ。
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窓口は空いていた。スムーズに出国。
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タイ側のイミグレーションを通過し、国境の橋を渡る。これまでに何度も似た光景を見た。左手に鉄道橋がある。
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橋の向こう側がマレーシア。
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☆☆☆マレーシア側のイミグレーション。表示が分かりやすい。☆☆☆
13時54分(マレーシア時間、タイより1時間早い)マレーシア側のイミグレーションを通過した。 -
マレーシア側のイミグレーションを振り返って撮影。ランタウ・パンジャンの文字が読み取れる。
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ネットの情報を参考に、イミグレーションから道路の左側の端をまっすぐ歩く。
屋根付きの歩道を歩いて行くと、ロータリー(あとでここがコタバル行きのバス停留所と知る)の端に白いテントがいくつか立っている。
その先に店が何軒か並んでいる。とりあえず一番手近の食堂に飛び込む。
私のカタコトのマレー語の挨拶(スラマット・トゥンガハリ)が通じた。この食堂の人たちは感じが良かった。 -
列車内の朝食から時間が経っていた。タイ時間でも13時を過ぎ、空腹である。
ケースの中を指差してエビのカレーを注文した。 -
飲み物はオレンジジュースを頼んだ。美味しい。
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☆☆☆この左側のテント周辺で謎の集会。☆☆☆
お店の人にきいて、先程歩いて来た歩道のところがバス停であることを確認した。白いテント周辺には謎の男性の集団がいた。
最初、そこをバス停と勘違いして座っていると、男性たちがしきりと食べ物や飲み物を私に勧めてくる。しかし、断り続ける。 -
☆☆☆ここが本当のバス停。☆☆☆
バス停はすぐ近くの別の場所と教えてもらう。マレーシアの人たちはかなり親切のようだ。 -
14時57分、ようやくコタバル行きの29番バスが来る。
さほど混んでいなかった。大きな荷物を置くところも車内にちゃんとあった。 -
車内の様子。タイとはかなり雰囲気が異なる。
ちなみに、陸路の国境越えに備えて、日本出国前に予めマレーシア通貨を400リンギット(以下、RMと表記する)入手しておいた。
おかげで、今日列車を降りてから両替所を探してウロウロしないで済んだ。 -
途中少しうたた寝をしてしまった。
16時過ぎ、コタバルのバスステーションに着いた。明日のクアラ・トレンガヌ行きのバスの切符売り場と時刻を確認した。 -
☆☆☆ホテルのロビー。☆☆☆
16時20分、今日泊まるホテル、クリスタル・ロッジにチェックイン。最初に通された二階の部屋はやや狭い。
エアコンのスイッチが入らないので、てっきり故障していると思い込み、すぐにフロントに戻って部屋を交換してもらった。
三階のもう少し広い部屋に通された。こちらはエアコンがすぐに使えて、とても快適である。 -
ホテルの玄関。
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しばらくして外出した。
Google Mapを参考に両替所をようやく見つけた。地元の人も結構来ていてレートの良い店のようだ。
日本で両替したよりも良いレートである。日本円2万円分をマレーシア通貨に両替する。 -
その後すぐそばの大きなショッピングセンターの中をうろうろした挙句、一階にある携帯電話ショップで私が探し求めていた会社のsimカードを購入した。
いつものようにその場でセッティングしてもらった。
残りは電気の変換プラグであるが、これはうかつにも今回マレーシアに行くに当たってまったく思いつかなかった。
ショッピングセンターのDIYの店の入り口で店員に尋ねてみたが、売っていないとの返事であった。
ホテルのフロントで貸してもらえるようなこともネットに書いてあったので、明日泊まるホテルではフロントで尋ねてみようと思う。(今日の部屋には日本のA型が使える差込口が一箇所ある。) -
☆☆☆中華街っぽい所の入り口。☆☆☆
ショッピングセンターに入る前、少し雨が降っていたが、出る時には止んでいた。 -
中華街っぽい所へ行って、ガイドブックに載っている繁盛店(コウルン・レストラン)でエビ入りの少し辛いラーメンを食べた。美味しかった。
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ビール類はやはり店の奥にこそっとしまわれていて(前回のマレーシアの旅で印象に残っていた)、料理に比べるとかなり値段が高い。
一本500円から600円の大瓶のビールを飲む気にはなれず、ソフトドリンクで我慢することにした。
ホテルへ戻る途中、セブンイレブンを二軒回ってみた。しかし、マレー系の女性が店員をしているような店でアルコールを売っているとは思えないので、諦めることにした。
コーラと水を買って大人しく帰った。喉が渇いていた。結構遅くまで起きていた。
これで二日続けてアルコールを飲んでいない。そのせいもあってぐっすり寝られたようである。
【11月24日(日)、了】
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