半島マレーシア東海岸　クランタン州コタバル&トレンガヌ州の旅

2025/11/17 - 2025/11/20

2025年四発目の旅は、パハン州クアンタン以来、今年(2025年)2回目の半島マレーシア東海岸、クランタン州コタバルとトレンガヌ州クアラトレンガヌに。ついでにタイのスンガイコーロクも。

クランタン州やトレンガヌ州の人口構成はマレー系が圧倒的だがどちらもビールの飲める中華街があるらしいんで行こうかと。


表紙の写真はクアラトレンガヌにある跳ね上げ橋。

エリア コタバル(マレーシア)

11月16日(月)、早朝まだ真っ暗な中「葉美」を出発。

数年前にリニューアルした西広島駅。
旅はいつもここから。

とか言ったりして。

成田空港1ターミナル38番ゲート。
NH815便クアラルンプール行き。878A。

バイト代が高騰してお金がないんで特典航空券でお世話に。

KLIAサテライトに0時ごろ到着後、寝酒からのカプセルで仮眠。
ここはほんとに最高だ。

早朝KLIAメインターミナルに移動。
預け入れ荷物があれば毎度こんな事はできない。

ただ、普段素通りの税関で加熱式を課税され、勉強してもらったとはいえ60リンギット(円安リンギット高で2,250円くらい)何のこっちゃ。

KLIA、B2ゲート。左の便、ファイアフライ航空FY2720便コタバル行き。
紛らしんで一緒に載せんでほしいが、コタキナバルのコタは(K.)で差別化。

6時30分発、某旅行サイトで発券、2,000円弱。

天気がいいと左側の席がクアラルンプールが一望だ。

そして翌日行く予定のマレー鉄道北の始発駅、トゥンパ(Tumpat)上空で右旋回。

コタバル空港に着陸体制。
旧日本軍の上陸地点の海岸線が見える。

スルタン・イスマイル・プトラ空港。
ターミナルもイスラム感満載だ。
そして戦時中からあったらしい。

サルタン イスマイル ペトラ コタバル空港 (KBR) 空港

市内行きのバスがあるらしいが。

改装中？

空港から歩いて外へ。これもシリーズ化しよう。

早朝からトップギア、徒歩で旧日本軍の上陸地点へ。

気持ち悪いが脇道に。

牛や鶏の家畜やリスもそこら中に。

ボコボコにされたくないんで、たまに居る人に会釈したらほぼ会釈で返してくれる。

この橋渡ると宿があると書いてある。

渡らずに海岸へ。

この橋を渡ると記念碑が。

概要＝

1941年12月8日1時ごろ、(記念碑には1941年12月7日11時45分と書いてあるが)マレー作戦と言われる英国領マレー半島をマレーの虎こと山下泰文率いる日本軍が真珠湾攻撃よりも約1時間先に上陸した言われる。
シンガポール陥落まで快進撃したとされる。

更に運命の分かれ道を左へ。

おそらくここが上陸地点、パンタイ・パック・アマッ(Pantai pak Amat)
海岸の名前がパンタイ・ダサール・サパという情報もあるが。

以前は海岸に記念碑が有ったが腐食して現在地に移ったらしい。

北側には釣り人少々。

ビーチバレーもできる。

帰路。マレーシア北部やタイ南部は11月と12月に一年の大半の雨が降るらしい。

空港前の通りからタクシーでも拾おうと思った所、まだ脇道の段階でタクシー発見。こんな場所で流しのタクシーを拾えると思わなかったが。

言い値の30リンギット(円安リンギット高で1,150円くらい)

空港前を通り過ぎる。

道中、運ちゃんがクブって言いながら停車。

戦時中のイギリス軍のトーチカ(こもって攻防する所)らしい。保存状態は悪いが他にもあちこちコタバル市内にあるらしい。

そもそもトーチカは元々ロシア語で、英語ではピルボックス、日本語は陣地か？

ホテルにリュックを置かせてもらって、ボディバック的なかばんだけでタイ国境へ。
コタバルの市内バスターミナル。

コタバルはラピット何とか系のバスではない。

38番。ランタウパンジャン行き。 5リンギット(円安リンギット高で200円弱)
30～45分に一本あると言っていたような。

一度検問が有ったが1時間程で着いた。
ランタウパンジャンは極端にいえば国境だけある感じだ。

関係ない人には恐縮だが、タイは数年前から加熱式を含む電子タバコが没収&罰金らしい。複数の他人情報ではあるが警官の裁量で罰金額が変わるらしい。政治的な闇が感じられる。

これで観光立国か。

国境前のお店で預かってもらう作戦に。

最初は路上の片隅に置こうとしたが、店主さんが厨房付近まで持って行ってくれた。預かる事情も理解していた。

結果コーヒー代で預かってくれた。安いものだ。

そしてマレーシア側のイミグレへ。

写ってないが車は渋滞。

ご多分に漏れず緩衝地帯は川。

向かって右、鉄橋。

向かって左、密入国？

タイ側。なぜか別の所へ行けといわれ密入国並に調べられる。

タイ側。

パンデミック以降久しぶりのタイランド。

撮影者＝バイタクの運ちゃん。

スンガイコーロクはマレーシア人のスケベ親父の一大歓楽街らしい。

スンガイコーロク駅にちょうど列車が。

スンガイコロク駅 駅

適当な屋台風店舗でカオマンガイ。

ビール90バーツ、カオマンガイ70バーツ、あわせて160バーツ(たぶん600円弱)円安バーツ高だ。

違うお店でガイヤーン。

あわせて150バーツ(たぶん550円くらい)円安バーツ高だ。

手持ちのバーツで済ませる。

そそくさと退散。

帰路のマレーシア側で5リンギット(200円弱)払わされた。
確証はないがこの旅2度目の入国でオンライン入国してないし、Wi-Fiないんでそうなったという事にしておく。

加熱式を預かってくれたお店。

加熱式専属でどうしてもカオマンガイ食べたい時はこの手でどうだろうか。

反対側でバス待ち。

バス停の読みが外れた。

反対側の車列はタイ側行きの渋滞。確証はないが、ぱっと見マレーシアのナンバーが多い気がした。

コタバル市内バスターミナル。

クラウンガーデンホテル。211号室。
予め手配で朝食無し4,000円弱。

窓の外は殺風景。

ホテルそばの中華街。

そして最大級のピンチ、どこかで携帯のタッチ画面がおかしくなってにっちもさっちもいかんのでホテルのスタッフさんに携帯の修理できる店の住所をメモしてもらった。

何かをいじってもらってすぐ直った。無料。

とはいえ常にアナログも併用しないとダメなのを再認識。

結果的にコタバルの郊外バスターミナルの近くだった。

一安心して中華街で。
特に何の下調べもなし。

友達だろうか他の2人が後から来て、話だけで何も注文せんので店主が促す。
どこの国でも一緒だ。

二件目。
特に何の下調べも無し。

翌朝、コタバルの中央市場的なシィティカディジャ(siti khadijah)市場へ。

どうしても朝はレンズが。

セントラルマーケット 市場

開店前。

ご当地のナシクラブを食べたかったが。

中華街の門とクラウンガーデンホテル。

またコタバル市内バスターミナル。

マレー鉄道に乗るため、21番でトゥンパへ。終点は地図で見る限り船でタイとの国境越えが出来そうなペンカランクボー(Pengkalan kubor)2.5リンギット(100円弱)

20分ほど走っただろうか。
駅っぽくない。

そこら辺の人に駅の場所を聞いて指刺された方に踏切りが。

・・・

どうやら降りたのは場末のバスターミナルだ。

15分ほど歩いただろうか、トゥンパ(Tumpat)駅。駅に来るバスは無いみたいだ。

発車30分前に切符が買えるらしいんで、飯でも食べに。

適当なカウンターのみの屋台食堂でナシレマと、何とかススというタピオカ入りの甘い牛乳。ススは牛乳らしい。あわせて6リンギット(円安リンギット高で220円くらい)
綺麗に包まれて、ナシレマは手作りするんだろうか？

駅前近くに戻って2軒目、のっけ飯のナシブラウ。水とあわせて6リンギット。

背後に列車もすでに待機。

駅前にサッカー場。

駅に戻り、まさかのキャッシュレス。
たいぎいんでやって頂く。

一駅1リンギット(この時だいたい38円)何駅までかは1リンギットだったはずだ。

終着駅。

トゥンパ駅は車庫ついでか。

先頭車両。いたずらで強力版両面テープなんか貼ってあったら大ごとだった。

10時発。

撮影者＝車掌さん。

便所も綺麗だ。例のホースももれなく。

一駅先のワカバル(Wakaf bharu)駅まで。

あの人も結果ワカバル駅で降りた。

ガラスの種類が違う。

15分でワカバル駅に到着。

スンガイコーロクの路線はまた別か。

ワカバル駅前。

歩いてコタバルの郊外バスターミナルへ。

親日トラック。

歩道というか緑地帯。

トゥンバに行くときバスで通った橋だが歩道が無い気がしたが。

歩道無し。
それはいいが、作業中の作業員さんも会釈したら返してくれる。
確証はないがこの街の人は人情味がある。

左側はコタバルの市街地。

右側は郊外バスターミナルやイオンはじめ大型ショッピングモールがある。前日の携帯修理屋さんも。

ジャッキーチェン張りに飛び降りたら早いんだが。

結局、階段が見当たらんので橋の付け根まで。

Uターン後、渡ってきた橋を。
素人がジャッキーチェン張りに飛び降りたら複雑骨折だ。

小一時間かかってコタバルの長距離バスターミナル。
歩きすぎ病だ。

2階建、いわゆるダブルデッカー。
12時半発クアラトレンガヌ行き。16リンギット(600円くらい)

携帯が調子悪い時にお願いしたらクラウンガーデンホテルのスタッフさんが時刻を調べてくれた。1日6便。

道中。なぜ高架の線路が、と後程調べたら新しい特急の路線を建設中とのこと。

コタバルークアラトレンガヌ間は下道だが海岸線は全く見えない。トイレ休憩もないんで要注意だ。

時刻表どおり16:15に到着。
2回バス停で停車、時間調整でゆっくり走る場面もあり自家用車だとだいぶ早く着きそうだ。

MBKT バスステーション バス系

バスターミナルでいきなり散髪へ。順番待ちがおらんので自撮り。

こんな長屋風に床屋が数店あった。

通常、バス待ちで行くと思うが。

クアラトレンガヌはバスターミナルがここだけみたいだ。

YTミッドタウンホテル。916号室。
予め手配、朝食付きで5,500円弱。

ホテル YT ミッドタウン クアラ トレンガヌ ホテル

跳ね上げ橋も見える。

ホテルのスタッフさんに一番近い呑めるお店を聞いて。
特に何の下調べも無し。

中華街に移動。クアラトレンガヌの中華街は道幅は狭めだがより風情がある気がする。
そしてこの街はここから栄えていったらしい。

2件目。特に何の下調べも無し。
ラクサじゃないカレー麺。

結果、ここで麺すするシリーズやっとけばよかった。

翌朝、ホテルの廊下の窓から変な丘が。

跳ね上げ橋へ。

跳ね上げるほど大型船が通るか。

跳ね上げ橋をUターン。
そごうクアラトレンガヌ店。

ホテルから見えた丘に登ってみた。

ブキッ プトゥリ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

トーチカや要塞の事をマレー語ではクブというようだ。

19世紀、この地の内戦時代に要塞として建造された模様だ。

クアラトレンガヌの中央市場的なパヤン(pasar payang)市場へ。

やはりまだ早い。

米が気になって。
安いが。

外でたら、お人形さん。

熱中症予防。
いたずらしようと思ったが、止めた。

午前中の中華街。

そして、クアラトレンガヌのバスターミナルから空港へ。
バスが10時半にあると誰かわからん人が言うが待っても来ない。

まあよくある事だが。

結果タクシー。

言い値の30リンギット(円安リンギット高で1,150円くらい)

車窓からクリスタルモスク。
というかクリスタルモスクと欄干。

スルタン・マァムド空港。
25分ほどかかっただろうか。

サルタン マホメド空港 (TGG) 空港

最初は1時間遅れで制限エリアに入って待っていた所、まさかの3時間半遅れに。

とても困った。制限エリアから外へ。

空港から歩いて外へシリーズ！

徒歩圏内に何も無かったんで空港へ戻る。

左側の建物に食堂があったが敢えて冒険。

そこら辺の誰かに聞くと海岸の近くに食堂があると言うんで空港向かって右側に。

いい人が居るものだ。見る限り旅行者の自分に通りすぎたバイクが戻って来てくれ、少し遠い食堂まで連れて行ってくれた。

ナシアヤム。

誰もおらんので原住民シリーズをやっても意味がない。

負け犬みたいだ。

ホーカー的な。

古い住宅はだいたい高床式。

もう一生通らない道。

また延びとる。
結果4時間の遅れ、空港着いて5時間だ。

エアアジア、AK6223便、クアラルンプール行き。
某旅行サイト経由で2,700円。
でもこんな遅延は初めてだ。

後続便に3便も抜かれる。

白い長屋のしたの赤い屋根は先ほどの集合屋台だ。

空港鉄道、時間によっては復活したみたいだ。

余談だが、ラウンジで最後にビール飲んでしっとりしたかったが、日本人サラリーマン男女4人組が離れたボックス席で一言言おうか考えるほど居酒屋気分で大騒ぎ大笑いしていた。ラウンジで集団心理、大丈夫か日本人。

その後、乗り継ぎで帰広。


(おわり)