中1ヶ月でまたハワイ　今度はハワイ島（その9：もう一つのカメハメハ大王）

2019/09/12 - 2019/09/12

ホノルルのイオラニ宮殿前のカメハメハ大王像はハワイの象徴としてあまりにも有名で、ドラマ「Hawaii five-o」にも頻繁に登場するが、ハワイ州にはもうひとつカメハメハ大王像があるとのこと。


ホノルルの大王像を見たことないのに、もう一つの大王像を拝むなんて‥。

順番が違うと思うけど、見れる時に見ておこう。

エリア ハワイ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: ハワイアン航空

パワースポットを離れ途中トイレ休憩兼ねてマカダミアナッツのショップへ。


ここは日本でもおなじみの「マウナロア」のマカダミアナッツのショップで、ものすごい量の缶入りマカダミアナッツがあった。

かみさんが会社のばらまき土産にといくつか買っていた

今回オイラがこのマカダミアナッツに興味がなかったので、写真に撮っていなかった。

オイラの目当てはこれで、ハワイ島産コーヒー。


コナコーヒーではなく、カウコーヒーである。

ここでハワイアンコーヒーについて。

ハワイアンコーヒーは大きく分けて2つあるそうで、一つは超有名なコナ。もうひとつはあまり有名ではないカウという銘柄がある。種類は同じアラビカ種なのだが、栽培するところで名前が変わってくるそうだ。
アラビカ種で一番有名なのはジャマイカで栽培される世界最高のコーヒー「ブルーマウンテン」。
ハワイアンコーヒーも同じ品種のコーヒーです。

コナはマウナロア山の西側で栽培されるコーヒーで、溶岩を多く含んだ土壌で栽培される。
このカウはマウナロア山の東側の赤土が多い土壌で栽培されるコーヒーのことを言う。
もともとカウコーヒーの産地はサトウキビの栽培がおこなわれていたところが多く、そのためか、コナに比べてフルーティな味わいが魅力だそうです。


ちなみにこの写真のコーヒーはそのカウコーヒーの最高峰のピーベリーです。
コーヒーの粉のグレードは主に豆の粒の大きさだそうで、一般的に1つの実に2つの豆がとれるが、その大きさで上からエクストラファンシー、ファンシーとランク付けされ、まれに1つの実で1粒しか豆がとれないモノがあり、その貴重な豆だけを集めて焙煎したのがこのピーベリーで、生産量はコナより少ない銘柄のピーベリーですから、ほとんど幻と言っていいくらいのコーヒーで、同じカウのエクストラファンシーと比べて3割から5割高い。

全体的な値段はコナもカウも同じくらいかな。
ハワイでもじゅうぶん高いのですが、日本で買うよりは断然安い。


今回、このピーベリーと一つ下のランクのを購入。
下のランクのを会社で飲むことにした。


日本だとコナ100%のコーヒーをカフェで飲むと信じられない値段しますよね。

さて、休憩兼お買い物タイムが終わり、続いてはハワイでもあまりない遺跡の一つ。

「ラパカヒ遺跡」で州指定の歴史公園のようです。

ハワイの先住民がどのような生活をしていたか説明しています。

住居跡。

土台は当時のまま。

家の骨組みはさすがに再現だと思う。

ハワイの先住民は海沿いの草原で生活していたようです。

でもいくら地球温暖化といってもハワイは昔から暑いところだろうに、生活は大変だったんじゃないかな？

外敵から守るための要塞でしょうか。

それとも高波から守る防潮堤か。

結構広い。

青い空、青い海、まっ黒な大地。

「THE ハワイ島」である

下に降りてみる。

海岸は昔からビーチではなく、岩場です。

昔の人はここから大海原に出てハワイ諸島の他の島、さらに遠く離れた別の島に向かって行ったのでしょうか？

今みたいにエンジン付きの船もなく、手漕ぎで何千キロも離れたところまで行くなんて想像もできない。

ハワイにはこんなところもあるんですね、

途中、ガイドさんが内陸を指さし、皆あの山を見ろと。


遠くに見える山はハワイ島を形成する火山のひとつである「フアラライ山」で、島の周回路から見えるのはまれだそうで、めったに見れないから見ておけとのこと。

一瞬「ラララライ」かと聞き間違えたが、「フアラライ」です。

しばらく走り、小さな町にやってきた。


町役場的な施設の駐車場のようだ。

あらら～


ずいぶんリラックスしてますね。

カメラ近づけてもびくともしない。


ネコがのんびり寝ていることができる街、いいですね。

さてこの地の目的がこれ。

「もうひとつのカメハメハ大王」


です。

せっかくなので、同じポーズで撮ってもらった。


こんなことハワイだからできることで、北朝鮮の金日成像前でこれやると捕まります。

庁舎と大王像全体が見えるよう引いてみた。

大王をアップで。

大王を真正面から。

この像前の通りに

「大王像はここ」的な看板がある。


カメハメハ1世のオリジナル像らしい。
ホノルルのイオラニ宮殿（海外ドラマ好きな人にはfive-o本部前の方がわかりやすい？）にあるのはオリジナルではないようです。
ホンモノはここでひっそりとこの小さな町を見守っています。

続いては島の周回路が急に行き止まりとなる。


降りてみるとこんな光景が広がっていた。

遠くに見えるのはポロル渓谷。

コハラ森林保護区の一部で、基本的に人は立ち入り禁止。

ここでもこんな写真をとってみたり…。

10分くらいウロウロしてUターン。

途中、ガイドさんが「みなさん、グアバ食べたいですか？」とクルマをとめた。

露店もない、街もないところ。


男性参加者を何人かひきつれて道路わきにはえている木を揺らしている。

オイラはタイミングを失い、参加せず…。

どうやら道路わきに何かフルーツがなっているらしい。

本日10人くらいいるが、全員の分とれるのかな？

少し走って「もっと食べたいですか？」とクルマを止める。

ここにもなっているみたいです。

これが道路わきにテキトーにはえているグアバ。

クルマの中が急にいいにおい。



ホテルに帰って食べたら美味しかった。
こういったフルーツが道路っ端に勝手に生えてて、誰も世話しないから無農薬で、さらにタダで食べ放題です。

でも、どこからどこまでが自然のものかわからないので、レンタカーでまわっている観光客はむやみやたらに取らない方がいいかも。

アメリカは訴訟社会。
すぐ、高額な賠償金請求されますからね。

一旦終わります。