南イタリア帰国編　2019⑧

2019/09/07 - 2019/09/08

　　《２０１９年》
　8/28　成田ビューホテルに前泊
　8/29　成田（12:15）ーモスクワ（16:05）　ＳＵ265
　　　　モスクワ（19:55）ーミラノ（22:40）　ＳＵ2414
　　　　ホテル　ダ　ヴィンチ泊
　8/30　チンクエ・テッレ
　　　　カデ　ベントウ泊
　9/1　フィレンツェ
　　　　ホテル　ラッパロ泊
　9/2　ローマ
　　　　プリンセプ　ブティック　ホテル泊
　9/3　ソレント
　　　　ホテル　イル　ファーロ泊
　9/4　カプリ島
　　　　ホテル　イル　ジラソーレ泊
　9/6　ナポリ
　　　　ナポリ　グレート　ビュー泊
★9/7　ナポリ（12:05）ーモスクワ（17:00）　ＳＵ2481
　　　　モスクワ（19:00）ー成田（10:30）ＳＵ260　

エリア モスクワ(ロシア)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー 飛行機
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルから２５ユーロで空港迄行ってくれると言うので
予め予約していたタクシーに乗り込み空港に到着。

ナポリ・カポディキーノ国際空港
スムーズに到着して、良かったわ。

定刻12:05発　アエロフロート2481便で経由地モスクワに飛びます。

離陸してもすぐには食事が出ない事を知って、小腹が空いてきたのでレストランを探しましたが、食べたい物を提供してくれる所はありませんでした。

飛行機は、沖止め。
タラップを使って乗り込みます。
ボーディングブリッジより好きです。

SAS（スカンジナビア航空）
ナポリから何処に行くのかなぁ。
そっちに乗りたいな。

５月のフライトと今回の成田ーモスクワの機内サービスについて、散々アエロフロートの事を言って来ました。

飲み物が遅い、食事の時にドリンクが提供されない。
珈琲・紅茶がさらに遅い、ＣＡさんの対応が悪い・・などですが
ナポリーモスクワ間はそんな事はなく、離陸後すぐに食事が提供され、カートの上にはドリンクが搭載されていて、クルーはテキパキと動いていました。

食事は質素ですが、飲み物と一緒に食事が出来る当たり前の事が嬉しく、珈琲・紅茶もその後すぐに提供されました。
フライト時間も３時間半と短いので、クルー達はスピーディに動いていた。

モスクワでの乗継ぎ時間は２時間なので、とてもスムーズ。
ストレスはありません。
モスクワー成田間の１０時間のフライト。
かなりの覚悟は出来ていますから、大丈夫です。

離陸すると眼下にモスクワの街が見えてきて、それがどんどん小さくなっていく。

人々はどんな暮らしをしているのだろう。
何とも言えない独特な感情が湧いてくる。

きっと、ここを歩く事はないんだろうなぁ・・と思いながらモスクワの街を後にする。

モスクワー成田間のサービスは相変わらずだった。
ドリンクサービスがあってから暫く時間があって、ミールサービス。
すでにワインは飲み干している。カップは空っぽ。
食事は２種類あったが、座席が後ろだったのでチョイスはなし。
すぐにお茶が欲しかったが、出てくる気配はない。
頼むと『Later!』（後で！）と言われる。

到着前の軽食は、ほとんど食べられなかった。
食べられたのはチーズくらい。

唯一、映画『翔んで埼玉』が面白かったので良しとしよう。

成田空港で提出する税関申告書。
前回のフライトで配られなかったので到着２時間前にＣＡさんにリクエストしました。
するとすごい形相で『Give you later！』と言われたきり。

着陸態勢に入って最終確認をしながら税関申告書を渡された。
いやいや、今頃でなく離陸したらすぐに配って下さいよ。

実は、１０月末にANAに乗った。
ベルト着用のサインが消えたらドリンクサービスがあり、ミールが出て来て、珈琲・紅茶は共にサーブされ、快適な空の旅だった。
食事が一段落したらすぐに税関申告書が配られた。
『でしょー！こうでないと！』と私は一人秘かに思った。

飛行機は定刻より少し早く着いた。
降機する時に後ろを見たら、後方担当のクルーが後ろ向きでギャレーにしゃがみ込みお喋りをしていた。
乗客には見えない後ろからお客様を見送るという習慣が無いようだ。

日本は礼儀作法にうるさく、昨今特に『おもてなし』という言葉をよく耳にする。
そこまでしなくても・・という過剰サービスを感じる事もあるが、今回のアエロフロートはガッカリを通り越して呆れてしまった。

人の感じ方はそれぞれで、夫は私ほど強烈なダメージはない。
アエロフロートの航空券が６万円でANAが２倍以上の値段なら迷う事なく前者を選ぶという。

そこが問題なのだ。
果たして次回も安いからと言ってアエロフロートを選ぶかどうか。
ちょっと高くても快適なエアラインの方が良いのではないか。
単なる輸送機関と割り切って、サービスは悪くても安い方を選んで、浮いたお金を別な事に使うのが良いか。

もやもやした気持ちのまま空港を出ると、こんな美しい池に睡蓮が咲いていて、鯉が元気よく泳いでいた。

とにかくお蕎麦が食べたい。
細くて白い美味しい更科そばが食べたかった。
サービスエリアに寄りたかったが、
私は急いで羽田に向かわなければならない。
そのまま地方に行くのだ。

国内線のチケットは、充分に空席があったのでオープンにしていたら、
明日台風の接近で天気が大荒れになるというので、前の便に変更する人が多く最終便迄満席になってしまっていた。
空席待ちをする事にしたが、９９％乗る事は難しいだろうと言われた。

羽田で半日過ごし、お蕎麦を食べて富士山が見られたので良かったが、今日は無理だと諦めていた所に、『最後の１人』に呼ばれて搭乗する事が出来た。
それもイタリア帰りなのに預ける荷物が無かった事が功を奏した。
運を全て使い果たした感じだ。
クラスＪだったし、国内線なのに何度も飲み物を聞いてくれて嬉しかった。
やっぱり『おもてなし』って大事なんだ！と感じた。

この旅の２ヶ月後、ニューヨークに行きました。
その旅行記と共に、アエロフロートとＡＮＡの違いをじっくり検証してみたいと思います。