秘境パックで行くコンゴ河下り ６

2019/09/09 - 2019/10/02

だらだらと長くなってしまっているコンゴ日記だが、写真を整理していると「あれもこれも見せたい！」と欲張ってしまう。

特に今回のは、ただのスナップ写真が延々と続きます。

表紙の写真はとてもいい感じの姉妹？兄弟？が、奇跡的？に写真をOKしてくれたのですが目線が今イチな結果に。

心洗われる動画。
https://youtu.be/eE68szLkSiw

エリア その他の都市(コンゴ民主共和国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

格闘技試合の前の挨拶じゃなくて、今日はこの村に泊まるからよろしくな！　の挨拶。

以前に、この舟下りには現地旅行社の社長のミッシェルが着いて来たのには理由があると書いた。

それは、村に上陸する度にお役人の取り調べがあるからだ。こういう国では、それは「賄賂の要求」であることは知っている。

ところがコンゴのそれは並大抵の規模ではなく、お役人が7~8人来ては各人が喜んでくれるだけの「おもてなし」をしないと出港許可が出ない。もちろん請求通りに支払うことはないのだが、素早く済ませないとお役人（と称する）人間がどんどんと増えてしまう。

これを穏便に素早く処理するのがミッシェルの重要な仕事だ。船内にご招待することもあるが、ひとつ前の写真の様に、日陰に椅子を並べて長期戦を構えることもある。もちろん法的には1銭も払わなくてもいいのだが、それでは絶対解決しないのがコンゴ。

終始穏やかに取引をするミッシェルだが、金を払って彼らが帰って行くと、すっげ～不機嫌にビールを飲み干す。そしてスタッフに「これだからコンゴは何時まで経っても良くならないんだ」とストレスをぶちまける。

舟下りの最中だけでなく、常にそういう問題が連発する。
ミッシェルと船長？のダニーがそんな問題解決のために話し合っているのを毎日見掛けた。

特に外国人から搾取しようとするので「これじゃ観光業は発展するわけがない」とミッシェルは嘆いていた。

こんなこともあった。
GO☆CON号に泥棒が入ろうとして、それをスタッフが殴ったことで事件になってしまったのだ。

そのドロボーというのが軍人だったので、警官が乗り込んで来て面倒なことに。

当然、ドロボー軍人は無罪放免となり、ミッシェルは賄賂を払わされた。
そうしないと船は進まない。ここでは時間通りに動かなければならない旅行者は、一番弱いのだ…海外旅行出来る様な金持ちだし。

流石に写真は撮れなかったので、動画でどうぞ！
https://youtu.be/keifrfwwwhw

そうそう、コメントにもあったけど、気になるのが女性の髪の毛。

詳しいことは分からないけど、こんな風な方も見掛けます。

爆発だ～！

これって小さな村なのに立派なお店。
川を行く船に向かってアピールしてるんだね・・・たぶん。

このウマヘタな絵が好きだ。

薬屋さん？

コンビニ？

時々、写真撮ってよ・・・って女性もいる

残念ながら美人じゃないことが多い。

かしこまった人を撮るのは苦手なんだよね。

これってさ、手前の人形が気味悪くて隠し撮りしたんだけど・・

続いてこんなのが・・・

トドメはこれだ！

なんだったんだ・・・この村は。

こっそり撮り（新しい呼び方）だと、どうしてもややローアングルになっちゃう。

こうやってバナナを売る子供は多い。
ちょっとオヤツ代わりに買うのかな。

99％中国製。

町ではこういう写真も怒られる。
村ならスレスレ大丈夫・・・かな。

このサンダルは痛い。

トラのパンツが凄い！

どうしてもアップしたくなっちゃう。

イカダの上で生活する人たちもいる。

いろいろ不幸な事情があって、陸上に定住出来ないんだって。

なんか・・・ポエムだよね。

コンゴの将来は任せたぞ！

川辺の風景をもう少し。

岸辺に1軒だけ立ってることも多い・・・正しく「こんなところに一軒家」なのだが、ミッシェルの話。

漁師の父親が漁に出て、サカナが獲れそうなところでキャンプをしながら漁をする。

こりゃイケるじゃん…ってことになると、そこに家族を呼んで「こんなところに一軒家」を建てるんだそうだ。

そういう家がたくさんある。

日本だったら、凄いロケーション。

毎日がアウトドアー。

羨ましくはないけどね。

3~4軒が集まってるところもある。

そういうところは、たいていフレンドリー。

表紙にした写真。

どちらかの目線が外れる。

3秒で周りに子供が集まっちゃうので、チャンスは一瞬。

この子たちに案内されて、彼らの家にお邪魔した。

なんだか、いろいろパフォーマンスしてくれた。

でっかい貝を丸焼きにしてた。

お食事中。

この焚火・・・賢い？？

夕陽は誰をも芸術家にする・・・はずなんだけど、なぜかコンゴ河の夕陽は今イチだった。

電気が無いから、暗くなるとみんな家路を急ぐ。

子供は活き活き

日本も昔はこうだったのかなぁ

初めて卵が手に入ったという

赤道直下って、もしかしてこういうこと？

最後にキャンプした村だけど、他の村よりも裕福な感じがした。

村長さん

家畜が多く飼われていたのに清潔で、他の村とは明らかに違う。

人々もとっても愛想が良くて穏やか。

人口が数十人の村が多いから、村長さんの技量で大きな差が出ちゃうのかな。

デジイチのズームレンズに、マクロ機能があったのを思い出して撮ってみた。

スタッフは全員が、ほぼ禁酒？
オールドは空瓶です。

愛用のEOS。

野菜は貴重。

こんなモノしか売ってない。

1年中暑くて水も豊富だから、幾らでも出来そうなものなのにね・・・・そうか～みんな野菜嫌いなんだ。

たぶんこれがそうだと思うのだが、ビテクテクというホウレンソウみたいなのが、時々手に入る。

これって、けっこう貴重な写真かも。

ウナギみたいに見えるのは肺魚・・・肺魚の解剖写真だ。

充電屋さん。

その電源？

肉屋さん

飲み屋さん？
パームヤシから作った醸造酒をその場で飲める…稀に美味しいのに当たる。

ヤシ油の小売り。

SDカードだって売ってる！

とりあえずは、たいていのモノは手に入る。

怪しい酒が売っていた・・・40度くらいで300円。

不味くて飲めなかった。

左手に持ってる箱ワインは何とか飲めた。

ケータイも売ってる。

ミネラルウォーたーは誰が飲むんだろ？

エクステってやつ？
これが大売れなんだってね・・・アフリカ。

なんつ～か・・・一緒に撮りたくない。

夜は油断してると虫だらけ。

夕げの支度。

親父がしっかりこっちを見てた・・・怒られた。

これは気が付かれなかった・・・充電屋さん？

この親子は写真撮って・・・って言ってくれた。

スタッフの中では一番若いフレディ。
このＴシャツがお気に入り。

彼ともう一人・・・パドゥだったかな・・・途中でマラリアが発症。
ぐったりと寝ている。
どうなるの？と心配した。

マラリア治療薬を飲んだら、翌日には回復！
ミッシェルの話では、現地人はマラリアに対して抗体が出来てるのか、発症しても治療薬を飲めばこんな感じで、直ぐに回復するんだそうだ。

っていうか、そんな人間しか生き残れない世界なんじゃないのか？　っと私は思った。マラリアに負ける様なヤツは、子供のうちにどんどん淘汰されちゃうんだろう。

大きな村のバザール・・・何の肉だ？

次回は、釣りと星空の特集です・・・もう暫く、見てやって下さい。

この旅行記へのコメント （4）

• gontaraさん 2019/11/11 23:08:02

  五徳を兼ねた焚火は

  理にかなってますね。
  燃え続けるほど乾燥してるんかと不思議だけど？
  
  THEアフリカ感が半端ない写真ばかりで引き込まれてしまいます。
  カメの肉も売ってるんですか？
  
  マラリアの治療薬飲んだら直ぐに回復って信じがたいですが・・・
  確か、予防薬も治療薬も同じもので、予め飲むのか後から飲むのかの違いだけ？と聞いたような記憶が有るけど。
  いつも買おうか迷うんだけで、結局未だに買ったことは無いなぁ。

  ほいみさん からの返信 2019/11/12 18:04:35

  RE: 五徳を兼ねた焚火は

  あの五徳は、誰かがつまづいてひっくり返しそうです。
  コンゴ川沿いはもの凄い湿気・・・と聞いてましたが、乾季だったこともあって、日本の夏並みでした。
  
  カメはもちろん、ワニやサルもバラしても売ってるし、コウモリも人気です。
  
  マラリア薬、昔はそうだったらしいですが、今は効果的で副作用が少ない予防薬があります。私以外は日本で処方してもらって来てました。日本人は栄養がいいから、マラリアになっても薬を飲めば3−4日で治る・・・って話を信じました。予防薬を飲んでも確実じゃないし、コンゴに駐在してる日本人は「飲み切れない」から飲んでないとも聞きます。
  
  アフリカ旅行がマラリア危険・・・っていうより、ジャングルでキャンプっていうことがマラリアリスクは高いってことかな。

• jamokaさん 2019/11/10 18:36:50

  あれもこれも見たい！

  最初の動画、てっきり人間のお産が始まってると思いました（笑）
  隙あらば教会？の中もと名カメラマンは徘徊？（笑）見たかったな～
  でも賛美歌、きれいな声で揃っててびっくりです。どれもこれも珍百景だからパソコンでゆっくり大きく見なきゃです！人間の行動が非日常的なので面白いです。ミッシェルさんの入村交渉も何か特策考えないといけませんね～やはりお金が一番好物なのかな…
  マラリア患者、身近にもいたんですね～（汗）

  ほいみさん からの返信 2019/11/10 20:40:41

  RE: あれもこれも見たい！

  > 最初の動画、てっきり人間のお産が始まってると思いました（笑）
  > 隙あらば教会？の中もと名カメラマンは徘徊？（笑）見たかったな?
  
  そ〜なんですか？
  他の村で教会に突撃した動画がありますが、あまり面白くないっていうか、暗くてよく写りませんでした。
  
  ほんと、なんの伴奏もないのに素晴らしいハーモニーで感動しました。
  満足な学校が無いので、教会が寺小屋の役目をしてるのかも。
  
  コンゴは何かにつけ、金くれモノくれ・・・が、インドの10倍で面倒臭いです。特に役人は外国人からは賄賂をもらわなくちゃいけないんだ・・・って思ってるかも。なんかくれ、は挨拶みたいですね。
  
  GO☆CONGO社の強力なサポートがあるから成立する旅であって、個人でコンゴ河を下ろうと思ったら、どうなっちゃうんでしょうね。
  
  マラリアは風邪みたいなモノかもね。