筋斗雲で行く２つのコンゴ③　謎の信仰タタ・ゴンダ

2025/05/29 - 2025/06/08

元々この辺りにはコンゴ王国が栄えており、14世紀末から1914年までの間、現在のコンゴ共和国・コンゴ民主共和国・北アンゴラ・ガボンに相当する地域を支配していた。1482年にポルトガル人のディオゴ・カンがコンゴ川に到来し、コンゴ王国にもポルトガル人が来航した。1485年にはコンゴ王国とポルトガル王国の国交が結ばれ、両国の対等な関係とキリスト教の布教が承認された。1491年にはローマ・カトリックの宣教師が初めてンバンザ・コンゴに到達し、マニコンゴ（コンゴ王）ンジンガ・ンクウは5月23日にカトリックに改宗し、ジョアンの洗礼名を受けた。また同じくカトリックの洗礼名アフォンソを受けた王子ンジンガ・ムベンバをポルトガルへ留学さるなどコンゴのキリスト教化が進んだ。
その中でキリスト教と土着のアミニズムを融合した宗教がコンゴの中に残っており、そのタタ・ゴンダを訪問した。
唯一神のキリスト教、万物に霊が宿ると考えるアミニズム、高次元で太陽とキリスト教で言うところの神を同格化して融合を図ったとされている。実際には歌によってお祈りが捧げられるとのことだが、ゴスペルにも似た響きを感じた。

エリア その他の都市(コンゴ民主共和国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝食を食べたら、２泊したレオホテルをチェックアウト

ランクル３台に分乗して出発です
目指すはタタ・ゴンダ信仰の謎の村らしい

キンシャサでも雰囲気が落ち着いた感じ
どうやら官僚の住居が有る地域らしい

THEアフリカな絵面
何だったか忘れたけど、用事が有るのでしばらく停車した

https://youtu.be/rhKEZRs0rD0
その間人間ウオッチング

https://youtu.be/SBKR_t0_s8w
喧騒の町

落ちるなよ

我が２号車のクーラーベルトが切れてるので、淡い期待を持って覗いて見たけど無かったようだ

州境の検問所で、パスポートを出せの賄賂をよこせの（多分ね）

まだまだ時間がかかりそうなのでトイレへ

それ程怖く無かった

ちゃんと耕作されてる

物売りの熱量に負けて

名前は忘れた、何か餅ッとした甘味の少ない食べ物

アフリカの常識世界の非常識

長閑な田舎道を

ここから脇道に入る

トイレ休憩にしようと停車したらワラワラ人が集まって来た

撮影会じゃ無いんだから

小さな集落が幾つも有る

ゴメンね

道路はどんどん削れて低くなる

失礼ながら、こんな田舎で素敵なお姉さん

村のコンビニ？

３台で来てるから良いけど

スタックしたら大変

水のある所に生活が有る

ようやく到着かな

レセプション
宗教施設パワンザ・ザンビ

村の長老らしき人の歓迎の言葉と、無事を祈って下さった
って、もう良いから・・・
何かと時間がかかって次に進まない

バンブートイレ

一向に次のプロセスに進まないようなのでランチにした

屋外では子どもたちの笑顔

機能してるのかどうかは分からないけど、キンサトゥの保健センター

おば様達不浄だから腰巻を巻くわけではありません

さぁいよいよです
ワクワク

神があなたに宿る
ここからが聖域なのか？

滑りそうで怖い下り坂

ナンジャこの人だかり

今度は登り
信仰の道は厳しい

あの門を入ったら天国が見えるんかな？

門を入った所のベンチに座り

威風堂々のおばちゃんがやって来た

何処へ行くのか分からんけど、案内されろ所へ付いて行く

コンチハ～

教会らしき建物？

こんな建物に案内され飲み物を振る舞われた
って聞いたら、何やら怪しげな飲み物を想像するかも知れんけど

なんか拍子抜け

おばちゃんに儀式のレクチャーを受ける

白塗りの集団が現れた
風呂には入らないそうで、殺菌の為に肌に灰を塗ってるとのこと

https://youtu.be/pjSryga_S-I

タタ・ゴンダとはコンゴ民主共和国に存在する宗教運動と、その創始者であるワンギトゥクル・ワシルアを指すそうです
この運動はゴンダ教と呼ばれ、アフリカの伝統的宗教とキリスト教の様相を融合させた宗教形態です。

まるでゴスペル

https://youtu.be/UyNHWWrb_6o

讃美歌のようでも有ります
https://youtu.be/U9Ny3wum_-I

１９８９年、タタ・ゴンダは神からの啓示を受けて謙虚に生きる道を選び、粗布（麻袋）をまとい生活を始めました。タバコ、アルコール、贅沢品は排除した自給自足の生活を送っています。３時間毎にお祈りを捧げると言う厳格な信仰儀礼が有ります。
現在はコンゴやアンゴラからの信者がムバンザ・ンザンビに２０００人ほどが暮らしています

次は彼らの教会に招待され共に祈りました
教会に入るには四つん這いで

この露天の場所が彼らの教会なのだとか

そして行進が始まった始まった

行進の輪は

こっちが被写体みたい

練り歩く

何が何やら

分からん状態

大司教様（多分）お目見え

熱狂の渦の中、我々は引き上げる事に

ありがとうね
さよなら～

ありゃー

やっと分枝まで戻ってき戻ってきました
次に目指すはキサントゥ

積み過ぎと違うか？

やって来たのは植物園

デートスポットのようでした

今夜のお宿へ向けて向けて

どうやら目的のロッジのゲート

このロッジ、実は二転三転して、結局このロッジに泊まることになったんだけど、ロッジが改装中の連絡が有って、他のロッジにするつもりが、改装は終了し、予約は有効との連絡が来たそうだ
でも、このロッジに泊まらなかったら、夜中には辿り着かないような遠方だった

今夜のお宿はキサントゥ・マブエラロッジ

シャワーもOKなんだけど

冷蔵庫がダメでした
もう一つ持ってきたのは良いけど、使え無い奴持ってけよ

ローカルのバフェで

これだけ頂きました
おやすみなさい

この旅行記へのコメント （6）

• くろねこだりゅんさん 2025/06/17 15:28:18

  不思議～

  宗教はよくわかりませんが、キリスト教と土着の宗教が合わさった感じ？
  日本に近いのかしらと思って拝見しておりました
  （仏教と神教があわさったみたいな？）
  ３時間ごとのお祈りだとイスラムも少し入っているのか？？？
  でも後から出てきた司教様、白塗りもしてないし身なりもそれなり…
  どこの国でもそうなのかと（笑）
  
  ＞一向に次のプロセスに進まないようなのでランチにした
  これがやっぱりアフリカだな～と思いました
  
  

  gontaraさん からの返信 2025/06/18 03:26:15

  RE: 不思議～

  ホント不思議な信仰です。
  国全体はキリスト教に染まったのですが、アミニズムを残したうえでキリスト教を受け入れたのかな？
  歌を聴いてると、ゴスペルだったり讃美歌のようでもあります。3時間毎のお祈りはイスラム教より厳しいデス
  イスラム教はまとめてお祈りもOKですから！
  司教さま、あまり有難みは感じなかったなぁ
  
  アフリカの時間に合わせて動いてたら、時間が止まっちゃいますからね〜
  
  南の島のgontara
  チャント応えられてないかも

• youさん 2025/06/13 21:12:11

  THE アフリカ

  gontaraさん
  コンゴの旅から帰って、数日でもう３編の旅行記アップして、流石に仕事早いですね。
  やっぱしTHEアフリカ、ビザ代高いうえにスタンプもらうのに時間がかかったり、賄賂要求されたり、宿泊ホテルにトラブルがあったりと、そんなハプニングがあったのですね。最もそんなハプニングがアフリカ旅の醍醐味でもあるんですよねぇ。
  どちらの写真とも、THEアフリカ独特の匂いと喧騒な雰囲気を感じます。youの旅友のお二人さんとも、ご一緒だったようで、懐かしいです。次が楽しみです。
  you

  gontaraさん からの返信 2025/06/13 23:21:36

  RE: THE アフリカ

  ハイ！
  初っ端からTHEアフリカを体感しました(笑)
  空港からキンシャサまでの道中は混沌とした、エネルギッシュなアフリカでワクワクしました。
  東部と違い、ここには生活が有ることが嬉しく思いました。
  
  youさんのご紹介のお陰で直ぐに打ち解けることが出来、楽しい道中となりました。
  いつかお会いになる機会がございましたら、宜しくお伝えください。
  
  次の旅行までに２つのコンゴをUPしてしまおうと思ってましたが、間に合いそうにありませんので、コンゴ共和国編は７月になりそうです。
  
  GONTAAR

• ほいみさん 2025/06/13 11:53:41

  あ～・・・コンゴ

  に生まれなくて良かった！
  
  コンゴは地下資源が豊富なのに、どうしてこうなっちゃうんでしょうね…って分かってるんだけど。正義の味方！なんて革命家が出ないものなのか・・・いかがですか？gontaraさん！　とりあえずコンゴ川にヨット浮かべるところから。
  
  私の時は専属のコックが、毎食、新鮮な魚を調理してくれて日本に居る時より（妻に怒られるか？）豪華な食事が続きましたが、この先が楽しみですね。サルやコウモリの燻製も売ってるし！
  
  ほいみ
  
  

  gontaraさん からの返信 2025/06/13 12:37:50

  RE: あ～・・・コンゴ

  ですね。
  僕も世界のどこへ行っても、日本に生まれて良かったって思います。
  資源の呪縛って言われてますよね。
  コンゴの国軍が圧倒的に強くなれば良いってもんでも無いし・・・
  資源が国民の収入に繋がれば豊かな国になるのに残念な国です。
  因みに、コンゴで産出されたウランが広島長崎の原爆の材料に使われたとも聞きました。
  ホント、いろんな資源大国なのに。
  
  まず、物流のインフラ整備ですかね。
  コンゴ川の急流部分に閘門を設けて、海からキサンガニまで船で物流を通せないものか思います。
  コンゴ共和国側のンガベと言う場所に泊まりましたが、４駆でもスタックしそうな道を行くしか無いようで、河沿いの町でしたので、船便が有れば便利になると思いました。
  ビジネスチャンスかも？
  
  ツアーちゅうの食事はザリガニも美味しかったし不満はありませんが。
  芋虫をペットボトルに入れてたおばちゃん、炒って食べるのかな？
  
  GONTARA