舟下り二日目の夜、コンゴ川の対岸が凄いことになっていた。<br /><br />アメリカ軍による誤爆・・・みたいな写真。<br />真実がどうなのか、想像してみて下さい。<br /><br />ここに動画のリンクを張るとどうなるの？<br />海賊に襲われる！<br />https://youtu.be/R2-mcIZd0WQ

秘境パックで行くコンゴ河下り　３

69いいね！

2019/09/09 - 2019/10/02

3位(同エリア17件中)

エリア

その他の都市(コンゴ民主共和国)

旅行の満足度: 5.0

交通手段: 船

今回の旅のレポートは、なかなか上手に書けない。
全体としては、とってもエキサイティングだったのだが、思い返すと何が面白かったのかがよく分からない。

メインのコンゴ河下りは15泊16日、とそれだけで十分に長いし楽しかったのだが、一日一日の記憶が全然思い出せないのだ。

日本で引き籠り生活してるよりも、更に規則正しい生活で、見学するモノも舟からの景色も毎日同じ様なものだったから、とにかく「全体的に面白かった」という感想しかない。

で、同じ様な旅日記をだらだらと書いてもしょうがないので、16日間の舟下りを3冊程度で、その他帰国までを1冊にまとめてみようと思ってます。

そうそう、アフリカ旅の基本。
写真撮影の面倒臭さを紹介しておこう。
https://youtu.be/ZPDP6Gbuj-0
9月13日の昼過ぎに、「宇宙戦艦ヤマト」のBGMと共に出港した「GO☆CONGO」号は、16時ころ、コンゴ川沿いの小さな集落に到着した。
小さな家が10軒もない集落で、なんだか「TVで見たみたいなキャンプ」だぞ～・・・って個人的には盛り上がった。
夕飯までの間、集落内を散歩。
現地旅行会社の社長のミッシェルが村長と話を付けると、村内を自由に歩けるし、人々も歓迎してくれる。
画面中央にピンボケで見えてるチョウチョの写真を撮ろうと狙っていたら、ブタが登場！
親子丼か～・・・！
何匹の子豚・・・？
外人が来るぜ～・・・って情報が漏れたのか、漁師が魚を売りに来た。
壊れたヘッドライトで撮ってもらった。
コンゴ川下り初めての夕飯。

今日はさぁ、まだ魚も肉も仕入れてないんで、冷凍のアジでいいかなぁ・・・とコック。
ディープフライドアジ・・・？
とりあえずは今日も乾杯！
ミッシェルは、コンゴで「GO☆CONGO」という旅行会社を経営する社長のベルギー人。コンゴでこの会社を興して20年くらいになる。奥さんと4人の子供はベルギーにいる。

君たちみたいに、長期間船を借り切ってくれるお客さんは、年に２回くらいしか来ないさ。大切なお客様だから、今回は私が全行程に同行する・・・とのこと。

最初は「そんな社長が同行したんじゃ、なんだか面倒臭いじゃんね」って思ったが、いやいや彼が同行しなかったら、どんな旅になっちゃったの？？　ってほど、コンゴ川の船旅が面倒臭いことを知ることになる。
テントを張って、キャンプの準備が出来たところで船に戻って夕飯。

え～・・キャンプで焚火を囲んで食べるのかと思っていた私は、けっこう不満だったのだが、それがいかに困難なことかは直ぐに分かった。

も～・・・ギャラリーが凄いのだ！
とりあえずビールの時間には・・・
周囲は野次馬だらけ。

これてって、村の広場でキャンプして、外で夕飯食ってたら、どうよ・・・
キサンガニを就航して2日目の船内・・・割と片付いてる？？
我々の舟がいかに豪華なのかは、港に泊まってる現地人仕様の舟を見ると分かる。
二日目は活気のある村に降りて散歩。

いきなり大歓迎・・・？
https://youtu.be/1ntgd1DWWd4
この村もカメラを手にしただけで怒られる・・・以下、隠し撮りの成果。
ちょっと無理っぽい
バイクのパーツ屋さんかな
右の絵、剥がして持って帰りたい！
隠し撮りだから目線は貰えない。
ホテル発見！
大河が目の前というのに、魚は保存がきく燻製が多い。
砂糖・・・？
この村はバイクが走っていた。
何処かに通じる道があるのかな？
撮られてるの気づいてないな。
アフリカを旅すると隠し撮りが上手くなる。
バッタが派手・・・バッタは写真撮っても怒らない。
毎日お世話になったビール。
ベルギー時代に稼働していた工場。
今は荒れ果てていて、住民が住み着いている。
現在の村の建物と比べたら、重厚長大・・・異次元の威容だ。
ホームレスが豪邸住まい・・・？
老人たちが、こんなゲームをしていた。
順不同だけど、朝ご飯。

多くの場合、昼ご飯もこんな感じ。
コンゴ川の雄大さに感動するのは、初日だけ？

この眺めが当たり前になってしまう。
昼ご飯は、豪華？なこともある。

スッパゲティーを延々と茹でているので、ウドンになっちゃうんじゃないの・・・って心配するが、なぜかか毎回いい茹で加減。

アフリカのキャンプ旅って、やたらスッパゲティが多いけど意外とイケる。

もしかしたら、アフリカ仕様のスッパゲティっていうのがあって、幾ら茹でてもヘニャヘニャにならない？？
社長のミッシェルに次ぐ、NO２の・・あれ名前忘れちまったぞ。
彼は何時も我々の近くに居て面倒を見てくれる。

あ、ダニーだった！
あんなに世話になったのに、一瞬でも名前を忘れてことを知ったら怒るだろうなぁ。

この船はキンシャサにおいてあって、結果的にはキンシャサとキサンガニ間を往復したことになる。その距離3500㎞！　1ヶ月間！！

妻と二人の子供を連れて来てしまったという愛妻家でもある。で、船内には彼の美人奥様と3-5歳のふたり子供が一緒だったのだ。そんなわがままが通る程、彼はミッシェルに信頼されてるらしい。

少なくとも今回の旅において、我々を入れても一番真面目で笑えた！？
３日目の船内。
左奥に寡黙で大男のパドゥが、船外機を操作する。
ごはん。
今回、コンデジを固定できるクリップ350円を持って行った。
これでタイムラプス動画を撮ったのだが、セットしたのを忘れてしまって、スタッフに何回も「またカメラ忘れてるよ～」って言われた。

そうそう、こういう場合、間違ってもデジカメが落ちてしまわない様に、ストラップにヒモを繋いでどこかに縛っておくと安心だよ。
コンゴ河を行く船は、どれも荷物や人を満載。
この日は崖っぷち？の集落に泊まった。
見下ろされてるよね～
夕飯時のギャラリー
薄暗くなって村に戻るのかな？
今日はいいサカナが手に入ったぜ！
魚料理は「とりあえず揚げてみる」みたいな感じ。
その後、いろいろ調理する。

私はサカナが大好きで毎日食べてるが、意外なことに？「凄く美味しかった」
アジアで食べる淡水魚のイメージとは違う。
イチオシ

なんかさ～・・・アフリカの子供って、目が活きてるよね！
皆家に帰ってもTVがあるわけじゃないから、何時までも舟の周りを離れない。
残業してたのかなぁ。

こういうボートがGO☆CON号の横を通ると・・・
こんな感じ。

岸と反対側。
ボートが行く。
この頃が満月だった。
帰らない。

それにしても今時のデジイチって、手持ちで星が写ってるし。
テントの周りに何時までもいるが、20時ころにはスタッフにどやされて、皆帰って行く。
夜中に激しい雨が降った。
コンゴはひたすら暑い・・と聞いていたが、大雨の翌日は気温が22℃くらいまで下がり、全速力で走る船の中は風通しが良くて寒いくらいだった。
コンゴ河の楽しみのひとつが、日本では見ることが出来ない船たちだ。
並みが少ないので、喫水がすれすれで、それが独特の雰囲気。
これがコンゴ名物の平底船・・・詳細は次回。

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この旅行記へのコメント（10）

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gontaraさん 2019/11/07 17:53:04

隠し撮りがお上手

海賊に襲われるシーンはゾクゾクしますね～～
せいぜい５ノットぐらいのスピードだと思うけど、水船になりそうなカヌーじゃ追いつけないんですよね。
川ならでわの狭水域の楽しみですね、物売りが来るって。
海じゃ停泊してるとワラワラ寄ってくるけど、魚雷みたいに動くものを狙ってやってくることは無いもの。
船での移動って、毎日同じようなんだけど、食べる、食べる、そして寝る、そして食べるが刺激でも無いけど、退屈でもなく・・・そうなんですよ、船っていいですよね～

ほいみさんからの返信 2019/11/07 20:13:51

RE: 隠し撮りがお上手

海賊バンザイです。
我々の高速艇！に接舷出来るのは5割くらいの確率かなぁ。かなり手前でタイミングが合わずに諦めちゃうことも多いです。そんなんだから、社長のミッシェルも「買ってやれよ〜」みたいな雰囲気になります。

ゆっくり走ってる大型船には、コバンザメみたいに１０隻くらいの丸木舟がくっ付いてることもあります。

川は波が少ないので、船酔いしやすい私でも平和な時間を過ごせます。常に両技師が見えてるから退屈しないしね。

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くろねこだりゅんさん 2019/11/01 16:34:16

ワクワク♪

いやー最初のビデオ拝見してもう手を握りしめちゃいました！
すごいですねーあのオールさばき。
船の距離と速度と流れを計算して襲ってくる（笑）
ウインドサーフィンとか教えたら上手に乗りこなせそうです。
浸水した船の水を靴で掻き出している…売り子との分業制ですね。
後ろの緑のシートにとりあえずしがみつけば買ってもらえる権利を得られるみたいで
楽天のシャツは日本人にもらった？

キャンプになると動物園の動物気分ですね…見られてる感がすごい(*´Д｀)

ほいみさんからの返信 2019/11/01 22:34:07

RE: ワクワク♪

原始的な漁の仕方だから、生態系保護のためにはいいけど収穫は極少ない。しかもどの村も貧乏…っていうか現金収入何てほとんどない世界だから、売れないんだそうです。

キンシャサまで運べば10倍で売れるとか聞きますが、運ぶ手段が無いしね。それでコンゴ河を行き来する船がターゲットになるわけです。最初から動画に集中すれば、もっと面白いのがいっぱい撮れたのに…と残念でたまりません。

楽天のシャツを着てるヤツは5−6人見ました・・・コピー商品かなぁ。衣料品は全て中国からの安物なんで、コピー天国です。

今日のムービーも楽しいですよ。

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gontaraさん 2019/10/31 22:00:45

改めて伺います

フィリピンの離島の安ホテルだとWi-Fiがおそくて、画像が観られない‼️
とりあえず足跡だけで失礼します。

ほいみさんからの返信 2019/10/31 22:52:55

RE: 改めて伺います

おお、恒例のヨットレースですね！
優勝の報告アップを楽しみにしてます。

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猫大好きさん 2019/10/31 17:56:49

海賊の舟は直ぐに浸水？

シリコンでシールしてあげたい！

隠し撮り　むつかしいなぁ
でも　歓迎のダンスは撮ってもよいの？
ダンスのお礼とかするのかしらん

前回のＢＧＭもよかったけど
今回のも　アフリカって感じで　いいな！
お姉さんたちのカラフルなプリントドレス　いいな！

おなか壊すので、もうアフリカにいけないと思う猫大好きです♪

ほいみさんからの返信 2019/10/31 22:50:55

RE: 海賊の舟は直ぐに浸水？

外側全体をグラスファイバーで補強してやって下さい。

隠し撮りは一眼レフの方が簡単です。レスポンスがいいし、まさか、んなデカいカメラで隠し撮りするとは思ってませんし。歓迎の踊りもナイショ撮りですよ。自由に撮らせてくれれば、もっと面白く撮れたのにね。

今回のBGMは、現地のリンガラミュージックです。
船のスタッフが聞いていたオーディオプレーヤから、データだけ拝借して来ました。

キャンプ旅だと、食事は簡素ですが日本人に合ったメニューにしてくれるので、意外とお腹には優しいですよ。

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jamokaさん 2019/10/30 10:31:17

刺激的～☆☆☆☆☆

GO☆CON号と追っかける手漕ぎボートの動画は早っ！！早送りですよね？？次々来るんだ～毎回買ってられない訳ですね～
命懸けで追いついて来てるのに可愛そう…って日本人なら思っちゃいます(;_;)最後の男の子売れてよかった！
アマゾネスのドボンにはびっくり、たくまし過ぎる（笑）
景色は変わらないけど人間や生活がエキサイティングだから毎日が刺激的じゃなかったですか～！伝わってきますよ！
こんな旅でカメラ取られたら気持ち的には沈没ですもんね…隠し撮り大賛成＼(^o^)／面白画像だらけ♪
ナスDのアマゾン川下り銃撃事件思い出しました（笑）
ずっと船上だったから麻疹にも感染しなくて良かった？！

ほいみさんからの返信 2019/10/30 13:44:20

Re: 刺激的～☆☆☆☆☆

早送りじゃないですよ！　彼らは上流で獲物？が来るのを待っていて、絶妙の櫂さばきでgo☆con号に横付けして来ますが、スピード差は2倍以上あるので、失敗したら永遠に追い付けません。

野菜や果物を積んで突入してくるボートもあって、社長のミッシェルは彼らに敬意を払って買っている様にも思えました。アマゾネス、可愛いからボートに招待して上げれば良かったのに・・・と思いました。あの手の海賊は1日に3回くらいは襲ってきますが、後半、川幅が広くなってからは全くやって来なくなりつまらなかったです。

毎日、8時間以上はあの小さな船に乗っていたわけですが、退屈に思ったことは一度もなかった不思議。川下りが面白いのか、コンゴが面白いのか？？

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