2019/11/01 - 2019/11/01
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この旅行記のスケジュール
2019/11/01
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徳島市内からレンタカーで出発
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ウト・ウークで昼食
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弘陽荘にチェックイン
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この旅行記スケジュールを元に
今回の旅を「もう一つの徳島」と銘打ったのは、徳島観光の視点。というのも、徳島県の観光は地域的にいうと徳島市とその北部の鳴戸市が圧倒的に中心です。そこから続くのは大歩危小歩危やかずら橋で有名な祖谷渓でしょう。そして、もう少し徳島のことが分かってくると藍やたばこで栄えた脇町辺りかな。四国八十八か所は別として、徳島県の観光を考えるとかなり知っている人でもこの辺りで徳島への興味は尽きてしまうのではないでしょうか。そういう意味で徳島の南部なんて普通は意識の対象外。私としては、それを「もう一つの徳島」としたわけです。
まあ、私もこれまではそうした認識でしかなかったのですが、それでもと思って計画したのが今回の徳島県南部の旅なんですね。ですから、正直言えば、あんまり期待もしていなかったんですが、なかなかそうでもないというのが今時点の感想。ところで、阿波国は律令制直前で北部の粟国と南の長国(ながのくに)の二つが統合されたという歴史もあるようですが、南部はその長国の方。山が海に迫って平野が少ないですが、その分、ダイナミックな地形からは四国山脈の険しさや四国山脈が迫った秘境感を直に感じることになる。高知県だとそうした感覚があちこちで味わえるのですが、この地域もその延長のような感じ。美しい山々に川や滝に海岸線。四国八十八か所も鶴林寺や太龍寺から始まりましたが、言ってみればこれぞお遍路道!といった四国を代表するくらいの雰囲気があってとっても魅力的なんですね。この匂いはやっぱり四国じゃないと出会えない匂い。言ってみれば、徳島南部って、予想以上に四国の匂いが濃い場所なんですね。そして、二日目以降、ここからは、小松島、阿南、日和佐、牟岐・海部と南下するコース。これまでまったく無縁だった地域ですが、改めて四国や徳島の良さを再認識するようなところがあって、日を追うごとに愛着が湧いてくる感じかな。松山、高知と四国で二度暮らしたことのある私としては、素直に楽しくて懐かしい気持ちにもなった次第です。
また、二日目は最後に阿波公方の歴史に触れられたことも大きな収穫。一日目で触れた通り、畿内と阿波の関係が濃かった時代の面影です。
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朝イチでレンタカーを借りて、徳島市街から勝浦町に向かう途中。道路に「鳴滝」の目立つ標識が立っていたので、寄ってみました。わき道を少し進むと落差が約20mと大きさはさほどではないのですが涼し気な滝。すぐ横には大師堂。
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説明によると空海が天竺から投げたという投げ卒塔婆が収められていたのだそうです。そんなことからも、徳島市内の名瀑として、滝が大切にされてきた歴史も感じます。
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勝浦町人形文化交流館は、道の駅ひなの里かつうらの隣り。ひな祭りの期間中は、ここが会場になるのですが、
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それ以外の時は、道具類の収納庫になっているようでした。少し古ぼけた大道具類が奥の方に見えました。
一方で、徳島の勝浦町は千葉の勝浦のひな祭りとか。中馬のおひなさんでも見かけたかな。全国あちこちのひな祭りにここの人形を貸し出したりして支援をしてきた歴史がある街。そういう目で見ると、ちょっと特別な感じが湧いてくるように思います。 -
道の駅 ひなの里かつうらの産直は、JA東とくしまの経営するよってネ市。
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今の時期だと、地元特産の極早生ミカンが山のようにあって、一袋買ってみました。不揃いのミカンを袋だと200円もしないのから。ただ、ちょっと味はボケている感じもあって、そこはちょっとご愛敬かなと思いました。
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イチオシ
近くを流れる川は、勝浦川。
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四国の川らしい清流の趣がありますね。ちょっとテンションが上がります。
ここ川を渡って向かうのは裏見の滝。 -
事前に地図を調べてもアクセスが分かりにくくて諦めていたんですが、さっきの道の駅ひなの里かつうらでアクセスの地図をもらえたことから、思い切って立ち寄ることにした次第。
しかし、道は細いし、この滝の傍らに小さな駐車場があるのですが、それを見過ごしてしまうと一気に山の中に入ってしまう。けっこう危険です。 -
ただ、目指す滝はこの滝ではなく、
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そこから少し上って行った先。
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イチオシ
お堂が見えたりしてきましたが、ここも過ぎますよ~
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あ~、これですね。
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滝の後ろの
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オーバーハングの岩下に潜り込んで
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イチオシ
滝を裏側から眺めると、水流もそれなりに激しい。
滝の音もダダダダってかなりの音だし、五感でけっこう楽しめます。
マイナーなスポットだとは思いますが、こういうのをスルーするとやっぱり私の旅にはなりませんね。 -
そこから向かったのは、今日のハイライトの一つ、鶴林寺。四国八十八箇所霊場第20番札所です。くねくね道を粘り強く上っていく。運転に自信のない人は要注意とありましたが、なんとかかんとか辿り着きました。ところどころ狭いところはありますが、たまたま行き交う車がいなかったので助かったかもしれません。一方で寺の周辺は駐車スペースがゆったり。
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山門から
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この先が境内ですが、平坦な参道。
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緑が美しくて、快適です。
寺伝によると延暦17年。桓武天皇の勅願により、弘法大師によって開創された寺。弘法大師がこの山で修行していた際、雌雄2羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて老杉のこずえに舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守護していた。この情景を見て歓喜した大師は、近くにあった霊木で高さ90センチほどの地蔵菩薩像を彫り、その胎内に5.5センチぐらいの黄金の地蔵さんを納めて本尊に。寺名も鶴林寺としたといわれます。なんかありがたい気持ちになるいわれです。 -
そして、すぐに見えてきたのは大師堂。意外に近いですね。
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あんまり大きくはないんですが、しっかりした構えです。
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この脇から石段があって、そこから本堂へ。
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本堂は工事中ですか。
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その先に見えるのは三重塔ですね。
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イチオシ
なるほど、これは美しいです。江戸時代後期の文政10年(1827年)に完成。勾欄に特徴があって、初重は「擬宝珠」、二重「はね」三重に「逆蓮柱」を用いているというのですが、それはよく見えません。ただ基本的には、バランスが崩れず整った意匠が素晴らしい。洗練された美しさがあると思います。徳島県では唯一の三重塔。昭和27年に県指定重要文化財となっています。
これで境内はさくっとおしまい。着いてしまうと楽勝です。 -
続いては、太龍寺へ。
で、大龍寺に向かうには、まず道の駅 鷲の里を目指します。ここは道の駅といっても、太龍寺へのロープウェイ乗り場ということ。 -
駐車場から入口の赤い橋を渡って建物に入ると奥のロープウェイ乗り場に向かって長い回廊のような構造。
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その途中に、付属してお土産物売り場や休憩スペースがあるといった感じ。道の駅によくある産直コーナーみたいな場所はなかったように思います。
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ここで、ロープウェイの切符を買って、
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ロープウェイに乗り込みます。同乗は、やっぱりお遍路さんですね。
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出発すると、眼下に見えてくるのは那賀川。剣山山系を源とする総延長125キロの徳島県では一番長い川です。
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イチオシ
ここからだと、その緑色に光って蛇行して流れる美しい姿がよく見えて、周囲の山々と一体となった景観が強く印象に残ります。
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ところで、太龍寺ロープウェイは、往復が2600円。ちょっと高いなあと思いましたが、これに代わるものはないんですよね。ただ、これはすごい。
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ちなみに、太竜寺山は標高618m。
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イチオシ
二つの山を越えていく行程は、
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峰々を貫いていく空中散歩のような感覚が特徴的かな。
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天気が良かったので、鶴林寺の屋根も遠くに見えて、この日の見通しの良さも抜群でした。
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イチオシ
鉄塔を抜ける時に、ゴンドラがゆっさゆっさ揺れるんですが、ゴンドラが大きいので不安はないでしょう。
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四国霊場のロープウェイだと雲辺寺のロープウェイが有名ですが、一気に上がっていく感覚の雲辺寺に比べるとこちらは空中散歩の感覚ですか。楽しさは甲乙つけがたいものがありますね。大きく言えば、宮島の弥山のロープウェイに似ているかもしれません。
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あれが目的地ですね。
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最後は少し降下して、
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無事に到着です。
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さて、太龍寺は、四国八十八箇所霊場の第21番札所。太竜寺山の山頂近く、本堂は標高505mの高さにあります。
ロープーウェイの駅を降りてすぐの石段を登ってから境内域を一周します。
境内は、本堂、多宝塔、大師堂から仁王門、本坊へと悠々とした配置。それを確認して進みます。 -
ここが高所っていうこともあるんでしょうか。
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まずは、杉の巨木の清々しさも素晴らしいですね。
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石段の先に本堂が見えてきました。
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シンプルですけど
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しっかりした構え。
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外陣も広さがありますよ~
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この辺りも大きな杉の木立が続いていて、いい感じ。
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あれは、多宝塔ですね。
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その脇を進んだ先が
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大師堂。こっちは、拝殿で
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裏に回ると御影堂。ちょっと凝った配置になっています。
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鐘楼門を抜けて、
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本坊へ。
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いくつかの建物があるのですが、見どころは持仏堂。
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竹村松嶺による龍の絵が大廊下の天井に描かれていて、ひょこっと拝見できます。
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ここから、境内の下側の道をロープーウェイの駅に戻ります。
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最後まで、あちこちに杉の木立。
さりげない眺めですが、ちゃんとこれを維持するのにはそれなりの手が掛かっているんだと思います。ありがたいことですね。 -
ロープーウェイを下りて、近場でもう一つ。
鷲敷ラインは、那賀川のここから少し上流で見られる景勝地。わじきキャンプ場の方に向かう途中の橋の上から、その奇岩の集まる様子がよく見えました。阿波八景十二勝の一つ。複雑な流れが現れていて、大歩危小歩危みたいなすごさはありませんが、それなりに気分がほぐれまますね。 -
太龍寺からの帰り道の道の駅わじき。国道195号沿いの道の駅です。
比較的小さな規模だし、なんか山の奥の施設といった感じ。 -
駐車場から建物に入る入り口が狭かったりして、ちょっとどうでしょう。山菜なんかの類が置いてあったりして、素朴な雰囲気も。規模が小さいとやっぱり盛り上がりには欠けるような気がしました。
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大龍寺の次は平等寺なんですが、その前に。。
轟神社は、弘仁元年(814年)、大和の龍田神社の分霊を勧請して創建したと伝えられる古社。 -
市街の一角にあるのですが、境内はそれなりに広くて清々しい雰囲気です。
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気が付くと、樹齢700年といわれる大樟の群生。県の天然記念物に指定されているようですが、意外に迫力あり。
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眺めているとだんだん良さが分かってくるように思いました。いかがでしょう。伝わりますか。
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イチオシ
そして、平等寺は、四国八十八箇所霊場第22番札所。小山をバックにして、山門から大師堂、本堂までがコンパクトに配置されて、全体が整った景観ですね。
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山門を入ると
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本堂に向かって五色の綱が通っていて、
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あっと大師堂にもかな。
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いずれにしても、参詣者と大師様と結ぶきずな。
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それにまた元気をもらって、石段を上りました。
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本堂の中に入ると
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外陣の意匠がまた面白い。
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正面の額下の天女の彫り物や
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絵天井もいいと思います。
こうした意匠はお遍路さんの疲れをいやすもの。ただ見せるというだけではなくて、ちゃんと効用があるものだと思います。 -
この辺りで、昼飯にしましょうか。
やってきたのは、ウト・ウーク。 -
店内はログハウスっぽいかな。
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イチオシ
さて、こちらの看板メニューは、この肉巻きハンバーグ。肉を肉で巻くということなんですが、ハンバーグを巻いた和牛の薄い肉はしっかり味が付いていて、確かにハンバーグだけのうまさとはまた違った感じ。醤油味ベースのソースもあってますね。ただ、あえて言えば味付けはちょっと濃いかもしれません。
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お店の裏手は、橘湾。阿南市の紀伊水道に面した湾で、阿波の松島と呼ばれる景勝地なのですが、市街が海に迫って開発されているし、海岸は堤防に覆われています。少し離れた国道からはそれらしい雰囲気が分かるのですが、海に近づくと視界が遮られて、具合がよくない。どこから眺めるのがいいのか迷います。
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これは、近くのアオキ。阿南市の国道55号線沿いにあるロードサイドのアットホームなパン屋さんです。
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おやつにあんパンを買いましたが、ちょっと試食した塩パンもけっこういける。店内も明るいし、きちんとしたパン屋さんだと思います。
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アオキのはす向かいに見えるのは、四国電力阿南発電所。昭和38年に1号機が運転を開始された石油火力発電所。市街の中にあって国道沿い。車を走らせているとこの目立つ建物が目に飛び込んできます。近くには、石炭火力発電所である橘湾火力発電所もあるので、ちょっとした工場地帯のような感じもするエリアです。
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ここから、阿南駅前の方に移動して。。
これは森行朝日堂 駅前店。ビルインのお店です。 -
赤飯饅頭があって、四国で赤飯饅頭って珍しいなあと思って買ってみました。食べてみると・・赤飯は少なめ。餡子がたっぷり入っていて、そのバランスは関東とは違うかも。で、赤飯は餡子のまんじゅうに、底の方に少し粘っこいところがなくもないといった感じ。これでは、あんまり赤飯饅頭の良さが出ていないかなと思いました。
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阿南駅のすぐ近くには、光のまちステーションプラザというのもありまして。こちらは、平成5年、世界で初めて青色発光ダイオードを開発した日亜化学工業の本社がある阿南市をPRするための施設です。
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小さな観光案内所があったり、二階には青色発光ダイオードを使った光のモニュメントが展示されたりしていました。
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ただ、LEDはもう普段見慣れている存在。それを使ったモニュメントに新味はないというのが正直な感想です。
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阿南駅から比較的近いということで、もう一つ訪ねたのは阿南公園。ただ、小さな路地を入って行ったりするので、ちょっと分かりにくいかも。
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それに小山を整備した公園なので、しばらく上っていく必要もある。ちょこっと寄ってみるといった場所でもなかったような。景観がいいわけでもないし、あんまりお勧めはできないかなと思います。
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イチオシ
気を取り直して、今度は牛岐城跡へ。阿南市街の真ん中のちょっとした小山に最近建てられたとおぼしきなんちゃって天守閣が建っていて、周囲は都市公園のようにきれいに整備されていました。
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歴史的には、室町時代の至徳年間(1384~1386年)、細川氏に従っていた新開実重が築城。その後、長宗我部元親の支配から、蜂須賀家の支城群一つとなる。ただ、どっちにしても歴史的な匂いはもうかなり薄いと思います。
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お菓子屋さんをもう一軒。こちらは、もみじやです。
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いや、田舎のお菓子屋さんかと思ったら、店内の悠々とした広さも含めて、メジャー感あり。意外に立派な構えのお店でちょっと驚きました。
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和菓子のほかに、ちょこっとパンも置いたりしてましたが、いただいたのは白餡のおまんじゅう「男狭磯(おさし)」。
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この代表的な菓子「男狭磯」は、おさしと読み、日本書紀に出てくる阿波出身の英雄で、男の海女さんだそう。クリーミーな香りがいいと思います。
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また少し車を走らせて向かったのは、桂国寺庭園。こちらは、上田宗箇作と伝わる桃山時代の池泉回遊式庭園。
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本堂の裏手に回るとちょっと変わった庭園がありました。
ところで、上田宗箇は茶道を千利休についで古田織部に学ぶ。蜂須賀家政に強く請われその客将となり、徳島城表御殿庭園も作庭しています。一方で、紀州藩主浅野幸長と縁戚だったこともあり、その後、浅野家の家臣に。和歌山時代は、和歌山城の西之丸庭園、いわゆる紅葉渓庭園を造ったり。浅野家が広島に移ると広島では縮景園を造る他、江戸幕府に請われて名古屋城二の丸庭園も造るなどなかなかの功績。また、広島の上田家には上田宗箇流という茶道流派のひとつが伝わっています。 -
まあ、それはそれとして。
奥右半分の岩は元からあった岩でしょう。それにインスピレーションを受けて作ったという感じ。岩を多用するのは桃山時代の流行なんでしょうが、 -
すべてが人工的ではなく、こういう形もあっていいんでしょうね。
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続いての八桙神社は、天平勝宝5年(753年)の創建とされる古社。その後、二条天皇の勅願所となったり、紀貫之が海賊を避けるため祈願したとも。
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歴史があるので説明版が立派ですが、全体として寂しい印象は否めないかな。石段辺りもちょっと傷みが目立つように思います。
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ここから、阿波公方館跡に向かいますが、
パティスリー・ル・コンドンは、その途中にあるロードサイドの小さな洋菓子屋さん。品数もちょっと少な目かな。 -
いただいたのは、シュークリーム。150円でしたが、これがしっかりした甘さもあって、予想外に存在感のある仕上がり。なかなか実力のあるお店です。
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さて、ほどなく阿波公方館跡に到着。
阿波公方は、応仁の乱によって権威が失墜した将軍足利家が一時、都の争乱を避けて雌伏していた時代。
阿波に逃れてきた十代将軍足利義稙。その養子である義冬が上洛の途につきますが、戦に敗れる。それを迎えたのが阿波の守護細川持隆。義冬は、初代阿波公方となりました。義冬の子、義栄が十四代将軍に就くことになりますが、足利氏の室町幕府はもはや風前の灯火。実権は既になくお飾りといった感じでしょうか。 -
ちなみに、阿波細川氏はあの管領細川勝元の一族。将軍家との縁は浅くなく、阿波公方がここの根拠を置いたのはそれなりのゆかりがあってのものですね。
なお、跡地は阿波公方民俗資料館となっていて、その歴史を偲べます。 -
民俗資料館の中には、阿波公方ゆかりの掛け軸や系譜を示した資料。
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ビデオもやっていて拝見しましたが、もう何度も見て擦り切れそうな感じ。映りがよくなくて、それは何とかしてもらえたらなと思います。
見どころは木像かな。足利将軍歴代の木像は京都の等持院にあって有名ですが、そんな感じかもしれません。 -
初代阿波公方 足利義冬
第11代将軍、足利義澄の次男で、第10代将軍・足利義稙の養子となる。母は、阿波守護 細川成之の娘。
足利家、細川家、三好氏の争いが複雑に絡み合って、栄枯盛衰。堺公方として権勢を誇った時代もあったようですが、結局、阿波に退去。 -
第10代将軍 足利義稙
父は、第8代将軍足利義政の弟で、一時兄の養子として継嗣とされた足利義視。母は日野良子(日野富子の妹)。管領・細川政元と対立、権力を失うと約13年半の逃亡生活。失意のうちに鳴門で逝去。 -
9代公方足利義根の母方の祖父
阿波公方は、この9代で終わり。蜂須賀家との関係がうまくいかず阿波を退去。母方の故郷である京に移り、紀州徳川藩の援助を受けたりして細々と明治まで続いたということです。 -
道の駅 公方の郷なかがわは、駐車場も広いし、規模がある道の駅。
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特に、とれとれ市公方という野菜に果実などの産直のコーナーが充実しています。
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私は大量に置かれたミカンを買いまして、ドライブの最中、それで水分補給。とても助かりました。
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高市は、道の駅公方の郷なかがわのほど近く。
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フランスの国旗が翻っていてレストランかと思うような店構えなんですが、れっきとした洋菓子屋さん。
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あんまりアピールはしていませんでしたが、ソフトクリームをいただきました。しっかりしたコクと甘さがあって、これはいける。もっと名物にしてもいいんじゃないかなあ。とってもおいしくいただきました。
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オシグリは、土佐東街道沿いの洋菓子屋さん。地元でも人気のようで、お客さんが次々やってきます。お店の隣りに広い空き地があって、車を止めるにも便利ですね。
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ケーキを買おうと思ったのですが、あまりにもお客さんが多くて、焼き菓子のフインシェにしました。豊潤な味わい。なるほど、さすがです。
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羽ノ浦健康スポーツランド公園は、名前のイメージからするともっと開けた場所なのかなと思っていましたが、道路の脇道を入っていくとなんか細くて寂しい感じ。学校の建物をそのまま借用したような体育館があったりして、外観も学校風かな。駐車場もちょっと狭いです。
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海陽町のヤッコソウというのですが、ヤッコソウは限られた地域の限られたシイの根にのみ全寄生する1年草。この辺りに自生するという場所を歩いてみましたが、それらしい草は発見できず。取星寺という寺があってその周辺一帯です。
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一角になんか見晴らしがよい場所があって、こっちの方が印象には残りました。
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ひわさ屋は、日和佐市街の人気食堂。晩飯をいただきましたが、地元の常連さんらしき人とか。楽しそうに食事をしていました。
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私はカツオとかの刺身の定食をいただきましたが、その新鮮さがよくわかる。シンプルですが、しっかりうまいといった感じかな。店内は清潔感もあるし、人気のほどがよくわかりました。
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さて、今夜の宿は弘陽荘。まあ、安宿なんですが、気楽なもの。明日は、徳島最南端を目指します。
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