阿南・日和佐・海陽・那賀旅行記(ブログ) 一覧に戻る
日和佐の宿を出発して、今日は国道55号線を美波町から、いよいよ牟岐町、海陽町と南下して徳島県の最南部を目指します。私にとっては、まったくのフロンティア。ほとんど想像もできないエリアだったのですが、なんとか日帰りで最後は阿南市の北脇の宿まで。海岸線をのんびりという感じでもないですが、それなりに余裕をもって戻り着くことができました。<br /><br />早朝、まずは、薬王寺ほか日和佐市街から始まって、水床湾や竹ヶ島など阿南海岸の要所もちらほらありましたが、通してみると、やっぱりハイライトは海陽町の轟の滝とそれに続く轟九十九滝かな。立ち寄った阿波海南文化村で仕入れた情報をもとに急遽思い立ち、海部の市街から1時間近く海部川を遡った辺境へ。訪ねるにはなかなかハードルの高い場所ですが、両扉に切り立つ観音扉のような岩の崖に守られたその奥。ごうごうと水しぶきが舞う一筋の滝が隠れていて、その神秘的な美しさはアクセスの悪さを割り引いてもちょっと比類がないもの。高知でもそうなんですが、滝のレベルが全体として高いので、どれかが飛びぬけて素晴らしいということはない。しかし、中には想像をはるかに上回る素晴らしい滝がひょいとあって、やっぱりそういう滝に出会う感動は半端ではないんですよね。その高知の感覚をここでも思い切り味わったような気がしました。ちなみに、高知にも轟の滝という同じ名前の滝が香北町にありまして、これは日本の滝100選の滝。趣きは違いますが、それにも負けない素晴らしさがあると思いました。<br /><br />

もう一つの徳島 徳島南部の旅(三日目)~日和佐の薬王寺、カレッタから阿南海岸を南下し、宍喰竹ヶ島まで。轟の滝の神秘の佇まいにもうっとりです~

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2019/11/02 - 2019/11/02

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たびたび

たびたびさん

日和佐の宿を出発して、今日は国道55号線を美波町から、いよいよ牟岐町、海陽町と南下して徳島県の最南部を目指します。私にとっては、まったくのフロンティア。ほとんど想像もできないエリアだったのですが、なんとか日帰りで最後は阿南市の北脇の宿まで。海岸線をのんびりという感じでもないですが、それなりに余裕をもって戻り着くことができました。

早朝、まずは、薬王寺ほか日和佐市街から始まって、水床湾や竹ヶ島など阿南海岸の要所もちらほらありましたが、通してみると、やっぱりハイライトは海陽町の轟の滝とそれに続く轟九十九滝かな。立ち寄った阿波海南文化村で仕入れた情報をもとに急遽思い立ち、海部の市街から1時間近く海部川を遡った辺境へ。訪ねるにはなかなかハードルの高い場所ですが、両扉に切り立つ観音扉のような岩の崖に守られたその奥。ごうごうと水しぶきが舞う一筋の滝が隠れていて、その神秘的な美しさはアクセスの悪さを割り引いてもちょっと比類がないもの。高知でもそうなんですが、滝のレベルが全体として高いので、どれかが飛びぬけて素晴らしいということはない。しかし、中には想像をはるかに上回る素晴らしい滝がひょいとあって、やっぱりそういう滝に出会う感動は半端ではないんですよね。その高知の感覚をここでも思い切り味わったような気がしました。ちなみに、高知にも轟の滝という同じ名前の滝が香北町にありまして、これは日本の滝100選の滝。趣きは違いますが、それにも負けない素晴らしさがあると思いました。

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  • 日和佐の宿を早朝出発。まずは、日和佐の街をいくつか回ります。<br />まずは、日和佐の象徴ともいうべき薬王寺。こちらは、神亀3年(726年)、聖武天皇の勅願により行基が創建したという寺で四国八十八箇所霊場の第二十三番札所。日和佐の市街の端。日和佐の市街を見下ろす山の中腹に大規模な伽藍が展開していて、市街のどこからでもよく見えます。<br />特に昭和38年に建てられた宝形屋根をもつ瑜祇塔。奥に見えている赤い宝塔形の塔なんですが、かなり特徴があってシンボリック。強烈なインパクトがあると思います。あれを目指していけばいいんですね。

    日和佐の宿を早朝出発。まずは、日和佐の街をいくつか回ります。
    まずは、日和佐の象徴ともいうべき薬王寺。こちらは、神亀3年(726年)、聖武天皇の勅願により行基が創建したという寺で四国八十八箇所霊場の第二十三番札所。日和佐の市街の端。日和佐の市街を見下ろす山の中腹に大規模な伽藍が展開していて、市街のどこからでもよく見えます。
    特に昭和38年に建てられた宝形屋根をもつ瑜祇塔。奥に見えている赤い宝塔形の塔なんですが、かなり特徴があってシンボリック。強烈なインパクトがあると思います。あれを目指していけばいいんですね。

  • 仁王門から入ります。

    仁王門から入ります。

  • 赤い仁王様が

    赤い仁王様が

  • いかつい形相で立ってますよ~

    いかつい形相で立ってますよ~

  • 敷石の参道は、これまでの寄進や寄付の多さを物語っていますね。

    敷石の参道は、これまでの寄進や寄付の多さを物語っていますね。

  • 石段もスキがない感じ。きっちり隙間なく積みあがっています。

    石段もスキがない感じ。きっちり隙間なく積みあがっています。

  • 遠くに見えていた伽藍ですが、意外に近い。<br />あっというまに本堂のエリアに到着です。

    遠くに見えていた伽藍ですが、意外に近い。
    あっというまに本堂のエリアに到着です。

  • 一方で、本堂の建物ですが

    一方で、本堂の建物ですが

  • 伽藍が広く展開している構えの割に意外に小ぶりかな。

    伽藍が広く展開している構えの割に意外に小ぶりかな。

  • 大師堂も特別どうということはないような。

    大師堂も特別どうということはないような。

  • ただ、限られたスペースですが、

    ただ、限られたスペースですが、

  • 勢いのある古木がすっくと立って清々しい。朝日を浴びて美しいですね。

    勢いのある古木がすっくと立って清々しい。朝日を浴びて美しいですね。

  • 海部川が流れる市街もこれから朝を迎えます。

    海部川が流れる市街もこれから朝を迎えます。

  • さて、最後はあの瑜祇塔。もう、すぐそこです。

    さて、最後はあの瑜祇塔。もう、すぐそこです。

  • 屋根の上に相輪が四つ。普通は一つなのに、それが四つもあると八墓村で出てくるろうそくみたい。異様な感じですよね。

    イチオシ

    屋根の上に相輪が四つ。普通は一つなのに、それが四つもあると八墓村で出てくるろうそくみたい。異様な感じですよね。

  • で、近くに行ってしまうと<br />その最大の特徴である四つの相輪が隠れて見えづらくなってしまう。もっと迫力ある姿を拝めるんじゃないかと思っていましたが、ちょっと当てが外れてしまったようです。<br />まあ、しかし、これで大所が確認できたので、まずは安心ですけどね。

    で、近くに行ってしまうと
    その最大の特徴である四つの相輪が隠れて見えづらくなってしまう。もっと迫力ある姿を拝めるんじゃないかと思っていましたが、ちょっと当てが外れてしまったようです。
    まあ、しかし、これで大所が確認できたので、まずは安心ですけどね。

  • 続いての日和佐城は、日和佐の市街ですが、川を越えていった少し先。城跡公園として整備され、模擬天守も建っている。ちょっとあっさりした感じですが、それでも日和佐の人たちにとっては身近な存在のような気がします。<br />ちなみに、城主だった日和佐氏は、長宗我部氏の海部進攻で降伏。一旦は土佐に移り住みますが、阿波藩藩主、蜂須賀家政に帰住を勧められると石高50石で士分に取り立てられたということです。

    続いての日和佐城は、日和佐の市街ですが、川を越えていった少し先。城跡公園として整備され、模擬天守も建っている。ちょっとあっさりした感じですが、それでも日和佐の人たちにとっては身近な存在のような気がします。
    ちなみに、城主だった日和佐氏は、長宗我部氏の海部進攻で降伏。一旦は土佐に移り住みますが、阿波藩藩主、蜂須賀家政に帰住を勧められると石高50石で士分に取り立てられたということです。

  • そこから海岸の方に出て、これは大浜海岸。日和佐うみがめ博物館カレッタの目の前の海岸です。<br />シーズンの5月から8月にかけては、産卵のためにウミガメが上陸する浜なんですが、南北約500mの砂浜はきめ細かい砂。なんの障害もない遠浅の海岸だし、ここなら産卵しやすいんでしょう。産卵の様子を想像したりして楽しめます。

    そこから海岸の方に出て、これは大浜海岸。日和佐うみがめ博物館カレッタの目の前の海岸です。
    シーズンの5月から8月にかけては、産卵のためにウミガメが上陸する浜なんですが、南北約500mの砂浜はきめ細かい砂。なんの障害もない遠浅の海岸だし、ここなら産卵しやすいんでしょう。産卵の様子を想像したりして楽しめます。

  • そこから海岸線を少し走った先がえびす洞。日和佐の市街から少し離れていて歩きでここまでくるのはちょっと遠いかな。<br />海岸に下りていく標識が立っていて、

    そこから海岸線を少し走った先がえびす洞。日和佐の市街から少し離れていて歩きでここまでくるのはちょっと遠いかな。
    海岸に下りていく標識が立っていて、

  • そこから岩場の道を進みます。

    そこから岩場の道を進みます。

  • 遊歩道は割ときちんと整備されているので

    遊歩道は割ときちんと整備されているので

  • これならまあまあ安心。

    これならまあまあ安心。

  • あ、これですかあ。ただ、洞といっても浅い洞。岩の壁の海面辺りに穴が開いているといっただけの感じ。事前の情報では船が入れくらいの大きさだったのですが、その大きさは感じられない。眺めとしても微妙かな。朝方、日陰になっていたのも影響しているかもしれませんが。。

    あ、これですかあ。ただ、洞といっても浅い洞。岩の壁の海面辺りに穴が開いているといっただけの感じ。事前の情報では船が入れくらいの大きさだったのですが、その大きさは感じられない。眺めとしても微妙かな。朝方、日陰になっていたのも影響しているかもしれませんが。。

  • 日和佐の市街に戻る途中。薬王寺の遠景がきれいに見えました。この辺りの人は毎日、こんな景色を見ているんですね。見慣れてしまうとそうでもないかもしれませんが、やっぱり地元にとって自慢のお寺であることは間違いないでしょう。

    イチオシ

    日和佐の市街に戻る途中。薬王寺の遠景がきれいに見えました。この辺りの人は毎日、こんな景色を見ているんですね。見慣れてしまうとそうでもないかもしれませんが、やっぱり地元にとって自慢のお寺であることは間違いないでしょう。

  • そして、これは道の駅 日和佐。駐車場の広さとか、徳島県南部の道の駅ではここが一番規模が大きくて賑やかな感じがしますね。<br />

    そして、これは道の駅 日和佐。駐車場の広さとか、徳島県南部の道の駅ではここが一番規模が大きくて賑やかな感じがしますね。

  • さらに、ここでも敷地内からは山の中腹の薬王寺がきれいに眺められるし、これならちょっと寄っただけでも旅気分が盛り上がるというものでしょう。

    さらに、ここでも敷地内からは山の中腹の薬王寺がきれいに眺められるし、これならちょっと寄っただけでも旅気分が盛り上がるというものでしょう。

  • ほか、足湯の施設なんかもあって、

    ほか、足湯の施設なんかもあって、

  • 妙に充実。

    妙に充実。

  • 産直のコーナーもまずまずです。<br />日和佐にはカレッタという必見の施設があるのですが、まだ開いてないので帰りに寄ることにして、日和佐を後にします。

    産直のコーナーもまずまずです。
    日和佐にはカレッタという必見の施設があるのですが、まだ開いてないので帰りに寄ることにして、日和佐を後にします。

  • 千羽大橋は、道の駅日和佐の少し南から南阿波サンラインに入ってすぐ。海岸に下りていく途中にかかる橋。下りてくる時は気が付きませんでしたが、下から見上げるとその橋脚はかなりの長さがあって、橋を支えている。そのスマートな姿が見どころかと思います。

    イチオシ

    千羽大橋は、道の駅日和佐の少し南から南阿波サンラインに入ってすぐ。海岸に下りていく途中にかかる橋。下りてくる時は気が付きませんでしたが、下から見上げるとその橋脚はかなりの長さがあって、橋を支えている。そのスマートな姿が見どころかと思います。

  • そして、この辺りは千羽海崖。日和佐港の南西に続く断崖絶壁の海岸で、岩壁が垂直的な傾斜をなし屏風を広げたようにそそり立つ景勝地。道の駅の屋外観光地図にも当然のように載っているし、地元の人に尋ねて海岸までの道を下りて行ったのですが、陸地側から見るのはちょっと無理みたい。船で海側から見ないとその美しさは分からないようでした。

    そして、この辺りは千羽海崖。日和佐港の南西に続く断崖絶壁の海岸で、岩壁が垂直的な傾斜をなし屏風を広げたようにそそり立つ景勝地。道の駅の屋外観光地図にも当然のように載っているし、地元の人に尋ねて海岸までの道を下りて行ったのですが、陸地側から見るのはちょっと無理みたい。船で海側から見ないとその美しさは分からないようでした。

  • 改めて南阿波サンラインに戻って少し進むと阿南海岸を見渡せる展望所がありました。<br />阿南海岸は、徳島県南東部一帯。阿南市沿岸から海陽町までの海岸。しかし、ここから見てもこれが限界。見えるような見えないような。。ちょっとフラストレーションがたまりました。

    改めて南阿波サンラインに戻って少し進むと阿南海岸を見渡せる展望所がありました。
    阿南海岸は、徳島県南東部一帯。阿南市沿岸から海陽町までの海岸。しかし、ここから見てもこれが限界。見えるような見えないような。。ちょっとフラストレーションがたまりました。

  • ところで、室戸阿南海岸国定公園と捉えると、徳島県の南部から室戸岬にかけての海岸。ただ、全体が統一的にどうという感じではなくて、大浜海岸、千羽海崖、橘湾、蒲生田岬、竹ヶ島海中公園のようにポツンポツンと見どころがあって、あんまりまとまりはないような。<br />一方で、このまま南阿波サンラインを完走するとまた印象は変わったのかもしれませんが、この道はかなりくねくねで時間もかかりそう。攻略するにはちょっとハードルが高い。ここで引き返して国道に戻ります。<br />

    ところで、室戸阿南海岸国定公園と捉えると、徳島県の南部から室戸岬にかけての海岸。ただ、全体が統一的にどうという感じではなくて、大浜海岸、千羽海崖、橘湾、蒲生田岬、竹ヶ島海中公園のようにポツンポツンと見どころがあって、あんまりまとまりはないような。
    一方で、このまま南阿波サンラインを完走するとまた印象は変わったのかもしれませんが、この道はかなりくねくねで時間もかかりそう。攻略するにはちょっとハードルが高い。ここで引き返して国道に戻ります。

  • 改めて55号線を南下して甲浦に向かう途中。ロードサイドの小さなパン屋さんがWADA。牟岐の辺りだとこの一軒しかないので貴重なお店。

    改めて55号線を南下して甲浦に向かう途中。ロードサイドの小さなパン屋さんがWADA。牟岐の辺りだとこの一軒しかないので貴重なお店。

  • 近所のおばちゃんとか開店を待つようにやってきていましたが、昨日の売れ残りが半額なのでそれ狙いみたい。普通のパン屋さんですけど、どっちにしてもありがたいお店です。

    近所のおばちゃんとか開店を待つようにやってきていましたが、昨日の売れ残りが半額なのでそれ狙いみたい。普通のパン屋さんですけど、どっちにしてもありがたいお店です。

  • さらに進んで、今度は鯖大師本坊。四国八十八箇所霊場番外札所。国道から少し入ったところです。<br />

    さらに進んで、今度は鯖大師本坊。四国八十八箇所霊場番外札所。国道から少し入ったところです。

  • 本堂があって。

    本堂があって。

  • これがその傍らにあるお堂。

    これがその傍らにあるお堂。

  • 覗き込むと鯖を下げた御大師様の像があって、本当に変わっています。<br />伝えられているところによると、塩鯖を馬に背負わせた馬子。空海が塩鯖を所望すると馬子はけんもほろろにそれを断る。しかし、馬が急に苦しみ動かなくなると馬子は空海に鯖を差し出し馬を治して欲しいと懇願する。空海は加持水を馬に与え、馬を助ける。また、塩鯖に加持祈祷を行い海に放つと、塩鯖は生き返り泳いで行ったというおまけもあって、空海の法力のすごさを余すところなく伝えるお話かと思います。

    覗き込むと鯖を下げた御大師様の像があって、本当に変わっています。
    伝えられているところによると、塩鯖を馬に背負わせた馬子。空海が塩鯖を所望すると馬子はけんもほろろにそれを断る。しかし、馬が急に苦しみ動かなくなると馬子は空海に鯖を差し出し馬を治して欲しいと懇願する。空海は加持水を馬に与え、馬を助ける。また、塩鯖に加持祈祷を行い海に放つと、塩鯖は生き返り泳いで行ったというおまけもあって、空海の法力のすごさを余すところなく伝えるお話かと思います。

  • 一番奥の方にやけにあか抜けた多宝塔。まだ新しい感じですが、弘法大師のありがたい伝説にこうして新たな美が加わるのも悪くない。最後、すっきりさわやかな気持ちになりました。

    一番奥の方にやけにあか抜けた多宝塔。まだ新しい感じですが、弘法大師のありがたい伝説にこうして新たな美が加わるのも悪くない。最後、すっきりさわやかな気持ちになりました。

  • ところで、ここで外せないのは名物さばせ大福。国道からさば大師に入る入り口のところに建つロードサイドのお店です。<br />

    ところで、ここで外せないのは名物さばせ大福。国道からさば大師に入る入り口のところに建つロードサイドのお店です。

  • 大福はもち米の大福ときびの大福の二種類。出来立てをいただきましたが、すぐに食べると柔らかいお餅が口で溶けて餡子とまじりあう。ここで食べた時はちょっと面倒くさい感じもなくはなかったんですが、翌日まで置いておいて食べるとお餅がいい加減に固くなっていて、メリハリの効いた味わいに。なるほどねえ。これは本物。混じりっけなしという証です。

    大福はもち米の大福ときびの大福の二種類。出来立てをいただきましたが、すぐに食べると柔らかいお餅が口で溶けて餡子とまじりあう。ここで食べた時はちょっと面倒くさい感じもなくはなかったんですが、翌日まで置いておいて食べるとお餅がいい加減に固くなっていて、メリハリの効いた味わいに。なるほどねえ。これは本物。混じりっけなしという証です。

  • 大砂海水浴場は、鯖瀬駅から海岸の方に出たところ。<br />きめの細かい砂の浜で、これは予想外の美しさ。波消しの堤防に守られた静かな入り江になっていて、これなら広さも十分ありますね。海水浴のシーズンではありませんでしたが、気持ちの良い海水浴場であることははっきりわかる砂浜でした。

    大砂海水浴場は、鯖瀬駅から海岸の方に出たところ。
    きめの細かい砂の浜で、これは予想外の美しさ。波消しの堤防に守られた静かな入り江になっていて、これなら広さも十分ありますね。海水浴のシーズンではありませんでしたが、気持ちの良い海水浴場であることははっきりわかる砂浜でした。

  • 今度はまぜのおかピクニック公園を目指しますが、これは蛇王運動公園の球場。地元の子供たちの野球の試合が行われていました。

    今度はまぜのおかピクニック公園を目指しますが、これは蛇王運動公園の球場。地元の子供たちの野球の試合が行われていました。

  • そこを過ぎて進むと海老ヶ池。この湖は、江戸時代の初めに地震で隆起してできたもので、四国地方では唯一の天然湖だそうです。<br />ピクニック公園に隣接してあって、遠くの方まで見渡せるけっこうな規模。ちょっとスカッとした気分になりますね。周囲には遊歩道もあって散策が楽しめます。

    そこを過ぎて進むと海老ヶ池。この湖は、江戸時代の初めに地震で隆起してできたもので、四国地方では唯一の天然湖だそうです。
    ピクニック公園に隣接してあって、遠くの方まで見渡せるけっこうな規模。ちょっとスカッとした気分になりますね。周囲には遊歩道もあって散策が楽しめます。

  • そして、これがまぜのおかピクニック公園。広く展開する丘陵部を大規模に整備した気持ちの良い公園ですね。

    そして、これがまぜのおかピクニック公園。広く展開する丘陵部を大規模に整備した気持ちの良い公園ですね。

  • 芝生の広場から、その奥に建つ子供向けの遊園具のスペースとかかなり本格的です。なるほど、なるほど。

    芝生の広場から、その奥に建つ子供向けの遊園具のスペースとかかなり本格的です。なるほど、なるほど。

  • 続いては、大里松原。カーナビでうまく出てこないし。<br />

    続いては、大里松原。カーナビでうまく出てこないし。

  • 近くまで行ったら標識があるのかなと思ったのですが、よく分からない。不安に思いながら訪ねました。

    近くまで行ったら標識があるのかなと思ったのですが、よく分からない。不安に思いながら訪ねました。

  • ただ、結局、範囲が広いので適当に海の方を目指せばどこかでぶち当たります。

    ただ、結局、範囲が広いので適当に海の方を目指せばどこかでぶち当たります。

  • ちなみに、この海岸は日本の白砂青松百選選定。アカウミガメの産卵地としても知られているようです。<br />松林の方から海岸の方に出るには高い土塁を越える必要があるので、ちょっとご注意を。

    ちなみに、この海岸は日本の白砂青松百選選定。アカウミガメの産卵地としても知られているようです。
    松林の方から海岸の方に出るには高い土塁を越える必要があるので、ちょっとご注意を。

  • そして。。この辺りの観光のメイン施設はやっぱり阿波海南文化村かな。<br />

    そして。。この辺りの観光のメイン施設はやっぱり阿波海南文化村かな。

  • 多目的ホールや会議室を備えた総合施設。

    多目的ホールや会議室を備えた総合施設。

  • 敷地内にはあちこちそれらしい建物が分散して建っていますが、

    敷地内にはあちこちそれらしい建物が分散して建っていますが、

  • メインの見どころは、この海陽町立博物館でしょう。<br />

    メインの見どころは、この海陽町立博物館でしょう。

  • エントランスの横穴式石室を備えた大里古墳関係のモニュメントから始まって

    エントランスの横穴式石室を備えた大里古墳関係のモニュメントから始まって

  • 江戸時代の人形浄瑠璃。

    江戸時代の人形浄瑠璃。

  • 当時の化粧台に大量の柄鏡に化粧道具って、なにやら豊かな土地柄が想像されますね。

    当時の化粧台に大量の柄鏡に化粧道具って、なにやら豊かな土地柄が想像されますね。

  • ただ、圧巻はここから先。

    ただ、圧巻はここから先。

  • 四国一の出土数を誇る大里出土銭と

    四国一の出土数を誇る大里出土銭と

  • その分類、解説。

    その分類、解説。

  • 中国の漢、隋、唐の銅線。和同開珎とか日本でも銭は早くから作られていたのですが、実際に流通していたのは中国の銭が圧倒的。こちらで出土した銭も平安時代とか室町期に輸入されたもの。平家が活発に行った日宋貿易や足利氏の日明貿易でも中国銭は重要な輸入品でした。そういう意味でもあちこちで銭は出土しているのですが、こうしてまとまって出土したのは珍しいということなんでしょう。

    中国の漢、隋、唐の銅線。和同開珎とか日本でも銭は早くから作られていたのですが、実際に流通していたのは中国の銭が圧倒的。こちらで出土した銭も平安時代とか室町期に輸入されたもの。平家が活発に行った日宋貿易や足利氏の日明貿易でも中国銭は重要な輸入品でした。そういう意味でもあちこちで銭は出土しているのですが、こうしてまとまって出土したのは珍しいということなんでしょう。

  • 後半は阿波国を代表する日本刀の海部刀。<br />意外な展示物がいくつもあって、この地方の独特の歴史に思いを馳せました。海陽町に来たらここは必見の施設ですね。

    後半は阿波国を代表する日本刀の海部刀。
    意外な展示物がいくつもあって、この地方の独特の歴史に思いを馳せました。海陽町に来たらここは必見の施設ですね。

  • これが日本刀を鍛錬する前の鉄の塊り。

    これが日本刀を鍛錬する前の鉄の塊り。

  • 二人で息を合わせて鉄を鍛えます。たたらといえば、奥出雲ですが、たたらがあったのは必ずしも限られた場所ではない。需要が多かったこともあって、日本各地でそうした場所はいくつもあったのだと思います。

    二人で息を合わせて鉄を鍛えます。たたらといえば、奥出雲ですが、たたらがあったのは必ずしも限られた場所ではない。需要が多かったこともあって、日本各地でそうした場所はいくつもあったのだと思います。

  • ところで、阿波海南文化村では、ちょっとした観光案内もあって、轟の滝の情報を聞きこみました。少し遠いけど、とても素晴らしい場所なんだとか。けっこう力説されたので、予定にはありませんでしたが、急遽、訪ねることにしました。<br />轟の滝に向かっては、海部川を遡ります。この川は、海部郡海陽町を流れる流程36kmの川。ダムもなく、環境省の調査で全国で最も水がきれいな川36本の1つと認定されていて、天然のヒラテナガエビ、鮎、アメゴ、ウナギなどの水生生物の宝庫だそう。清流というにふさわしい美しい眺め。四国は四万十川だけじゃないですよね~

    ところで、阿波海南文化村では、ちょっとした観光案内もあって、轟の滝の情報を聞きこみました。少し遠いけど、とても素晴らしい場所なんだとか。けっこう力説されたので、予定にはありませんでしたが、急遽、訪ねることにしました。
    轟の滝に向かっては、海部川を遡ります。この川は、海部郡海陽町を流れる流程36kmの川。ダムもなく、環境省の調査で全国で最も水がきれいな川36本の1つと認定されていて、天然のヒラテナガエビ、鮎、アメゴ、ウナギなどの水生生物の宝庫だそう。清流というにふさわしい美しい眺め。四国は四万十川だけじゃないですよね~

  • 海陽町の市街からだと1時間くらいかな。くねくね道を根気強く運転して、なんとか辿り着きましたよ~<br />駐車場に車を停めて、ここからは歩きです。

    海陽町の市街からだと1時間くらいかな。くねくね道を根気強く運転して、なんとか辿り着きましたよ~
    駐車場に車を停めて、ここからは歩きです。

  • 橋を渡って、

    橋を渡って、

  • 渓流をさらに先へ。

    渓流をさらに先へ。

  • 林の道を抜けると

    林の道を抜けると

  • 神社への石段。轟神社です。

    神社への石段。轟神社です。

  • 轟の滝は、この神社を経由して向かいます。<br />ちなみに、11月の第二日曜日。轟秋祭りというのがあって、それが有名。神社を駆け下りた神輿が担ぎ手とともに滝壺に入る神聖なお祭り。あちこちでその厳粛な光景のポスターを拝見しました。

    轟の滝は、この神社を経由して向かいます。
    ちなみに、11月の第二日曜日。轟秋祭りというのがあって、それが有名。神社を駆け下りた神輿が担ぎ手とともに滝壺に入る神聖なお祭り。あちこちでその厳粛な光景のポスターを拝見しました。

  • 神社から坂を下って、<br />

    神社から坂を下って、

  • 赤い鳥居が見えてきましたが、滝はこの先ですね。<br />ゴーゴーと水しぶきの音が響いています。

    赤い鳥居が見えてきましたが、滝はこの先ですね。
    ゴーゴーと水しぶきの音が響いています。

  • なるほど~。これはいい。

    なるほど~。これはいい。

  • 両側から岩の崖が迫って観音扉のようになった先に

    イチオシ

    両側から岩の崖が迫って観音扉のようになった先に

  • 水しぶきを激しくあげる滝の姿。<br />全体があらわにはならずに、ちょっと奥ゆかしい感じと流れ出る水を受け止める手前の静かな川面のコントラストも動と静の絶妙なバランス。

    水しぶきを激しくあげる滝の姿。
    全体があらわにはならずに、ちょっと奥ゆかしい感じと流れ出る水を受け止める手前の静かな川面のコントラストも動と静の絶妙なバランス。

  • 確かに遠い道を訪ねてもそれだけの価値のある名滝だと思います。<br />おまけに、今日は天気がいいのできれいな虹。重ねて得をしたような気分になりました。間違いなく、これは今日一番のハイライトでしょう。

    確かに遠い道を訪ねてもそれだけの価値のある名滝だと思います。
    おまけに、今日は天気がいいのできれいな虹。重ねて得をしたような気分になりました。間違いなく、これは今日一番のハイライトでしょう。

  • 轟の滝に続いて、轟九十九滝というのもあるようで、今度はそっちにも回ってみます。<br />意外にちょっと本格的な山歩きになってしまいましたが、

    轟の滝に続いて、轟九十九滝というのもあるようで、今度はそっちにも回ってみます。
    意外にちょっと本格的な山歩きになってしまいましたが、

  • 沢沿いにはいくつもの滝があって。<br />これは、二重滝。<br />

    沢沿いにはいくつもの滝があって。
    これは、二重滝。

  • 中央の大岩の左右に流れ下る滝。水量が多いので、さほどの規模じゃなくても、そこそこの迫力がありますね。

    イチオシ

    中央の大岩の左右に流れ下る滝。水量が多いので、さほどの規模じゃなくても、そこそこの迫力がありますね。

  • 気分よく先に進みます。

    気分よく先に進みます。

  • 途中途中には変化のある景色。

    途中途中には変化のある景色。

  • いいじゃないですかあ。

    いいじゃないですかあ。

  • 緑もきれいだし、

    緑もきれいだし、

  • 轟の滝を見た後は確かにこっちも見ないといけませんね。

    轟の滝を見た後は確かにこっちも見ないといけませんね。

  • これは横見滝。

    これは横見滝。

  • 滝つぼがそのまま深い淵につながっていて、深い青色がとても美しいですね。これはたまりませんよ~

    イチオシ

    滝つぼがそのまま深い淵につながっていて、深い青色がとても美しいですね。これはたまりませんよ~

  • まだまだ魅力的な滝があるのかもしれませんが、ただ奥は深い。予定外で来ているし、時間的にこれ以上はちょっと無理かな。ここで引き上げることにしましょうか。

    まだまだ魅力的な滝があるのかもしれませんが、ただ奥は深い。予定外で来ているし、時間的にこれ以上はちょっと無理かな。ここで引き上げることにしましょうか。

  • さて、再び国道55号線に戻って、そろそろ昼飯かな。<br />カピタンは、ロードサイドの中華屋さん。この辺りではまあまあ目立っています。<br />

    さて、再び国道55号線に戻って、そろそろ昼飯かな。
    カピタンは、ロードサイドの中華屋さん。この辺りではまあまあ目立っています。

  • ただ、こんなところで長崎の本格的なちゃんぽんって何かなと思ったんですが、いただいてみると確かに、確かに。<br />このスープの味わいは本場の長崎ちゃんぽんですね。ただ、あえて言えば、イカとか海鮮の具はもうちょっとしっかりしたのを使ってもらったらさらによかったかなと思います。

    ただ、こんなところで長崎の本格的なちゃんぽんって何かなと思ったんですが、いただいてみると確かに、確かに。
    このスープの味わいは本場の長崎ちゃんぽんですね。ただ、あえて言えば、イカとか海鮮の具はもうちょっとしっかりしたのを使ってもらったらさらによかったかなと思います。

  • 食後のキモトヤは、国道55号線から少し脇に入ったところ。知っていないとわかりにくいかもしれません。しかし、品数は豊富だし、お店の中は明るくて広いです。

    食後のキモトヤは、国道55号線から少し脇に入ったところ。知っていないとわかりにくいかもしれません。しかし、品数は豊富だし、お店の中は明るくて広いです。

  • いただいたのは、かりんとう饅頭。揚げたての豊潤さとしっかり甘い餡子の組み合わせは正統派のかりんとう饅頭です。

    いただいたのは、かりんとう饅頭。揚げたての豊潤さとしっかり甘い餡子の組み合わせは正統派のかりんとう饅頭です。

  • 海部城跡は、海陽町の市街に戻って。<br />海陽町立海部小学校の校庭の向こうにあるこんもりとした小山がそれ。どこかからは登れるんでしょうが、入り口はよくわかりませんでした。<br />ちなみに、戦国時代に、海部友光によって築かれたとされる城。長宗我部元親の弟、島親益を殺したことで元親により攻められたとも。

    海部城跡は、海陽町の市街に戻って。
    海陽町立海部小学校の校庭の向こうにあるこんもりとした小山がそれ。どこかからは登れるんでしょうが、入り口はよくわかりませんでした。
    ちなみに、戦国時代に、海部友光によって築かれたとされる城。長宗我部元親の弟、島親益を殺したことで元親により攻められたとも。

  • 海部から少し南下するとわじきです。<br />道の駅 宍喰温泉は、洋風のしゃれた建物が涼し気な印象です。<br />

    海部から少し南下するとわじきです。
    道の駅 宍喰温泉は、洋風のしゃれた建物が涼し気な印象です。

  • 目の前が海岸で見晴らしの良い国道沿い。

    目の前が海岸で見晴らしの良い国道沿い。

  • 温泉施設を備えていて、内部はゆったり。

    温泉施設を備えていて、内部はゆったり。

  • 地元出身のプロゴルファー尾崎三兄弟のメモリアル展示コーナーなんかもありました。

    地元出身のプロゴルファー尾崎三兄弟のメモリアル展示コーナーなんかもありました。

  • 宍喰浦の化石漣痕は、道の駅 宍喰温泉のほど近くなんですが、国道を越えて海岸の方に行かないといけないので道は難しい。道の駅の観光案内所で尋ねてやっとわかりました。<br />道路を切り開くのに出てきたような壁面いっぱいに4500万年前の第3紀始新世から漸新世に形成されたという水流漣痕の層が縦に走っています。ただ、その価値がどの程度のものなのか。その辺りはイマイチ不明です。

    宍喰浦の化石漣痕は、道の駅 宍喰温泉のほど近くなんですが、国道を越えて海岸の方に行かないといけないので道は難しい。道の駅の観光案内所で尋ねてやっとわかりました。
    道路を切り開くのに出てきたような壁面いっぱいに4500万年前の第3紀始新世から漸新世に形成されたという水流漣痕の層が縦に走っています。ただ、その価値がどの程度のものなのか。その辺りはイマイチ不明です。

  • そのまま進んで。<br />水床湾は、宍喰を代表する景勝地。海岸沿いの道を走っていると突然、この美しい景色が現れます。眼下の湾から沖合の小島群の間に広がる透明度の高い海の青。

    イチオシ

    そのまま進んで。
    水床湾は、宍喰を代表する景勝地。海岸沿いの道を走っていると突然、この美しい景色が現れます。眼下の湾から沖合の小島群の間に広がる透明度の高い海の青。

  • 養殖のいかだが浮かんでいたりして、波も穏やかなところなのでしょう。本当にこの限られた一角だけなのですが、特別な眺めのような気がします。

    養殖のいかだが浮かんでいたりして、波も穏やかなところなのでしょう。本当にこの限られた一角だけなのですが、特別な眺めのような気がします。

  • ここまで来たら、竹ヶ島も訪ねてみましょう。この辺りが徳島の最南端ですからね。<br />島は小さな島ですが、普通の橋が架かっていてあんまり島という感じはしませんね。

    ここまで来たら、竹ヶ島も訪ねてみましょう。この辺りが徳島の最南端ですからね。
    島は小さな島ですが、普通の橋が架かっていてあんまり島という感じはしませんね。

  • 入り口すぐに、海洋自然博物館マリンジャムという小さな水族館があって、それを拝見します。

    入り口すぐに、海洋自然博物館マリンジャムという小さな水族館があって、それを拝見します。

  • 料金を払って奥へ。

    料金を払って奥へ。

  • これは淡水魚かな。清流の魚も特徴的です。

    これは淡水魚かな。清流の魚も特徴的です。

  • 小さな水槽がいくつもあって、

    小さな水槽がいくつもあって、

  • 海底に潜む魚や

    海底に潜む魚や

  • イボヤギの仲間かな。<br />サンゴの水槽もありました。

    イチオシ

    イボヤギの仲間かな。
    サンゴの水槽もありました。

  • それにしても、この施設のほか、島内の散策とかできたのかなあ。あんまりそれらしい感じではないように思いましたが。

    それにしても、この施設のほか、島内の散策とかできたのかなあ。あんまりそれらしい感じではないように思いましたが。

  • さて、今夜の宿は阿南市北の脇。これから60キロ超の元来た道を戻ることになります。<br />内妻海岸は、牟岐町の八坂八浜にある海岸。シーズンには内妻海水浴場。来る時見逃していたので寄ってみます。 <br />ただ、国道から集落に入って、そこから国道をくぐって改めて海岸に出るので、ちょっと道が分かりにくいかな。それでも、確かに白砂青松の砂浜。穏やかな遠浅の感じは海水浴場に適しているように見えました。

    さて、今夜の宿は阿南市北の脇。これから60キロ超の元来た道を戻ることになります。
    内妻海岸は、牟岐町の八坂八浜にある海岸。シーズンには内妻海水浴場。来る時見逃していたので寄ってみます。
    ただ、国道から集落に入って、そこから国道をくぐって改めて海岸に出るので、ちょっと道が分かりにくいかな。それでも、確かに白砂青松の砂浜。穏やかな遠浅の感じは海水浴場に適しているように見えました。

  • そして、日和佐うみがめ博物館カレッタも今朝スルーしていた施設。でも、こちらは、うみがめの街、日和佐を代表する必見の施設なんですよね。<br />

    そして、日和佐うみがめ博物館カレッタも今朝スルーしていた施設。でも、こちらは、うみがめの街、日和佐を代表する必見の施設なんですよね。

  • 室内水槽だけじゃなくて、

    室内水槽だけじゃなくて、

  • 屋外プールにはアオウミガメ、アカウミガメ。

    屋外プールにはアオウミガメ、アカウミガメ。

  • 何匹も悠々と回遊していて、それを見ているだけでも気持ちが楽しくなる。

    イチオシ

    何匹も悠々と回遊していて、それを見ているだけでも気持ちが楽しくなる。

  • 時間になると係員がえさをやるんですが、元気にガバガバえさを食べるのもけっこうな迫力です。

    時間になると係員がえさをやるんですが、元気にガバガバえさを食べるのもけっこうな迫力です。

  • アオウミガメ、アカウミガメだと餌もちょっと違う。アカウミガメは魚だけだけど、アオウミガメは海藻も食べる。そんなことも初めて教えてもらいました。

    アオウミガメ、アカウミガメだと餌もちょっと違う。アカウミガメは魚だけだけど、アオウミガメは海藻も食べる。そんなことも初めて教えてもらいました。

  • 日和佐から由岐の方に戻って。<br />田井ノ浜海水浴場は、シーズンに開かれる臨時の駅、田井ノ浜駅からだと歩いてすぐの範囲。小さな湾の奥に広がる白砂の海は西日本でも屈指の水質を誇るということです。<br />ただ、シーズンではなかったのでちょっと寂し気な雰囲気。浜辺を散歩している人がいましたが、近所の人かなと思います。

    日和佐から由岐の方に戻って。
    田井ノ浜海水浴場は、シーズンに開かれる臨時の駅、田井ノ浜駅からだと歩いてすぐの範囲。小さな湾の奥に広がる白砂の海は西日本でも屈指の水質を誇るということです。
    ただ、シーズンではなかったのでちょっと寂し気な雰囲気。浜辺を散歩している人がいましたが、近所の人かなと思います。

  • ぽっぽマリンは、由岐駅の駅舎にある小さな観光施設。

    ぽっぽマリンは、由岐駅の駅舎にある小さな観光施設。

  • 近くの海にいる海の生き物を入れた水槽が置いてあったりしますが、正直言えばかなり地味。

    近くの海にいる海の生き物を入れた水槽が置いてあったりしますが、正直言えばかなり地味。

  • 二階の展示室では地元の有志による生け花の展示会がありましたが、地元の文化交流の場にも使われているようです。

    二階の展示室では地元の有志による生け花の展示会がありましたが、地元の文化交流の場にも使われているようです。

  • ここで、もう一つがんばったのは潮吹展望台。由岐の市街から海岸沿いのくねくね道を東に進んだ先。そんなに遠くはないよという地元の人の話だったのですが、そうでもない。かなり走った感じです。

    ここで、もう一つがんばったのは潮吹展望台。由岐の市街から海岸沿いのくねくね道を東に進んだ先。そんなに遠くはないよという地元の人の話だったのですが、そうでもない。かなり走った感じです。

  • 展望台の下に波洗う潮吹岩らしき景色が見えましたが、そこまでして見るほどのことではないような。残念ながら、疲れただけで終わったような感じです。

    展望台の下に波洗う潮吹岩らしき景色が見えましたが、そこまでして見るほどのことではないような。残念ながら、疲れただけで終わったような感じです。

  • 夕暮れになってきたし、ちょっと焦ってきましたよ~

    夕暮れになってきたし、ちょっと焦ってきましたよ~

  • しかし、最後にさらにもう一つがんばって、福井ダムにも寄ってみます。<br />福井ダム資料館は、福井ダムの入り口に建つ小さな建物。福井ダムのあれこれをPRするための施設なんでしょうが、もう古びていて資料館としては役割を終えている感じ。屋上が展望所になっているのかもしれませんがそれも怪しいと思います。ただ、トイレがあったのでそれはいいかな。

    しかし、最後にさらにもう一つがんばって、福井ダムにも寄ってみます。
    福井ダム資料館は、福井ダムの入り口に建つ小さな建物。福井ダムのあれこれをPRするための施設なんでしょうが、もう古びていて資料館としては役割を終えている感じ。屋上が展望所になっているのかもしれませんがそれも怪しいと思います。ただ、トイレがあったのでそれはいいかな。

  • ちなみに、福井ダムは、平成7年度完成した高さ42.5m、総貯水量475万mの中規模ダム。国道から脇道のダムまでの道を少し走ると比較的楽に到着します。<br />

    ちなみに、福井ダムは、平成7年度完成した高さ42.5m、総貯水量475万mの中規模ダム。国道から脇道のダムまでの道を少し走ると比較的楽に到着します。

  • ダムは幅の広い歩道が一直線に続いて、ダム湖の見晴らしも悪くない。

    ダムは幅の広い歩道が一直線に続いて、ダム湖の見晴らしも悪くない。

  • 公園としての楽しさまではあまり感じませんでしたが、まあ普通のダムかなと思います。

    公園としての楽しさまではあまり感じませんでしたが、まあ普通のダムかなと思います。

  • さて、あとは晩飯ですよね。<br />大菩薩峠は、レンガの廃墟のような外観に強いインパクトがあって、それだけでも名物店と言えるでしょう。<br />

    さて、あとは晩飯ですよね。
    大菩薩峠は、レンガの廃墟のような外観に強いインパクトがあって、それだけでも名物店と言えるでしょう。

  • 店内も、どこか欧州の古い古城のように独創的です。元あった建物をイノベーションしたのかなと思ったんですが、オーナー曰くわざわざレストランのために建てた建物だとか。それにもちょっとびっくりです。

    店内も、どこか欧州の古い古城のように独創的です。元あった建物をイノベーションしたのかなと思ったんですが、オーナー曰くわざわざレストランのために建てた建物だとか。それにもちょっとびっくりです。

  • そして、実はそれに加えて料理もなかなか。晩飯にとんかつをいただきましたが、カツの質もいいし、酸味の効いたとんかつソースが奥深い味わい。味噌ではないと思いますが、何かの隠し味。このソースだけでも、なにか特別なお店であることを感じました。

    イチオシ

    そして、実はそれに加えて料理もなかなか。晩飯にとんかつをいただきましたが、カツの質もいいし、酸味の効いたとんかつソースが奥深い味わい。味噌ではないと思いますが、何かの隠し味。このソースだけでも、なにか特別なお店であることを感じました。

  • さて、今日の宿は、民宿 北の脇。風呂が付いていないので、近くの銭湯に行ってくれと言われるのがちょっと乱暴なんですが、まあ、それも事前の情報にあったので大丈夫。それに今日はもうクタクタ。このまま休んで、明日に備えます。明日も早朝の蒲生田岬からなので、ハードです。

    さて、今日の宿は、民宿 北の脇。風呂が付いていないので、近くの銭湯に行ってくれと言われるのがちょっと乱暴なんですが、まあ、それも事前の情報にあったので大丈夫。それに今日はもうクタクタ。このまま休んで、明日に備えます。明日も早朝の蒲生田岬からなので、ハードです。

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