イタリア5日目　アマルフィ

2019/09/15 - 2019/09/15

イタリア5日目です。日帰りでサレルノ経由でアマルフィまで行ってきました。

エリア アマルフィ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アマルフィ海岸を見てみようということで、サレルノからアマルフィに行くことにしました。ナポリ駅のチケット売り場でサレルノまでのチケットを買って乗ると、なかなか快適な車両です。サレルノまでは一駅で30分くらいの乗車で幸先の良いスタートです。

SITAというバスに乗るということなので、駅の売店でチケットを買い、バス停で待ちます。駅が始発だと思っていたのですが、来たバスにはもうお客が乗っています。そのバスには乗り切れず、次のバス待ちにされてしまいました。外国人の迫力あるおじさんが、ちゃんと列になろうよ。と声をかけてくれて、整列して待つこと20分。次のバスが来ました。私たちは6番目くらいでしたので、ちゃんと乗れると思ったのですが…。バスが列の先頭の人のところに止まらなかったので、乗り口近くの人が乗り始めます。またおじさんが、先頭から乗ろうよ。と声をかけてくれて、うまくいきそうかな。思ったのもつかのま、運転手が後ろのドアを開け、後ろのほうで待っていた人たちがぞくぞくと乗り込んでしまいました。私たちはやっと乗れて立ち席かな？と思っていると後ろのほうに、ここに１つあいてるとか叫んでくれていましたので、後部に行くと最後尾に丁度2人分席が空いていてぎりぎりで座れました。1時間余りのバス旅、座れるのと立っているのでは天地ほどの差です。

海岸の小さな村々を通りながらやっとアマルフィのバス停に到着。私たちはここで降りますが、バスはポジターノの方まで行きます。

バス停から山側を見ています。山にへばりついたように栄えた町の様子がわかります。

お散歩に出かける前にトイレを澄ましておこうと公衆トイレに。有料トイレで１ユーロコインを入れてバーを通過します。
有料トイレなので、きれいに整備されているかというとそんなことは全然なく、便座がありません。フェリーのトイレもそうだったので、これが普通のようです。イタリアにずっといるとふとももの筋肉が鍛えられそうです。

ロマネスク様式を基本としながらイスラム建築の影響を受けた特異な様式のアマルフィ大聖堂です。

大聖堂の内陣。ヴェネチア、ジェノヴァと肩を並べるほどに海運で栄えたというだけあって、絢爛豪華な装飾に目を奪われます。

メインストリートを入って行きますが、山が近いので、実はすぐ街並みは終わってしまいます。そこそこのところで昼食にしました。

この店は良かったです。アマルフィは焼物で有名らしく、この派手な絵付けのお皿もアマルフィ焼きで店の名前も入っています。ここではニョッキを頼みました。

食事も軽めでお腹に余裕があったので、デザートを頼みました。この辺の名物の、レモンのケーキです。

こんな感じのお土産屋さんがたくさんありました。

帰りは船でサレルノに戻ります。海から見たアマルフィも美しいです。

さて、サレルノ駅でナポリまでのチケットを購入したのですが、窓口が混んでいたので自販機で購入しました。列車のホームに行きましたが、チケットに座席の指定がしてありません。係員にどこに乗ったらいいのか聞くと、この列車ではなく〇番線から出るから。といわれました。指定券がなかったので普通列車しかのれないらしいです。そこに行くと、カラブリア行きの列車が入線してきました。時刻表見るとナポリは通らなそうです。時刻表では別のホームにナポリに行く列車があるので行ってみると美しい列車です。ここでホームにいる係員に聞いてみると、そのチケットでは乗れません。とのこと。これがフェラーリの会長が始めたという豪華特急イタロです。そういえばイタロの切符売り場があったので、窓口に行くと、窓口のおばさん曰く。ナポリまでは26ユーロだけどほんとにいいんですか？とやけに念押しをしっかりしてきます。考えてみれば、東京から藤沢くらいまでの距離で3500円くらいと思えば、そうなのかもしれません。30分の豪華列車の旅でナポリに戻ってきました。