2019/10/03 - 2019/10/03
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多摩川コナンさん
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この旅行記スケジュールを元に
5日目はバスに乗ってイスラエルとヨルダンの国境の街「エイラット」から陸路でヨルダン・アカバに向かった。そこからインディージョーンズの舞台になったことでお馴染みのペトラ遺跡へ。
今回は1日かけての死海からペトラへの移動で、事前に調べたネット情報だけが頼りの完全個人旅行。複雑な移動工程だったが特段トラブルもなくスムーズに国境を突破で来た。やっぱりインターネットは偉大だ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝6時くらいに起床。
窓の外を覗いてみると朝日が昇ろうとしていた。ヴート デッド シー ホテル
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朝日が死海に差し込む。
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朝に浜辺に行ってみた。
朝7時台から浮かんでいる人がたくさんいた。
自分も一緒に浮かびたいけれども、今日中にヨルダンのペトラまで行かなければならないので、死海とはこれでサヨナラ・・・。エン ボケック ビーチ (死海) ビーチ
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ちょっと汚いけれども、今回宿泊したクラウンプラザの部屋。
荷物をまとめてチェックアウト。 -
チェックアウトした後は、昨日バスを降りたバス停「Hod Hotel」に向かった。ホテルのカウンターに置いてあった時刻表にはエイラット行き444番が朝8時29分(細かっ!)と書いてあった。
自分としては「どうせ時間通りになんて来ないだろ~」と思っていたら・・・。
ビックリ!本当に444番が8時29分に来た・・・。
早速444番に乗って、「ボーダーまで」と運転手に告げてお金を払う。確か47シェケルくらいだったかな!?
バスの中はほぼ満席だったが、この近いエリアで何人か下車したので、問題なく窓際の席に座れた。ここからエイラットのボーダーに向けて出発! -
バスの右側の席に座った。
窓からは荒涼とした大地が見える。 -
バスからなんとなーく空を眺めていると、ものすごく高いところに真っ白い楕円状の物体(写真の中央の白いやつ)が浮いていることに気が付いた。バスが結構なスピードで走っていてもほとんど動かなかったので、かなりの高度を飛んでいるみたいだ。
カメラをズームしてよく見てみると、飛行船のような形をしていた。イスラエル軍の新型兵器か何かかな!?ってゆうかこれ写真撮って大丈夫なのか!? -
途中、サービスエリアのようなところで20分トイレ休憩になった。
これが乗ってきた444番のエゲットバス。 -
こちらがサービスエリア。コンビニも併設されていた。
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再びバスは動き出し、エイラットに向けて南下。
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3時間くらい走ったところで「ラビンボーダークロッシング/ロード90(Rabin Border Crossing/Road 90、いわゆるボーダー)」に到着。自分以外にも数人ここで降りていた。ここで中国人の若者の一行と仲良くなる。ボーダーまで一緒に向かうことに。
このバス停の斜め向かいにボーダー通じる道があり、その道をひたすらまっすぐ進む。 -
向こう側に見える山はもうヨルダンだ。
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タクシーの勧誘を断りながら、道に沿ってまっすぐ進む。
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歩くこと15分ほどでイスラエル側のゲートが見えてきた。
写真撮影禁止エリアのため画像はないけど、順を追って国境突破の流れを説明していく。
①イスラエル側:
ゲートの中に入ったら、まず白い小屋のような建物に並ぶように係員に言われる。そこで出国税を支払う(確か107シェケル)。支払いはクレジットカードも可能だった。ちなみにレシートはボーダー通過時にスキャンされるのでなくさないようにする。
次に隣の小屋に案内され、出国審査が行われる。やっぱりイランに行ったことについていくつか質問を受けたが、問題なく出国できた。ちなみにこの小屋の裏側にトイレがあるので、用を済ませる。この後、道なりに進み、係員が出国税のレシートをスキャンした後、ヨルダンとの緩衝地帯を通り抜けてヨルダン側に入っていく。この緩衝地帯には真ん中に線が引いてあって、その線を飛び越えて自身36カ国目のヨルダンに入国!
ヨルダン側:
まず小屋に案内され、荷物検査が行われる。自分は問題なく通過できたが、仲良くなった中国人グループとはまた別の中国人が、この荷物検査で引っかかっていた。X線検査で、イスラエルで買ったであろう十字架のお土産やユダヤ教の帽子(キッパ)、ユダヤ教関連のグッズが没収されていた。やっぱりヨルダンはイスラムの国だからなのか、イスラエルと対立しているからなのか(おそらく両方だろう)、こういった部分はとても厳しいみたいだ。
この後ビザカウンターに向かおうとすると係員に呼び止められ「君は何人?」と聞かれた。自分が「日本人です!」と答えると、「日本人はビザ免除だよ!」「そのまま入国審査のカウンターに進んで」と言われる。そう、日本人はビザ免除なのだ。菊の紋章の強さを思い知る。
一緒に移動していた中国人の一行からも「いいな~!うらやましい」と言われる。日本人に生まれてよかったと思える瞬間だ。
が、ここでもイランで引っかかる。係員がパスポートのイランのビザを見つけると顔が険しくなり、「2分待つように」と言われる。2分後に偉い人が出てきて、イランに行った期間や理由、仕事などを質問された。でも正直に答えたら「わかった!行っていいよー!」と言われすぐ解放される。
そんなこんなで無事国境突破だ! -
ヨルダンのイミグレを抜けたところにタクシーの料金表がある。ヨルダン側のボーダーから移動する場合は必ずタクシーに乗らなければならない。そのため、ある程度料金は固まっているみたいだ。
当初自分は、まずタクシーでアカバのバスターミナルまで行って、バスに乗ってペトラまで行って、そこから歩いてホテルに・・・と考えていたが、この時点でお昼の12時。今日はペトラ遺跡のライトアップショー(ペトラ・バイ・ナイト)が行われる日なので、夕方までにはペトラに到着しておきたかった。
ここからペトラ市内まではタクシーだと53ディナール。さらに宿泊ホテルの前や遺跡の入口まで行くと+2ディナール。実はイスラエルの出国審査待ちの時、周りにいた何人かに「ペトラに行く人がいればタクシーシェアしないか?」と声をかけていたのだが、あいにくみんなワディ・ラムに行くようでペトラ仲間はおらず・・・。バスでペトラに行くと、時間がかかる&読めないし、地図を見るとペトラのバスステーションから遺跡の入口やホテルまでも結構な距離があるし・・・ここぞ社会人力の見せ所!と、ベツレヘムで両替したヨルダンディナールを使って、タクシーで移動することにした。ヨルダン側アカバのボーダーに待機しているタクシーはすべて正規タクシーなので、ぼられる心配も(たぶん)ない。ボーダーの外に出たところにいる案内係のスタッフにペトラに行きたい旨を伝えて、タクシーに乗車。固定料金で55ディナール、時間は約2時間。ペトラに向けて出発だ! -
タクシーの後部座席から撮影。
中東にしてはわりと物静かなドライバーだった。 -
運転手が「右側はワディラムだよ」と教えてくれたので、それとなく撮影。ここにも行ってみたかったな。
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タクシーはぐんぐん山を駆け上る。携帯アプリの高度計を見ると1,500mだった。しかし、これがある問題を引き起こす。1日でマイナス400mのところからいきなり1,500mまで上がって来たからか、ちょっと頭が痛くなってきた。完全に高山病の時の頭痛だ。
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途中、車を止めて休憩。外の空気を吸っているとちょっとづ頭痛がよくなってきた。
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途中、お土産屋さんのようなところでトイレ休憩もあった。
このお土産屋さんの駐車場から眺める景色はとてもきれいだった。奥に見える平野部分はイスラエルだそう。 -
インディージョーンズっぽい岩山。どこかの惑星みたいだ。
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2時間ほどでペトラ市内に到着。明日のアンマン行きのチケットを買いたかったので、ペトラ遺跡の入口の隣にあるジェットバスのバスターミナル前で降ろしてもらった。特段追加料金を請求されることもなかった。
ここからジェットバスのバスターミナルに向かうが・・・あれ!?チケットカウンターがどこにもない・・・汗。バス乗り場の入口にあるインフォメーションセンターに行き、「チケットカウンターはどこですか?」?と聞くと・・・「チケットカウンター?そんなのないよ!ネットや電話で予約するか、バスに乗るとき運転手に直接お金を払って乗車するんだよ」と言われる。ネットの事前情報だと「ペトラ⇒アンマンのジェットバスは1日1本(17時発)のみで、しかも人気路線のためネットで予約することをお勧めします」と書いてあった。自分は「まぁ前日にチケットカウンターに行けば大丈夫っしょ!」と余裕こいていたが詰めが甘かった。とりあえず早くホテルにチェックインし、Wi-Fi繋げてバスを予約をしようとホテルに向かった。 -
ホテルはペトラ遺跡から歩いて5分の所にある「ラ・メゾンホテル」を予約した。先ほどのジェットバスターミナルから目と鼻の先にあるホテルだ。早速カウンターでチェックインすると、スタッフの方が「明日はどうされる予定ですか?」と聞いてきた。自分はジェットバスでアンマンに行く旨を伝えたら、「わかりました、お電話で予約いたしましょう!」とその場でジェットバスの予約番号に電話をかけて、私の名前で予約をしてくれた涙。正直、心から「助かった~!」と思った。初めに言っておくが、このラ・メゾンホテルはスタッフの人も親切で、本当にいいホテルだった。また、ホテルでもペトラ・バイ・ナイトのチケットを購入できるので(値段は正規のチケットと一緒)、ここで購入。
ちなみに写真は部屋の様子。なぜか携帯をいじっていたら右下に中国時間が出てくるようになってしまった(すぐに直しました)。ラ メゾン ホテル ホテル
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まだペトラ・バイ・ナイトまでは時間があるので、遺跡の周辺を散策。山の斜面にへばりつく様に街が広がっている。
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ペトラ遺跡の入口。
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遺跡前の大通り。ここが一番賑やかだった。
コンビニやお土産屋、レストランが軒を連ねる。 -
ホテルに戻り、地下1階にあるバイキングのレストランへ。
左下の赤いやつが何だったのか最後までよくわからなかった。 -
ベットに寝転がっていると天井に何かが付いている。
やはりヨルダンはイスラムの国のためか、メッカの方角を示した矢印が付いていた。 -
ペトラ・バイ・ナイトは夜8時半からスタート8時前にホテルを出て、遺跡の入り口に向かった。
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こちらがペトラ遺跡の入口。昼も夜も入口は同じだ。
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足元のランタン以外光源が何もない中を歩いていく。
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山々が月明かりに照らされていて綺麗だ。
ってか結構遠いな。 -
岩をくり抜いたところにランタンが置かれていておしゃれ。
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岩山の狭間を歩いて進む。暗くてわかりづらいが、砂埃が待っていて空気がよくない。くしゃみしている人がたくさんいた。
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結局30分くらい歩いたところでやっとショーが行われるエル・カズネに到着。
ランタンが敷き詰められていて綺麗だ。係員が「ノーフラッシュ!!ノーフラッシュ!」と叫んでいたのが印象的だった。
時間になると英語でペトラ遺跡の説明が始まり、民族音楽の演奏が始まった。 -
最後にライトアップが始まり、エル・カズネがいろいろな色に変わっていくが・・・。「えっ!?これだけ!?」という感じだった。周りにいた欧米人たちも戸惑っていた。はっきり言ってかなりショボい。ブログを更新している今思い返すと、よほど夜に何もやることがない限りは、別に見に行かなくてもいいと思う・・・。
ペトラ 史跡・遺跡
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今度は紫になった。
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青白くなった。
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何やら遺跡の前で人だかりができていると思ったら、プロポーズをしていた。おめでとう!!ペトラ遺跡と同じくらい末永く続くといいな
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帰り際に振り向いて遺跡を撮ってみた。
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ペトラ遺跡の入り口からはペトラの街並みが見えた。
本当に日野の高幡不動らへんの景色と酷似している。 -
ホテルに帰る途中の道に怪しい電飾がかけられていた。
趣旨がわからん。
明日は1日ペトラ遺跡を見た後、夕方からバスでアンマンに移動する。
6日目に続く・・・。
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