2019GW・ローマ＆フィレンツェ（８：ミラノ経由で帰国の途）

2019/05/04 - 2019/05/05

最終日。ついに帰国便に乗る日が来てしまった。往路に乗ってきた中国国際航空はフィレンツェには乗り入れていないので、別の街から帰国しなきゃならない。普通に考えれば往路の到着地ローマから帰るんだけど、なんとこの日のローマ発の便がやたらと高くて、代わりにとったのがミラノ発。しかもこのミラノ便が昼発（ローマ便は夜発）なので、フィレンツェを朝早くに出なきゃいけない。列車が遅れないことを願うのみ！往路は飛行機も盛大に遅れたから、今回は飛行機も遅れないで欲しいなぁ。

【今回の行程】
　4/27：東京⇒（航空機）北京
　4/28：北京⇒（航空機）ローマ
　4/29：ローマ市内観光
　4/30：バチカン観光
　5/01：ローマ⇒（鉄道）フィレンツェ
　5/02：フィレンツェ市内観光
　5/03：フィレンツェ市内観光
●5/04：フィレンツェ⇒（鉄道）ミラノ⇒（航空機）
●5/05：⇒北京⇒（航空機）東京

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

5時に起床して、朝食も食べずに6:10チェックアウト。5分後には駅に着いているという便利な立地のホテルを選んでよかったと思う瞬間だ。

これから乗車するのは6:43発のミラノ中央駅行きFrecciarossa9500便。Frecciarossaとは「赤い矢」の意味で、旧国鉄Trenitariaの中では最速の種別だ。この列車の始発駅ペルージャPerugiaは、かつて中田英寿が所属していたサッカーチームの所在地。

フィレンツェ サンタ マリア ノヴェッラ駅 駅

6時半に9番ホームと案内され、向かうとすでに列車が停車していた。今回乗るのは普通車スタンダードクラス。列車は定刻6:43にフィレンツェを発車した。さらば！

フィレンツェ サンタ マリア ノヴェッラ駅 駅

フィレンツェを出るときには8割方埋まっていた車内も、ボローニャを出るとガラガラに。ITALOとは違ってボックス席が並ぶ。

7:46、ミラノの1つ前の駅レッジョ・エミリア駅。微妙に遅れているなぁ・・・と思ったら、先行列車が故障しているとのこと。あまり遅れてはほしくないけど、それでも行程には余裕を持たせてあるのでまだ大丈夫。

レッジョ エミリア駅 駅

結局18分送遅れの8:48にミラノ中央駅に到着した。

ミラノ中央駅 駅

ここまで乗ってきたETR500型。最高速度300km/hを誇るFrecciarossaの顔だ。

ミラノ中央駅 駅

さて、ここから乗るのはミラノ・マルペンサ空港へ向かう列車。当初予定していた8:55発の列車には間に合わないので、9:25発に乗ることにしよう。切符は駅構内の券売機でお買い上げ。2人で26ユーロ也。

ミラノ中央駅 駅

マルペンサ行きの列車の多くは1番線から出るとのこと。この列車も1番線から。

ミラノ中央駅 駅

空港行きマルペンサ・エクスプレスに使用されるETR526型電車。"Jazz"という愛称がついているらしい。

ミラノ中央駅 駅

発車数分前までガラガラだった車内も、直前になって急に混み出してあっという間に満席に。もし座りたければ早めに乗車するのがよいかも。

定刻9:25にミラノ中央駅を出発したマルペンサ・エクスプレスは、5分遅れの10:20に空港に到着した。

ミラノ中央駅 駅

中国国際航空は第1ターミナル。ちょうど同じ時間帯に北京行きと上海行きがあって、チェックインカウンターも分かれていた。ビジネスクラス利用ではないけれど、スタアラゴールドなのでこちらでチェックイン。前に並んでいた家族連れ（日本人）がやたらチェックインに難儀していたので、僕らも時間かかるのかなと思っていたら僕らはアッサリだった。彼らにいったい何があったんだろう。。。

ミラノ マルペンサ国際空港 (MXP) 空港

保安検査も出国検査もほとんど列なし！

中国国際航空はミラノにラウンジを持っていないので共用のラウンジに通されたのだけど、これがまた手狭でほぼ満席で、空きを見つけるのにずいぶんと右往左往してしまった。

ミラノ マルペンサ国際空港 (MXP) 空港

出発時刻1時間ちょっと前の12:25にB31番ゲートへ向かうと、これがなんと地上。「あぁバス搭乗かな？」と思ったら、12:30に搭乗開始となって、やはりバスに案内された。

ミラノ マルペンサ国際空港 (MXP) 空港

これから搭乗するのはA350-900型、B-1080号機だ。最新鋭A350に搭乗するのは3回目で、中国国際航空の機材は初めて。

ミラノ マルペンサ国際空港 (MXP) 空港

ここが僕らの席。3-3-3のレイアウトで、一番窓側には20代中盤くらいの女性がやってきた。上下位置を調節できるヘッドレストがよい。

ミラノ マルペンサ国際空港 (MXP) 空港

モニタもデカイね。搭乗できて安心したのか、ドアクローズ前に居眠りしてしまった。いつも帰国便に乗るとホッとしてしまう。

ミラノ マルペンサ国際空港 (MXP) 空港

13:30にドアクローズ、13:40にはプッシュバックが始まって、14:02には離陸した。楽しかったよイタリア！日本と比べて北京がだいぶ近いのか、残りフライト時間はすでに９時間を切っている。

ドリンクタイムのあと、15:00には食事。チキンとビーフからチキンを選んだ。いま飛んでいるのはちょうどスロバキアの首都ブラチスラバのあたり。スロバキアにもいつか来てみたいなぁ・・・

【ここから北京時間】

02:55、キャビン内の照明がついてドリンクタイムになるまでずっと寝てしまった。03:15には食事。ヨーロッパの時間で言えば夕食時だ。ビーフライスとチーズパスタがあって、妻が選んだのはビーフライス。

そしてチーズ大好きな僕はチーズパスタ。サイドにパスタサラダがあるという不思議な組み合わせだ。

5:02に北京首都空港に着陸、5:15には513番ゲートにスポットインした。

往路は北京で一泊したけど、復路は単純に乗り継ぎ。パスポートチェックと保安検査を受けて、5:55には中国国際航空のビジネスラウンジに着いた。早朝だけど半分くらい埋まっているところに空席を見つけて、パンを食べつつ仮眠。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

北京から東京成田、この旅行最後のレグはCA925便。北京発は9:25だ。8時半過ぎにゲートE18に向かうと、搭乗するA330-300型、B-8385号機が待機していた。

8:45、搭乗開始。と思ったらゲートを通過する際に係員に呼び止められた。何ぞ？と思ったら51列目から31列目へ座席を変更するとのこと。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

で、席についてみたらプレミアムエコノミーの最前列！プレエコとは言っても座席の前後間隔が広いだけなんだけど、それでも快適なことは間違いない。これは有り難いわぁ。結果的に16席あるプレエコは半分くらいが埋まったかな。ほぼ全員がゲートでアップグレードされた模様。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

9:20にドアクローズ、9:23にプッシュバック。9:50には北へ向けて離陸した。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

中央上に見えるのが、建設中の北京大興国際空港。オープン当初で滑走路4本、最終的には滑走路8本を擁する巨大空港になる予定だ。これで北京首都空港の混雑（と遅延）が少しでも解消してくれればいいのだけど。

10:40、食事タイムは魚のフライ。

【ここから日本時間】

やっと日本上空まで戻ってきた！5月だけど立山連峰はまだまだ雪をかぶっている。

立山 (立山連峰) 自然・景勝地

中禅寺湖と男体山・女体山。湖の手前に広がるのは戦場ヶ原だ。

中禅寺湖 自然・景勝地

大田原市のあたり。那珂川流域の広大な平野だ。

いったん太平洋上に出た飛行機は、Uターンするように茨城県内をいったん北上。鹿島灘海浜公園に見えるキノコのような傘のような地形は自然のものだろうか。それとも作ったものなんだろうか？

鹿島灘海浜公園 公園・植物園

ひたち野うしく駅。もう成田空港も近い。

ひたち野うしく駅 駅

着陸直前に「さくらの山」が見えた。飛行機ウォッチングスポットとして有名で、僕も何度か訪れたことがあるのだけど、これだけハッキリと機内から見たのは初めてかな？

成田市さくらの山 公園・植物園

13:55に着陸した飛行機は、14:00に37番ゲートにスポットインした。途中に見えたのは（このときまだ就航前の）ANAの最新鋭A380型機。ウミガメの塗装をまとったハワイ便専属の機体だ。いつかはアレにも乗ってみたいけど、僕の中でハワイの優先順位は低いのでいつになるやら。

成田国際空港 空港