2019/10/05 - 2019/10/08
1205位(同エリア1600件中)
実結樹さん
富山3泊4日の旅の初日です。
今夜は越中八尾「月見のおわら」。
午前中、富山市内でランチに「割烹まる十」の万葉料理を頂きます。
この店の大将は郷土史家であり料理人でもあります。
万葉集の編者、大伴家持ゆかりの越中富山で詠まれた歌から当時の食生活を追うことができ、御主人は可能な限り当時と同じような食材・調理法で万葉料理を再現したそうです。
店に行く道すがら「環水公園」にも3年ぶりに立ち寄りました。
初日 2019/10/5(土)
8:26富山駅着 →環水公園 →割烹まる中にて万葉料理 →越中八尾月見のおわら →ホテルリラックスイン富山泊
2日目 10/6(日)
ホテルにてバイキング →高岡 →瑞龍寺 →清風にて精進料理 →世界遺産バス →五箇山上梨地区 合掌民宿 弥次兵衛泊
3日目 10/7(月)
弥次兵衛にて朝食 →五箇山菅沼集落 →こきりこ踊り →拾遍舎にて天婦羅そば →五箇山相倉地区 合掌民宿 与茂四郎泊
最終日 10/8(火)
与茂四郎にて朝食 →城端駅 →高岡 →富山駅 白えび亭でランチ →14:19はくたか号にて帰宅
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6:42大宮駅発
いつもながらその日乗れる一番早い新幹線で富山に向かいます -
8:26 富山駅着
-
今夜のお宿:駅前の「ホテルリラックスイン富山」に荷物を預けます
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ランチは粟島の「割烹まる十」に11:00に予約してあるのでその前に富山駅南口から歩いて、
-
途中にある「環水公園」に向かいます
-
運河の向こうには
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世界一のロケーションを誇るとされた「スタバ環水公園店」があります。
お茶する習慣のない私が利用したことのある唯一のカフェです。
3年前に来た時に入ったので今回はパス。 -
正門は東側になります
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多分ライトアップされたら綺麗そう
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園内案内図
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スタバの隣の湊橋
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天門橋には両サイドに展望塔があります
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駅方面の眺望
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富岩(ふがん)運河の船着場。
遊覧船「富岩水上ライン」は土日祝のみ運航。
船着場に下りたのが9:48。
9:45に「中島閘門」まで行く遊覧船が出たばかりでした。
これに乗るつもりはなかったので、特に事前に調べて来なかったのでこういうちょっとした行き違いが生じてしまいます。
でも、川沿いを歩くのもいいものです。 -
運河の左岸を歩きます。
左のガラス張りの建物は「キュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンス」。
デートに好適そうな高そうなレストランです。
水上ラインの半券があるとドリンク1杯がサービスになるそうです。 -
「牛島閘門」は昭和9年完成。
いたち川と富岩運河の間の水位差60cmを調整しています。
平成14年に国の登録有形文化財になりました。 -
「木場橋」を渡って
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右岸に行きます
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時間差で流れる滝のカーテンに丁度出くわしました
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海辺の岩瀬まで行かない遊覧船がこの辺りでUターンします
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2019年3月に就航した新船「kansui」は岩瀬まで往復します。
この辺りでスマホのナビ様は「ランチのお店に行くには右に曲がれ」と言っています。 -
11:00「割烹まる十」に到着
-
チョッと風情には欠ける玄関。
一階が駐車場なので店は階段を上がった二階にあります。 -
すっぽん料理が得意のお店です。
暖簾がたるんで曲がってる・・怪しい雰囲気。 -
カウンター席に通されましたが、小上がりの座敷もあります
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雑然としたカウンターの上の置物
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「万葉料理」は一週間前までの完全予約制。税別5,000円。
一の膳の一揃いです。
(二の膳の全体写真は撮るのを忘れてしまいましたが・・) -
クラツリのツアーパンフでこちらのお店を知りました。
写真のこのお膳は品良く撮れているのですが実際はかなり鄙びた感じです。 -
店主の経沢信弘氏は郷土史研究家で、万葉集を調べるうちに「万葉料理」に辿り着きました。
越中の万葉の歌に残る食材を使って、できる限り当時の食事を再現。
お店に置いてあった著書を購入し、サインを頂きました。
この本の中のお料理の器は当時の出土土器などを使ってありますが、店で出されるお料理は普通の器でした。 -
大アサリの吸い物は魚汁(いしる)で味付
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いしるは醤油のルーツ
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赤米は白米と混ぜて炊いてあります
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まぐろとイカの刺身 ← 奈良などの内陸と違い海辺だから当時の人の口に入ったかも・・でも、まぐろ?
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イノシシの三枚肉、里芋、きのこの煮物
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「蘇」は牛乳を4時間弱火で煮詰めゆっくりと練り上げて作ります
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通常は鮎の焼物ですが手に入らなかったというのでのどぐろに代替。
却ってラッキー (^_^)v
ここまでは一の膳のお料理です -
二の膳です
まこもの荏胡麻和え -
花茗荷 ワサビ菜 こごみとぜんまいのごま和え
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春の山野草「かたくり」のお浸し
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「しただみ」は能登の海で獲れる小さな巻貝。
塩茹でした後、一つひとつ針でつついて身を取り出します。
当時は石で叩いていたとか。
手間が掛かる一皿です。 -
葦付(あしつき)の酢の物。
「川モズク」又は「アシツキノリ」との説もあり富山県指定の天然記念物で貴重な食材。
雄神川 紅にほふ 娘子らし 葦付取ると 瀬に立たすらし
大伴家持(巻十七-4012)
雄神川(庄川)が赤く輝いている。
乙女らが葦付を取りに瀬に立っているらしい。
こんなふうに大伴家持が詠んだ歌を元に全ての食材を万葉集から掘り起こしています。 -
高岡駅前にあった大伴家持の像
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濁り酒
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最後に万葉料理では有りえなかったコーヒーがサービスされました。
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奈良でこの春「天平の宴」のお膳を頂きましたが、あちらは宮廷貴族の宴席料理らしくどことなく品格がありました。
こちらは都から遠く離れた越中の地のお料理。
全体的に鄙びた感じのお膳でした。 -
粟島の駅からライトレールに乗って
-
富山駅に戻ります。
北口は工事中。 -
JR高山本線に乗って、
-
越中八尾の「月見のおわら」に向かいます
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