2019/09/14 - 2019/09/14
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☆桜☆さん
映画「アルキメデスの大戦」の撮影が茨城県内でも行われていたそうで、映画公開を記念したロケ地巡りツアーが開催されたので参加してみました。
中でも一般公開をしてない「旧芦山浄水場」の内部見学が含まれていることもあって、とても楽しみにしていたんですよね。
国内でのロケ地巡りはしたことがなかったのですが、今回は「いばらきフィルムコミッション」の方が同行されていたので、撮影時の裏話や苦労話などを聞くことも出来て面白かったです。
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この日朝早くやってきたのは茨城県にあるJR水戸駅。
常磐線、水郡線のほか、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線も乗り入れていて、一日約6万人の乗降客がいるのだとか。
今では当たり前のようになった発車時のメロディは、JR東日本では導入当初のメロディを聞くことが出来るのはこの水戸駅だけみたいです。水戸駅 駅
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先日の台風15号の時には水戸駅の様子が何度もニュースで出てきていましたね。
この日は天気予報では降水確率20%以下で、前日も秋らしい青空だったので期待していたのに、雨女の私が動いたからか、この日は小ぶりとはいえ、朝から傘が出動でした。水戸駅 駅
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改札を出ると今週末から茨城県で開催される「いきいき茨城ゆめ国体2019」の総合案内所(プロモーションブース)がありました。
水戸駅 駅
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国体の存在は知っていても、どのような競技が行われるのかも知らなかったので、ちらっと総合案内所に立ち寄ってみました。
こちらの総合案内所では国体に合わせて行われるイベントなどの情報のほか、国体を楽しむための情報誌を配布していて、情報誌はるるぶ編集のものでした。 -
地方自治体がPRのためにるるぶ編集で地元ガイドブックを作成しているケースは今までにも見かけたことはありましたが、この国体版るるぶ、かなり分厚くて立派な作りでした!
内容も各競技の説明や会場紹介、会場までのアクセスや周辺の観光地やグルメ情報などもあり、国体だけでなく散策の参考にもなりそうです。
とくに感心したのは各今日のチケットの取り扱いに関してと、各競技の撮影の可否や条件などまで詳しく記載されているのが良かったですね。 -
これから参加するツアーの受付デスクへと向かいます。
受付開始時間より早めに到着したのですが、すでにたくさんの人が受付に並んでいます。 -
さっそく受付を済ませ、観光バスへと乗り込みます。
水戸駅で受付をしたツアー参加者一行はこの日終日バスにて移動です。
席は予め指定されていましたが、ほぼ満席でしたよ。 -
今回参加したツアーは菅田将暉さん主演でこの夏に公開された映画「アルキメデスの大戦」公開記念!ロケ地ツアーというものです。
映画「アルキメデスの大戦」は7月26日から全国公開されていたけど、私がこの映画を観たのは今月に入ってから。
このツアーに参加する前にどうしても観にいっておきたかったので、ギリギリセーフのタイミングで観ることが出来ました! -
朝の受付時にツアー内容の詳細と、ロケ地に関するパンフレット類、それと今回廻るロケ地で過去どのようなものが撮影されたかのリストが配られました。
茨城を舞台にした朝ドラの「ひよっこ」も記憶に新しいですが、こうして資料を見ると様々な撮影が茨城県内で行われていたことに驚きました。
今回のツアー内容はこんな感じになっています。
①旧茨城県庁舎だった三の丸庁舎
②旧芦山浄水場(ロケ地)
③茨城県庁(企画展見学)
④筑波海軍航空隊記念館(ロケ地/企画展見学)
⑤偕楽園
中でも旧芦山浄水場は一般開放されていない場所だけど、今回のツアーでは茨城県のバックアップもあり、特別に入場させてもらうことに。
そしてロケ地でもある筑波海軍航空隊記念館では、映画撮影時にキャスト・スタッフの皆さんが食事をした場所で、撮影当日に食べたものと同じメニュー(ケータリング)をいただく予定になっています。
茨城県では県や市町村単位でもフィルムコミッションを立ち上げて、撮影誘致を行っているのだそうですが、県と市町村の垣根を越えて協力体制が取られていて、そのおかげで今回のツアーでは一般公開されていない旧芦山浄水場の特別見学も可能になったという経緯があるのだそうです。 -
さらにこのツアーには映画やドラマなど、茨城県への撮影の誘致や渉外活動を行っている「いばらきフィルムコミッション」の中心人物が同行・引率してくれて、映画「アルキメデスの大戦」撮影裏話や各ロケ地での秘話などをお話ししてくれるという、なかなか普通の観光ツアーでは経験出来ない、なんともスペシャルな趣向に、参加者一同もテンションが上がっていました
案内では北は岩手から南は和歌山から参加してきているのだとか......
やはり菅田将暉さんファンが半数を超えている感じです。 -
さぁ、いよいよツアーの出発です。
水戸城址では工事中だったのですが、バスの車窓から何やらかわいいものを発見! -
工事用のポールというのでしょうか?
以前水戸のマスコットキャラの「みとちゃん」のものを見たことはありましたが、こちらは黄門様のキャラです。
この黄門様のキャラ、県内のあちこちで見かけていて親しみがあったんですが、今年の3月にそのお役目を終えてしまったんですよね......
なので、こんな形でも見かけることが出来てラッキーでした。
意外とこの黄門様のキャラ、気に入っていたので、記念に私にこのプレート、くれないかなぁ(笑) -
スケジュールの確認やツアー中の注意事項などを聞いているうちに、最初の目的地「茨城県三の丸庁舎」に到着です。
ここは旧茨城県庁だった場所ですね。
映画「アルキメデスの大戦」ではここは撮影には使われていませんが、様々なロケを行っている場所であるということと、次に向かう見学先にはトイレがないため、トイレ休憩を兼ねて、こちらに立ち寄ることになりました。旧茨城県庁 (三の丸庁舎) 名所・史跡
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三の丸庁舎は昭和5年に建設されたもので、戦争や幾度の震災からも逃れて、今も現役で使用されています。
シメントリーなゴシック様式が重厚感を醸し出していますね。旧茨城県庁 (三の丸庁舎) 名所・史跡
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中に入ってもその特徴がそのまま残されています。
照明やモール部分ひとつとっても雰囲気がありますよね♪旧茨城県庁 (三の丸庁舎) 名所・史跡
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左右に伸びる中央階段は組閣の時に目にする様式と同じで、今にも閣僚が並びだしそう......。
古びた時計ももちろん現役です。旧茨城県庁 (三の丸庁舎) 名所・史跡
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入口にある中央階段とは反対側の扉は今は閉鎖されて張り紙もないので、より建物の重厚感が伝わるかと思います。
旧茨城県庁 (三の丸庁舎) 名所・史跡
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震災などでの修繕などは行われているとはいえ、昭和初期の建築物がほぼそのままの状態で残っていて、今もまだ使用されているのが素晴らしいですね。
旧茨城県庁 (三の丸庁舎) 名所・史跡
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茨城県庁は水戸市の南西にある新庁舎に機能は移しましたが、現在も県の福祉児童センターやパスポートセンター、水戸観光コンベンション協会やいばらきフィルムコミッションなどのいくつかの団体が使用しているのだそうです。
旧茨城県庁 (三の丸庁舎) 名所・史跡
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三の丸庁舎の駐車場から見えた、この瀟洒な建築物は「水戸市水道低区配水塔」と言って、市内の低地部分に水道水を給水するために昭和7年に造られたものなんだとか。
マカオにありそうな、淡い水色とクリーム色の配色が珍しいのはもちろん、各所に施されているレリーフも素敵です。
とても給水用の設備には思えませんね。水戸市水道低区配水塔 寺・神社・教会
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「水戸市水道低区配水塔」は、今から20年ほど前に操業自体は終了したそうですが、国指定の登録有形文化財として今もその姿を留めているのだそうです。
お隣に見えるのは剣道・なぎなた・居合道の道場である「水戸東武館」。
趣の全く異なる建物が並んでいるのも不思議な景観ですね。
バスに乗り込んだ後は今回のツアーの目玉のひとつでもある「旧芦山浄水場」へと向かいます。水戸市水道低区配水塔 寺・神社・教会
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