2019.9北海道なつぞら旅①（大沼篇）

2019/09/04 - 2019/09/07

少し遅い夏休みを取得して、今回も北海道の土を踏んだ。
昨年、人生で初めて訪れた北海道に魅了されて、それからずっと２度目はどこ行こうか！考えに考え抜いて・・・
前回行くことが叶わなかった地域や場所に絞っての３泊４日旅は、母の喜寿のお祝いの意義を込めた旅程となった。

去年、４泊５日で北海道を旅して再認識させられたのはその広大さと距離間！
地図上で何となく理解している以上に、北の大地は広大無辺だった！（苦笑）
今回も北海道新幹線を利用して新函館北斗駅に降り立って、レンタカーを利用しての移動旅だったのですが・・・
せめて今回は初日もしっかりと観光を満喫しよう！！
そんな思いで、工程を練っての旅のスタートでした。

まずは、初日の観光で訪れた”大沼篇”をどうぞ！！

今回の旅行記
①　大沼篇　　　　　←ここ
②　洞爺湖篇
③　支笏湖篇
④　士幌篇
⑤　十勝の大地篇
⑥　十勝川温泉＆帰路篇

エリア 大沼・駒ケ岳(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京から北海道へと向かう新幹線は、去年よりも4分ほどスピードアップしたらしく、10：53に新函館北斗駅に到着。
去年は盛岡駅から先は徐々に空席が目立っていたというのに、今回はどういうわけか終着駅までほぼ全ての座席が埋まっている状態。
盛岡駅から北は、自由席の代わりに立ち見乗車で新幹線に乗って来た客が、絶えず空席を狙っている様子で・・・
おちおちトイレにすら行ってられない程。

想定以上に混雑したまま新函館北斗駅に到着し、それぞれ目的地まで三々五々散っていく。
改札の雑踏を回避すべく、ゆっくりと降り立ち、前回同様に駅前のレンタカー屋で手続きを済ませ、4日間の北海道旅のスタート！

最初に立ち寄ったのはこちら。
工房蕎麦小屋。
国道5号線沿いのログハウス風の蕎麦屋！

工房蕎麦小屋 グルメ・レストラン

到着したのが11：30近かったのに店は客足が早く、小上がりの席しか空いてないという。
関東よりは快適な陽気とはいえ、まだまだ陽射しは夏の名残り。
天ざるそばをオーダーし、待つ。

クチコミ評価が比較的高かったので選んだこの店。
決して悪くはないと思うのだが、やや値段と味のつり合いが取れてないような気が・・・
観光地価格に見合うだけのものが提供されれば、双方満足だと思うんだけどネ！
ちょっと、蕎麦の量が軽めかなぁ。

去年の旅で立ち寄ることの難しかった大沼周辺をまずは観光することに。
せっかくの好天なのだから、やはり初日から雄大な景色の中に我が身を置いてみたいもの。

独特の形の山体を呈している駒ヶ岳を背景に写真をパシャリ！

北海道駒ヶ岳 自然・景勝地

最初の目的地は函館七飯ゴンドラ。
冬場は函館七飯スノーパークとして形成しているこちらは、それ以外の季節はゴンドラが運行されていて、360度の絶景を堪能できる場所として名を馳せているようだ。

9月最初の平日の水曜日は閑散としていて、開店休業っぽい雰囲気を漂わせていたので・・・
ちょっぴり不安。

函館七飯スノーパーク スキー場

客が入るごとにゴンドラを動かすシステムにしているらしく、待ち時間なく乗車でき、いざ空中旅の開始！

約15分かけて山頂へと到着。
正直、登り進行方向の眺望は宜しくありません。
両側に樹木が生い茂っていて、視界が開ける場所が少ないこともあってネ！
登りであっても反対側の座席に腰かけた方が、景色を楽しめそう。

PEAK CAFEと展望デッキが見えてきた。
近くに行ってみますかね！

山頂ピークベルと恋人の聖地の案内板。
空の青さが目に沁みるぅ！

左に見える山は駒ヶ岳。
その奥には噴火湾が見え隠れし、ニセコ連峰や羊蹄山、地球岬や白鳥大橋もうっすらと確認できるほどの眺望。

函館七飯ゴンドラ公式ホームページ
https://hakodate-nanae.jp/gondola/

もう一つの展望デッキ「山の広場」。

眼下に見える光景の案内板。

実際の眺望。
大沼や小沼がくっきりと確認できる。
天気の良い日に旅をスタートできて、本当にサイコー！

想像以上の好天だし、まだ時間に余裕があったので、急遽、大沼公園まで足を伸ばすことに。
下りのゴンドラからの景色を楽しみつつ下界へと降りてきた。

天気のいい日ゆえ、ゴンドラも揺れがほぼなく快適だったのだが、これが冬山シーズンだったらさぞ風に翻弄されることだろうね。
そうした時のために１つ30ｋｇの錘（おもり）が用意されていて、それで調整しているのだそう。
この日のように何ら天候に問題ない日でも錘４つぶんがゴンドラの座席の下にセッティングされていたのを知ったのは、下って来てから。

レンタカーを走らせ大沼公園へ。
さすがにここは平日でも観光客がそれなりにいるんですねぇ～！
中国人の団体客や、小学生の遠足の集団らしき人たちが、それぞれ楽しそうに写真を撮ったり自転車に乗って遊んでいる光景が見えてニンマリ。

それにしても風光明媚なところやね！ここは。

大沼国定公園 公園・植物園

大沼周辺の案内板。
たとえ短い時間でも、立ち寄るだけの価値あり！！

散策路を示す案内板。
この日の先の行程を考慮するとあまり時間的余裕がふんだんにあるわけではなかったので、今回は「大島の路」コースを選択。
「島巡りの路」にも心惹かれたのだが・・・

ハマナシの実。
初めて見たかも・・・

大沼の向こうには青空にぽっかり浮かぶ白い雲と駒ヶ岳。
このあたりになると静かですねぇ・・・

「千の風になって」モニュメントを示す案内標識。
そちらへと向かってみましょう！

モニュメントというには、あっさりし過ぎのような・・・

この景色を見ながら
♪私の～お墓の前で～泣かないでください～♪
なんて詞が紡がれたのかぁ～

僕には詩人の心がないなぁ！と、痛感させられるような・・・

遊覧船が滑るように湖面を横切って行った。

ホント、のんびりできる場所だよねぇ、ここって。
やや陽射しがきつく感じられる頃合い。
ちょっと喉でも潤しますかね！

旅に出たら食べたいソフトクリームを僕は所望。
母はさっぱりとかき氷を選択。

夕張メロンソフト、ごくごく普通でした。

道央道大沼公園ＩＣから高速に乗り洞爺湖方面へ。
なんでだか知らないけれど、落部ＩＣ－八雲ＩＣ間が通行止めになっており、迂回を余儀なくされる。
より海沿いを走る国道5号線を走り、噴火湾パノラマパークで休憩。
今回の旅で唯一、昨年立ち寄った場所に来たのがここ。

噴火湾パノラマパーク 公園・植物園

高速道路が上下線とも通行止めのあおりを受けてか、閑散としていた。

噴火湾を挟んで対岸を眺め、しばし休憩。
実際に目にする雄大さの何分の一すら写真に収められないもどかしさすら感じるほど、北海道の風景はそれだけで素晴らしい！

さて、先を急ぐとしよう！！

この旅行記へのコメント （2）

• ひま爺さん 2019/09/15 15:14:22

  ようこそ北海道

  今日は。
  "何時ＵＰされるのかな？"と思っていました。
  お母さんの喜寿のお祝いも兼ねて、
  いい親孝行の旅になったようですね。
  続きも楽しみにしています。
  
  　　ひま爺

  群青さん からの返信 2019/09/15 17:24:47

  Re: ようこそ北海道

  こんにちは！
  お待たせして申し訳ありませんです。
  遅ればせながらやっと文章を書き始めました（汗）
  どうも自分、夏休みを9月に取る年ってどういうわけか直前に人事異動が重なるジンクスがありまして・・・
  今回も夏休み直前に突如、「10月の異動の内示」がされてしまい、旅行情緒も失せるかのように引き継ぎ作業と諸々も残務整理に追われる日々（苦笑）。
  とりあえずこの3連休を使って、北海道旅行の楽しい記憶を留めておくべく、頑張って書きたいと思っています。