2019年 F1 イタリアGP 観戦記 サーキットアクセス編 (3/13)－計画

2019/09/01 - 2019/09/10

2019年 F1 イタリアGPに行ってきました。
本編では、ミラノからイタリア GPの会場となるモンツァサーキットへのアクセスを紹介します。

アクセスとサーキット内の移動経路の実際の情報の重要性は、鈴鹿など実際のサーキットに行き慣れている方ならわかっていただけるのではと思います。

また、空想での行ったつもりGPをするにも、こういうアクセスとかを把握してると雰囲気がわかりやすい(^ ^)

これから行く方や、空想旅行が好きな方の情報になればと思います。

ただ、注意して欲しいのは、これは、あくまで私個人の経験で、n数１のデータに過ぎません。しかも私はイタリアに行くのは初めてで、知らないこともたくさんあると思います。

なので、書いていることに嘘はありませんが、もっといい方法があるとは思いますし、来年以降も同じとは限らないことはご承知おきください。

エリア ミラノ(イタリア)

モンツァサーキットの公式サイトには、上の７通りのアクセス方法が記載されています。

ヘリってのは冗談かと思ったら、結構まじめに連絡先とか書いてあるので、もし、お金の使い道に困ってる人がいたら、検索して連絡してみてください(^ ^)

ですが、現実的に、日本に住む日本人がイタリアGPを観戦する場合、旅費を少なくするためには、

Ａ．Monza駅まで鉄道で行ってシャトルバス
Ｃ．Biassono-Lesmo Parco駅まで鉄道で行ってあとは徒歩

の２択と思います。

私、鈴鹿では、いつも駐車場で車中泊です。

これは、木曜にBiassono-Lesmo Parco駅からサーキットへ向かう途中、下の地図の、左の方の、灰色の矢印の場所の写真ですが、車で行って、こういうところに泊まって、通うってのも素敵です。

が、イタリアで鈴鹿と同様のことをするのは、現実的には大変ですよね(・・;)

で、シャトルバスか、鉄道で行くかですが、実は、シャトルバスのサーキット側のバス停は、右の赤矢印の場所で、意外とサーキットから遠いです。

特に私の席は、青矢印の第１シケインで、黒矢印のBiassono-Lsemo Parco駅の方が、近いんですよね。

それに、大事な交通費ですが、再度、上の図に示すように、シャトルバスを利用するほうが高いです。

厳密には、鉄道に関して、いずれも３日券を使用する計算にしていますが、往復するだけなら、例えばCで買った３日券より１回券を買う方が20セント安いです。

でも差はわずかですし、いちいちスタンプをしなければならないことや、帰りにどこかに寄るかもと考えたら３日券の方が使いやすいと思います。

ってことで、鉄道一択かというと、そうでもないんです。

というのは、実は、Biassono-Lesmo Parco駅に向かう電車は、木～土曜日は、１時間に１本程度しかありません。

上の地図は、ミラノ中心部から、モンツァへの鉄道の経路を示しています。

黒矢印のミラノ中央駅からは主にトレニタリア（イタリアのＪＲ的な感じ）の電車が赤色の経路で、灰色の矢印のPorta Garibaldi駅からは、Trenordというイタリア北部の地域列車を運行している感じの会社なのかな？が、運行している電車がオレンジのラインで走っています。

後者は、路線ごとにSで始まる番号が振り分けられてて、ドイツのS-Bahnと同じ考え方だと思います。

で、基本的にミラノ中央駅からは、長距離列車ではあるのですが、快速電車はMonza駅に停車する電車があります。

しかし、たぶん、主にミラノ近郊列車が運行されているPorta Garibaldi駅からの電車の方が本数が多く、路線番号でいうと、S7, S8, S11の3路線が、いずれもMonza駅には停車します。

ところが、Biassono-Lesmo Parco駅に行く電車は、S7だけで、これは、１時間に１本程度の運行なのです。

さすがに、レースの日曜日は、上の表の直通臨時電車が走行するので、便数はあります。（ちなみに赤矢印が私が乗車したと思われる・・・電車）

これらの電車が実際、どの程度の混み具合になるのか、なかなか情報がありませんでした。

ただ、臨時列車が日曜だけということは、もちろん、他の日も混むだろうけど、ある程度は乗れるんだろうという考えで、今回、鉄道を選択しました。

これは実際に購入した鉄道チケットです。

3日券や、都心部を１回（90分）移動するためのチケットは、地下鉄の駅の券売機で容易に購入可能です。

この券売機は、日本語は残念ながらないのですが、英語には切替可能ですので、それほど難しくないと思います。

日本の券売機と異なるところは、おつりが１０ユーロ未満しか出ないところでしょうか？
日本の券売機は、１万円札で２００円の切符を買って、ある意味、両替を同時にするようなことができますが、ミラノの地下鉄のはできません。

ただ、カードで買うことができる券売機は、日本より多いと思いますので、カードで買うのもありかと思います。

このあたりは、ミラノの地下鉄の乗り方を説明したサイトはたくさんあると思いますので、そちらを参考にしてください。

一方、右上の切符は、日曜日の臨時列車の切符です。
これは、下の写真のPorta Garibaldi駅のTrenordのチケットセンターで買いました。

当日の朝は時間が貴重と思ったので、水曜のフェラーリイベントに行く前に寄って買っておきました。

確か、地下鉄から地上の駅に行く途中にこのチケットセンターがあり、ここの写真を撮り忘れていてこれはネットにある写真を拝借しましたが、上の表示はちょっと違った気もするのですが、イメージはこんな感じです。

銀行とか郵便局で、順番待ちをするためのチケット、ありますよね。入ってすぐ左側にそれと同じ方式の番号を書いた紙を発行する機械があります。

この機械、郵便局で、郵便と貯金と番号札を取る段が違う機械、ありますよね。

それと同じで、何段かあるのですが、今回切符を買いたいので、Biglietto Ticketと伊・英語両方で書かれている段の紙を引き出します。

で、左側のモニタに自分の番号とその窓口番号が表示されるのを待ちます。

表示されたら、その窓口に行き、モンザスペシャルトレインチケットと言って、枚数を伝えたら、簡単に買うことができました。

準備は以上です。
次回は、実際のアクセスがどうだったかを紹介します。

（アクセス編　計画　了）

ミラノ ポルタガリバルディ駅 駅