②娘と共にバルト三国自由に街歩き2日目 2019/08/21 タリン

2019/08/20 - 2019/08/27

今回は下の娘との旅。
飛行機代とホテル代は折半、現地の食事代と交通費代は母持ち自由旅行。
今回初めての投稿です。旅好きで今までの旅も遡って投稿出来る事が目標です。
今までこちらの旅行記をたくさん読ませて頂いてたくさん勉強させて頂きました。ありがとございます。今度は少しでもお返しが出来ると良いなと思ってます。

去年中欧旅行にアエロフロートを使って旅した帰り、隣になった日本大好きエストニア親子から、エストニアのタリンはとても美しいから一度来てみてくださいと言われ、心に残っていました。

普段大学が忙しく8月しか夏休みの旅行に行けないという下の娘のためにどこか急の申込でもお得で、なおかつ8月でも涼しくて安心して旅行出来るところはないか探したところ、バルト三国が浮上。
思った通り、8月でも涼しく、たくさんの教会も拝見でき、手作りの優しい工芸品にもたくさん触れ、心穏やかに過ごせたのんびり旅になりました。

▽滞在地、ホテル
8/20-22 タリン（エストニア）：ソロ ソコス ホテル エストリア
8/22 LUXEXPRESS（バルト三国間移動長距離バス）タリン→リガ
8/22-24 リガ（ラトビア）：コンヴェンタ セタ ホテル
8/24 LUXEXPRESS（バルト三国間移動長距離バス）リガ→ビリニュス
8/24-26 ビリニュス（リトアニア）：エウロパ ロイヤル ビリニュス

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:30起床
7:50-8:30朝食
タリン実質1日目
本格的な観光の始まりです。

スタイリッシュな朝食会場

ソロ ソコス ホテル エストリア ホテル

ハム類、チーズ類の他、フルーツも野菜も沢山あります。ニシンの酢漬けも辛いタイプとノーマルタイプも両方あり。辛いタイプ、美味しかったです。

こんな感じ
朝から食べ過ぎてしまいます。

このように、エストニアとヴィルと朝食会場が分かれています。
入る時に部屋のカードキーを見せる事で区別していると思われます。

エレベーターを操作するには部屋のカードキー差し込まないと操作出来ないタイプです。

エレベーター降りたところ

8:55ホテル出発

9:00ヴィル門

ヴィル門 建造物

朝一なので、まだ空いています。

あれ？
アレクサンドル・ネフスキー聖堂を目指してその方向に歩いているつもりが、道が斜めに走っているので、微妙に逸れているようです。

見えているのは、聖ニコラス教会。

聖ニコラス教会 寺院・教会

9:24地図を見ると、エストニア独立戦争戦勝記念碑のようです。
だいぶ南西に道が逸れていたようですが、結果、全体をくまなく巡れて良いコースだったようです。

9:25『聖ヨハネ教会』、『ワハドゥセ広場』
エストニア独立戦争戦勝記念碑の向かい側にあります。

9:29日本大使館
エストニア独立戦争戦勝記念碑の階段を上がるとありました。
異国の地で、日本の旗を見るとテンションがあがります。

日本大使館 観光名所

エストニアと日本のつながりを感じ、嬉しくなりました。

日本大使館の前にありました。
【友好の桜】　
”ここに植えられた桜の木は、日本からの友好を記念し、1999年5月にエストニアへ贈られた200本のエゾヤマザクラの一部です。桜の生長と共に日本とエストニアの友好の輪がさらに広がることを願っています”
と日本語で書いてありました。

9:33日本大使館の前を道なりに歩き、『アレクサンドル・ネフスキー聖堂』を目指すと四角い塔 『ネイツィトルン』

ネイツィトルン 建造物

9:33丸い塔 『キーク・イン・デ・キョク』が右手に見えます。下に博物館があるようですが、時間も無いので、写真だけ・・・

キーク イン デ キョク 博物館・美術館・ギャラリー

9:36『アレクサンドル・ネフスキー聖堂』が見えてきました。

アレクサンドル ネフスキー大聖堂 寺院・教会

ロシア正教会の教会なので、きらびやかです。
中は撮影できません。
今まで見た教会とは一線を画すので、娘はカルチャーショックを覚えたようです。
とても素敵でした。写真撮りたかった～～
ここで売っていた、マトリョーシカが上品で素敵でした。記念に買えば良かったかな～～

9:47向い側の『トームペア城』

トームペア城 城・宮殿

9:53その隣に50.2mの塔『のっぽのヘルマン』
エストニアを象徴する建物
この辺りは、今も政府の一部と議会が入っているので中は見学できないようでした。

のっぽのヘルマン 建造物

珍しい楽器です。
街角で奏者とたくさん出会いました。

10:00『大聖堂（トームキリク）』
はじめに外観を撮るのを忘れてしまったようです。タリンの中心的教会、無数の紋章、墓標が壁に貼ってありました。
教会でもあるけれどもお墓でもあるらしいです。

紋章が壁にたくさん貼ってあります。
教会一つ一つ同じものはなく、生活に根差したものなのだと実感します。

遠くに見える尖塔が大聖堂です。
意外と、トームペアの中は建物が密集している印象でした。琥珀のお土産物やさんもたくさんありました。

10:30このお店「Symphony of Amber」で琥珀（アンバー）のペンダントヘッドを買いました。トームペアのコフトウッツァ展望台の近くです。
旅の記念に一つ買いたかったので、手頃な値段で買えて良かったです。
お姉さんが丁寧に接客してくれました。
42.5ユーロ（4.08ユーロがタックスリファンドで戻ってくるはず）でした。

10:44『コフトウッツァ展望台』
遠くに海と船が見えます。
手前の尖塔は『聖オレフ教会』

コフトウッツァ展望台 建造物

少しずらして、こちらは左手が『市庁舎』、右手が『聖ニコラス教会』かな。

日本の歌をおじさんが歌ってくれた！
外国では「スキヤキ」日本では「上を向いて歩こう」
こちらを向いて歌ってくれるので、コインをあげないわけに行きません。
嬉しかったので、気持ちよくチャリン。

コフトウッツァ展望台 建造物

11:00トームペアにあるもう一つの『パットクリ展望台』からの眺め。
手前に見えているのが、『大ギルトの会館』、『エストニア歴史博物館』
遠くに、『聖オレフ教会』

パットクリ展望台 建造物

11:03パットクリ展望台から階段で下に降りられるようなので、
娘のリクエストで旧市街隣、タリン駅の向こう側にある『バルティ・ヤーマ市場』に行くことに。

階段を下りて見上げると、結構高かったようです。
さすが、城壁です。

11:12タリン駅です。
地下道を通ってきました。

タリン駅 駅

11:14-12:20『バルティ・ヤーマ市場』
小物、工芸品の市場
トイレを無料を借りました。綺麗でした。
この後も食後にトイレを借りたりしましたが、お金を払ってトイレに行くことは殆どありませんでした。

バルティ・ヤーマ市場の手前は青果コーナーでした。

奥に進むと

1階には肉、魚などの生鮮食料品、フードコート、

皮のカバン専門店など、広い空間を区切っていろいろな手工芸の店がありました。

工芸品、手編みのミトンを売る店やセレクトショップなどなど、
娘がこういったものが好きなので、しばらく小物を色々見てました。

お昼ご飯を目指して、旧市街に戻り、ガイドブックに載っていた『ラタスカエヴ通り』を目指します。
ここは、『ヴィーガン・レストランV』

『ラタスカエヴ通り』、可愛いです

ラタスカエヴ通り 散歩・街歩き

12:40-13:30目指していた『クルドゥセ・ノッツ・クルス』に入りました。
看板が見にくいのですが、豚のイラストが目印。

クルドゥセ ノッツ クルス 地元の料理

可愛い店内。

入った時は空いていたが、この後、混んできました。

サーモンのソテーを注文 16ユーロ
黒パンはサービス。娘は酸味があるので、苦手のようでした。

サワークリームのかかった、ポークソテー。
上にフレッシュなディルがのっていました。
バルト三国では、サーモンに限らず、お肉にもディルやタイムなどフレッシュハーブがたくさんのっていました。お肉もサーモンも、焼き加減がふんわりジューシーで、付け合わせの野菜も美味しくて。
タリンは新鮮野菜も豊富。本当に日本人の口に会う料理だと思いました。

13:37聖ニコラス（ニグリステ）教会6+5（学生料金、証明書が無くても、口頭でオッケーでした、ほかの教会、博物館でも口頭でオッケー）＝11ユーロ

聖ニコラス教会 寺院・教会

昔の教会の様子が写真で展示してありました。

ひどく破壊されてます。痛々しいです。

昔の教会は1944年のソ連の空爆で破壊され、今は修復はされているものの、写真の昔の様子と比べると博物館の様相でした。
今は歴史的宗教芸術作品がたくさん展示してあり、とても興味深いものでした。

このような位置関係で展示してありました。

15世紀のリューベックの職人、ヘルメン・ローデの傑作といわれる木製の主祭壇が有名です。

主祭壇は二重の観音開きになっていて、開かれた第二面の左側には、船乗りや貧しい人々を救済する聖ニコラスの生涯が、右側には異教の偶像を破壊し殉教した聖ヴィクトルの生涯が描かれています。

彫り物の一つ一つが細かくて、とても素敵です。

ベルント・ノトケによって描かれた15世紀の絵画『死のダンス』
これは、タリンに来たら、是非見たいと思っていたものの一つです。

もともとは社会のあらゆる階層の人々が描かれた30メートル幅の長い作品だったといいますが、現存するのは縦1.6メートル、横7.5メートルの一部で、法王や皇帝、皇女、枢機卿、国王らがいやいやながら「死」とともにダンスを繰り広げる様子が描かれています。

作品の下部には「みんなダンスに加わりな、法王、皇帝、すべての生けるものたちよ、貧しいものも富めるものも、大物も小物も、さあ一歩踏み出して、自己憐憫などは役にはたたぬ。」といった「死」からの警告が記されています。

「死は誰にでも平等に訪れる」というメッセージが込められているようです。不思議な雰囲気の絵画でした。

この絵の説明が書いてありました。

エストニア語表記でしょうか？

高級ブティックのディスプレイ。
なぜか、日本語？
この後行ったショッピングセンターの中でも見かけました。

セグウェイで観光案内していました。

こういった雑貨屋さんがたくさん！
娘の寄り道が止まりません。

ディスプレイも不思議！
斬新です。

私は、どうしても、マトリョーシカに目が行きます。

ラエコヤ広場はテラスに人がいっぱいです。
旧市庁舎が見えます。

ラエコヤ広場 広場・公園

15:07『聖霊教会』1.5+1＝2.5ユーロ
ラエコヤ広場、旧市庁舎すぐそばにあります。

聖霊教会 寺院・教会

この『聖霊の降誕』が有名のようです。
もっと、寄った写真を撮ればよかったです。
実際旅行記を書いてみて、「こんな写真があったら」と気付きがありました。

1483年作のベルント・ノトケの木製祭壇で、キリスト昇天の後、12司徒の上に聖霊が降りた様子が表現されています。素朴であたたかい感じがしました。

他にも木製の彫刻と思われる聖人たちに色彩を施したものがたくさん祀られてありました。

天井の低い螺旋階段を上って、上から見ることもできます。

階段を上がると間近にステンドグラスが見れます。

15:26タリンにも、ユーゲントシュティールの建築物と思われる場所が。

15:35工芸とデザインの博物館。6+3＝9ユーロ

工芸とデザインの博物館 博物館・美術館・ギャラリー

色々なタペストリーが。

中2階から見ると展示物がよく見えました。
柱があるところは、階段で下がります。

外回りは工事中！

15:55三兄弟の建物見るが、中は使われていないのか、立ち入り禁止となっていました。

16:00聖オレフ教会の入口を探してぐるぐるまわって探しているうちに、雲行きが怪しくなってきました。

突然、スコールのように凄い雨が降ってきて、道は川のよう。
同じドアの前で、イタリア人夫婦かなと思われるカップルとしばらく雨宿り。

聖オラフ教会の塔 建造物

16:40やっと、小康状態になったので、移動してお茶することに。
また、オルデハンザの前を通っていました。

オルデ ハンザ 地元の料理

16:45甘いものが食べたいと、目をつけていた『ピエール・ショコラティエ』へ。
アンティークな雰囲気、先に買って席について頂くタイプの店です。

絵付きなので、注文しやすいです。
注文するレジの横にも貼ってありました。

店は横に長く、赤のベルベットが基調。アンティークなものが溢れ、落ち着く店内でした。

チョコパフェ7.5ユーロ

コーヒー2.5ユーロ、チリチョコ1.8ユーロ
合わせて、11.8ユーロ
チリチョコは甘さの中にパンチがあるので甘過ぎず、コーヒーととても合い美味しかったです。

17:14-17:40ピエール・ショコラティエは『職人の中庭』にあり、お茶した後に、中で様々な手工芸を見ました。

17:32職人の中庭の中『kAARDIMASEKSE KVIITUNG』にて、上の娘に白に24金の入ったピアス買いました。15ユーロ。

娘は斬新な陶器の作品がかなりツボだったようでずっと見ていたい感じでした。

陶芸教室も行われていました。

17:40 『職人の中庭』でゆっくりし過ぎてしまいました。
18時で終わってしまうので、急いで、『カタリーナギルド』へ。
ここもたくさんのクリエーター達の個性的な手工芸のお店がありました。
さーと見ましたが、時間もなく何も買えませんでした。

カタリーナ ギルド 専門店

この奥の通路沿いにカタリーナギルドの店が並んでいます。

通路の横道に階段があり、お店があります。

革や毛糸を使った商品がたくさんありましたが、時間切れです。

17:45側のドミニコ修道院脇の『カタリーナの通路』へ、素敵！

ドミニコ修道院 博物館・美術館・ギャラリー

17:49『セーターの壁』の方へ、雨も降ったし、お店も店じまい！残念

セーターの壁 専門店

18:04ぐるっと回ってヴィル門に戻ってきました。

ヴィル門 建造物

ヴィル門を出たすぐ近くの土産物屋さんにて、木を集めた我が家用の鍋敷きを買いました。12ユーロ

可愛いです。
18:20一度ホテルに戻りました。

18:30-19:00ホテル直結の『ヴィルケスクス』という、ショッピングモールウロウロして、

ヴィル ケスクス ショッピングセンター

中はオーソドックスなショッピングセンター。旧市街側にあるとは。
ブランド品も売っていました。

歩けばすぐなので、娘が目をつけていたコスメショップを目指して。
エストニア劇場前にあるショッピングセンターへ。

エストニア劇場 (エストニア国立オペラ&エストニア コンサートホール) 劇場・ホール・ショー

19:12-19:35『ソラリス』ショッピングモール

ソラリス ショッピングセンター

『ピッレルカール 』
エストニアで発祥のナチュラルコスメ

娘は泥炭のフェイスマスク、私は友達のお土産にレモンバーベナの匂いのリップバーム（5個）を買いました。22.6ユーロ

19:44同じショッピングセンター、ソラリス地下の『ABCスーパーマーケット』で水やお菓子など買いました。5.94ユーロ
どこの国に行っても地元のスーパーは楽しいですね。

日本語のお菓子も！
夕飯を食べるため、旧市街をまた、目指します。

20:08ラエコヤ広場通過！まだ、昼間のように明るいです。

ラエコヤ広場 広場・公園

昨日の夜に行った『スリードラーコン』

3ドラーコン その他の料理

20:10何度もこの前を通っていて、一度訪れたいと思っていた、中世の雰囲気の『オルデハンザ』で夕食。

オルデ ハンザ 地元の料理

中ではなく、外で食べました。
ちょっと肌寒いくらいです。ひざ掛けもありました。

道案内？

感じのいいお兄さん。
色々親切にしてくれました。

色々な国のメニューがあります。助かります！

日本語のメニューもあります。

マッシュルームのスープ7.4ユーロ

薫製肉のサラダ9.7ユーロ
他、チーズのオーブン焼き5.9ユーロ、ハーブクラフトビール6.9ユーロ＝29.9ユーロ

外から隣接のオルデハンザのショップへ。

食べた後、ショップも寄りました。ビールを飲んだジョッキや、お食事で使ったお皿が売ってました。

21:10にお店を出てもこの明るさ！
観光時間が長くて、とってもお得です。

21:20ホテル着

1日を一つの旅行記で書こうとするとこんなに長くなってしまうのですね！これからは半分に分けようと思います。

長らくお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
治安も良くて、ぐるっとタリンの旧市街を回れました。大満足でした。3日以降もお付き合い頂ければと思います。

この旅行記へのコメント （2）

• ドロミティさん 2019/10/01 23:48:13

  はじめまして。

  LIMONEさん、はじめまして
  
  タリンの旅行記を楽しく拝見いたしました。
  バルト三国はいづれ行ってみたいと思う旅先なので
  LIMONEさんの旅行記は金額など丁寧に記載されて
  いますから参考になります。
  それにしても物価高いですね^^;
  また続きを拝見しにお邪魔いたしますので
  よろしくお願いいたします(^^♪
  
  最後になりましたが、ご訪問どうもありがとうございました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄﾞﾛﾐﾃｨ

  LIMONEさん からの返信 2019/10/02 08:08:09

  Re: はじめまして。

  ドロミティさん
  
  コメントありがとうございます。
  初めての投稿なので、どんなものかなとちょっとドキドキしながら書かせて頂いております。
  確かに観光地ということもあり、少し日本より物価は高いかもしれませんね。でも、治安が良かったのが何よりでした。
  時間と金額を書いているのは私がしばらく経つと旅の時系列が曖昧になってしまうので書いているのですが、参考になれば幸いです。
  
  ドロミティさんのプログを拝見したら、この夏チェコに行かれたんですね！
  私も去年の10月に行きました。
  本当に素晴らしい所でしたよね。また、行きたい場所の１つです。
  懐かしさもあり、ちょっと前に拝見させてもらいました。
  さすがわかりやすく「あっ、ここは知らなかった」とか、「そうそう！」とか、また旅に出かけた気分になりました。
  そのうち、遡ってその時の事も書いてみたいと思ってます。（覚えてるかな～～？）
  
  他の旅行記も読ませて頂きますね！
  楽しみにしています。
  
  読んでくださりありがとうございました。
  
  LIMONE