#56　ボスニア　ヘルツェゴビナ・サラエボ　トンネル博物館とオリンピック遺構　-旧ユーゴの国を歩く８-

2017/04/27 - 2017/05/08

サラエボ２日目は半日ツアーに参加し、紛争時に使われたトンネルが残るトンネル博物館とサラエボオリンピックのボブスレー会場に行きました。
その後、サラエボを後にして、今回の旅の４か国目になるセルビアに向かいます。


5/3の旅行記です

全体旅程
4/27　成田⇒
4/28　イスタンブール⇒ザグレブ⇒プリトヴィッチェ
4/29　プリトヴィッチェ⇒ドブロブニク
4/30　ドブロブニク⇒コトル⇒
5/1 　⇒モスタル
5/2 　モスタル⇒サラエボ
5/3 　サラエボ⇒ベオグラード
5/4 　ベオグラード⇒スコピエ
5/5 　スコピエ⇒プリズレン
5/6 　プリズレン⇒プリシュティナ⇒リュブリャナ⇒ウィーン
5/7 　ウィーン⇒フランクフルト
5/8 　⇒羽田

エリア サラエヴォ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

トンネル博物館は、サラエボ空港の南側にあります。
バシチャルシャからだと3番のトラムに乗って終点のIlidza駅まで行き、
そこからタクシーで5分くらいです。
内戦時に使用されていた地下トンネルなどが展示されています。

サラエボ トンネル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

サラエボ トンネル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

サラエボ包囲時のボスニア人勢力地域とセルビア人勢力地域の範囲を示した地図。
空港近辺を除いてサラエボは完全に包囲されていました。

サラエボ トンネル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

サラエボ トンネル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

まだ国内には地雷が埋まっている地域もあります。
※あくまで展示用で、トンネル博物館内には地雷はありません。

サラエボ トンネル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

サラエボ空港の地下にトンネルを掘って、サラエボ市内に物資を送っていました。
今はその一部区間のみ通ることができます。

サラエボ トンネル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

サラエボ トンネル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

サラエボ空港から飛行機が発着する様子が良く見えました。

サラエボ トンネル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

次は、トンネル博物館からサラエボ市内を見下ろす山の上を進んでいきます。
このような場所からサラエボ市内に向けて銃弾を発射していました。

Sarajevo Olympic Bobsleigh and Luge Track 建造物

サラエボの東側の山にはオリンピックで使用されたボブスレーのコースが残っています。
このようにコース上を歩くことができます。

Sarajevo Olympic Bobsleigh and Luge Track 建造物

Sarajevo Olympic Bobsleigh and Luge Track 建造物

たまに自転車が通るので注意しましょう。
ボブスレーコース跡を自転車で降りるアクティビティが最近人気になっています。

Sarajevo Olympic Bobsleigh and Luge Track 建造物

Sarajevo Olympic Bobsleigh and Luge Track 建造物

Sarajevo Olympic Bobsleigh and Luge Track 建造物

紛争時の廃墟も残っています。

旧市街がよく見えます。
サラエボ旧市街はとても小さいですが、その中に様々な宗教の施設があります。

旧市街のすぐ東側には、街を一望できる丘があって、そこに城壁もあります。
どこからか山羊が現われました。

城壁の中は意外と広いです。
ここから旧市街方面を見るのであれば、午前中は逆光になるので、午後から夕方が良いと思います。

２日間のサラエボ滞在を終えて空港に着きました。

サラエボ国際空港 (SJJ) 空港

新しくはないですが、開放感のある空港です。
次はセルビアの首都ベオグラードに向かいます。

サラエボ国際空港 (SJJ) 空港