マケドニアからコソボに入国し、まずは南部の都市、プリズレンに行きました。<br />この時点でコソボ独立してから9年しか経っておらず、やや不安もありましたが、人懐っこい子どもたちの笑顔に癒されました。<br />しかも、この日は金曜日でイスラム教の休息日。夕方から広場は大にぎわいで、大変活気のある街でした。<br /><br />5/5の旅行記です<br /><br />全体旅程<br />4/27　成田⇒<br />4/28　イスタンブール⇒ザグレブ⇒プリトヴィッチェ<br />4/29　プリトヴィッチェ⇒ドブロブニク<br />4/30　ドブロブニク⇒コトル⇒<br />5/1 　⇒モスタル<br />5/2 　モスタル⇒サラエボ<br />5/3 　サラエボ⇒ベオグラード<br />5/4 　ベオグラード⇒スコピエ<br />5/5 　スコピエ⇒プリズレン<br />5/6 　プリズレン⇒プリシュティナ⇒リュブリャナ⇒ウィーン<br />5/7 　ウィーン⇒フランクフルト<br />5/8 　⇒羽田

#59　コソボ・プリズレン　コソボ入国と世界遺産がある街　-旧ユーゴの国を歩く11-

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2017/04/27 - 2017/05/08

31位(同エリア42件中)

エリア

プリズレン(コソボ)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 20万円 - 25万円

交通手段: タクシー徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

北マケドニアのスコピエからコソボのプリズレンまでタクシーで行きました。
本来であればバスで行きたいのですが時間が優先。
国境はやや渋滞していて、通過に30分ほどかかりました。

マケドニアとコソボの国境付近は山が多いエリアを進んで行きます。
途中のフェリザイの町を左に曲がってプリズレン方面に行きます。
プリシュティナに行く場合は曲がらずにまっすぐです。
フェリザイから先は平坦な道が続きます。
フェリザイからプリズレンまでは約1時間半です。
スコピエからタクシーで４時間かけてプリズレンに到着しました。
モスクのミナレットがたくさんあります。
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プリズレンの旧市街は川のほとりにあります。

石橋史跡・遺跡
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裏山には城塞があり、登ることができます。
距離は短いのですが、なかなかの旧坂です。

登山道入り口はシナン・パシャ・モスクの右側の道を入っていったところにあります。

プリズレン城 (城塞跡) 城・宮殿
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城塞に登るとプリズレンの旧市街が一望できます。

プリズレン城 (城塞跡) 城・宮殿
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プリズレン城 (城塞跡) 城・宮殿
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城塞は観光客は少ないです。
ほとんどが地元の人でした。

まだ日本人が珍しいようで、現地の人から次々に「一緒に写真撮って」と。
10組くらいと写真を撮りました。
すごく喜んでくれて、こっちが恥ずかしいです。
それくらいコソボは素朴な人が多かったです。

プリズレン城 (城塞跡) 城・宮殿
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夕方になると晴れてきました。

プリズレン城 (城塞跡) 城・宮殿
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これが城塞の高台です。

プリズレン城 (城塞跡) 城・宮殿
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城塞は結構広く、緩やかに山の上まで続いています。

プリズレン城 (城塞跡) 城・宮殿
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西を向いているので夕方は逆光になってしまいますが、
屋根がオレンジ色になってそれもまたきれいです。

プリズレン城 (城塞跡) 城・宮殿
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左上が城塞になりますが、この通り、本当に急な坂です。
荷物は全部ホテルに置いて、身軽な格好で来ないと大変です。
人通りは多いので、夜以外は治安を気にしなくて大丈夫です。

プリズレン城 (城塞跡) 城・宮殿
広場に戻ってきました。
後ろに見える大きいモスクがシナン・パシャ・モスクです。

この日はイスラム教の休息日に当たる金曜日なので、この後、この広場はすれ違うのが大変なほど多くの人でにぎわいました。
プリズレンはこの川沿いでゆっくりするのがおすすめです。
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夕食は川沿いのテ・スラで食べました。
川沿いの席からは石橋が良く見えます。
バルカン半島最後の夕食はチェバプチチとビールにしました。
チェバプチチはこの旅３回目。3ユーロと安かったです。
広場にはスーパーマーケットもあって便利でした。
右の建物がレストランのテ・スラです。
その奥がプリズレン旧市街。
山の上に見えるのが城塞です。
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プリズレンの象徴となっている石橋。
モスクとの相性は抜群です。

石橋史跡・遺跡
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石橋史跡・遺跡
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宿はホテルセントラムにしました。
旧市街の中にあって、部屋からはこの眺めです。

ただし、金曜の夜は外が賑やかで大音量が部屋にまで入ってきました。

Hotel Centrum Prizren ホテル
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広場から右に入っていくとゲオルグ教会があります。
これは正教会の教会になります。

聖ゲオルゲ教会寺院・教会
ゲオルグ教会の道をまっすぐ行くと見えてくるのが聖母大聖堂。
こちらはカトリック教会です。

プリズレンはモスクと正教会とカトリック教会がびっくりするほど狭い範囲で共存しています。
かつてはサラエボに匹敵する多民族都市として発展していたそうです。
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レヴィシケ教会です。
14世紀に建てられたセルビア正教会で、世界遺産に登録されています。
入り口には鍵がかかっていて、ゲオルグ教会の人から鍵を借りれば入れるそうです。

すでに夕方になっていたので外から見て終わりにしました。

聖母リェヴィシャ修道院寺院・教会
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聖母リェヴィシャ修道院寺院・教会
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コソボ紛争の結果として、この街にはセルビア人がほとんど住んでいません。
セルビア人がいなくなった街のセルビア正教会は何を与えようとしているのでしょうか・・・

聖母リェヴィシャ修道院寺院・教会