キプロスとギリシャ12日間の旅③　グリーンラインを越え北キプロス・ファマグスタへ

2019/08/16 - 2019/08/16

今日は丸一日、歩いて南北キプロスの国境グリーンラインを越え、北キプロスに行きます。最初に訪れるのはファマグスタ、（トルコ語ではガジマウサ）。オセロ城など旧市街を中心に見所があるのですが、一番興味があったのは、旧市街より15分ほど歩いた場所で、ゴーストタウンとなっているバローシャ。そして、遺跡が残っているといわれるサラミスにも足を延ばしました。

（旅程）☆がこの旅行記です
8月14日　21:20成田発ＥＫ319　

8月15日　3:00ドバイ着　7:55ドバイ発ＥＫ109⇒11:10ラルナカ着　
　　　　　タクシーでニコシアへ。ニコシア観光　ニコシア泊

☆8月16日　6:35ニコシア発　7:40ファマグスタ着　ファマグスタ観光
　　　　12:20ファマグスタ発　14:00キレニア着　キレニア観光
　　　　15:40キレニア発　16:10ニコシア着　　ニコシア泊

8月17日　8:30　ホテル発　1日タクシーチャーター、トロードス観光後
　　　　ラルナカへ移動
　　　　アシヌ教会,聖イオアン修道院、マカリオス三世の墓　　　　　　　　　　キッコー修道院、など　ラルナカ泊

8月18日　8:00ラルナカ発　OA911 9:45アテネ着
　　　　　空港からタクシーで、キフィスウバスターミナルへ。
　　　　12:00キフィスウバスターミナル発　14:10ナフプリオン着　ナフプリオン泊

8月19日　10:00ナフプリオン発　10:45ミケーネ着　ミケーネ遺跡見学
　　　　　13:00ミケーネ発　アルゴス着　ラリッサ城など
　　　　　15:45アルゴス発　17:00アテネ着　　　アテネ泊

8月20日　7:30アテネ　リオシオンバスターミナル発　KTELバス　10:30デルフィ着
　　　　　11:00-13:30オシオス・ルカス修道院へ。その後、デルフィ遺跡見学　デルフィ泊


8月21日　9:30デルフィ発KTELバス　13:30カランバカ着　
　　　　14:30　バスでメテオラへ　アギア・トリアダ修道院、アギオス・ステファノス修道院
　　　　歩いて、カランバカへ戻り、途中ビザンチン教会見学　　　カランバカ泊

8月22日　9:10ホテル発　Visit Meteoraのツアーに参加
　　　　メガロ・メテオラ修道院、ヴァルラーム修道院、ルサヌ修道院
　　　　13:15ホテル着　14:15カランバカ発KTELバス　20:00アテネ着　　アテネ泊

8月23日　8:30ピレウス港発フェリー　10:00　ヒドラ島着　ヒドラ島観光
　　　　17:25ヒドラ島発フェリー　19:00ピレウス港着　　アテネ泊

8月24日　8:00ホテル発　アテネ中心部観光　古代アゴラ、アクロポリス、ゼウス神殿など
　　　　18:45タクシーで空港へ
　　　　23:00アテネ発　EK104

8月25日　4:45ドバイ着　　8:00ドバイ発EK312 22:45羽田着　　　　羽田空港ホテル泊

　　　

エリア 北キプロス(キプロス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

部屋で朝食を手早く済ませ、6時にホテル出発。

昨日は行列していたクロスポイントもこの時間は誰もいない。

夫のパスポートに、「キプロス入国のスタンプがない！！」と女性スタッフ。
昨日は何も言われず、越えられたのに・・。幸い、パスポートをスキャンしたら入国の記録があった様子。事なきを得ました。
夜、ホテルで確認したら、ちゃんとラルナカ空港のスタンプありました。みおとしたのかな？

北キプロスに無事入りました。

これは何？と売っているおじさんに聞くと「カクタス」ですって。

食用にするみたい。

英国統治時代の名残の建物です。

昨日、昼食をとり、トイレで苦労したパン屋さん。
私たちに気づいた店員さんが、手を振ってくれ・・

朝ごはん食べていきなさいよ・・というけれど、バスの時間があるのでごめんなさい。

トルコの人本当に人懐っこい。そして早朝から働き者。

昨日下調べしたおかげで、迷わずファマグスタ行きのバス乗り場につきました。

1人14リラ。

お金を払い、わたくしたちが乗り込むともう発車。時刻は6時35分。

車窓から見えるモスク。

乗客は常連なのか、皆さん適当なところで停めてもらって降りていきます。

大きな像が見えたと思ったら終点ファマグスタです。7時40分、約1時間の道のりでした。

ITIMATというのが北キプロスのバス会社？

バスに乗るときはこの「ITIMAT」の文字を探すとよいです。

ファマグスタのITIMATはきれいでしたので、トイレを借りました。

城壁に沿ってファマグスタの街を歩きます。

道案内もトルコ語に英語併記。

ホンダの車。キプロスは日本車多いです。

教会。

St.Francis Church。

St.Francis Church。

果実を絞るジュース屋さん。

Venetian Palace

からだを清める場所.

トルコの花チューリップが・・。

花嫁姿はどこの国でも憧れ。

St.Nicolas Cathedral.

北キプロス・・結構緊張してきたのですが、のんびりしています。

オセロ城の入り口のライオン。

欠けてしまって今残っているのは上の写真の部分。

オセロ城

オセロ城

街の方を見渡してみる

城壁から外へ出てみた。

港はそれなりに栄えている。

ヨットも停泊しているし、車の出入りもひっきりなし。

灯台。

ファマグスタの中心地から少し歩く、ヴァローシャへ足を延ばしてみた。

カメラ撮影禁止の札があり、道に沿った塀の向こうから、国連軍の兵士が顔を出して警戒中。カメラはしまって、廃墟の様子をしっかり見てきた。

一見風光明媚な地。以前は欧州あちこちからやってくるキプロス島一二を争うリゾートタウンだったそうです。

ファマグスタ旧市街から歩いて20分弱のこのあたり、1974年のトルコ軍のキプロス侵攻以降、トルコと国連の管理地となり、もともと住んでいたギリシャ系の住民はラルナカなどへ避難したとのこと。今は誰もいない。

40年以上経過し、建物は朽ち、ゴーストタウンとなっています。

近くには行かれませんし、撮影も禁じられているので、はるかかなたから
何とか撮影しました。

旧市街に戻る途中、壁の向こうから監視している国連軍の兵士も、目が合ったら”Hello“だって。

まだまだ若い少年のような兵士だった。

墓地。
1974年・・キプロス紛争の年に亡くなった人の多いこと。

すいかごろごろ。

ここにきてもう一つ行きたかったサラミス遺跡。
ファマグスタのバスターミナルそばのタクシー乗り場で運転手さんと交渉。

元締めみたいな人が出てきて、25ユーロでサラミス遺跡までの往復と、向こうで少し待ってもらうことに交渉成立。行ってくれる運転手さんは若いお兄さん。

ここだよと降ろされたけれど

見たかった円柱がない。

入り口でチケットを買って、美術館みたいなのに入り、

建物の周りにあるのかと円柱をさがすが、でも違う？

スタッフにきいたら、ここはSt Barnbas.

トリップアドバイザーで。ファマグスタ地区5位の見どころではありますが・・。

タクシーの運転手さんに、わたくしたちが行きたがっているサラミス遺跡の道順をスタッフが説明してくれた。

タクシー運転手さん、St Barnbasで降ろしたあと、待ち時間にドライフルーツ買っていましたのよ。

運転手さんの勘違いだったのかなあ？サラミス遺跡に無事着きました。

サラミス遺跡　一人9トルコリラ．(約180円）

運転手さんは他の仕事があるので、11時20分に、同じ会社のほかの人が迎えに来るから・・といって去っていきました。

柱が、しっかり残っているサラミス遺跡です。

粘って見に来てよかった。

地震もあるだろうこの地域でよくぞここまで残っていること。
しばし見とれておりました。

劇場。

劇場。

イタリア人観光客が団体で来ていました。

11時20分無事迎えに来た運転手さんと合流。10分ほどでファマグスタに帰着。

こちらで、アイスキャンデーを買ってちょっと一服。

バスターミナルのチケット売り場でキレニア行きのチケットを購入。

15トルコリラ(約300円）

これがキレニア行きのバスのようです。

昨年のポーランドのミニバスを思い出します。

12時20分ファマグスタ発キレニア行。途中からも次々乗ってきて生活の足の様子。
ほぼ満席でした。

キレニアへ向かいます。