トスカーナのドライブ旅、終盤。<br />ピエンツェ郊外の絶景ホテルに宿泊、ドライブして、オルチャ渓谷の素晴らしい景色をたのしみました。<br /><br />7月31日水曜日<br />OZ115 関空発09:10 仁川着11:00<br />OZ561仁川発12:30 ローマ17:50着<br /><br />ジョベルティアートホテル (Gioberti Art Hotel) 泊<br /><br />8月1日木曜日<br />Roma Termini 09:35発 Firenze SMN 11:07着<br /><br />フレンツェ観光<br /><br />ホテルムリノディフィレンツェ (Hotel Mulino di Firenze)泊<br /><br />8月2日金曜日<br />Firenze Campo di Marte 11:10 RV2309 Arezzo 12:05<br /><br />アレッツォ Arezzo 観光<br /><br />シエナ郊外の、Villa il Castagno Wine Resort & Restaurant泊<br /><br />8月3日土曜日<br />サンジミニャーノ観光<br />シエナ観光<br /><br />Villa il Castagno Wine Resort & Restaurant泊<br /><br />8月4日日曜日<br />チヴィタ観光<br /><br />オルチャ渓谷観光<br /><br />ピエンツァの A440 in Tuscany泊<br /><br />8月5日月曜日<br />コルトーナ観光<br /><br />Arezzo 16:16発 RV2313 ローマテルミニ18:54着<br /><br />Damaso Hotel 泊<br /><br />8月6日火曜日<br />ローマ観光<br /><br />The St. Regis Rome泊<br /><br />8月7日水曜日<br />ローマ観光<br /><br />OZ562 ローマ19:40発仁川13:55<br /><br />8月８日木曜日<br />OZ118 仁川17:20発関空19:02

トスカーナ街巡り＋ローマ９ -絶景のオルチャ渓谷、ピエンツェ観光、A440 in Tuscany宿泊、温泉の村、バーニョ・ヴィニョーニ-

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2019/07/31 - 2019/08/08

4位(同エリア56件中)

エリア

ピエンツァ(イタリア)

オルビエトの郊外のレストランから約80Km、本日はピエンツェの郊外に宿泊です。
クエルチェ・アル・ピノで高速を下りて、オルチャ渓谷内を走ります。
丘の上に、ピエンツァの街が見えてきました。
ピエンツァはトスカーナ地方の、人口2000人ほどの小さな村です。「トスカーナの小さな宝石」と呼ばれるここは、世界遺産にも登録されています。
地図を見る

ピエンツァの郊外、旧市街から徒歩で15分ほどの所にある、本日宿泊の、A440 in Tuscany に到着です。
A440 in Tuscanyは、最近オープンした、全11室の小さなホテルです。
舗装道路から砂利道を約400m進むとあります。
こちらが、北側にある入口。
中のレセプション。
レセプションの東側に、とても広いホールがありました。
グランドピアノが置いてあり、コンサートが出来る広さがあります。
中央の螺旋階段を降ります。
1階の階段ホールには、お茶とポットと冷蔵庫が。
今回宿泊の部屋です。
北側には、演奏室があります。
とても綺麗な部屋です。
もう少し広かったら最高なのですが。
今回は、Bookinng.comで予約、スーペリアツイン、庭付きの部屋です。
１泊、￥31,070 少し高い気が、旧市街から徒歩圏で、眺めは最高、新しいので納得。
入口横のクローク。
セキュリティBOXありです。
スリッパも。
パウダールームは、最小限スペースです。
浴槽なしで、シャワー。
部屋から庭に出られます。
椅子が2脚。
綺麗なお庭に出られます。
庭の中央にある、見晴らしスペース。
ここからのオルチャ渓谷の眺めは最高です。
振り返ると、宿泊の部屋。
自分たちのスペースの様。
スパーで買った、スパークリングワインで乾杯。
ここが、最高の場所でした。
ずっとここに居たいスペース。
オルチャの景色を楽しみます。
正面奥が、アミアータ山。
オルチャ渓谷のどこから見ても眺めることのできるアミアータ山は１８万年前から活動を休止している火山ですが、周辺には幾つかの温泉地があります。
オルチャ渓谷は、イタリア・シエナ県南部に位置するアミアータ山からキアーナの谷に向かって、緩やかに傾斜する丘陵地と、ラディコーファニからモンタルチーノにまたがる丘陵地に広がっています。
現地の呼び名は「ヴァル・ドルチャ」といい、「オルチャの谷」と言う意味を表します。
オルチャの谷は重要な「自然、芸術、文化」公園。すばらしい景観と、多くのルネサンスの芸術家により伝播された注目に値する芸術の保存のために、2004年にユネスコの世界遺産として認められました。
ここは元々粘土質の土壌のため耕作に向かない土地でしたが、約300年に渡る土壌改良の結果、現在のような田園風景が誕生しました。
また、渓谷を横断する道は中世にローマやエルサレムへの主要な巡礼路として使われ、多くの巡礼者や商人たちが行き交っていました。
東側に離れの宿泊棟があります。
周辺を散策。
西側のレストランの屋外スペース。
ここからの眺めも良さそう。
朝食が楽しみです。
道路はさみ、西側にある、バイオプール。
プール内に青コケがあり、入りませんでした。
ピエンツェ市内、３KM圏は無料送迎ありとの事でしたので、送迎をお願いしました。
本日の夕食は、ピエンツェ旧市街のホテル内のレストランです。
La Bandita Townhouse Hotel
https://la-bandita.com/townhouse/the-restaurant/
ホテルとは別にレストランの入り口があります。
屋外の席に案内されます。
目の前に中庭があり、開放的の席です。
テラス席が満席になると、こちらにも案内されていました。
まずは、ビールで乾杯です。
今回は、アンティパスト、プリモ、セコンド、デザートから１品つづチョイス。
まずは、ホタテのアンティパスト。
トリフとブラックペッパーのパスタ。
このパスタは、絶品の味でした。
日本では食べられないね。
セコンドは、鯛のソテー。
鯛の皮がパリパリで良いお味でした。
デザートはティラミスです。
４品を二人でシェアしてこのお値段。
満足の食事になりました。
少し、ピエンツェ旧市街を散策します。
ピエンツァは、15世紀の教皇ピウス2世の故郷でした。
その故郷があまりに貧しい村だったため、理想郷に作り変えようと決心し、芸術家ロッセッリーノがその責任者として抜擢されます。
街の名前は元は「コルシニャーノ」でしたが、ピウス2世にちなんで「ピエンツァ」と改名されました。
地図を見る

真っ白な大聖堂。
ルネサンス様式の外観と後期ゴシック様式の内装を持つ大聖堂です。
1459～1462年にかけ法王ピオ2世の依頼により、ベルナルド・ロッセッリーノが建設したました。

大聖堂寺院・教会
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ピウス2世広場(Piazza Pio 2)、大聖堂の反対側に建つ、旧市庁舎(Palazzo Comunale di Pienza)

ピウス2世広場広場・公園
メインストリートのロッセリーノ通り(Corso Rossellino)
サン・フランチェスコ教会
天井からぶら下がる十字架が印象的でした。
ルレイルキオストロディピエンツァ(Relais Il Chiostro Di Pienza)のホテル内の中庭を拝見。
ここからがレセプションでしょうか。
メインストリートのロッセリーノ通り。
ロッセリーノ通りを西に進むと、ムッレロ（murello）門です。
ホテルの車にピックアップしてもらい、ホテルに戻ります。
8月5日月曜日。
日の出前にホテルを飛び出し、早朝ドライブ。
小高い、モンティッキエッロも街からの日の出です。
日の出直後のピエンツェ。
オルチャ渓谷の朝の景色。
何処でも、綺麗な景色です。
牧草を刈って、ロールに。
地図を見る

バーニョ・ヴィニョーニの村にきました。
トスカーナには数々の温泉地がありますが、旧市街のど真ん中にぶくぶくと温泉が湧いており、大きな浴槽があります。
ここは Piazza delle sorgenti ＝源泉の広場、エトルリア、ローマ時代から知られる温泉で、中世になると、シエナの聖人カテリーナやピエンツァ出身の教皇・ピオ２世、そしてメディチ家のロレンツォ・イル・マニーフィコまで訪れたと言います。また１５８１年の Michel de Montaigne の旅日記には、ローマへ巡礼に訪れる人々が立ち寄ったという記述が残っています。
ロッカ・ドルチャのテンテンナーノ要塞がよく見えます。
こんこんと温泉が湧きで出ます。
村は早朝なのでとても静か。
湧き出た温泉は、南側に走るこの水路を流れます。
さわってみると暖かい。
ここに座って、自由に足湯もできますよ。
水路の温泉は下の渓谷に滝のように流れてゆきます。
バーニョ・ヴィニョーニの駐車場がある高台からの、オルチャ渓谷の景色。
少し靄がかかっていて美しい。
テンテンナーノ要塞も綺麗に見えました。
さて、ホテルに戻り朝食いただきます。
室内もかわいらしい内装でよいのですが、屋外の眺めの良い席で。
朝食は結構シンプルです。
ホットミールはなし。
ハムとチーズも一種類づつでした。
こちらの屋外席で、
オルチャの絶景お見ながらの朝食です。
とても気持ちの良い朝。
満足の朝食になりました。
ホテルをチェックアウトして、モンタルチーノへ向かいます。

続編
トスカーナ街巡り＋ローマ１０ -ワインの街、モンタルチーノと「トスカーナの休日」の舞台になった、コルトーナ観光-
https://4travel.jp/travelogue/11533661

前編
トスカーナ街巡り＋ローマ８ -死に行く町、チヴィタディバーニョレージョを観光、オルヴィエートのウンブリチェッリのパスタを食べてみた-
https://4travel.jp/travelogue/11531658

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この旅行記へのコメント（2）

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lemon7さん 2019/11/30 00:10:41

オルチャ渓谷

ラスティ―さん、初めまして、lemon7と申します。

来年3月オルチャ渓谷行こうと計画中でラスティーさんの旅行記拝読させて
いただきました。
まずはラスティーさんの写真がどれも素晴らしく美しいのに驚きました。
写真集を見ているようでどの旅行記も旅への期待を高めてくれます。

ラスティーさんのように車だと多くの街を訪れることができますね。
特に小さな村巡りは圧倒的に便利で羨ましいです。
私の場合、一人旅で公共交通機関利用です。
3月もロードレース観戦でシエナとカマイオーレに行くのですが
その中にいくつかの小さな村巡りを入れようと思っています。

私の旅行記にも訪問ありがとうございました。
では続きの旅行記も読ませていただきます。

lemon7

ラスティーさんからの返信 2019/12/08 22:45:35

RE: オルチャ渓谷

lemon7様

旅行記ご覧いただきありがとうございます。
夏のイタリアの旅は、天候に恵まれ、とても楽しい旅でした。
８月のオルチャ渓谷は、牧草が刈り取られていて少し残念な景色でした。
それでも、とても雄大で感動する景色でした。
ピエンツェに宿泊ですか。
ピエンツェは小さな町ですので迷うことなくのんびり過ごせますよ。
美味しいワインと美味しい食べ物がまってます。
今後ともよろしくお願いいたします。

ラスティー

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