2018/12/09 - 2018/12/15
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ミズ旅撮る人さん
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2018年クリスマスマーケットを求めて南フランスを訪れました。
午前中に短いニースの徒歩観光をして、
11時に待望のフリータイムとなりました。
ここからが、本番です。路線バスを利用して「鷲の巣村」のひとつ
サン・ポール・ド・ヴァンス(Saint Paul de Vence)に行きます。
昨日訪れたエズより規模が大きく、歩きやすい村で、
中世の佇まいがとても魅力的に上手く保存されています。
ツアーなどでは1時間程度しか滞在できないようですが、
丸一日、ゆったりと時間を掛けて、ホテホテと歩いて散策したい、
イチオシの村です。
エズの店は冬季は殆ど閉店していますが、ここは比較的
開いている店があって、ショッピング・食事も充分に楽しめます。
そして、何と言っても夏と違って観光客がとても少ないので、自由気まま。
マルク・シャガールの墓にも立ち寄りました。
サン・ポールは数多くの芸術家に愛された村です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ニースの徒歩観光が終わり、フリータイムです。
ツアーではOPが組まれていて、ルノワールの家とサン・ポール・ド・ヴァンスで23,000円(昼食付5時間)でした。
これはあまりにも高い。
実は、ニースの街中から路線バスで片道なんと1.5ユーロで
行かれるんです。 -
ニースのアルベール1世公園から400番のバスでおよそ1時間です。
ニース市内の1日券は使えませんが、往復たったの3ユーロです。
バスの運転手に料金を支払うと、このレシートをくれます。
サン・ポールまではVence行きに乗って、1本で行かれます。 -
ニースは多くの貴族や富裕層によって数多くの別荘が建てられました。
それらの建物は現在、高級ホテルになっています。
その代表格がこのネグレスコです。 -
Square Bourdetのバス停。
「ルノアールの家」があるカーニュ・シュル・メールはここで降ります。
OPでは、ここも訪れますが、サン・ポール・ド・ヴァンスで
多くの時間を取りたいので、敢えてパスします。 -
海岸沿いにしばらく走ると、バスは内陸の坂道を走り始めます。
席は右側に座ってください。
途中からサン・ポール・ド・ヴァンスが見えて来ます。 -
随分と近くなったように見えますが、
見え始めてからも意外と掛かるんです。
路線バスですから、観光バスのように最短コースで走りません。
その分、観光地ではない普通の町並みが見られて、楽しいです。 -
カーニュ・シュル・メールの海岸から内陸に上って7km。
ニースからは20kmの位置にあります。
サン・ポールの村は、14世紀にはプロヴァンス伯の庇護を受け、
この地域の中心となります。
1388年にサヴォア家の領地として、一層発展しました。 -
イチオシ
サン・ポール・ド・ヴァンスに行くには、
終点のVenceから3つ手前のSt-Paul Villageで降ります。 -
ニースからヴァンス行きの時刻表です。バス停に掲示されています。
Venceの横に(Par St.Paul)サン・ポール経由と書いてあります。
ヴァンスは終点の町で、サン・ポール・ド・ヴァンスとは別の町ですが、
名前が同じなので取り違えやすいのでしょう。
HPにも同じものが掲載されているので、予め調べておくといいです。 -
上下線のバス停が離れているので、場所の案内図がありました。
「A」の横にあるのが、ニースに戻る時のバス停で、
下の「B」の近くのが、ニースから乗って来て降り立つバス停です。
すぐ横に「←NICE(ニース)」と書かれているので、
妙に見えますが、単に方向を示しているだけで、
バスの進行方向ではありません。 -
Bのバス停の横にはフェンスがあって
サン・ポール・ド・ヴァンスが見えません。
村に入る前に一旦坂道を下ってロータリーの近くに行きます。
(写真はB停留所で、奥が村の入り口方向です) -
イチオシ
ちょっと下るだけで、この眺めが見られます。
-
1538年にはフランソワ1世がイタリアの侵略を警戒して、
城壁を建設しました。
城壁の4つの角に頑丈な突角部である
稜堡(りょうほう)があるのが特徴です。 -
ここからは、地中海も見えます。
-
バス停のはす向かいにある小さな郵便局。
昨夜モナコで出せなかった絵葉書を出すために立ち寄りました。
昼時だったからか、局員が一人しかおらず、
先客の対応にひどく時間が掛かって待ちぼうけ。
ここは南仏、ゆったり、のんびり。 -
St. Claire教会(Chapel of Saint Claire)。
村の入り口の角にあります。 -
教会の隣にあるレストランLe Vieux Moulin。
-
St. Claire教会から見た村の入り口です。
村への入り口はこの北側の他に、東と南にもあります。 -
入り口にはエズで見た香水の店フラゴナールもありました。
-
そのお向かいにはロクシタンの店も。
アルルのロクシタンでは、クリスマスグッズが
いっぱい売られていました。
ここにもあるかな? -
ジュドブール広場(Place du Jeu de Boules)では
ペタンクが行われています。
オランジーナのCMがここで撮影されました。
カフェデラプレイス(Cafe de la Place)は冬季閉店中です。
イヴ・モンタンとシモーヌ・シニョレが経営した
コロンブドールはお向かいにあります。
その常連には、マティス、シャガール、ピカソ、ブラック、
レジェ、フォロンなどがいたそうです。
この広場では、水曜日の9~14時にファーマーズマーケットが
開かれます。
果物、野菜、ヌガー、ブリオッシュ、ジャム、菓子、お茶、
豚肉、チーズ、オリーブオイル、花などが売られています。 -
広場を過ぎると城壁が現れます。クリスマスツリーがありました。
-
サン・ポール・ド・ヴァンスの地図が掲示されていました。
現在地はiと書かれた側です。この地図は北が下になっています。 -
14世のヴァンス門です。
-
ヴァンス門の中の天井には、クリスマスだからか
イルミネーションが付いています。
突き当り右側の黒い看板「i」は、観光案内所です。 -
サン・ポール・ド・ヴァンスの観光案内所には、
日本語の地図があります。
ガイドブックなどにも地図は載っていないので、重宝します。観光案内所 (サン ポール) 散歩・街歩き
-
案内所の前から中心へ向かうグランデ通り(Rue Grande)。
通常、このまま通りを進むのですが、散策を始める前に寄り道です。 -
城壁の間にある車道を下って行きます。
-
大きくカーブする所で、城壁に張り付いたような
石造りの小屋があります。
実は公衆トイレです。小屋自体が1つの個室で、珍しく無料なんです。
ニース行きのバス停の向かいにも公衆トイレはありますが、有料です。
50セント硬貨でなければ使えませんでした。
持ち合わせがなかったので、無料のトイレがあって助かりました。
この小屋は、建物が古過ぎるので集金マシンが取り付けられないのかな?
中はとても広い洋式トイレです。
お気づきかと思いますが、奥に見えるツリーは先程見ました。
このトイレを使う場合は、ヴァンスの門には行かずに
車道を来れば簡単です。 -
せっかくなので、城壁の上に上がってみました。
かつてこの村は、サン・ポール(Saint-Paul)といいました。
サン・ポール・ド・ヴァンス( Saint-Paul-de-Vence)という名前は、
2011年3月22日の省令で正式に自治体の名前となりました。
名前が長いので、以後「サン・ポール」と縮めて表記します。 -
車道を登って行くと、ティヤール広場(Place du Tilleul)に着きます。
既にお昼時。レストランに入りたい気もしますが、
それより早く村の散策をしたい。
どんなものを食べているのかなと、横目で気にしながら、素通りします。 -
レストラン「 Le Tilleul」の脇道。石造りの家に、小さな石段。
これは期待できそう。 -
グランデ通りを進みます。たくさんの看板が出迎えてくれますが、
やはり冬は閉店している店が多いです。
フランスは労働制限が厳格なので、年間の営業日数が決められています。
夏に観光客が集中する地域は、冬にまとめて休みを取るのです。
レストランは交替で営業しているそうなので、ご安心を。 -
サン・ポールは、中世の町並みがそのまま残っています。
1920年の初めに画家たちが、明るい光に照らされた村に
魅了されました。
ポール・シニャック、ラウル・デュフィやシャイム・スーティンらが
村を描きました。 -
マチスやピカソなどもサン・ポールへやってきました。
20世紀には、アメリカの作家ジェイムズ・ボールドウィンが17年、
マルク・シャガールが約20年サン・ポールに住み付きました。 -
現在では、村の中の大半の店はアート作品を扱う店で占められています。
-
ダチョウが見守る村。何を見ているのかなあ。
-
壁が一面、蔓に覆われています。ぶどうのような黒い実が
たくさん付いていて、茎が赤いのですごくオシャレです。 -
古いカメラの形をしたオブジェ。
-
イチオシ
空中に浮かんだ仮面の看板。
村の中でアート作品を探すのに苦労することはありません。 -
グランデ通りから西の城壁に向かう階段。
せっかくなので、降りて行ってみることにしました。 -
城壁の上には高い塀などはないので、広々とした眺めを好きなように
見ることが出来ます。 -
サン・ポールの周囲は、統一された白壁とレンガ色の瓦屋根が
広がっています。
城壁の中だけがいいのではなく、周りの風景も穏やかで気持ちがいいのが素晴らしいです。 -
城壁の上には車道があって、レストランやホテルに来た車が
停まっています。
この辺りのレストランはお休みです。 -
レストランMalabarのランチが16ユーロという看板がありました。
ちょっと高いような気もしますが、観光地値段かな? -
右端がレストランMalabar。
壁にたくさんメニューと値段が書かれていますね。
見事な筆記体のフランス語なので解読不能でした。 -
下りて来た階段を再び上ります。途中のレストランが気になったのです。
両側に店はありましたが、最終的に左の「OBATIK」に入りました。 -
どこもそうですが、店は空いていて、すんなり席に案内されます。
店内は意外とモダンで、明るかったのでホッとしました。 -
黒板に描かれたクリスマスツリーがステキ。
-
フランスのレストランは、手書きのメニューがお好き。
これが難物なんです。
普通の活字だってフランス語の意味を読み取るのは至難の業なのに、
そもそもアルファベットが読めない状態だと、もうお手上げです。
この店の文字は、かなりはっきりとしたブロック体なので助かります。 -
Pates a La Provencale 17ユーロと赤ワイン4.5ユーロです。
結局、さっきの店と同じ料金になってしまいました。
こんなもんなんですね。 -
イチオシ
でも、この店のご馳走は料理ではありませんでした。
隣のテーブルで、私が店に入る前から座っていて、
ずっと静かに語らっていたおじさま二人。
なんだかこの二人のお陰で、緊張することなく食事が出来た気がします。
お願いして、写真を撮らせていただきました。 -
店を出て、グランデ通りに戻りました。この先は少し上り坂です。
先に進むのはちょっと後にして、村の中心にある教会へ行きます。 -
レストランの前の階段を上って、グランデ通りを突っ切って、
また階段を上ります。
エズとサン・ポールを歩いて学んだこと。
「鷲の巣村」は、長い通りはなだらかな坂道で、
それ以外の脇道・路地は大抵が階段なのだと。 -
ST.GEORGES。聖ゲオルグの名前を付けた店の看板は、
やはりドランゴン退治。
フランス語でジョルジュ、ドイツ語でゲオルグ、
ラテン語でゲオルギウス、英語でジョージ、スペイン語でホルヘ。
衣料品店のようです。店の入り口に立派なリースがあります。
わ~い!クリスマスだ~! -
地図には載っていない店も多々あります。
どんな店があるのか、行き当たりばったりの楽しさ満点。 -
聖クレマン教会(Capilla St.Clement)17世紀のバロック様式。
観光案内所の地図には、こう書かれています。
Googleだと全然違うのですが、地元の方を信用します。
(Googleは張り付いている写真などもいい加減なので)サン ポール ド ヴァンス参事会教会 寺院・教会
-
教会に向かって左方向です。
興味を惹かれたので、こちらにちょっと行って見ます。
突き当りの門の前で右に曲がれます。 -
曲がった先です。だんだん迷路に入り込んだみたいで、
ワクワクして来ました。 -
手作り感のある木の扉。
作っている姿が目に浮かぶような温もりのある扉です。 -
鉤の手に曲がると、その先に反対側の城壁が見えました。
聖エスプリ通り(Rue du Saint-Esprit)。
サン・ポールは南北に長く、東西は結構幅が狭いので、
すぐに突き抜けてしまいます。
村で一番高いのが、聖クレマン教会のある場所です。 -
階段を降りずに真っ直ぐ北に向かう道は、思いもかけぬジャングル。
う~ん、おもしろい。
デリエール・レグリーズ通り(Rue de Derriere l'Eglise) -
このまま行くと村の入り口に戻ってしまうので、
聖クレマン教会に戻ります。
(左が教会の入り口。右側の建物と建物の間が先程登って来た階段です) -
青い小さな花が目を惹きました。
-
聖クレマン教会に入りました。わりとこぢんまりした内陣です。
-
ところが、そこに飾られている絵画や装飾品は予想以上の傑物でした。
-
着目したのは、絵画の台座部分。
左下の紙に1677という数字が見えます。
17世紀創建当時のものでしょうか。
日本人は漆塗りに慣れているので、こうした黒地に金の装飾は
特に気になります。 -
床には骸骨。教会の床に墓があるのはよくあることですが、
骸骨とは・・・
キリスト教では、聖人の骨は立派な聖遺物なので、
骸骨はよく出て来ます。 -
色とりどりのコップに入った献灯。
-
この教会の中はすごく気になる作品があります。
大作の絵ではなくて周りの小品が気になります。
そもそもサン・ポールは芸術家が集まったことで有名な村。
彼らの作品が紛れ込んでる? -
右の翼廊は特別な一角でした。檻があって入れない部分がこれです。
-
天井は、漆喰画?正に別格の間です。
色々な角度で撮りたいのですが、
檻が邪魔をして真っ直ぐ方向しか撮れません。 -
主祭壇。背後の壁には司祭たちの椅子が並んでいます。
-
おもしろい額縁のついた絵画があります。
-
絵画の両脇を下半身が人魚のような男性像が飾っています。
女性像だったら、正に人魚なんだけど・・・ -
様式の異なる絵画が見られて、一見の価値ありです。
ガイドブックや観光案内所の地図などには何の説明もないので、
どういう作品があるのかわかりません。 -
教会の中に、クリスマスを発見。
ドイツではクリッペと呼ばれるキリストの誕生を表す人形です。 -
イチオシ
教会の外に出たら、玄関に梯子を架けて作業をしている人たちが
いました。
私がカメラを向けると、二人とも大喜びでピース!
日本人だというと、何故かすごく喜ばれました。 -
聖クレマン教会の隣には、「12・13・14世紀の塔」があります。
どうして3つの世紀に言及されているのか?
階層毎に、それぞれ年代が違う?
塔の左側には、階段や張り出しの出っ張りがあるので、
こちら側には建物があったのかもしれません。 -
聖クレマン教会のすぐ後ろにも小さな教会があります。
今回はここまで、後編で南半分の散策をします。
そこにはシャガールのお墓も。
サン・ポール・ド・ヴァンスの墓地は、
とても明るくて家族愛に溢れていました。
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