2019/08/06 - 2019/08/13
1559位(同エリア3041件中)
クッキーさん
2日目はいよいよバンコクからドイツへ!直行便もありますが、敢えてフランクフルト経由に。巨人機エアバスA380-800に搭乗してみます。フランクフルトからは国内便でミュンヘンへ。NHK「旅するドイツ語」を見ていて、どんどん引き込まれてしまった憧れの街です。さあ、ヨーロッパの旅が本格的にスタートです!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さていよいよ搭乗です。時刻はバンコク現地時間で2300過ぎです。流石に眠たくなってきます。搭乗は500人近い旅客のため、座席ブロックごとに決められた順番になります。今回はエコノミーながら2階席のため、比較的早目の搭乗順番です。ゲート前の待合室のお手洗いで、既に洗面と下着の着替えは済ませています。夜行便ですので機内の寒さを予期して長袖・長ズボンにしています。
スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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ワクワクしながらボーディング・ブリッジを渡ります。
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さて2階席エコノミーは機体後方ですので、まずは1階席をずっと歩いて進みます。
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最後方につくと、螺旋階段がありますので、ここを上がります。
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たどり着いた席はこじんまりとしたエコノミー区画。その前はカーテンによって仕切られた、ビジネス&ファーストクラスの区画です。大画面モニターにUSBソケットもあり、大変便利。
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2階席ですので機体がかなり丸まったところに位置します。窓の手前には丸みを利用した、このような収納があります。
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開けると結構な容積。カバンがすっぽり収まります。これは便利です。忘れ物には要注意。
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エコノミーは、ほぼ満席のようです。泣き叫ぶ子供や、うるさく話すお客さんもなく、とても快適な空間でした。
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初搭乗の機種ですので、安全のしおりもしっかり読んでおきましょう。
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このように、2階席のドアからもスライド&筏が展開されます。脱出口の確認は重要です。
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やや窓は遠いのが難点ですが、夜行便ですからあまり関係ないかも。
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さて、いよいよ出発の準備が整ったようです。定刻2345でしたが、0020過ぎに滑走路へ。いざ離陸。
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バンコクを離陸後は、ひたすら北西へ針路をとります。
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0100前に水平飛行に移り、ここからミールサービス。今日の4食目です(笑)。夕食を軽めにしたのは正解でした。まずはシンハー・ビールをグビリ。妻はオレンジジュースです。毎度ながら色の濃い、おいしいオレンジジュースです。
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食事はガパオライスを選択。これまた2度目(笑)。目玉焼きが乗って、とても美味。付け合わせはトマトとモッツアレラチーズ、パンにケーキ。また炭水化物多めです。
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食後は寝酒としてハイネケンを。
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その後就寝・・・ですが中々寝付けません。飲み物はギャレーのカウンターに置いてあるものを自由にとってOKです。軽食もあります。
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お手洗いキレイです。
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最終的に耳栓をして毛布にくるまるとウトウトできました。騒音は非常に少ない席ですが、更に静粛になります。気が付けば夜が明けてきました。離陸から9時間経過です。タイ時間で0925くらいです。
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朝食のサービスが開始されました。クロワッサンにオムレツ。ソーセージ。おいしくいただきました。
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やはり朝もオレンジジュース。さっぱりします。
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さて、降下開始です。ヨーロッパは雲に覆われています。
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まもなく到着です。フランクフルトに向けて最終進入です。
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機外映像を選択すると、座席モニターに映ります。カメラは垂直尾翼の一番高いところに設置されているようです。迫力の映像です。
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無事フランクフルト到着です。外は雨。
フランクフルト国際空港 (FRA) 空港
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この空港にはA380対応のボーディング・ブリッジが。2階席から直接乗り降りできます。
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さて、ドイツ入国を済ませてミュンヘン行きの出るターミナルに移動です。こちらのフランクフルト空港も巨大空港。かなり歩きます。
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入国を済ませてターミナルAのA11ゲートへ。さあ!ターミナル内ですが、早速ドイツのお店を楽しみましょう。こちらはバッグ等で有名なメーカー。
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再度保安検査場を通って、制限区域内には様々なカフェが。どれもオシャレでカッコイイです。
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ドイツパンを使ったサンドイッチ。ここからは大変に良い匂いがしてきます。
ヘベラーズ トラディショナル ベーカリー (フランクフルト空港店) パン屋
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それもそのはず。ここで焼いています。一体一日にどれくらいここで焼くんでしょうか?
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プリュツェルも沢山の種類。どれも大変においしそう!
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コーヒーも欲しいのですが・・・ゲート脇にはこんな自販機が。セルフ方式でエスプレッソなどが飲める自販機。2ユーロ。
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先程、機内では朝食を摂りましたが、たまらずこちらを。トマト&モッツアレラのサンドとひまわりの種がたっぷりのプリュッツェル。味は格別!焼きたてなのでしょうか。パンがすこぶる美味でした。
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さてミュンヘン行きは定刻1015発ですが、バルセロナから到着する前便が遅れたとのことで、40分程度の遅れが生じるようです。ネットで調べるとエアバスA321とのことですが、ふたを開けるとボーイングB737-800。機体はトルコ航空とルフトハンザ航空の合弁のLCCキャリアであるSun Expressのもの。
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1030頃になってやっと搭乗開始です。
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やはりルフトハンザ王国のここフランクフルト空港です。
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LCCキャリア保有機でしたが、シートピッチはまあ普通でしょうか。
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搭乗時におやつをもらいました。小ぶりのクッキーです。
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味は普通。おいしくいただきました。
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特に座席モニターもエンタメ系もない、質素な機内。ほぼ満席です。
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遅れはありましたが、いよいよ離陸です。時刻は1116。
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曇り空ですが、緑の大地をしばし楽しみます。フランクフルト空港の西側は特に何もないようです。
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ほどなくして左旋回。
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離陸した滑走路が見えました。メインの平行滑走路とは直角に位置する滑走路がそれです。ここから針路を南東にとります。
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機体はLCCとはいえ、ルフトハンザ航空と同様のドリンクサービスはありました。白ワインがありましたので、早速いただきます。ドイツワインは甘口かと思いきや、キリリとした冷えた辛口で大変おいしい!
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正味1時間のフライトで、あっという間にミュンヘンへ。最終進入中も田園地帯が広がります。
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エディハド航空の横にランプイン。無事到着です。
フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港
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さて、無事預けた荷物を受け取り、到着ロビーを出ると時刻は午後1時近くになりました。お昼の時間です。空港で摂ってしまいます。こちらは色々な料理がありますが、バフェ形式もあります。あまり空腹でもないので、お安くなるでしょうか?
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サラダが豊富です。お肉も少々。100gで2.90ユーロとのこと。でもまあ気にせず、食べたいものを取りましょう。
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ソーセージもあります。
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ミネラルウォーターをつけてこれくらい。23.40ユーロになりました。コスパはまずまず。でも、味はすこぶる美味!新鮮な野菜もうれしいです。大満足。
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明るい店内には何故かスキー場のゴンドラのオブジェが。
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さて空港ターミナルを出てミュンヘンの都市近郊鉄道Sバーンに乗り換えます。空港前広場は広々!屋根付きです。
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券売機はこちら。今日はホテルに着いてからもSバーンに乗りますので、一日券を買ってしまいます。2名で24.30ユーロです。
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券は1枚のみ。改札はありません。購入時に有効化(valid)しましたので、時刻を刻印する必要もなし。検札も来ません。完全な性善説ベースのシステムです(笑)。たまに検札されて券不所持なら高額の罰金が科せられるようですが・・・。
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1400過ぎになりましたが、空港駅を出ます。S1/S8どちらでも行けますが、今回はS1に乗りました。車内はこんな感じです。
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車窓はのどか。広々としています。
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ミュンヘン中央駅の1つ手前のMünchen Hackerbrücke駅で降りました。ここからホテルまでは徒歩移動です。後ほど地図をよく見ると中央駅の方が近かった(笑)。
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こちらが今回2泊するホテル「King's Hotel Center」です。駅から近傍ですが比較的安価で、高級感もあります。
ミュンヘン中央駅から至近 by クッキーさんキングズ ホテル センター スペリオール ホテル
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今回はツインのお部屋。ベッドの上には装飾のキャノピー付きで豪華です。そうそう、フロントでは便利な地図をもらいました。ミュンヘン主要部と観光スポットにSバーン路線図つきです。これは大変便利!google mapもWiFiでつないでいますが、紙マップも便利です。
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さて、荷物を置いたら、街歩きに早速出かけます。時刻は1545になってしまいました。とりあえずSバーンでマリエン広場に向かいます。中央駅からマリエン広場駅はほぼどの路線も通っており、大変に便利です。直線で約1kmですので、歩いても大丈夫な距離です。
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遂に来ました~!これぞミュンヘンというマリエン広場の景色!ミュンヘン市庁舎の威容にしばし見とれます。
マリエン広場 広場・公園
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生憎の小雨模様ですが、暑くはないので大助かり。時計塔の下には仕掛けがあります。
ミュンヘン新市庁舎 建造物
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さて、時間の都合上、本日はここヴァイン通りを北に向かい、レジデンツのみを見学することにします。街並みをしばし堪能します。
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オデオン広場の南側、フェルトヘルンハレにやってきました。
フェルトヘルンハレ (将軍堂) 建造物
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このオデオン広場の東隣りがすぐレジデンツになります。まずは西門から入ってみます。
ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー
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このとおり広大な敷地に大きな宮殿。
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幅は恐らく東西に200mほどはあるでしょうか。巨大な建造物です。ここはバイエルン放送交響楽団の本拠地・ヘラクレス・ザール(Herkulessaal)とのことです。つまり、この中はコンサートホールのようです。
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さて、一度敷地を出て、博物館の入口を探します。ここをもう少し南に進みます。先ほどの西門にはあと200mと書いてありましたので、かなり進みます。この写真の入口ではありません。
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このような中庭が広がる入口が博物館入口になります。
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チケットオフィスで入場料を払い、カバンを預け、見学開始です。
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いきなり最大の見どころ、「アンティクヴァリウム(考古館)」です。左右の彫刻や全面の装飾にはただただ圧倒されるのみ。
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入口を振り返ると、紋章が。
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これはバイエルン選帝侯の紋章だそうです。
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天井のフレスコ画も凄まじいです。
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次いで、「祖先画ギャラリー」の部屋。こちらもヴィッテルスバッハ家の王と一族の肖像画が121枚展示されている煌びやかな回廊・・・とのことです。ただただ圧倒されるのみ。
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それぞれに丁寧な肖像画。
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この後は大小様々な部屋が見学できます。もう写真をいくら撮っていてもキリがありませんので、純粋な見学に切り替えます(笑)。とにかく豪華絢爛。
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住民であった方は迷わないのでしょうか?・・・絶対迷いますよ。壮大なスケールです。
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見学も終わりです。じっくり見るのであれば時間は全然足りません。駆け足で主要なものをひととおりで1時間程度。改めて敷地の図ですが、これでは広さがわからない(笑)。
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マックス・ヨーゼフ広場に出てきました。その後ろはバイエルン国立歌劇場。ここから徒歩でホフブロイハウスに行って早目の夕食にしましょう。
バイエルン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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さて来ました、ホフブロイハウス。
ホフブロイハウス 地元の料理
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こちらが正面入り口です。まずは激混みとの噂の1Fを探検です。
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このとおりの活気。空いている席を見つけて座ってよいようですが、なかなか見つかりません。店員も極めて忙しそうで、かなり殺気立った雰囲気。これでは恐らく注文を受けてもサーブされるまでに時間がかかりそうです。
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ということで、オトナはゆったりと過ごしたいので(笑)。一度出て2Fへ。
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こちらは落ち着いた雰囲気。賑やかな楽団はいませんが、ゆっくりくつろげます。ビアホールの雰囲気は確かに1Fだとは思いますが・・・。
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英語のメニューもありましたので助かります。
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まずはヴァイスビア。4.90ユーロ。小麦のビールで500ml。比較的飲み易いサイズです。グビリと一口。これはうまい!!優しい味です。
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白ソーセージ5.90ユーロ。この店は朝でなくても常備。さっそくいただきます。
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甘めのマスタードを付けて。ソーセージの皮は食べません。ナイフで縦に切ってむいていきます。これまたソフトな味で格別!ビールが進みます。
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いよいよメイン料理の「シュバイネハクセ」到着!!15.50ユーロ。豚のすね肉をローストしたものです。これを2人でシェアします。人呼んで「はじめ人間ギャートルズの肉」(笑)。その存在感に圧倒されます。お味は脂肪分も適度にあり、ジューシーで大変美味!これはイケます。
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次のビールはホフブロイ・オリジナルを。9.20ユーロ。1リットルでデーーン!!お味は・・・ん?日本のオクトーバー・フェストのイベントで飲む味と少し違う!最初に何ともいえないハチミツの香りのような香ばしさを感じます。滅茶苦茶ウマいーー!!!大満足。ミュンヘンに来てよかったと感じる瞬間でした。
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シュバイネハクセに何とか打ち勝ち、ビールも飲み干すと、店内も盛り上がってきます。こちらは疲れもあり、そろそろ退散です。
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もう一度マリエン広場に戻り、Sバーンでホテルへ。楽しい一日でした。
(つづく)
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