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どうしても見たい絶景を見るための、十数年ぶりの一人旅の記録です。<br />海外旅行超初心者なため、とてもゆるーい日程を組みました。<br /><br />Day 01     Tokyo → Bergen<br />Day 02     Bergen → Odda<br />Day 03     Trolltunga<br />Day 04     Buarbreen<br />Day 05     Odda → Stavanger<br />Day 06     Kjeragbolten<br />Day 07     Preikestolen<br />Day 08     Stavanger → Bergen<br />Day 09     Bergen → Reykjavik<br />Day 10     South Coast<br />Day 11     Jokulsarlon Glacier Lagoon<br />Day 12     Golden Circle<br />Day 13     Snaefellsnes Peninsula<br />Day 14     Reykjavik → Bergen<br />Day 15-16 Bergen → Tokyo<br /><br />〇 航空券 Finnair、Icelandairのウェブサイトで購入<br />〇 宿泊  アイスランドでの3泊(宿泊付きツアー参加)を除き、Hotels.comで予約<br /><br /><br />アイスランド南部、3泊4日ツアーも今日が最終日。今日の行き先はスナイフェルスネス半島です。少し距離があるので、ピックアップは8時。戻り予定も20時と長丁場。<br />The 名所っていうスポットはないけれど、この半島はミニチュアアイスランドといわれているそうで、火山、氷河、溶岩、滝、洞窟など、アイスランドの代表的な地形がすべてそろっているとのこと。<br />そして、動物好きとしては、アザラシ、パフィン、アイスランドホースなどが見られるということで、とっても楽しみにしていました。<br /><br />バスに乗り込んで、何もない道を走り続けて3時間。<br />たしか、ツアースケジュールには最初、アザラシちゃんたちのいる、イーツゥリ・トゥンガ(Ytri Tunga)に行くはずだけど、まだかなあ、なんて思っていたら…。<br />ここで衝撃の事実が運転手兼ガイドさんから明かされます。<br /><br />「道を間違えた」<br /><br />…Perdon me?<br /><br />道の分岐点まで戻って、そこから改めて向かうそうです。<br />乗車時間が長くなっているから、どこかのガソリンスタンドでトイレ&amp;スナック休憩を取り、その間に彼が会社に連絡、これからどうするか相談するとのこと。<br />えええ???<br />とはいっても、すでに3時間もバスに乗って来てて、ここどこよ?状態の観光客としては、どうすることもできないわけで。<br />会社と相談を終えた彼が、「ダイジョーブ、私たち、ラッキーね。1時間の遅れですむよ。洞窟探検ツアーは大丈夫だよ! まずはキルキュフェットルだな。あの美しい山を見ないとね! ハハハ!」<br />…は、はぁ。さよーなら、アザラシちゃんたち……(涙)。<br />というわけで、もともとのスケジュールはどこかに行ってしまったようで(苦笑)。<br />突然にミステリーツアーと化した1日の始まりです(おい)。<br />

ノルウェー・アイスランドのんびり一人旅【Day 13】

9いいね!

2019/07/03 - 2019/07/18

1057位(同エリア1901件中)

luna

lunaさん

この旅行記のスケジュール

2019/07/15

この旅行記スケジュールを元に

どうしても見たい絶景を見るための、十数年ぶりの一人旅の記録です。
海外旅行超初心者なため、とてもゆるーい日程を組みました。

Day 01   Tokyo → Bergen
Day 02   Bergen → Odda
Day 03   Trolltunga
Day 04   Buarbreen
Day 05   Odda → Stavanger
Day 06   Kjeragbolten
Day 07   Preikestolen
Day 08   Stavanger → Bergen
Day 09   Bergen → Reykjavik
Day 10   South Coast
Day 11   Jokulsarlon Glacier Lagoon
Day 12   Golden Circle
Day 13   Snaefellsnes Peninsula
Day 14   Reykjavik → Bergen
Day 15-16 Bergen → Tokyo

〇 航空券 Finnair、Icelandairのウェブサイトで購入
〇 宿泊  アイスランドでの3泊(宿泊付きツアー参加)を除き、Hotels.comで予約


アイスランド南部、3泊4日ツアーも今日が最終日。今日の行き先はスナイフェルスネス半島です。少し距離があるので、ピックアップは8時。戻り予定も20時と長丁場。
The 名所っていうスポットはないけれど、この半島はミニチュアアイスランドといわれているそうで、火山、氷河、溶岩、滝、洞窟など、アイスランドの代表的な地形がすべてそろっているとのこと。
そして、動物好きとしては、アザラシ、パフィン、アイスランドホースなどが見られるということで、とっても楽しみにしていました。

バスに乗り込んで、何もない道を走り続けて3時間。
たしか、ツアースケジュールには最初、アザラシちゃんたちのいる、イーツゥリ・トゥンガ(Ytri Tunga)に行くはずだけど、まだかなあ、なんて思っていたら…。
ここで衝撃の事実が運転手兼ガイドさんから明かされます。

「道を間違えた」

…Perdon me?

道の分岐点まで戻って、そこから改めて向かうそうです。
乗車時間が長くなっているから、どこかのガソリンスタンドでトイレ&スナック休憩を取り、その間に彼が会社に連絡、これからどうするか相談するとのこと。
えええ???
とはいっても、すでに3時間もバスに乗って来てて、ここどこよ?状態の観光客としては、どうすることもできないわけで。
会社と相談を終えた彼が、「ダイジョーブ、私たち、ラッキーね。1時間の遅れですむよ。洞窟探検ツアーは大丈夫だよ! まずはキルキュフェットルだな。あの美しい山を見ないとね! ハハハ!」
…は、はぁ。さよーなら、アザラシちゃんたち……(涙)。
というわけで、もともとのスケジュールはどこかに行ってしまったようで(苦笑)。
突然にミステリーツアーと化した1日の始まりです(おい)。

旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
個別手配
  • そして唐突にキルキュフェットル(Kirkjufell)。<br />スナイフェルスネスではもっとも多く写真に使われているのでは、という美しい山です。<br />滝と一緒に映るこの角度からがもっとも人気があるとのことです。

    そして唐突にキルキュフェットル(Kirkjufell)。
    スナイフェルスネスではもっとも多く写真に使われているのでは、という美しい山です。
    滝と一緒に映るこの角度からがもっとも人気があるとのことです。

  • 滝と一緒じゃない方向からはこんな感じ。<br />500メートルもない山ですが、登山難易度はかなり高いそうです。<br />斜度だけでなく、足場が柔くて崩れやすく危険だとか。

    滝と一緒じゃない方向からはこんな感じ。
    500メートルもない山ですが、登山難易度はかなり高いそうです。
    斜度だけでなく、足場が柔くて崩れやすく危険だとか。

  • ああいうすっとした鋭角的な三角形のフォルムの角度で写真に撮られることが多いキルキュフェットルですが、角度を変えればこのとおり、台形だったりもします。

    ああいうすっとした鋭角的な三角形のフォルムの角度で写真に撮られることが多いキルキュフェットルですが、角度を変えればこのとおり、台形だったりもします。

  • 滝のみ拡大。水はやっぱりめっちゃ綺麗だし、水量も多いです。

    滝のみ拡大。水はやっぱりめっちゃ綺麗だし、水量も多いです。

  • この角度で見てもいい感じです。

    この角度で見てもいい感じです。

  • そして、昼食にと連れてこられた海の近くの小さな町。(すでに名前もよくわかりません(おい))<br />しかし、キルキュフェットル行く前のトイレ休憩時に、カフェのトイレの利用がお客さん限定で、それ以外は ISK 100(または EURO 1)って書いてあったから、軽食食べちゃってたし、ハンバーガーにポテトにコーラというジャンクフードを2,000円くらい払って食べたい気分でもなかったので、街並みや海岸見ながらお散歩して出発までの時間をつぶしました。

    そして、昼食にと連れてこられた海の近くの小さな町。(すでに名前もよくわかりません(おい))
    しかし、キルキュフェットル行く前のトイレ休憩時に、カフェのトイレの利用がお客さん限定で、それ以外は ISK 100(または EURO 1)って書いてあったから、軽食食べちゃってたし、ハンバーガーにポテトにコーラというジャンクフードを2,000円くらい払って食べたい気分でもなかったので、街並みや海岸見ながらお散歩して出発までの時間をつぶしました。

  • 次は、ヴァッツヘットリル溶岩洞窟探検ツアー。<br />大昔に噴火した溶岩でできた洞窟に入って見学します。<br />ヘルメットとライトは洞窟ツアーで貸し出していただけます。<br />バスツアーの会社の方から、防寒・防水の服装をレンタルしている人が何人かいたのでどうしてかなあ、と思っていたら、半端なく気温が低かったです。(冷蔵庫の中より寒いんじゃないかなあ…。間違いなく氷の洞窟より寒かったです。)

    次は、ヴァッツヘットリル溶岩洞窟探検ツアー。
    大昔に噴火した溶岩でできた洞窟に入って見学します。
    ヘルメットとライトは洞窟ツアーで貸し出していただけます。
    バスツアーの会社の方から、防寒・防水の服装をレンタルしている人が何人かいたのでどうしてかなあ、と思っていたら、半端なく気温が低かったです。(冷蔵庫の中より寒いんじゃないかなあ…。間違いなく氷の洞窟より寒かったです。)

  • 洞窟ツアーの受付。ここでヘルメットとライトを借ります。

    洞窟ツアーの受付。ここでヘルメットとライトを借ります。

  • この電話ボックスのようなものが入口です。

    この電話ボックスのようなものが入口です。

  • ここから降りていきます。しばらくは螺旋階段で垂直移動。

    ここから降りていきます。しばらくは螺旋階段で垂直移動。

  • 下にたどり着くと、今度は水平移動。よそ見していると頭をぶつけそうです。

    下にたどり着くと、今度は水平移動。よそ見していると頭をぶつけそうです。

  • 壁面はこんな感じ。

    壁面はこんな感じ。

  • どのくらい降りているかというと、このくらい。(地下35mくらい)

    どのくらい降りているかというと、このくらい。(地下35mくらい)

  • こんなブルーで気孔たっぷりな溶岩の壁面も。

    こんなブルーで気孔たっぷりな溶岩の壁面も。

  • 横方向は200mくらいあるらしいです。最深部でみんなのライトを消して、本当に何も見えない真っ暗闇と静寂をほんのひととき過ごしました。すぐそばに人がいるはずなのに、気配すら闇の圧力で隠されるような感じは、ここだからできる貴重な体験でした。

    横方向は200mくらいあるらしいです。最深部でみんなのライトを消して、本当に何も見えない真っ暗闇と静寂をほんのひととき過ごしました。すぐそばに人がいるはずなのに、気配すら闇の圧力で隠されるような感じは、ここだからできる貴重な体験でした。

  • 最後に、スナイフェルスヨークトル国立公園にやってきました。<br /><br />ちょっと時間がないから、あまり遠くにいかないでね、とガイドさん。<br />っというわけで、ロゥンドランガル(Lóndrangar)(海岸の2つの巨大な岩)と思われる岩も近づかず遠目で眺めて進みます。

    最後に、スナイフェルスヨークトル国立公園にやってきました。

    ちょっと時間がないから、あまり遠くにいかないでね、とガイドさん。
    っというわけで、ロゥンドランガル(Lóndrangar)(海岸の2つの巨大な岩)と思われる岩も近づかず遠目で眺めて進みます。

  • デューパロンサンドゥル(Djupalonssandur)ビーチ。<br />ごつごつした岩で囲まれた黒い小石の海岸です。

    デューパロンサンドゥル(Djupalonssandur)ビーチ。
    ごつごつした岩で囲まれた黒い小石の海岸です。

  • アルナルスタピ(Arnarstapi)の町の入り口にある、バゥルズル・スナイフェルスアゥス(半分人間、半分トロル)の彫刻。

    アルナルスタピ(Arnarstapi)の町の入り口にある、バゥルズル・スナイフェルスアゥス(半分人間、半分トロル)の彫刻。

  • 彫刻の陸側は、ピラミッド型が印象的なスターパフェル(Stapafell)。低い雲に覆われています。

    彫刻の陸側は、ピラミッド型が印象的なスターパフェル(Stapafell)。低い雲に覆われています。

  • パフィンがいるかも、といわれましたが、残念ながらカモメの大群のみ。

    パフィンがいるかも、といわれましたが、残念ながらカモメの大群のみ。

  • こんな感じの場所から海岸線を眺めています。

    こんな感じの場所から海岸線を眺めています。

  • ジグザクの海岸線。

    ジグザクの海岸線。

  • カモメさんたちはこんな断崖絶壁につかまって何をしているのでしょう?<br />本当にパワフルな波です。

    カモメさんたちはこんな断崖絶壁につかまって何をしているのでしょう?
    本当にパワフルな波です。

  • 縦のラインは、波に打ち付けられて浸食されついたものと思われます。<br /><br />ダイナミックな海とカモメさんたちを観察していたら、ガイドさんが、早めに戻るようにとのことだったので、バスに戻りました。<br /><br />朝、道を間違えてできた時間の遅れは、アザラシちゃん海岸を省略したのと、その後の滞在時間をやや短めにしたことで、だいぶ取り戻したようなのですが、今日の22時発の飛行機で帰国する人がゲストの中にいて、時間通りでも、解散後タクシーでぶっ飛ばして間に合うかどうかなのですが、30分でも遅れると飛行機逃しちゃうっていうことに。何とか間に合うようにレイキャヴィクへの道を急ぎます。<br />ただどんなに急いでも、制限速度90km/h。20時前にレイキャヴィクに到着するのは難しそうな状況。<br /><br />そうしたら、ガイドさん、レイキャヴィク市内に戻る道の途中まで、友人に来てもらって、友人にそのゲストをケフラヴィーク空港まで送らせるとのこと。こういった融通もきいちゃうんですね、すごいよ~!<br /><br />突然、道を間違えたり、その後、ミステリーツアー化したり、まあ、いろいろとカオスで濃ゆいハプニングいっぱいの一日でしたが、そのあたりのゆるさ、でも、駆け足でもなんでも最低限行くべきところには連れていき、困ったことにはそんなスペシャルな対応までしちゃうプロフェッショナリズム、結果的に見たらこれはこれで面白かったなって思います。かわいい動物たちは見られませんでしたが、これは元々運要素も大きいので、次回またチャレンジということなのでしょう(笑)。<br /><br />レイキャヴィクに戻って、今日のホテルは、アイスランドに来て初日にも泊まったロフトホステルです。

    縦のラインは、波に打ち付けられて浸食されついたものと思われます。

    ダイナミックな海とカモメさんたちを観察していたら、ガイドさんが、早めに戻るようにとのことだったので、バスに戻りました。

    朝、道を間違えてできた時間の遅れは、アザラシちゃん海岸を省略したのと、その後の滞在時間をやや短めにしたことで、だいぶ取り戻したようなのですが、今日の22時発の飛行機で帰国する人がゲストの中にいて、時間通りでも、解散後タクシーでぶっ飛ばして間に合うかどうかなのですが、30分でも遅れると飛行機逃しちゃうっていうことに。何とか間に合うようにレイキャヴィクへの道を急ぎます。
    ただどんなに急いでも、制限速度90km/h。20時前にレイキャヴィクに到着するのは難しそうな状況。

    そうしたら、ガイドさん、レイキャヴィク市内に戻る道の途中まで、友人に来てもらって、友人にそのゲストをケフラヴィーク空港まで送らせるとのこと。こういった融通もきいちゃうんですね、すごいよ~!

    突然、道を間違えたり、その後、ミステリーツアー化したり、まあ、いろいろとカオスで濃ゆいハプニングいっぱいの一日でしたが、そのあたりのゆるさ、でも、駆け足でもなんでも最低限行くべきところには連れていき、困ったことにはそんなスペシャルな対応までしちゃうプロフェッショナリズム、結果的に見たらこれはこれで面白かったなって思います。かわいい動物たちは見られませんでしたが、これは元々運要素も大きいので、次回またチャレンジということなのでしょう(笑)。

    レイキャヴィクに戻って、今日のホテルは、アイスランドに来て初日にも泊まったロフトホステルです。

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