第48回海外旅/東南アジア鉄道紀行2019年冬・その10.ベトナム統一急行:SE20号.37時間50分の鉄旅

2019/02/04 - 2019/02/04

第114部-541冊目　10/12

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

バンコク→シンガポールへマレー半島を鉄道で縦断するマレー鉄道の旅。
過去に幾度が行いましたが、列車のきっぷがとれなかったり、列車が途中で運行中止となったり、未だに全てを鉄道でつなぐことができておりません。
今回こそ、バンコク→シンガポールを鉄道でつなごうとタイ･マレーシア･シンガポールへ行き、毎回同じような行程で恐縮ですが、ベトナム統一鉄道にも乗ってきました。

本編は、サイゴン(ホーチミン)→ハノイ.1720kmを37時間50分！ただ列車に乗っているだけの内容です。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

表紙画像‥サイゴン(ホーチミン)→ハノイ.1720kmを37時間50分で結ぶベトナム国鉄統一急行:SE20号.ハノイ行。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2019(H31)年1月30日～2月7日 8泊9日

2月4日(月) 第6日目-3 晴れ
①統一急行:SE20号.ハノイ行 (所要37時間51分)。
サイゴン.21:25→(車中泊)→

★宿泊‥統一急行:SE20号.ソフトスリーパー(1等寝台)

2月5日(火) 第7日目 晴れのち曇り
①統一急行:SE20号.ハノイ行
→(終日車内/車中泊)→

★宿泊‥統一急行:SE20号.ソフトスリーパー(1等寝台)

2月6日(水) 第8日目 曇り
①統一急行:SE20号.ハノイ行
→(車中泊)→ハノイ.11:16

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ベトナム国鉄‥1,678,000VND(8,223円)
ベトナム国鉄車内販売‥195,000VND(956円)

※10,000VND=49円で計算。(小数点以下切り上げ)

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベトナム国鉄:SE20号。
サイゴン(ホーチミン)→ハノイへ1730km / 37時間50分かけて走る列車です。

昨夜21:25にサイゴンを発車して‥

①統一急行:SE20号.ハノイ行
サイゴン.21:25→(車中2泊)→ハノイ.11:16
※ハノイ着は翌々日の11:16 (所要37時間51分)。

ベトナム国鉄(サイゴン→ハノイ)
ソフトスリーパー(1等寝台)‥1,678,000VND(8,223円)
※12goで手配しました。
https://12go.asia/jp/travel/ho-chi-minh-city/hanoi

サイゴン駅 駅

6:10
朝です。
おはようございます。

今回もトイレの窓から‥

撮影に挑みます。

6:15
あっ！

お日さまが上がってきました。
日の出です。

今日も好天に恵まれそうです。

隣の8号車(ソフトスリーパー/1等寝台)は、新しい車両です。
2段ベッド1室4名定員のコンパーメントが並んでいます>

私が乗っている同等の7号車の寝台上段より、頭上にゆとりがありますね。
私の車両の寝台上段は頭上が低いです。
こっちは当たりだな。

6:34
時速72kmで走行中。

カンテラ（合図燈）。
鉄道信号機の一つです。
ベトナムのは、日本の物より大きいね。

今日は丸一日、列車に乗っているだけです。
車窓を楽しみましょう。
(それしかやる事がありません。)

アジアの大地に浮かぶ朝日が美しい。

列車は北に向かって、ひたすら走ります。

お粥の車内販売が来ました。

7:22
朝食。
このお粥がまた美味しいんです。

粥‥25,000VND(123円)

わずかの間、海を眺めて走り‥

今度は水田の中を走ります。

ベトナムは、お米が年に3回収穫できるんだそうです。

8:12
HOA HUYと言う駅に停車しました。
旅客扱いはありません。

んっ？
サイゴン向けの信号機が青になりました。
～と、言うことは‥

あっ！

タタタタタタ‥
やっぱり、対向列車が来ましたね。

昨日6:00にハノイを出発した、統一急行:SE7号.サイゴン行です。
この列車がサイゴンに着くのは、今日の夕方16:10の予定です。

カタンカタン‥

カタン.カタン‥
ゴゴゴゴォー

寝台列車どうしのすれ違い。
日本では見られない。

タタ.タッタタ‥
タッタ.タッタ‥

さよなら～

広大な水田が広がっています。
ベトナムは世界でも有数の稲作国なんです。

9:01
この先の丘をトンネルで越えると‥

海です。
南シナ海ですよ。

この先、しばらくは海を眺めながら走るようになります。

青い空。
美しい海岸線。
来て良かった。

海岸線ギリギリの所を走ります。
すばらしい景色です。

しばらく海沿いを走り、トンネルを抜けると再び、内陸部を走ります。

読書をする筆者。

トイレの窓から撮影中。
「世界の車窓から」ではなく「トイレの車窓から」だ。(笑)

10:33
同室だった、賑やかな5人家族が下車し、私一人になりました。

ゴロンとしながら、ぼんやりする筆者。
日本の鉄道ではできない醍醐味。

あっ！
車内販売が来ましたよ。

11:33
いつもなら、車掌様が食事の注文をとりに来るのですが、今日は車内販売だけみたいです。
昼食にしましょう。
ベトナムの鉄道では、酒が飲めるから最高だね。

弁当‥50,000VND(245円)
豚角煮
魚の擂り身揚げ
フランクソーセージ
大根トマト漬け
米飯
ドクダミスープ
333ビール‥13,000VND(62円)

11:37
DIEU TRIに停車。
いつもなら、お店がたくさん開いているんだけど、テト期間中の今日、みんなお休みです。

ディウトリ駅 駅

昼寝をします。
ZZZ‥

13:02
BONG SONに停車。
旅客扱いはありません。
どうやら、列車交換のようです。

あっ！
列車が来ましたよ。

昨日14:30にハノイを出発した、統一急行:SE9号.サイゴン行です。
この列車がサイゴンに着くのは、明日の未明2:55の予定です。
ベトナム国鉄は遅延が少ないのですが、この列車は40分ほど遅れての到着です。

カタン.コトン‥
この車両はスリーパー車(寝台車)。

カタン.コトン‥
この車両はソフトシート車(2等座席車)。

カタン.コトン‥
この車両はハードシート車(3等非冷房車)。
昔ながらのアジアの鉄旅を満喫したいなら、この車両がオススメ！
冷房なし木の椅子で37時間、みっちりと満喫できます。

カタン.コトン‥
タッタ.タッタ‥

サイゴンまで13時間50分。
お互い頑張ろう。

列車は街中に入りました。

17:37
サイゴンから935km/15時間12分。
列車は定刻にベトナム中部の都市、ダナンに到着しました。

ダナン駅 駅

ダナン駅は青森駅のようにスイッチバック状になっており、列車の進行方向が変わるので‥

機関車交換と言うイベントがあります。
ちなみにギャラリーは異国人の私一人だけです。

あっ！
来ましたよ。

ハノイまで牽引を担当する機関車がゆっくりと近づいて来ました。

' D19E ' と言う中国南車製の大型ディーゼル機関車の前期型で、ベトナム国鉄の代表的存在です。

ゆっくり近づいて‥

ガチャン！
けっこう、いい音がしました。

統一急行:SE20号 ハノイ行。

ダナンからいよいよ後半戦です。
ハノイまで約18時間かかります。
まだまだ、遠いですなぁ。

17:58
ダナンを出発すると景勝地‥ハイヴァン峠越えにかかります。
ここから、美しい車窓風景が目に入るのですが‥

日が暮れてしまいました。
ダナンの夜景が遠くに見えます。

列車は右に左へと、カーブしながら勾配を上がっていきます。
右の灯りは列車の灯りです。

山の上に上がると、遠くにダナンの夜景が一望です。

昼だと、ここから絶景が見れるのですが、暗くなってしまい、ぼんやりとしか見えなくなってしまいました。

暗闇の中をライトの灯りだけで、列車は進みます。
そろそろ峠です。

左はダナンの夜景。
右は列車の灯り。
トイレの窓から眺めています。

今度はカーブしながら、峠を下っています。

南北に長い国土を持つベトナムは、このハイヴァン峠が南北の境で、気候・風土・人間の気質が変わると言われています。

18:35
お惣菜の車内販売が来ました。
夕食にしましょう。

弁当‥50,000VND(245円)
豚角煮
鶏もも揚げ
鶏レバー串
鶏肉カレー煮
ベトナム風牛肉炒め
米飯
ドクダミスープ

私のベッドのある部屋には、後から乗車された別のベトナム人ご家族ご一行様(大人3名/お子様2名)が乗車されまして、またしても賑やかになっています。

てな訳で、ここを陣どりました。

夕食を終え、読書をする筆者。

車掌様のお席。
車掌様は、各号車に1名.サイゴン→ハノイ全区間の乗務にあたります。
本来なら、車掌様専用の個室があるのですが、大繁忙期であるテトのこの日、乗務員室も旅客に販売されており、このお席で車掌様は仮眠をおとりになられていました。

この後、ベッドに戻り、就寝します。

6:28
おはようございます。
3日目の朝となりました。

列車は北ベトナムに入っています。

南ベトナムでは見られなかった、岩山が見えます。

6:30
車内販売が来ました。
朝食にしましょう。

デッキの簡易椅子が私の指定席です。

ミニ弁当‥30,000VND(147円)
フランクソーセージ
ベトナムハム
ベトナムおこわ

お粥の車内販売も来たので、買いました。
美味しいよ。

紫蘇鶏粥‥25,000VND(123円)

霧がうっすらと立ちこめて、南ベトナムとは違った景観を楽しむことができます。

7:02
日の出は‥
今日はイマイチですね。

7:20
THANH HOA.に停車。
客車を見ると、ついつい撮影してしまう。
カシャ。

コーヒーを購入。
ベトナムのコーヒーは濃厚です。
うん、ベトナムの味だな。

アイスコーヒー‥15,000VND(74円)

コトン.コトン‥
水田地帯を走ります。

10:04
PHU LYIに停車。
ここで、大半の乗客が下車していきました。
ハノイまで残り1時間くらいです。

あっ！
何か来たぞ。

ゴゴゴゴォー
ハノイを9:00に出発した、統一急行:SE5号.サイゴン行です。

私が乗っている、SE20号より車両が新しいな。

大半が寝台車両です。
いいなぁ～
日本でも復活して欲しい。

SE5号はサイゴンに向けて発車しました。
サイゴン着は明日の18:38です。
～と、言うことは残り32時間あまり‥
頑張れよ～

賑やかだった、ご家族ご一行様が下車されて、私一人になりました。
たくさん乗っていた、他のご家族ご一行様も駅ごとに下車していき、車内には静寂が戻りました。

のどかな風景。
この風景が終わると‥

ハノイの街中に入って来ました。

今日はみんなお休み‥
シャッターを閉めて静かです。

ありゃ？
前はこの辺りにも建物が密集していたと、記憶しているのだが‥
更地になって、前は見えなかった池が見えるようになっていました。

踏切。
バイクが多いベトナムの光景。
でも、今日は交通量少な目ですね。

建物がだんだん線路に寄って来ました。
窓から首を出していると‥

うわっ！

建物と電線が車両スレスレです。
危ない.危ない‥

デンジャラスな地域を抜けると‥

11:15
ハノイ駅に入線します。
あぁ、楽しい鉄旅が終わってしまうよ～

到着。
名残惜しいですが、下車しましょう。

サイゴンから、37時間50分。
ハノイに着きました。

さて、この後今宵の宿に向かいます。
続きは次回です。

拙い旅行記をご覧下さいまして、ありがとうございました。

つづく。

ハノイ駅 駅

この旅行記へのコメント （14）

• まむーとさん 2023/04/04 03:02:41

  ありがたい旅行記

  オーヤシクタンさん、お久しぶりです!
  
  一昨日、来週のベトナム旅行のチケットを発券したのですが、ホーチミンINのハノイOUTにしてしまったのです。。。
  
  で、寝台か飛行機か迷っており、、、
  大概の距離ですね。
  でもすごく魅力的です。
  
  どうしようか迷いに迷ってます。
  でも、乗るなら上の段にしようと思いました。
  
  スーツケースはどこに置くのですか?
  また教えてください～

  オーヤシクタンさん からの返信 2023/04/04 19:45:41

  RE: ありがたい旅行記

  まむーと様、こんばんは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  
  おぉ！
  ベトナム鉄道の旅行記‥
  いやぁ、懐かしい！
  改めて読み返してみると、あの時の情景が蘇ってきました。
  
  さて、ホーチミンINのハノイOUですか‥
  この行程、私は3回ほど行いましたが、ただ列車に乗っているだけで、まともな観光をしたことがありません。
  ベトナムは縦に細長い国で南ベトナムのホーチミンから北ベトナムのハノイへは約1700キロ！
  鉄道だと30時間ほどかかりまして、サイゴン夜発ハノイ翌々日着の2泊3日行程とサイゴン早朝発ハノイ翌夕方着の1泊2日行程の列車があります。
  
  旅行記をご覧頂けたらわかるのですが、1等寝台は4名定員のコンパーメント室です。
  12goと言う海外サイトで予約しました。
  1人利用だと相部屋となり、男女別ではありません。
  ベトナムの方はあまり気にしないみたいで、私の向かいのベッドには若い女性が平気な顔をして寝ていたことがあります。
  この旅行記の時は、テトと言う旧正月で日本で言う盆暮れのような混雑期にあたり、私の寝台は帰省する大人2名+お子様3名のベトナム人家族と相部屋になり、それは賑やかなこと‥
  
  スーツケース置き場と言うのはないです。
  ただ、皆さん、大きな荷物を室内やデッキにドカドカと並べていました。
  たしか、デッキにはにわとりの入った段ボールが置かれていたこともありましたよ。(笑)
  また、車両にもよるのですが、通路の上の空間にちょっとした荷物を置けるスペースがある車両があるのですが、この旅行記の時の車両はないタイプでした。
  あと、これも車両によるのですが、上段は天井との空間が広いタイプと狭いタイプがあります。
  この旅行記では、上段が狭いタイプでした。
  12goでの予約は、一応、寝台を指定することができるのですが、実際は違う寝台があてがわれることもあり、私はいつも下段を指定するのですが、3回乗って2回上段となりました。
  
  ちなみに車内にシャワーとかはありません。
  汗拭きシートは必需ですね。
  
  この旅行記では繁忙期だったのでなかったのですが、昼・夕食について、車掌さんが注文をとりにきて食券を購入すると、時間に各席に届けてくれるサービスがあります。
  また、総菜をのせた車内販売も回ってきます。
  朝食は、お粥やフォーの車内販売がありました。
  あと、10分〜20分停車する駅では駅のホームにお店が並んでいて、そこでお弁当を買うことができたり、物売りもホームにいます。
  
  正直、ただ乗っているだけの30時間ですが、今の日本の鉄道では味わうことができない鉄道旅をベトナムでは楽しめるので、私は3回も乗ってしまいました。
  
  南ベトナムと北ベトナムの境界となるハイヴアン峠の車窓風景は絶景です。
  そして、この峠で南と北の風土と気候・風土・人間の気質が変わると言われています。
  
  また、南北分裂時代‥南ベトナムと北ベトナムの軍事境界線だったまた、北緯17度線/ベンハイ川を見ることができました。
  
  ハイヴァン峠・ベンハイ川を見ることができるのは、明るい時間帯に通過するSE４号列車です。
  列車によっては、この区間を暗い時間帯となってしまいます。
  
  ▼SE４号列車の乗車記(2016年7月)
  https://4travel.jp/travelogue/11156662
  
  ホーチミンのタクシーですが、これがなかなかのクセ者でして‥
  空港1階の正規タクシー乗り場からのタクシーで、運賃をメーターで行くことを確認して乗ったのですが、これがメーター偽造タクシーで、空港→サイゴン駅で利用した時、ぼられました。
  ホーチミン空港からのタクシーは、VINASUNタクシーとMAILINHタクシーの2社は安心して乗れると評判です。
  そのなかの1社.VINASUNタクシーの乗り場は、出発ロビー前の3階にあります。
  また、少し高くても空港のカウンターでクーポンを買って乗るクーポンタクシーが安全です。
  
  ハノイでタクシー利用したことがないのですが、ハノイ駅からハノイ空港へ行く空港バスがあります。
  
  情報が古いですが、参考にして頂けたら幸いです。
  私も、アジアの風にあたって、鉄道旅をしたくなりました。
  
  オーヤシクタン。

  まむーとさん からの返信 2023/04/04 21:49:32

  すごく詳しくありがとうございます!

  オーヤシクタンさん、ありがとうございます!
  
  詳細ありがとうございます!
  3回も行かれたのですね!
  聞けば聞くほど興味が湧いてきました。
  こちらの旅行記、わたしも覚えていました。
  まさか、私もその工程の一部を計画するとは
  思いもしませんでした。
  なにもかも縁を感じます。
  
  私も出発時間帯が大切だなと。
  SE2の20時55分だかのホーチミン発は少し高いのですが、キャビンがあるので、そのキャビンが私にしたら気楽かなと考えています。
  ２時間の差になりますが、明るい時間帯に通過するでしょうか?
  危ういのであれば、SE4の19時発にしたいと思います。あの予約サイト分かりやすいですね。そこから予約することにして、私も約2日にわか乗り鉄になろうと思います。
  日本では寝台列車は高嶺の花ですから、この機会に体験したいと思います。
  オーヤシクタンさんの旅行記はほんとときめきました!　粥や焼き鳥食べたい。
  
  あ、タクシーの件もびっくりしました。
  怖い怖い。。。
  配車アプリのGrabを入れました。
  上手く作動しなければ、そのタクシーを使います。バスにも乗ったりしたいです。
  
  確かに観光は出来ませんが、一人のチャンスを生かしてみたいと思います。
  
  またよろしくお願いします(≧▽≦)
  

  まむーとさん からの返信 2023/04/05 00:39:24

  あっ!

  サイゴン駅(ホーチミン)を22:00に出発した、急行SE4号列車は定刻通りに走っていた。
  
  と旅行記にありましたので、今のSE2とおんなじ感じですね～!

  オーヤシクタンさん からの返信 2023/04/05 19:31:25

  RE: あっ!

  まむーと様、こんばんは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  ベトナム国鉄のダイヤ、微妙に変わっていますね。
  あと、SE2のキャビン‥
  18,332円と1等の倍ですが、2名室だとかなりゆったりした鉄旅が楽しめそうですね。
  
  ベトナム旅を満喫してきてください。
  旅行記を楽しみにしています。
  
  オーヤシクタン。

  まむーとさん からの返信 2023/04/05 20:35:19

  悩むところ。

  ありがとうございます!
  
  一等は食事なし、キャビンは食事あり。
  空席はある感じだから一等にかけてローカルを味わうか、キャビンで快適に過ごすか。
  でも、知らない人と同室も辛い。。
  行ったり来たりと悩み中です。
  
  楽しみです!
  ありがとうございました!

  まむーとさん からの返信 2023/04/25 12:48:55

  サイゴン→ハノイ　SE2

  オーヤシクタンさん、こんにちは！
  
  SE2に乗って来ました!
  Grabでサイゴン川横のホテルからサイゴン駅までは450円でした。
  サイゴン駅にはロッテリアがありびっくりしました。
  
  一番良いお席（ベッド２つ）の部屋を12Goで予約しました。何を間違ったのか24時間の保険を付いたのを選んでいたようで1500円くらい無駄なお金を払ってしまってました。
  30時間以上乗るのに帯に短したすきに長し保険（笑）
  
  流石にベッド2つの部屋はとても快適でした。
  しかもダナンまでは日本人男性。
  喋っててとても楽しかったです。
  電車の案内にはWi-Fiがあるとか、デザートのフルーツがあるとか書いてましたが、Wi-Fiはありませんでした。
  良い席には食事が付くのですが、初の朝食はカップヌードル、
  夜は良さげなプレートでした。デザートは無かったので、最後の食事で言ったらみかんをもらえました。
  ダナンを過ぎて19時に乗ってきた方には食事も水も無しでした。（その方はショックを受けられてました）
  
  車内販売もスナックとコーヒーとゆで卵。
  配られたプレートと同じような品でした。
  粥と焼き鳥はありませんでした（泣）
  駅から乗り込んで物を売られるおば様達も一回だけでした。
  
  電車の旅って面白いですね。
  快適過ぎだったので、次に乗るなら四人ベットも良いかなと思いました。
  ４月の金曜日夜発でしたが、まぁまぁ満席くらいでした。
  
  スーツケースは、机の下に置けて特に邪魔にはなりませんでした。
  
  報告でした!　ありがとうございました!
  
  

  オーヤシクタンさん からの返信 2023/04/25 19:57:08

  お疲れ様でした。

  まむーと様、こんばんは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  ベトナムから帰国されたのですね。
  お疲れ様でした。
  
  サイゴン川畔から駅へ450円と言う事は10万ドンほどでしょうか。
  これなら、Grabを使って正解ですね。
  なんせ、ホーチミンのタクシーは悪名高いので有名なので、流しのタクシー捕まえるのが馬鹿らしくなってしまいそう。
  時代は変わって来ているのですね。
  
  サイゴン駅にロッテリアができたのですか。
  昔はサークルKと地元系商店が駅舎内にあって、ホームの傍らにコム.ビンザンと呼ばれる大衆食堂がありました。
  そう言えば、ホーチミンに深夜に着いてからタクシーにボったくられ、早朝のハノイ行に乗る為にサイゴン駅の待合室でSTB(ステーションビバークいわゆる駅寝)をしたことを思い出しました。
  
  そして、SE2列車でハノイへ向かわれたのですね。
  そう言えば、12goで予約する時、保険に加入するかしないかのチェックがあったような気がします。
  なにも知らずにそのままにすると、保険に加入させられてしまう‥
  LCCにもあるやり方ですね。
  
  そして、列車について以前は2名室の特等はなかったです。
  男女関係なく相部屋にするところがベトナムらしいです。
  でも、ダナンまで日本人で良かったですね。
  
  特等だと食事付き。
  ただ、朝食がカップ麺とは‥
  前は、お粥やフォーなどの車内販売があったのにさびしくなっちゃいましたね。
  食事のプレートは、1等以下だと車掌さんが注文を取りに来て食券を買いました。
  たしか3万ドン(150円)くらいだった記憶があります。
  あと、総菜の車内販売もなくなってしまったとは‥
  30時間乗る列車なのに食事がしょぼくなってしまったのですね。
  
  19時だと、夕食の時間は終わっているので、食事は用意して乗らないとひもじい思いをしてしまいますね。
  ちなみに以前は、4名部屋1等でミネラルウォーターが置かれていたのですが、3回目に乗った時にはなくなっていました。
  
  列車に乗るだけで2泊3日‥
  日本では味わえない鉄旅です。
  私もまた乗りたくなってきました。
  
  旅行記を楽しみにしていますね。
  ありがとうございました。
  
  オーヤシクタン。

• とのっちさん 2019/09/20 23:05:31

  これは乗りたい！

  オーヤシクタンさま
  
  続けての書き込み失礼します。やっぱり２晩夜行はいいですね～
  
  南ベトナムのきれいな海を眺められた代わりに、ハイヴァン峠は間に合わなかったのですね。残念でした…景色見て、読書して、車内販売のご飯を食べる…最高の過ごし方ですね～クルーズ船に近いものがあるかと思います。「ドイモイ」は南で優等列車牽いてるんですね！客車はどことなく中国の２５Ｋっぽい。狭軌ながらよく似合う塗装です。
  
  車内販売って、野菜中心の３万ドンくらいのイメージだったのですが、値上げした分おかずが大幅にボリュームアップしていますね！当時は葉野菜のスープがついており、驚きました。おかゆおいしそう！アジアの鳥粥は何であんなにおいしいんでしょうか。これは食べてみたい。車内で自由に酒が飲めるのもすばらしいですね。言葉は通じないし詐欺師ばかりなので、しばらく行かんでもええかと思っておりましたが、何か行きたくなりましたね（笑）
  
  テトの時期は人の多さが桁外れに少ないですね。ベトナムも近隣諸国に負けず劣らず、人が多いイメージでしたが拍子抜けでした。さて、次はハノイ観光ですね。湖見て橋見て像見て…しか思い浮かばないので、どう動かれるのか楽しみです。
  
  とのっち

  オーヤシクタンさん からの返信 2019/09/26 18:02:45

  Re: これは乗りたい！

  とのっち様、こんにちは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  山旅の取材が続いており、返事が遅くなり申し訳ございません。
  
  車中2泊‥
  JRではできない鉄旅がベトナムではできます。
  今回は、テト繁忙期対策の臨時列車だったみたいで、定期列車なら30時間で走り抜く所を38時間かけて走ります。
  
  ハイヴァン峠は間に合うか気を揉みましたが、冬の日が短い季節とあって、すっかり暗くなってしまいました。
  
  車内でやる事と言ったら、景色見て、読書して、車内販売のご飯を食べる…
  時間に追われながら生活している身分としては、最高の贅沢です。
  
  ディーゼル機関車「ドイモイ」は、ベトナム国鉄の主力機関車のようです。
  そして、客車はどことなく中国とほぼ同じです。
  両国、レールがつながっているので、そのまま運んで来たのでしょう。
  
  車内販売の弁当は、今回、5万ドンでした。
  いつもなら、車掌が35000ドン配食の注文をとりに来るのですが、今回はそれがありませんでしたね。
  ちなみに、弁当を買うとドクダミスープはついてきます。
  あのスープ‥
  日本で言ったら、味噌汁みたいな感じがします。
  
  朝食の販売では、粥は必ずまわってきます。
  あの粥がまた旨いんです。
  前回はフォーの車販もあったのですが、今回はなく、ベトナムの'おこわ'の販売がありました。
  
  ベトナムって、ボッタクリが多いけど、列車に乗っているだけでも我々組合員は満足できますね。
  
  先週は奥穂高岳。
  明日から谷川岳の取材です。
  先のコメントもありがとうございます。
  すいません。
  返事、もう少しお待ち願います。
  いつも、ありがとうございます。
  
  オーヤシクタン。

• Akrさん 2019/09/20 18:25:58

  素晴らしい寝台車の旅

  オーヤシクタンさま
  
  こんばんは。Akrでございます。
  
  いやあ、素晴らしい。まだこんな旅が出来るのですね。
  足掛け３日！中の１日は終日列車の中で過ごす。いろいろ大変な部分もあるのでしょうが、とっても羨ましいです。寝台車に車販。昭和の日本の旅情が楽しめますね。規模は違いますが往年の西鹿児島ゆき寝台特急富士のようです。飽きるまで寝台列車の旅をしてみたい。
  
  同じ区画に様々な人が乗ってきて降りて行く。
  こんな旅情もいまは国内では味わえませんね。日本と違って１度使った寝台も再販するんですね。まあ、３７時間となると途中での昼間利用なんかもあるんでしょうね。
  ベトナムなんてこうして旅行記でご紹介頂かないとなかなか肌に触れる機会がないから貴重です。
  
  面白かったです。
  
  -Akr-

  オーヤシクタンさん からの返信 2019/09/21 08:58:07

  RE: 素晴らしい寝台車の旅

  Akr様、おはようございます。
  オーヤシクタンでございます。
  
  日本の鉄道から全滅してしまった15時間以上走る長距離列車‥
  かつては東京発九州行ブルートレインがこれにあたりましたね。
  
  日本はこうなってしまったのですが、ベトナム国鉄南北統一線の列車は本数が1日1ケタとは言え、9割が30時間近く走るロングラン急行です。
  列車の中で2泊なんて事ができるこの列車に乗ろうと、近年のアジア旅でベトナムの列車は外せなくなってきました。
  昔は、食事が無料だったようです。
  今は、食事の注文を車掌がとりに来て、時間になると配食されるシステムと、総菜をのせたワゴンが売りに来る車内販売の2つのシステムがあります。
  今回は、テトの繁忙期のせいなのか？
  車内販売のシステムに一本化されていました。
  
  ちょうど、ベトナムの旧正月テトの期間中にあたりました。
  日本の盆暮れ正月のようにベトナム国民の大移動にあたる期間で、大きい荷物に1グループ4人以上はいる家族連れの乗車が多く、子供も多いので車内は超賑やかです。
  一人で旅をするという概念はベトナムにはまだないと思います。
  4人のコンパーメントに、ベトナム人家族に私が入り込むような形となりました。
  さすがに、サイゴン→ハノイ全区間を乗る人は物好きな外国人である私一人のようです。
  30時間以上2泊走るので、１度使った寝台は、車掌がベッドメイクして再販されます。
  おっしゃる通り、途中での昼間だけ利用のヒルネなんかもあるんです。
  
  ベトナム鉄道は今回で3回目。
  今までの中で、所要時間が一番長い列車をあえて選びましたが、この列車はテト期間中の臨時列車だったようです。
  途中で後発の定期列車に抜かれるんです。
  昔、上野23:07発の臨時急行ばんだい53号が、磐梯熱海駅で上野23:49発の季節急行ばんだい9号と上野23:55発の定期急行ばんだい11号に抜かれるシーンを思い出しました。
  
  また乗りに行きたいですね。
  ちなみに、1等は4人部屋なので、鉄道組合4名で行くと1室貸切にできます。
  この組合4名で乗り合わせたらどうなるのやら‥
  ぜひ、やりましょう！(笑)。
  
  ありがとうございました。
  
  オーヤシクタン。
  

• BTSさん 2019/09/13 18:29:18

  ベトナム統一急行・38時間の旅♪

  オーヤシクタンさまへ
  
  こんばんは～
  サイゴンからハノイまで1720km（福島→鹿児島中央：1736km）、所要時間は約38時間、長～い長い旅ですね。さすがにオジサンは経験ありません。
  
  新型車両とオーヤシクタンさんが乗られた旧型車両とは上段ベッドの天井の高さが全然違いますね。ちなみに料金は同じなのでしょうか。
  
  カンテラはメチャ大きいですね。日本では無線を使って機関士に出発合図をしますが、ベトナムでは原始的にカンテラを使って出発合図を出しているようですね。超大編成のため機関士に認識できるように大き目なカンテラになっているかと思います。
  
  「世界の車窓から」ではありませんが、海アリ・山アリ・田園地帯アリと変化の富んだ景色を眺められるのは列車旅の醍醐味ですね。
  
  38時間も乗っていると楽しみは車内販売ですよね。お粥や弁当美味しそうですね。車掌が注文を聞きに来るのは日本では考えられませんね。その他に飲み物などの車内販売はあるのでしょうか。また、タイのようにホームでの物品販売はあるのでしょうか。
  
  大繁忙期「テト」のため、車掌室が乗客用に開放され、車掌がデッキで仮眠をとるのは可愛そうな気がします。オーヤシクタンさんも犠牲者の一人でしょうか、ルームメイトは家族連れで子供たちが騒ぐでしょうからノンびりできなく、デッキで本を読みながら時間を潰したんですね。
  
  2回目の夜が明け、無事にハノイに到着しましたね。まずはシャワーをしたいところですね。38時間の旅お疲れさまでした。続きを楽しみにしています。
  
  BTS

  オーヤシクタンさん からの返信 2019/09/13 19:28:48

  RE: ベトナム統一急行・38時間の旅♪

  BTS様、こんばんは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  アジア鉄道旅、しめくくりはベトナム鉄道です。
  サイゴン→ハノイ.1720km！
  この距離は日本に例えると、福島→鹿児島中央(1736km)に匹敵するのですね。
  JRでは、さすがにその距離を走る旅客列車はありませんね。
  しかしながら、ベトナム国鉄ではこれが当たり前なんです。
  同じ距離を走る急行各のSE列車でも、列車によって所要時間が様々で、速いのは30時間です。
  私が乗ったのは、テト繁忙期の臨時列車だったみたいで、所要時間は38時間と定期列車よりも時間をかけて走る列車でした。
  そして、2段ベッドのソフトスリーパー(1等寝台)の車両は新型から旧型まで様々で、隣の8号車はピカピカの新車で、上段の高さが私の乗っている車両とは大違い！
  ちなみに料金は同じです。
  
  カンテラ‥
  最近、日本では見かけなくなったような気がします。
  ベトナムのカンテラは見ての通りバカでかいです。
  車掌が各号車に1名と、予備要員もいるので、15人くらい車掌が乗っています。
  JRでは考えられませんね。
  今もカンテラを使っていますが、スマホで各席の旅客がどの区間乗るのか管理されていて、古いのと新しいものがごちゃ混ぜになっている感じがしました。
  
  やることは景色を眺めるしかありません。
  でも、それが楽しいのですね。
  今回3回目なので、どの辺りで海辺を走るかとか、ある程度把握していたので撮影は好調に進みました。
  あいかわらずトイレの窓からの撮影ですが(笑)。
  
  かなり昔の話しですが、ベトナム統一急行の食事は無料だったと桜井寛さんの本にのっていました。
  今は、総菜をのせたワゴンが車内販売をおこなっています。
  また、これとは別に、車掌が注文をとって時間になると病院みたいに配食されるシステムもあるのですが、今回はなく、車内販売だけでした。
  ベトナムの鉄道で良いのは酒が飲めることです。
  車内販売でビールを売ってくれます。
  また、各駅でも物売りや弁当売りがいるのですが、テトのこの日はみんなお休みでした。
  
  大繁忙期「テト」は日本で言う盆暮れ正月にあたります。
  国民にとって一番大切な休みとされ、みんな里帰りをするんです。
  それはみんな家族単位ですね。
  ベトナムは日本と違って大家族です。
  子供の数が多く、どの車両も遊園地状態！
  大人も声が大きいので、日本人から見るとビックリするかもしれません。
  ただ、彼らにとってはそれが年に1度の楽しみでもあるので、私は邪魔をしないようにしていました。
  これも、今となってはいい経験ですね。
  
  車中2泊！
  意外にもこれが、アッと言う間のような気がするのは気のせいでしょうか。
  これだから、ベトナムの鉄道はやめられません。
  旅は終半です。
  最後の宿泊地、ハノイでまったりする予定です。
  
  ご覧くださいましてありがとうございました。
  次回も宜しくお願い申し上げます。
  
  オーヤシクタン。