２度目のグランドサークル★３日目（１）キャピトルリーフ～アーチーズ国立公園のウインドウセクション

2018/08/14 - 2018/08/21

８月１６日（木）旅行３日目はいよいよ今回一番の目的地、アーチーズ国立公園に行きます。ブライスキャニオンからは約２７０マイル（４３２ｋｍ）の長いドライブになります。東京から京都の手前くらいまでの感じでしょうか。遠いです。

エスカランテを通るルートの方が良かったかな？とも思いましたが、今回はＵＴ－６３号を北上し、ＵＴ２４号でキャピトルリーフを通るルートで行きました。

アーチーズ国立公園は見どころがたくさんで公園内も広いので、到着日は夕方の見学が最適な「デリケートアーチ」へ行き、翌日の朝に午前中が見学のお勧めの「ランドスケープアーチ」へ行くことにしました。

エリア アーチーズ国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

４時間３０分となっていますが休憩なしでは無理だし、旅行も３日目となるとそこそこ疲れてきているので、無理せず行きます。

ドライブの始まりは天気も良いし緑が濃くて爽やかで平和なスタートだったのですが…

４，５０分走ったかな？オシリスの辺りで今にも崩れ落ちてきそうなガレ場が続き、このルートにしたことを後悔しました。山の影で暗いのも怖さを倍増させるし、何より通る車が殆どいないのが本当に怖い！途中、道の真ん中に５～６０ｃｍ四方の岩が落ちていて写真を撮る間も怖く、とにかく早く通り抜けたい一心で運転しました。

こうしてちょっと視界が開けるとホッとします。どこを走っても後続車も対向車も殆どいないので運転はマイペースで出来て楽なのですが、こんなところで車がトラぶったら英語が得意ではないのでアウトだな～と不安にもなります。

出発して３時間ちょっとでキャピトルリーフ国立公園に入りました

トレイルがありますが先を急ぐため＆暑いしスルーします。ここには男女共用の汲み取り式っぽいトイレがありましたが、もう少し行くとキャピトルリーフのビジターセンターがあるのでそちらの方が良いかも。

少し走った先にパノラマポイントという展望台があったので寄ってみましたが…

ビジターセンター

ビジターセンターからアーチーズ方面に少し走ったところに古代先住民の描いた岩絵があります。周りがまぶしくてカメラを覗いても何も見えないため、当てずっぽうで撮りました。

キャピトルリーフは今回のように岩絵を見るだけなら無料ですが、シーニックドライブに入る場合には入園料がかかります。岩絵も見なくて良い！何も見なくて良い！！という場合はＵＴ－２４号を通らずにＩ－７０号を通る方がアーチーズへは楽に行けると思います。

ひたすらＵＴ－２４号をＩ－７０号へ向かって走ります

キャピトルリーフを出てからはまたこんなところを延々走ります

人がいるとホッとしますが、どこからここまで来たのかな。土地が広大なので通勤も大変ですよね。暑い中をお疲れ様です。

ようやくアーチーズ国立公園に到着。入り口からデリケートアーチの最寄駐車場まで２４ｋｍほど距離があるので、モアブの街で給油＆昼食休憩を取りました。最初に立ち寄ったスタンドでは何故か給油が出来ず、給油できるスタンドを探してウロウロしてしまい少し時間をロス。

入口に一番近いところにある「パークハウスアベニュー」

右側の薄い板状に残った岩の高さは１００ｍ、厚みは数メートルしかないとのこと。いずれ倒れてしまうのかな。

入り口から１５ｋｍほどの所に「バランスロック」があります。括れたところは質の違う岩に見えますが良く落ちないですね。バランスロックは東側から見るのが一番不安定に見えるそうですが、午後だと逆光になるので写真を撮るのは難しくなるかも知れません。

見る角度によって全然別の物に見えますね。周りをぐるっと１周（５００ｍ）できます。

ウインドウセクションまで移動します。ここは「ダブルアーチ」と「ノースウインドウ」「サウスウインドウ」「タレットアーチ」と見どころが固まっているので駐車場の空きを見つけるのが大変かもしれません。写真の右側、入って最初の駐車場が空いていなくても、少し進んだ先にもう１か所あります。

奥（上の写真左側）の駐車場に止めたので、先に手前の「ダブルアーチ」に行きます。

橋の付け根まで皆さん登って行くので行ってみます

橋の下から来た方向を振り返るとこんな景色

手前の駐車場を抜けてウインドウセクションへ

こちらは手前にある「ノースウインドウ」。トレイルが整備されており下まで簡単に行けます。

橋の裏側に挟まった岩が今にも落ちてきそう

橋の下から振り返ると向こうにタレットアーチ

こちらは「ノースウインドウ」の奥（右側）にある「サウスウインドウ」。下まで行くのは大変そうなのでここから眺めるだけにします。

「タレットアーチ」へ向かいます。こちら向きは午後は逆光ですね。

「タレットアーチ」の手前で振り返ると「ノースウインドウ」と「サウスウインドウ」がメガネのように見えますね

タレットアーチをくぐって反対側に出ると順光でばっちり。右側の丸い穴に上ろうとしている人がいましたが、結構高さがありますよ。

「タレットアーチ」から覗いた「サウスウインドウ」。ウインドウセクションで１時間３０分ほどかけて４つのアーチを堪能しました。今回の一番の目的の「デリケートアーチ」へ向かいます。