初ベルギー観光　～ブリュージュ～

2019/07/07 - 2019/07/07

２０１９年夏休みは、これまで足を踏み入れたことのなかったベルギーとオランダを中心に観光しました。

ブリュッセルに到着した翌日は、運河とビールの街（ビールは勝手に決めたｗ）、ブリュージュ（オランダ語読みでブリュッヘ）。

敬愛する作曲家の林哲司さんのデビューアルバムの名前にも使われているこの街はぜひ訪れて見たかった場所。

思ったより運河運河してなくて、思ったより都会でした。
景色はきれいで、中世の雰囲気良さそうな街で、そしてビールが美味しかったです。

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

ベルギー到着翌日、ブリュージュへの1日旅を企画しました。

ブリュッセル中央駅から１時間半ぐらいで到着します。

ブリュッセル中央駅 駅

・・・と簡単に書きましたが！

アントワープを経由する電車のプラットフォームが急遽変更になり、30分追加で待つことに。

マクドナルドで朝ごはんを食べつつ待って、電車に乗りましたよ。

そんな感じで到着したブリュージュ中央駅。

最初の目的地は愛の湖公園で、徒歩圏内なので、歩きで向かうことにしました。

ブルージュ駅 駅

駅前では地元の方のフリーマーケット（骨董市みたいな感じ）が開かれていました。

まずは駅前から歩いて１０分ぐらい。

愛の湖公園です。
まだ観光客の流れも少なく、静かで落ち着い佇い。

ミンネワーテル公園 広場・公園

愛の湖公園のほとりにあるパウダータワー。

パウダータワー 建造物

愛の湖公園から少し上がった所にある、ペギン会修道院。
世界遺産にも認定されているそうです。

建物の中には入れませんでした。

ベギン会修道院 寺院・教会

ブリュージュと言えば水の街。

運河ツアーで街を巡ろうと思いますが、その前に・・・

１２世紀に建てられた聖ヨハネ施療院の建物を改装した、メムリンク美術館を訪れました。

メムリンク美術館 (聖ヨハネ施療院) 博物館・美術館・ギャラリー

病院で使われていた宗教画など、癒しにつながる絵画が多く見られました。

この美術館のハイライトは、ベルギーの７代秘宝ともいわれるハンス・メムリンクの傑作『聖女ウルスラの聖遺物箱』です。

ガラスケースに入って保存されていました。

側面です。

反対側の面。

ブルターニュ王の娘ウルスラが、フン族の首長からの求婚を断ったために、お供をしていた11000人の処女たちともに殺害された悲しい物語を描いています。

さらに側面。

『聖カタリナの神秘の結婚』の三連祭壇画。

当時の守護聖人が描かれています。
個人的には、こちらの方が目立っているなと思いました。

運河クルーズに入ります。

最後の１名で席があり、待たずに乗船できました。

運河クルーズ アクティビティ・乗り物体験

ボートクルーズ乗り場。

聖母教会・メムリンク美術館の道にありました。
ブリュージュには何か所か乗り場があり、どこで乗っても乗った所までの１周のクルーズになります。（移動手段には使えません）

最初は、愛の湖公園の方に向かいます。

目の前の橋を越えると（船は行きませんが）愛の湖公園。

白鳥さんたちもいっぱいいました。

運河越しに聖母教会です。

寝ている女性の像。
何か説明してたけど忘れました。

オランダ語圏のベルギーらしく、キャプテンがオランダ語、フランス語、英語の３か国語を駆使して説明をしてくれていました。

マルクト広場に向けて歩みを進めます。

ビール瓶の展示が印象的なお店があったので足を止めて見学。

ツー ビー ビア ウォール。

ツー ビー ビア ウォール 専門店

運河沿いのカフェでビールを飲めたり、クラフトビールをグラス付きでお土産で買うこともできます。

ベルギーの漫画「タンタンの大冒険」のキャラクターがこちらにも。

ラスベガスカジノ大好きな私にとっては、モノポリーに出てくるキャラｗ

place du bruggeというお店で昼食にしました。

ボロネーゼパスタとビールのセットで10ユーロ。

このぐらいだとお手頃だなと思います。

ビールのお土産なら、このお店が一番有名かもしれません。

The Bottle Shop。

The Bottle Shop 専門店

ベルギーの何百種類ものクラフトビールが、グラス付きで販売されています。
グラスをお土産に、ビールは旅行中に飲んで帰るという素敵な体験ができます。

お値段もお高く留まってなくて、家にあるグラスが飽和状態じゃなければ買って帰ってましたね。

マルクト広場に来ました。

かなり広くて開放的な広場です。

マルクト広場 (ブルージュ) 広場・公園

マルクト広場に面して、高い鐘楼が目立ちます。
広場の隣に高い塔があるケースが多いですね。

ベルギーとフランスの鐘楼群(ベルギー) 史跡・遺跡

ギルドの建物でしょうかね。
非常にベルギーらしい景色。

ヤン ブレイデルとピーター デ コーニンクの像

この街の英雄です。

ヤン ブレイデルとピーター デ コーニンクの像 モニュメント・記念碑

聖血礼拝堂。
１２世紀にフランダース伯爵家のチャペルとして建てられたもので、十字軍が、東方からキリストの聖なる血を持ち帰ったことに由来する教会です。

聖血礼拝堂 (聖血博物館) 寺院・教会

礼拝堂は上層階と下層階の２階建構成。

上層階はこのような華やかなステンドグラスを持つ教会。

上層階の様子です。
装飾の綺麗な中世の教会、そんなイメージそのままです。

一方、下層階（聖バシリスク礼拝堂）は壁のタイルがむき出しで、密室的というか隠れ家的な佇まい。

下層階が１２世紀に建てられた当時からあるもの、上層階は１５世紀に増設されたものとのことです。

ここからは、ベルギーの二大名物を見学。

まずはチョコレート博物館。

チョコレート物語 （チョコレート博物館） 博物館・美術館・ギャラリー

チョコレートで作られた開館記念碑。

こちらの子供の像もチョコレートです。

ギター。

このあたりの気候だと、夏でも融けないのでしょうね。

チョコレートを作って、作ったチョコを食べさせてくれる実演もありました。

ヤン・ファン・アイク広場。

運河クルーズはここで折り返していきます。

運河の突き当りに象があるので、分かりやすいです。

本日のメインイベント！

ブルージュのビール博物館でございます！

様々なローカルクラフトビールブランドがあり、グラスも一緒に買えるビールの街・ブリュージュ。ここに来るしかないでしょう！

運河の街じゃないんかい・・・

ブルッヘ ビール博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入り口。

ワクワク。

こちらのタブレットで館内の案内を見ることができます。

ベルギーに来る日本人も多いのか、日本語も対応していました。

ビールの醸造工程など展示があります。
様々な色のビールがあるので、原材料の仕込みの仕方もそれぞれ違うようです。

ビールに合う料理の展示などもありました。

・・・が、もう早く飲ませてくれってところですね。（笑）

世界中のクラフトビールや現地のビールのラベルを展示していました。

はい、お待ちかねタイム！

１５種類ぐらいのビールから選択します。

とりあえず種類の違いそうなビールを２杯。
確か試飲は３種類だったはずです。

１５０mlのビール試飲がついで１５ユーロは、お買い得価格だと思います。
（ベルギーとオランダでこれをやりすぎて、途中から肝臓と胃が追いついてなかったです。寝てて逆流してくるとか：笑）

ベルギーにも風車があると調べて、見に行きました。

風車の手前の運河につながる道に作られている十字の門。
16世紀には神聖ローマ皇帝カルロス5世が、18世紀末にはナポレオンが、世界大戦時にはドイツ軍が、この門を通ってブルージュに入ってきたそうです。

十字の門 建造物

門の近くには、何機か風車が残っています。

風車のすぐ近くに行ったり、風車の中心のあたりまで行くこともできますよ。

聖ヤンハイス風車/ボンヌ シエール風車 建造物

救世主大聖堂/聖愛博物館。
ブルージュ最古の教会で、塔の高さも約１００ｍで目立ちます。

訪れた時は宝物殿がまだオープンしておらず、時間をずらしての訪問。
中は殆ど写真撮影禁止だったと思います。写真残ってませんでした。

救世主大聖堂/聖愛博物館 寺院・教会

ブリュージュの観光が16時少し前に終わったので、途中の街に少し立ち寄ってみました。

ゲントで降りて、協会群がある街の中心部に出てみました。

聖ニコラス教会です。

聖ニコラス教会 寺院・教会

教会内の祭壇の様子です。

ステンドグラスがきれいです。

ステンドグラスの絵画もじっくり見て見ましょう。

中心部には石造りの綺麗な建物が並んでいます。
ベルギーのイメージじゃないw

ゲントの鐘楼です。

夕方でもうタイミングを逸していたのですが、時間内であれば登ることもできますよ。

鐘楼と繊維ホール 建造物

聖バーフ大聖堂前の広場です。

聖バーフ大聖堂。

ついでの観光であまり時間もないので、ここで折り返すことにしました。

聖バーフ大聖堂 寺院・教会

教会の中の様子です。

外観とつながったような、落ち着いた教会内です。

ゲントの市庁舎です。

市庁舎 建造物

ゲントも運河のきれいな街です。
運河沿いを少し歩いてみました。

フランドル伯のお城。
運河の対岸に綺麗に見えました。

フランドル伯の城 城・宮殿

ギルドハウスや鐘楼が運河越しに見えます。

夕食はブリュッセルで食べるつもりだったのですが、万が一食事ができなかったケースを考えて、ベルギー生まれのハンバーガーショップ「Quick」を食べてみることにしました。

お値段はマクドナルドと同じぐらいで、セットで８ユーロ程度。

味はまぁ、、、ソコソコですね。。。

ゲントの駅。

昔ながらの重厚な建物に、近代的なガラスのデザインが組み合わせられています。

外にトラムの駅があるのですが、乗り換えも機能的にまとまっています。

ゲント駅 駅