2019/03/08 - 2019/03/15
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ヘラヤガラさん
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昨年の動物園(シェーンブルン動物園)に続いての生物見物シリーズ。動物園に行ってきたと友達に言ったときは,「ウィーンに行ってまで動物園なんて……」と半ばあきれられたが,オーストリア人の友人からはいい選択と褒めら
れたし,静かな環境でゆっくり散策でき,動物園はこれでなきゃっ!との感じを強くした。さらにウィーンに行くと
いう友人に,その話をしてブログを見せたら,「絶対に行ってくる」と言って実際に行ってきた。
今年も動物関連をとして選んだのが,水族館「ハウス・デス・メーレス」と蝶々温室(シュメッテルリンクハウス)。
両方とも見どころたくさんのウィーン観光ではメインとはなりえないが,雨の日でも行けるユニークな観光施設とい
えそう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ハウス・デス・メーレス全景。リンク大通りからは徒歩15分ほ
どのエスター・ハージー公園の中にある。えっ,これが水族館?
少なくとも日本の水族館の横に広がるイメージとは異なり,縦長
(11階建て)な異様な外観。それもそのはず,第二次世界大戦
時の高射砲台を転用だという。 -
行ったときは外観の工事中。まず,オープンしているのかどうか
を疑った。次に入口が建物の左側か右側かで迷った。入り口はトッ
プの写真の右側に,ベニヤ板に囲まれた空間。「EINGANG」との
表示がなければ,まごつきそう。地下鉄の改札口で,EINGANG=
入口を覚えててよかった!! -
チケット売り場の天井の一部から水槽が見えるようになってい
る。水槽の左側で腹ばいになっているワニ。行ったのは平日だっ
たが,思っていたよりも子供連れが多く,チケットを買うのに数
人ほどだが順番待ちをした。 -
館内に入ると,どの階に行くと何が見られるかという写真構成の
館内案内図がある。案内図をよく見ると,水族館とはいいながら,
海水魚や淡水魚だけではなく爬虫類,両生類,鳥類,昆虫などまで
展示されていることがわかる。水槽も何階分かをぶち抜いた大きな
もの,ジャングルを模した吹き抜けのフロア,生き物に触れること
ができるなどの工夫がされている。 -
入場してすぐ通るのが,アトランティック・トンネルという海底
トンネル。日本ではそう珍しくもない海底から魚を眺める趣向だが,
ウィーンでは2年ほど前にできたばっかりだという。 -
アトランティック・トンネルを抜けるとコモドオオカカゲがいた。
インドネシアのコモド島に生息する爬虫類で,別名コモドドラゴン。
大きな個体は体長3mを超すといわれているが,展示されていたの
は中ドラゴンくらいかな? -
黒褐色の通常個体(手前)とアルビノ(奥の白黄)のインドニ
シキヘビ。アルビノは,体を黒くする色素の欠乏で体色が白また
は淡色になった動物個体。釣り好きなら,マス釣りの釣り堀で目
にする機会がある。 -
爬虫類階の展示ガラスの手すりに沿って,ハキリアリのトンネル
が張り巡らされている。カエルやヘビの生きたエサにするためのエ
サのようにも見えたが,そうではなく生態としての展示。せっせと
葉っぱを運ぶアリを見て,帰ったら仕事を頑張らなくちゃ……と子
どもを連れてきたお父さんはなるのかな? -
人の角質を食べることで知られている「ドクターフィッシュ」。こ
れは俗名で,本名は「ガラルファ」。幼魚のうちは水槽に手を突っ
込むと,群れで寄ってきて古くなった角質を食べてくれるが,成長
するとその習性がなくなり単なる魚になってしまうといわれている。 -
「ドクターフィッシュ」が,単なる魚になってしまった姿がこの
写真。成長すると,幼魚のときのように群れる習性がなくなり,
単独でなわばりを守る攻撃性の強い魚になってしまう,という。 -
水面から目を突き出して泳ぐヨツメウオ。四つ目といっても眼球
が四つあるわけではない。二つの眼球の中に仕切りがあり,目が四
つあるように見え,水面の上下を同時に見ながら泳ぐことが可能だ
という。眼球の上の部分を水面の上に出して泳いでいることが多く,
昆虫などの水面のエサを捕食したり,水鳥などの敵も早く発見でき
るといわれている。 -
2~4階の一部はガラス張りで吹き抜けの熱帯館となっている。
回廊やつり橋があまり広くない空間にうまく配置されており,熱
帯樹や熱帯植物の間をサルやトリなどが放し飼いとなっている。
時にはトリが頭をかすめていくし,サルも手が届きそうな場所に
まで近寄ってきたりする。 -
まるでお面をかぶっているような,白い顔が特徴のシロガオサキ。
南米のアマゾンなどに生息している小型のサル。白い顔はオスだけ
で,メスはグレー一色の地味な色合い。「サキ」とは,アマゾンの
北側に住む,サキ属とヒゲサキ属に属するサルを指す名称。熱帯に
生息しているのに,このふさふさの毛並,暑くないのかね!! -
熱帯館の吹き抜けの天井に群がるコウモリ。見上げないと気が付かない。
-
熱帯館の注意書き。カメラのフラッシュ,自撮り棒,動物に触っ
たりエサをやること,飲食物の持ち込みなどの禁止がイラストで示
されている。 -
コイの水槽にはニシキゴイ。看板には「なでてね!」とある。
子どもたちが歓声をあげてなでているの見て手を突っ込むと,
フレンドリー?なコイたちで,すぐに集まって来て触られても
平気。中には指先をくわえようとするコイまで現れた。 -
10階?の休憩室の前にも大きな水槽が。この水槽も縦長の建物
の特徴を生かした吹き抜け水槽になっている。 -
ハウス・デス・メーレスは展望台からの眺望でも有名。高さ50
mの展望台からはウィーンの街を見渡せる。屋上は回廊になってお
り,東西南北すべてが見渡せる。写真はシュテファン寺院,国立オ
ペラ劇場,ドナウ・タワー方向。水族館は見なくても,展望台にだ
け行きたいという人のための入場チケットもあるし,4Fにあるカ
フェに寄ることは可能という。 -
シュメッテルリンク・ハウスは王宮(ホーフブルク宮殿)の裏庭
にある。アルベルティーナ美術館に向かって左側の通りから,王宮
を目指すと左側に王宮庭園に通じる裏門(多分)がある。門の右側
の建物の一番奥に温室の入り口がある。
いかにも温室といった建物だが,シェーンブルン宮殿の大温室と
比べると規模はだいぶ小さい。写真奥の一段高くなっているドーム
屋根の建物には,カフェ・レストランもあるようだが,立ち寄らな
かった(後悔あり)。 -
入ると温室内だけあって,3月中旬の外とは別世界。ダウンジャ
ケットはすぐ不要品となる。室内では熱帯樹が茂り,ランの花が咲
き,蝶々が舞っている。温室自体はあまり広くなく,中を一周する
だけならほんの十分もあれば十分。 -
蝶々関係の館ではどこでもおなじみの,蝶々が羽化するまでの変
態説明書がある。 -
小学生時代の夏休みの自由研究によくあった,標本採集みたいな展示もある。
-
羽化して舞っている蝶々も何種類かいたが,いちばん目立っていた
のは真っ赤な胴体で黒い羽のこの蝶だった。カラスアゲハの仲間とあ
たりを付けているが,果たして? -
一つ一つの名前はわからないが,様々な種類のランが咲き誇っていた。
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