神対応 JALPAK 　＊ 麗しの中欧ヨーロッパ 9日間 （３）　＊ ウィーン編

2023/10/02 - 2023/10/03

JALPAK ”麗しの中欧ヨーロッパ 9日間 ”

＜これまでのあらましから～＞
旅の始まり、フランクフルト国際空港に到着後、ドローン飛来で空港閉鎖。
フランクフルトに足止めで１泊目。
翌日、欠航便のしわ寄せでツアーメンバー(10名)が２つに分かれることに。。。ツアコンのMs.Tさん率いる先発隊はハンブルグ経由でめでたくブダペスト入り。

私たち残りの３組６人の夫婦は、急遽、現地のU氏がアテンドしてくださり、夜の便でブダペストへ飛ぶ予定でした。。。が、今度はルフトハンザの機体の不具合とかでまたまた欠航。フランクフルト２泊目。。。
３日目にしてようやくハンガリー・ブダペスト入りできました。
そして、念願のナイトクルーズなどを楽しみ、素晴らしい観光ができました。

ただ、私たちより１日早くブダペスト入りした先発隊は、なんとスーツケースが丸３日も届かないという難儀な事態が続いていました。。。

今日、これからウィーン経由でチェスキークルムロフへまで移動します。
ルフトハンザに預けた荷物はどうなっているのでしょう。。。
　
　　　　＊ 　　　　＊　　　　＊　　　　＊　　　　＊

＜今回は～＞

ブダペストからウィーンまでは約3時間。ブダペストからチェスキーまでは約7時間 。約500キロ3カ国を跨ぐバスの旅。
バスは専用ドライバーのイワンさん。
ウィーンではオペラ歌手の萩原さんと一緒にリンク・シュトラーセをバスで一周し、その後徒歩でモーツァの痕跡を辿りながらシュテファン大聖堂界隈をガイドして貰いました。
ベルヴェデーレ宮殿へ行けなかったのは残念でしたが、今回のハプニングでこちらの希望でトレードしてもらったので仕方ありません。

前置きが長くなりましたが、よろしかったらお付き合い下さい。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ジャルパック

おはようございます。すでに、５日目を迎えました。
今日も素晴らしいお天気♪

そして、出発前に嬉しいニュースが♪♪
先発隊のルフトハンザに預けたスーツケースが、４日振りに届いたとの知らせ( ＾∀＾)
良かった、よかった！！

昨夜、ようやくスーツケースの足取りが掴め。。。
何と！　これから行くウィーンで迷子になっていたとの事(● ????ロ????)????。。。


何はともあれ、これで憂いなく残りの旅程を存分に楽しむのみです( ＾∀＾)??

8時
ブダペスト・インターコンチネンタルホテルを出発

全員煩い事が解消され、晴々とした気持ちでバスに乗り込みました♪

ウィーンまでは３時間ほど

２日間のロスを受け（ドローン飛来と機体不具合で欠航）
ウィーンでは昼食を挟んで観光することになりました。

その後、チェスキークルムロフへ４時間ほどかけて向かいます。

ブダペストを出発して１時間後トイレ休憩

この辺りはスロバキアとの国境近くです。

ドイツでも良く見かける風力発電の風車

ハンガリーでも至る所に林立しています。

車が渋滞し始めたと思ったら、あっという間にウィーン到着です。
いきなり、フィアカー(Fiaker) ウィーン名物の観光馬車発見♪

そして、写真のバックミラーにはドライバーのイワンさん！
イワンさんはブダペストから最終地プラハまでずっと一緒です。

オペラ座の近くで、現地ガイドの萩原さんという女性の方が待ち受けてくださり
バスに乗り込んで、リンク・シュトラーセ（環状線）をまず一周
リンクは１周 約5kmだそうですが、時々渋滞にはまりました。

ブルク公園の脇をバスは走っています。
この庭園にはモーツァルトの像が立っています。

ギリシャ神殿風の国会議事堂の前を抜け～

市庁舎でしょうか。。。

おしゃれな地下鉄入り口です。
リンク・シュトラーセ（環状線）を一周しています。

その後、徒歩にてウィーンの中心街を観光

オイゲン候の宮殿

赤と白の旗は、プリンツオイゲン候の印
オスマン帝国からウィーンを守ったオイゲン公は、シュテファン大聖堂の十字架礼拝堂に埋葬されているそうです。

レストラン「カッコウ」

それにしても暑い！真夏の様な暑さです。
10月なのに気温27℃ですって！

マリアテレジアのコックさんのレストラン

かつて女帝マリア・テレジアの専属コックだった人が開いた高級レストラン
この２階のサロンでは、ベートーヴェンやモーツァルトの演奏会も行われていたそうです。

フィガロハウス
かつてモーツァルトが暮らしていたフィガロハウス
最も幸福な時期を過ごした家と言われており、
ここで「フィガロの結婚」を作曲したそうです
　
友人のハイドンやベートーヴェンがここを訪ねて来たこともあったそうです。

こうやって街歩きも楽しいです。
ベートーヴェンやモーツァルトの痕跡を辿っていくと時代錯誤に陥りそう。。。

ウィーンのど真ん中にあるシュテファン大聖堂
街歩きの目印、ウィーンのランドマークですね。

シュテファン寺院の側面に到着しました。

屋根にはオーストリア帝国の紋章である双頭の鷲が描かれています。
双頭の鷲の真ん中にＦＩの文字がありますが、これはフランツ１世のイニシャル。
周りに１８３１という年が描かれています。

シュテファン大聖堂

こちらの建物も美しいです♪
写真にはあえて人を入れていませんが、もの凄い観光客です。

モザイク模様の美しい屋根、そして下の細かいゴシック模様

40年ほど前に訪れた事がありますが、こんなに綺麗な屋根瓦だったかしら！？

栄華を誇ったハプスブルグ家の歴代君主たちの墓所でもあり、モーツァルトの結婚式もお葬式もこの大聖堂で行われたそうです。

高い方の南塔は136mあり、細い階段で、
低い方の北塔はエレベーターで、それぞれ上がれるそうです。

中に入ってみましょう。
上の方にパイプオルガン

モーツァルトはシュテファン大聖堂でコンスタンツェと結婚し、 子供たちはここで洗礼を受け、1791 年、わずか35 歳でこの大聖堂で聖別されました。

主催壇に描かれているのは、この寺院の守護聖人・聖シュテファンが殉教する場面
　

美しいステンドグラス

カタコンベ（地下の墓所）に行くツアーもあるようですが、今回は断念。。。

「音楽の都」ウィーン

13世紀から20世紀初頭に、ハプスブルク家のオーストリア帝国の首都として栄え、ベートーヴェンやモーツァルト、ショパン、シューベルト、シューマンなどが住み、リストやブラームスなどもコンサートを開いていました。
街のいたるところに、作曲家の像や音楽に関連した建物を見ることができ
楽しい街歩きです♪

賑やかなケルントナー通り
歩行者天国になっています。

写真左に "STEFFL" の文字
現在、シュテッフルというデパートですが、モーツアルトの亡くなった家の跡地に建てられてものだとか。
以前、この辺りでワゴンセールのセーターを購入した記憶が。。。

ランチは、シュテファン大聖堂裏のレストランにて。

まずは、にんにくのスープ
全くにんにくの香りはなく、美味しかったです。

ツヴィーベルローストブラーテン

牛ロースのスープ煮みたいな感じ　美味しい♪

デザートも美味しかったです。

こちらのお店はウィーン音楽院に近いこともあり、オペラ歌手でガイドの萩原さんもよく訪れてらして顔馴染みのようでした。
とっても明るくて元気の良いスタッフ、日本語でのセールストークもあり賑やかなランチでした♪

ウィーンを2時に出発、チェスキークルムロフへ向かいます。
約４時間のバス移動なので、中間地点で休憩です。

＊写真はドライブインの入り口にあったものです。何でしょう？

素敵にディスプレイしてあります。

ドライバーのイワンさん、休憩の度に食事を摂っています。
どうみても "おやつ" ではなく "食事" です。

イワンさんは人気者
ハンサムというだけでなく愛想が良いのです。
ブダペストでは、ホテルの周りでサイクリングしている姿を見かけました。

可愛い村をいくつか通りチェスキークルムロフへと向かいました。
憧れだったチェスキークルムロフ。。。
どんな所でしょう。。。ワクワクです♪

次回は、チェスキークルムロフ編です。
お付き合いくださりありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• World Traveler 1959さん 2024/03/17 07:32:41

  美しいウィーン

  Funky travelerさま
  　わたしがもう一度世界周遊の旅に出かけることができたらぜひ行ってみたいと思っている国が、ドイツ、チェコ、オーストリアそしてハンガリーです。中世ヨーロッパの美しく重厚な建物や街並みを見るのが大好きなわたしにピッタリの記事を投稿していただき感謝します。多分個人手配の旅にはなるかとは思いますがすごく参考になります。ありがとうございます。他の旅行記も楽しみです。このあと拝読させていただきますね。

  Funky travelerさん からの返信 2024/03/17 22:16:47

  Re: 美しいウィーン

  World Travelerさま
  
  ＞わたしがもう一度世界周遊の旅に出かけることができたらぜひ行ってみたいと思っている国が、ドイツ、チェコ、オーストリアそしてハンガリーです。
  
  中欧ヨーロッパ、やはり素敵ですよね！
  私たちも、またゆっくりハンガリーやチェコを周ってみたいと思っています。
  世界一周なさったサムさまのお墨付きをいただいた様で嬉しいです。
  個人旅行でのハンガリーやプラハへのアクセスは注意が必要かなとも思いました。
  今回はドローン飛来、機体の不具合だったりしましたが、そもそも便数が少ないのでルート選びも考えた方が良いのかなと思いました。ストライキなどもよくありますしね～。
  
  今年はスロベニア＆クロアチアへの旅行を計画していますが、どうなるでしょう。。。
  
  先ほど、タスマニアの旅行記にお邪魔しました。
  自然が豊かで、キャンピングカーでの気ままな旅行を思い出しました。
  
  Funky t.