2023/10/01 - 2023/10/14
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mirilinさん
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この旅行記のスケジュール
2023/10/08
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シュベーデンプラッツ駅
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ツァッヒェル殺虫剤工場
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カール・マルクス・ホフ
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ハイリゲンシュタット駅
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この旅行記スケジュールを元に
退職したら、貯めたANAマイルを使ってビジネスクラスでウィーンへ飛び、ウィーンとプラハのアール・ヌーボー建築を巡って歩き倒そうと楽しみにしていたのに、コロナ禍襲来で4年もお預け。
どうにか海外旅行は解禁されたものの、ANAのウィーン直行便はいまだ飛ばず、乗継便に変更してもビジネスクラスの特典航空券は全く取れず…。
でも、どんどん年は重なって行く(←老化が進む)し、マイルの有効期限も迫ってきてるし…ってことで、直行便もビジネスクラスも諦め、プレミアムエコノミーでロンドン経由で行くことにしました。
でも、いろいろ諦めはしましたが、4年ぶりの本場のアール・ヌーヴォー、美しい街並みを目の当たりにすれば、老化が進んでいることも忘れ、テンションMAXで町中を歩き倒したことは言うまでもありません。
この旅行記はその8日目、ユーゲントシュティールの世界から少し離れたウィーンを楽しんだ様子です。
午後から天気が崩れる予報だったので、午前中に郊外の建築物を見に行き、午後は雨でも大丈夫な「美術史博物館」を見学することにしました。
この日はキチキチに予定を詰め込まず、「美術史博物館」見学後はドナウ川を見に行ってもいいいし、フンデルトバッサーの近代建築を見に行ってもいいし、ゆるく楽しもうという予定でしたが、雨が結構強く降ってきたので、すぐに宿に帰り洗濯したりして(笑)、どこにも出かけずのんびり過ごすことになりました。
旅行日程も後半戦に入りましたので、少し疲れもたまってきていましたしね。それもよしです。
といいながらも、1万歩以上歩きましたけど…。
【13,479歩】
今回の旅のスケジュール
10/1(日) 羽田発 9:55 → ロンドン着 16:20
10/2(月) ロンドン発 10:10 → プラハ着 13:15
旧市街広場 ユダヤ人地区
10/3(火) AM プラハ城
PM フラチャニ地区・マラーストラナ地区
10/4(水) AM キュビズム建築 マサリク堤防、ダンシングハウス、
新市街アール・ヌーボー
PM プラハ中央駅 ミュシャ美術館 市民会館 旧市街広場
10/5(木) プラハ駅 12:45→ ウィーン中央駅 16:49
見落とし救済
10/6(金) シュテファン大寺院 ホーフブルク宮(シシイ博物館・国立図書館・アルベルティーな教会など) 建築巡り(リンク界隈)、ブルク劇場
10/7(土) AM ベルヴェデーレ宮殿
PM 建築巡り(アール・ヌーボー建築など)夜景見物
10/8 (日) フンデルト・ヴァッサー建築 美術史博物館
10/9(月)シェーンブルン宮殿 見落とし救済
10/10(火)ウィーン発 11:25 → ロンドン着 12:55
ビックベン
10/11(水)ウエストミンスター寺院 グリニッジ タワーブリッジ レドンホールマーケット ミュージカルWICKED(アポロシアター)
10/12(木)ホースガード 大英博物館 メイフェア地区
10/13(金)リージェントストリート ヴァッキンガム宮殿 セントジェームスパーク ウエストミンスター教会
ロンドン発 19:00 →
10/14(土)羽田着 14:50
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
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本日も、スーパー調達食材による朝食です。
お部屋のキッチンにあったこのオリーブオイルがとても美味しくて、毎日いろいろなものにかけていたら、封開けだったのに、もう半分くらいになってました(笑)
パンもおいしくて、毎日いろいろな種類のパンを食べられて幸せでした。
さて、朝はとってもいい天気ですが、午後は雨予報。私は結構晴れ女で、我こそは天照大神!と豪語しているんですが、その威力どこまで続くか…Pension Sacher - Apartments am Stephansplatz ホテル
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宿から8分ほどのところにある「シュベーデンプラッツ駅」から地下鉄U4に乗り「シュピッテラウ」へ向かいます。
「シュピッテラウ」には、オーストリアのガウディとも言われる「フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー」設計の「シュピッテラウ焼却場」があります。
そう、ゴミ焼却場に向かうのです。「シュテファン大聖堂」の北塔展望台から煙突が見えていたところです。
地下鉄駅のある「シュベーデン広場」に、不思議な形の石造りの水飲み場がありました。 -
地下鉄のエスカレーターです。深い!
足を滑らせたら、一貫の終わりです。 -
人がいなかったので、ホームの写真もいろいろ撮っちゃいました。
朝9:20なのに、こんなに人がいなくていいのでしょうか。 -
次の電車があと何分で来るかが表示されるのは、なかなかありがたいです。
あと5分で来るみたいです。 -
地下鉄到着です。
目的の「シュピッテラウ駅」は、この地下鉄で4駅6分です。 -
駅を出ると、いきなりドーンとこの不思議な塔が現れます。
これは、「シュピッテラウ焼却場」のシンボルのゴミ焼却場の煙突です。一度見たら忘れない形ですよね。
もし遊園地なら、大きな球体の部分が回りながら上下したりしそうです。
【Spittelauer Lände 45】シュピッテラウ焼却場 (ゴミ焼却場) 建造物
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モチロン、元々のゴミ焼却場はフツーの四角い焼却場だったのですが、1987年に火災で大きな損傷を受けてしまたため、その再建にあたり、この機会にこのゴミ処理場を最新のテクノロジーを使った、地球にやさしい施設に変革しようと考えた市長が、自然と調和した建築でよく知られていた芸術家「フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー」にデザインを依頼したそうです。
「フンデルトヴァッサー」は環境に安全な最新のテクノロジーのみを用いるならばということでノーギャラで引き受け、1992年に完成させたそうです。 -
何も知らずに通りがかったら、何かのテーマパークかと思ってしまうような、ポップで楽しいデザインですよね。自然と調和した建築家と言われると、???ですが…。
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塀のデザインも楽しいです。「フンデルトヴァッサー」は、「自然には直線はない」というポリシーがあるそうです。たしかに塀の上部が直線ではなく、手書きの線のようになっていますね。
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ゲートの門柱も積み木のような、だるま落としのような、とても可愛らしいフォルムです。
建物壁の窓…どれが本物の窓でしょう?
本物の窓も手書きで書いた窓のように見せる工夫があります。
そして、絵のように見えますが、全てタイルを貼ったモザイク画なんですよ。 -
壁の絵をアップにしてみました。モザイクになっているのが良くわかりますよね。
大胆に見えて、繊細な仕事なんです。 -
ゴミ収集車の入口だって、こんなに可愛い。
奥の建物は、絵柄が黄色で統一されていますが、その形は様々でじっくり近くで見てみたいです。
こんなポップで遊園地のような建物ですが、中身は最新のテクノロジーを採用し、発電や地域熱供給なども行っているそうで、毎日25万トンの可燃ごみが処理され、その焼却熱によってウィーンの約5万世帯の電気、6万世帯の温熱を賄っているそうです。 -
これは隣に建っているオーストリア最大の地域エネルギープロバイダー会社で、200万人の顧客に、信頼性が高く環境に優しい電気、熱、冷却、エレクトロモビリティ、通信を供給しているそうです。
元々の建築の上から装飾を施されが、赤い線は温水を表しているそうです。面白いですよね~。
「フンデルトヴァッサー」は奥様が日本人で親日家でも知られ、大阪の舞洲にあるゴミ処理場の設計も手がけているそうなので、お近くの方は是非。 -
その次に向かったのが「ツァッヒェル殺虫剤工場」です。
ゴミ焼却場やら、殺虫剤工場やら、今日は社会科見学のようですね(笑)
「シュピッテラウ駅」の前から「35A」のバスに乗って10分ほどの「Gatterburggasse」停留所から750mほど歩いた場所にあります。海外の路線バスはいつもドキドキしますが、最近はGoogle mapの位置情報で確認できるのでちょっと安心です。
住宅街を歩いて行くと、ここはイスタンブールですか?と言いたくなるアラビアンな建物が現れるので、なかなか感動的です。
【Nusswaldgasse 14】 -
除虫菊を原材料とする殺虫剤「ツァッヒェルヒェーリン」で財を成した「ヨハン・ツァッヒェル」の後を継いだ息子が、より大規模で近代的な生産設備を備えた殺虫剤工場を建設するために「カール・マイヤーレーダー」に設計を依頼し、1892年に完成した建物です。
「カール・マイヤーレーダー」は、尖ったアーチ、2つのミナレット、ドームを備えた疑似モスクを考案し、当時のウィーンでは珍しい東洋風の工場を造りました。 -
ちなみに、「カール・マイヤーレーダー」はかつての500シリング紙幣の裏面に妻と共に肖像が載ったほどの有名建築家です。
そして「ツァッヒェル」は、「シュテファン大聖堂」の近くにある「ツァッヒェルハウス」(昨日朝一番に見た家です)の持ち主であり、オーストリア建築界の巨匠「オットー・ワーグナー」や「プレチニック」のスポンサーでもありました。
「ツァッヒェル」が如何に大金持ちだったかが分かりますね。 -
ファサードと屋根に使用されたセラミックタイルは、ウィンナーベルガー社によって製造されたものだそうです。
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1958年に廃業したのちは放置されていたそうですが、2006年に子孫がイエズス会の芸術基金と協力し、芸術プロジェクトのために工場を開放し、毎年夏にはこの建物で展覧会や音楽の夜会が開催されているそうです。
ま、この日は10月なのでもちろん何も開催されていませんでしたし、窓から中を覗いてみましたが、ちょっと薄気味悪い感じでした。サスペンス物の映画のロケ地にはよさそうですが…。 -
晴れ女の威力もここまでか、にわかに暗雲が垂れ込めてきました。
とりあえず、建物巡りはほぼ終わりましたので、次は「美術史博物館」に向かうために、バスで地下鉄U4の「ハイリゲンシュタット駅」に向かいます。「殺虫剤工場」から歩いて1~2分ほどのところにあるこのバス停に停まるバスは、すべて「ハイリゲンシュタット駅」行きです。
小さな郊外のバス停ですが、到着まで何分の表示はちゃんとあります。ありがたい! -
「ハイリゲンシュタット駅」には5分程で到着しました。
駅前には「カール・マルクス・ホフ」という市営住宅が建っています。
これは巨匠「オットー・ワーグナー」の弟子のひとり「カール・エーン」が設計したもので、「赤いウィーン」の時代を代表するものとして1923年から1934年に建設されたものです。
「赤いウィーン」とは、第一次世界大戦後、ハプスブルク家に変わり社会民主党が市政を掌握し、ウィーン市議会で初めて民主的に統治をおこなった1918年から1934年までのウィーンのニックネームです。
ウィーンに移住した労働者層に公共住宅を提供するための大規模な事業で、1923年から34年の間に6万1175世帯に住まいを提供する348の住宅ブロック、5227世帯を収容する42のテラスハウスが建設されたそうです。1920年代(日本では大正から昭和初期)の建築なのに、集合住宅としては画期的なもので、スーパーブロック方式を取り入れ、各住戸にはトイレを設置、託児所・郵便局・歯科診療所・薬局・図書館といった当時の最新の設備が整っていました。
もちろん今も現役で、全長1km以上にもおよび、約6万戸もあるそうですよ。 -
「ハイリゲンシュタット駅」は地下鉄U4の終着(始発)駅ですが、オーストリア国鉄の駅でもあるので、郊外にしては立派な駅です。
地下鉄は、この入口を入って一番奥の階段を上がります。郊外に出ると地下鉄も地上を走るパターンなので、ここは地上(さらに階段を上がったところ)に地下鉄駅があります。日本でもよくあるパターンですね。
案内表示もわかりやすいので、迷うことはありません。 -
車内の様子です。
日曜日の昼間ですが、始発駅なのでほとんど人はいません。
車内には、ベビーカーを置く場所や、ペットの乗る場所などがわかりやすく表示されています。
ヨーロッパの電車は、普通に犬が一緒に電車に乗れるのが、犬好きの私としては羨ましいです(犬嫌いの方は災難ですが) -
地下鉄U4を「ランドシュトラッセ駅」でU3に乗り換え、「フォルクスシアター駅」で下車。20分くらいで到着しました。もっと楽な方法を取るならトラム「D」に25分くらい乗っていても着きます。渋滞で遅れると嫌だと思って地下鉄にしましたが、5分くらいしか変わらないなら、景色を見ながらトラムで帰ってくる方が楽しいかもですね。
地下鉄駅から外に出ると、目の前に「フォルクス劇場」がありました。
この劇場は、「皇帝フランツ・ヨーゼフ1世」の即位50周年を記念し、1898年に「フランツ・フォン・クラウス」と「アレクサンダー・グラフ」によって建設された、ウィーンでは国立歌劇場(オペラ座)に次いで2番目に大きな歌劇場です。
現在はミュージカルなども上演され、オペラ座よりも少し敷居の低い、初心者にも行きやすい劇場と言われています。フォルクスオーパー 劇場・ホール・ショー
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「フォルクス劇場」から5分ほど歩くと、マリアテレジア広場です。
初日にドピーカンの空の下、逆光で正面から写真が撮れなかったマリアテレジア様も、幸か不幸か曇天なので、ばっちり撮れました。
と、遂にこの後小雨がぱらつきだしました。
博物館前のチケット売り場で当日券を購入して、そそくさと中へ。
チケットは21ユーロ(≒2730円)、相方は18ユーロでした。マリア テレジア広場 広場・公園
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なんとも厳かな雰囲気の入口を入って行きます。
美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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すると、いきなりこんな美しいホールが私たちを待っていました。
ウィーンで一番華やかなドーム型天井と言われています。 -
いつまでも見ていたい天井。
でもここは入口です。ココで時間を取っているわけにはいきません。 -
上ばかり見ていた頭を戻すと、目の前にはこれまた素敵な大理石の階段と装飾いっぱいの柱や壁が…。奥には存在感ある彫刻も見えています。
まるで宮殿のような階段ホールを、上がって行きましょ~。 -
大理石の階段を彫刻のある所まで上がると、急に視界が広がり、頭上には美しい天井画が現れます。「ルネッサンス賛歌」という140㎡の大作です。
この絵はオーストリア・ハンガリー帝国時代の画家「ミハーイ・ムンカーチ」によるもので、フレスコ画かと思ったら、なんとキャンバスに描かれているのだそうです。
この天井画には、ティツィアーノ、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、ヴェロネーゼといったルネッサンス絵画の巨匠達が登場しているそうですが、遠すぎてよくわかりません。 -
階段正面の存在感ある彫刻は、当時ヨーロッパでおそらく一番有名であったイタリアの彫刻家「アントニオ・カノーヴァ」が製作した「ケンタウロスと闘うテセウス」の大理石像です。
この彫刻はナポレオンが注文したものですが、ナポレオンが失脚した後、ローマでハプスブルグ家の皇帝フランツ1 世が入手し、1822~1823年にウィーンに運ばれました。そして国民庭園のテセウス神殿に置かれましたが、この美術史博物館がオープンした1891年からこの場所に置かれているそうです。
130年以上ここで戦い続けてるんですね! -
そして、くるりと回れ右をすると、天井近くのルネット部分や柱間壁面にも美しい絵が描かれています。そうです、ここに有名なクリムトの描いた壁画があるのです。
にしても、大理石の柱や彫刻、天井の装飾や金の飾り…溜息出ますね~ -
柱間壁面や三角小間を飾る壁画は「グスタフ・クリムト」、その弟「エルンスト・クリムト」、友人「フランツ・マッチュ」の3人が制作し、うち11点がクリムトの作だそうだそうです。
彼らに課された課題は、古代エジプトから19世紀におよぶ美術の流れを、それぞれの時代を代表する様式によって表現することで、クリムトが担当したのは、古代エジプト、古代ギリシア、初期イタリア・ルネサンス、15世紀のローマ・ヴェネツィアの4つだったそうです。 -
柱間壁面の「クリムト」の絵、右側から「女神パラス・アテネ」、「タナグラの乙女」、「総督」、その隣はよくわかりません。
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そして左から「エジプトの裸像」、「ミイラ・エジプト」、「青年・フィレンツェ」、「若い娘と幼児」、「ダンテと幼児」です。
一眼の望遠レンズを持っていかなかったので、写真が明瞭に写せませんでした。じっくり鑑賞したい方は、双眼鏡必須です。 -
このクリムトの壁画の裏側には、世界で一番美しい博物館カフェと言われる「Café im Kunsthistorischen Museum Wien(カフェKHM)」があります。
実は私の一番のお目当てはココ!クリムトの壁画でもブリューゲルの絵画でもなく(笑)
そんな方も多いようで、11:40頃でしたが行列ができていて、10分ほど並びました。
でも、前に並んでいたおじさまが、熊本城の修復に参加したことがあり、その後も日本のあちこちの城に行ったよと話しかけてきたので、その話を聞いていたら待ち時間もすぐに過ぎていきました。(もちろん、お話の半分程度しか理解できていないと思われますが…汗) -
どうですか、この光景。
カフェで飲み物待っている間に眺めているのがこの光景ですよ!
クーポラ天井の真下にあるカフェは、吹き抜け部分を囲むようにデザインされていて、周りを見渡せば豪華絢爛に飾られた壁や天井に包み込まれるのです。 -
丁度12:00を過ぎたころだったので、ランチをとることにしました。
ローストビーフのバケットサンド、ハムチーズトースト、コーヒーと紅茶で38ユーロ(≒4940円)。なかなかのお値段です。
まぁ、世界一美しいお席の着席料ってことで (^^;
でも、ここでしかこんな体験できませんし、この空間を味わわないのはもったいないですよ~ -
このカフェは、足元のモザイクも美しいので、一番美しく見えるのはこのアングル。
実はこのアングルの写真は、カフェに入らずとも撮れるのです。
というか、カフェの中からは撮れません。 -
カフェのある1階(日本で言う2階)からさらに階段を上がって2階に、カフェを見下ろすことができるバルコニーがあるんです。
カフェは並ばないと入れませんし、少々お値段張りますので、時間とお金を節約したいというなら、こちらから見学するのをお勧めします。 -
建物オタクとしては、たまたま見つけた建物の隅っこのこんな場所も、嬉しかったりします。
目が回りそうな螺旋階段ですが、なんか素敵です。
さ、美術史博物館ですからね、カフェもいいですが、しっかり絵画を見ていきましょ~ -
ハイ出ました。教科書で見たことある絵。
これは「ヨハネス・フェルメール」の「絵画芸術」(1667年)ですね。 -
そして、これがココ美術史博物館で一番の目玉作品として紹介されている「ピーテル・ブリューゲル」の「バベルの塔」(1563年)です。「バベルの塔」の背景は「アントワープ」、塔のモデルは「ローマのコロッセオ」だそうです。「バベルの塔」の各入口部分をよく見てみると、塔の建設作業を行う人の姿がとても細かく描かれているのが分かります。
美術史博物館は「ブリューゲル」の作品数が世界最大だそうです。
教科書で見た作品、初めて見た作品などいろいろありました。 -
写真上は、教科書でよくみた「雪中の狩人」(1565年)、写真下は初めて見た「ベツレヘムの嬰児虐待」(1566年)です。
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そしてこちらは初めて見た「ブリューゲル」の作品2つ。
写真上は「子供の遊戯」(1560年)、写真下は「謝肉祭と四旬節の戦い」(1559年)です。
「ブリューゲル」の作品には、たくさんの一般庶民が登場し、そしてそれぞれが日々の営みをしています。その人々をつぶさに見ていたら、時間がいくらあっても足りませんが、それぞれにドラマがありそうで、とても面白いです。
ただ、専門的に見ると、「子供の遊戯」は「画家の意図は、単に子供の遊戯を百科事典的に寄せ集めて示すことではなく、遊戯に打ち込む子供の真剣さと、一見それよりも重要な仕事に注ぐ大人の真剣さとを同列に並べることにあったと考えられる。神の目から見れば、子供の遊戯も大人の仕事も重要さでは変わらないということである。逆にいえば、市役所とも思われる大きな建物が子供たちで占められていることは、市政を取り仕切っている大人たちが神の目から見れば子供同然だという暗喩とも考えられる。」(Wikipediaより)とのこと。奥が深いみたいです。 -
これは、「ルカ・ジョルダーノ」の「反逆天使の堕落」という絵です。
初めて見たのですが、大きな絵だったことに加え、涼しい顔して天使が人を踏みつけてるという図に驚きました。
説明書きによれば、大天使ミカエルが神に反逆した天使を地獄に突き落としているところだそうですが、なかなか衝撃的です。
もう一つ衝撃的な絵があったのですが、それはここに載せるのもおどろおどろしいので、やめておきます。それは。「ユディト」がユダヤ民族をアッシリア軍から救った際に、敵将の首をあげた姿を描いた「ホロフェルネスの首を持つユディト」という「ルカス・クラーナハ」の作品です。ご興味ある方はググってみてください。 -
展示室は、広々とした空間に、ソファも設置されているので、ゆったり座って休憩しながら鑑賞できます。
日曜日ですけど、人の頭越しに見るなんてこと、まーったくありませんから。 -
こちらは有名な「ラファエロ・サンティ 」の「牧場の聖母」(1506)です。
癒されますね~。4トラに載せるならこういう作品です。
どこかで似たような作品を見た気がしたので、調べてみたら「ウフィツィ美術館」所蔵の「ヒワの聖母」 (1505年~1506年) と酷似していました。 -
そしてご存じ「ディエゴ・ベラスケス 」の「青いドレスのマルガリータ王女」(1659年)もあります。高さ127cm、幅107cmの大きな絵で、教科書やら、銀行のカレンダーやらいろんなところで一度はお会いしたことがある絵です。
描かれているのはスペイン王「フェリペ4世」の愛娘「マルガリータ・テレサ王女」8歳の時ですが、「フェリペ4世」からの依頼で、お見合いのため、幼少期から少女になるまでたくさんの絵画が描かれています。
この絵はその中でも「ベラスケス」最後の完成作品だそうです。 -
そしてここにはその「ベラスケス」の描いた幼少期から少女になるまでの「マルガリータ王女」がいます。
上段左は「白いドレスのマリガリータ王女」(1656年)、上段右は「ベラスケス」の描いた「マルガリータ王女」の最初の肖像画「ピンクのドレスのマルガリータ王女」(1653-1654年)です。
また、同じような構図で描かれた、フランスのルイ14世に嫁いだ異母姉「14歳のマリー・テレーズ」(下段左)と3歳でこの世を去った弟「フェリペ・プロスペロ王子」の肖像画も飾られています。 -
私たちが訪れた日の特別展はタペストリーでした。
このタペストリーは、ポスターにもなっていましたし、入口の大階段のところにも写真が大きく掲げられていました。 -
様々なタペストリーが飾られていましたが、目を引いたのはこれ。
見たことありますよね~この絵柄。「ラファエロ・サンティ」の最高傑作と言われるヴァチカン宮殿の「ラファエロの間」に描かれたフレスコ画「アテナイの学堂」です。
それをタペストリーにしたものなんです。 -
中央のプラトン(左)とアリストテレス(右)も、織物だなんて思えないほど緻密に再現されてますよね。
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0.5階の美術収集室、古代ギリシャ・ローマ・エジプトコレクションや2階のコインコレクションには行きませんでしたが、1階の絵画ギャラリーだけでも大満足。カフェにも行きましたが、3時間滞在しました。
地上階の入口ドームの下のモザイクタイルも美しかったので、最後に写真を撮って「美術史博物館」を後にしました。 -
外に出ると、結構な雨だったので、地下鉄M3「フォルクス劇場」駅から宿の目の前の「シュテファン広場」駅まで地下鉄移動し、早々に宿に戻ることにしました。
天気が良かったら、「フンデルト・バッサー」の造った集合住宅「フンデルトヴァッサーハウス」と「クンストハウス・ウィーン」に行きたいと思ってたんですけどね。天照大神も疲れてパワーダウンしたようです。
17:00を過ぎたあたりで、雨も小降りになったので夕食を調達に出たのですが、今日はいつものスーパーではなく、前から目を付けていた、宿から3分ほどのところにあるテイクアウトもできるシーフードのお店「NORDSEE」に行ってみることにしました。
と、途中にまたしても水飲み場を見つけました。
これまでいろいろな水飲み場に遭遇しましたが、一番素朴で年季の入った水飲み場です。ワンちゃんが水を飲めるようにか、排水口の上にボウルが置いてあるのも優しさを感じました。 -
「NORDSEE」はドイツに本拠地を置く、魚介類専門のレストランチェーンだそうです。私が行ったのは「ロッテントゥルム通り」にあるお店ですが、「コルンマルクト」でも見かけました。
【Rotenturmstraße 4】 -
海の無いオーストリアですが、美味しそうなシーフードがたくさん並んでいます。
今は、冷凍技術も交通網も進んでますからね~
昔と比べると、食事はとてもおいしくなったと思います。
シーフードモリモリカクテル200gと海老のアリオリソースあえ200gで31.76ユーロ(≒4830円)でした。 -
ということで、今夜は久々にシーフードを頂きました。
写真はサラダが一番幅きかせちゃってますけど…。
ビールの横の海老のアリオリソースあえはとても美味しかったですよ!
さて、明日は丸一日ウィーンにいられる最終日。そしてラスボス「シェーンブルン宮殿」訪問です。一番空いてそうな日にと思い、月曜日訪問にしたのです。
明日も午後は雨予報。シェーンブルンは是非晴れていてほしいので、天照大神パワー出しますよ~!!Pension Sacher - Apartments am Stephansplatz ホテル
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