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 ようやく実現にこぎつけたウィーン再訪シリーズの⑥。<br />⑤を書き終わった時点で,忙しさにかこつけて⑥はもういいや,<br />の気分だった。ここにきてコロナの影響ですることも,<br />出掛けることもならなくなった。ボーっとして毎日を過ごす<br />怠惰になった生活を改めるべく,続きを書き残すことにした。<br />忘れていることも多いが,思い出しながら進めていくことにする。<br /> われわれ夫婦の旅行の主な目的は,美術とオペラに特化した<br />芸術鑑賞だが,今回の目的のトップに据えたのは<br />「TiME TRAVEL」だった。<br /> ガイドブックでは,タイム・トラベル(ウィーン)とか<br />ウィーン歴史博物館と表記されている。旧市街リンク内の<br />ハプスブルガーガッセ(ガッセ=通り。以下,通りと略)にある。<br />この通りに入るには左(ウィーンの地図)のライトシュール通りか,<br />右のグラーベン通りから入る。ただ,建物はブロックのちょうど<br />中間に位置しており,ライトシュール通りから行くと,目印は<br />青地に白抜き文字の小さな釣り看板一つだけで目に付きにくい。<br />右のシュテファン大聖堂前から続くグラーベン通りの角から<br />この通りを見渡すと,写真のように目印がはっきりわかるので<br />このルートがお勧め。<br /><br />

2019ウィーン再訪・旅の円舞曲/⑥そぞろ歩き(コロナ禍で怠惰になった生活の改善①)

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2019/03/08 - 2019/03/16

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ヘラヤガラ

ヘラヤガラさん

 ようやく実現にこぎつけたウィーン再訪シリーズの⑥。
⑤を書き終わった時点で,忙しさにかこつけて⑥はもういいや,
の気分だった。ここにきてコロナの影響ですることも,
出掛けることもならなくなった。ボーっとして毎日を過ごす
怠惰になった生活を改めるべく,続きを書き残すことにした。
忘れていることも多いが,思い出しながら進めていくことにする。
 われわれ夫婦の旅行の主な目的は,美術とオペラに特化した
芸術鑑賞だが,今回の目的のトップに据えたのは
「TiME TRAVEL」だった。
 ガイドブックでは,タイム・トラベル(ウィーン)とか
ウィーン歴史博物館と表記されている。旧市街リンク内の
ハプスブルガーガッセ(ガッセ=通り。以下,通りと略)にある。
この通りに入るには左(ウィーンの地図)のライトシュール通りか,
右のグラーベン通りから入る。ただ,建物はブロックのちょうど
中間に位置しており,ライトシュール通りから行くと,目印は
青地に白抜き文字の小さな釣り看板一つだけで目に付きにくい。
右のシュテファン大聖堂前から続くグラーベン通りの角から
この通りを見渡すと,写真のように目印がはっきりわかるので
このルートがお勧め。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 徒歩
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配

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  • タイムトラベルの入り口<br /> 入り口の上に見える釣り看板だけが,ライトシュール通り<br />からの目印。ガイドブックやネット情報では,博物館との表<br />記はあるものの,博物館を思わせるようなたたずまいにはほ<br />ど遠く,そばまで行っても入り口は狭いし「エッ,これがっ?!」<br />と疑心暗鬼になるかも。<br /> しかし,その実態は1300平方メートルものビルの地下<br />空間に広がるアトラクション。ビルの地下空間を有効利用し<br />た施設で,1行程は50分。総入れ換え性。ディズニーラン<br />ドのウェスタンランドの西部開拓時代のアトラクションと思<br />えばいい。<br />

    タイムトラベルの入り口
     入り口の上に見える釣り看板だけが,ライトシュール通り
    からの目印。ガイドブックやネット情報では,博物館との表
    記はあるものの,博物館を思わせるようなたたずまいにはほ
    ど遠く,そばまで行っても入り口は狭いし「エッ,これがっ?!」
    と疑心暗鬼になるかも。
     しかし,その実態は1300平方メートルものビルの地下
    空間に広がるアトラクション。ビルの地下空間を有効利用し
    た施設で,1行程は50分。総入れ換え性。ディズニーラン
    ドのウェスタンランドの西部開拓時代のアトラクションと思
    えばいい。

  • TiME TRAVELツアーのスタート地点<br /> 観光客は大半が旅行者のよう。老若男女が参加。われわれの<br />時間帯は総勢20数名といったところ。入り口で日本語用の<br />ガイドフォンを受け取り中へ。各国語(10か国分という)の<br />ガイドフォンが用意されているので,語学が不自由でも問題は<br />ない。借りたガイドフォンも問題なく作動した。<br /> タイムマシンに乗って中世の荒廃したウィーン町に戻るとこ<br />ろから,ツアーがスタート。中世以降のウィーンの成り立ちと<br />繁栄の歴史を,ウィーン(オーストリア)ゆかりの4人の著名<br />人の解説で見せる映像とジオラマのアトラクション。コンパク<br />トにウィーンの歴史を学ぶというより知ることができるところ<br />に価値がある。<br />

    TiME TRAVELツアーのスタート地点
     観光客は大半が旅行者のよう。老若男女が参加。われわれの
    時間帯は総勢20数名といったところ。入り口で日本語用の
    ガイドフォンを受け取り中へ。各国語(10か国分という)の
    ガイドフォンが用意されているので,語学が不自由でも問題は
    ない。借りたガイドフォンも問題なく作動した。
     タイムマシンに乗って中世の荒廃したウィーン町に戻るとこ
    ろから,ツアーがスタート。中世以降のウィーンの成り立ちと
    繁栄の歴史を,ウィーン(オーストリア)ゆかりの4人の著名
    人の解説で見せる映像とジオラマのアトラクション。コンパク
    トにウィーンの歴史を学ぶというより知ることができるところ
    に価値がある。

  • 今回宿泊したHOTEL MERCURE SECESSIONの玄関<br /> 玄関の向かいはクリムトのベートーヴェン・フリーズの<br />壁画で有名なゼセッション(ドイツ語読み)・ハウス(シ<br />リーズ④参照)。玄関を右に出て行くとナッシュマルクト<br />市場のある大通りにぶつかる。晴れていれば,ゼセッショ<br />ン・ハウスの正面を通り,われわれが毎日の食事をとったカ<br />フェ・ムゼウム(シリーズ②参照)を見ながら旧市街のリ<br />ンク(オペラ座)までは徒歩5分ほど。雨ならゼセッショ<br />ン・ハウスの先からリンクまでは地下道がある。立地のい<br />いホテルといえよう。<br /> 玄関のトビラは,われわれが帰ってくると手をかけるよ<br />り早く開いて迎え入れてくれる。ドアマンはいないのに。<br />通りを歩く人には反応しないので今もって??? フロン<br />トの人が見ながら操作していたのかしら。<br /> 余談だが,某ホテル予約サイトでは,ゼセッションでは<br />なくメルキュール・セクションと表示されていた(英語読<br />みにしてもそうは発音できないが,現時点でどう表示され<br />ているかは確認していない)。<br />

    今回宿泊したHOTEL MERCURE SECESSIONの玄関
     玄関の向かいはクリムトのベートーヴェン・フリーズの
    壁画で有名なゼセッション(ドイツ語読み)・ハウス(シ
    リーズ④参照)。玄関を右に出て行くとナッシュマルクト
    市場のある大通りにぶつかる。晴れていれば,ゼセッショ
    ン・ハウスの正面を通り,われわれが毎日の食事をとったカ
    フェ・ムゼウム(シリーズ②参照)を見ながら旧市街のリ
    ンク(オペラ座)までは徒歩5分ほど。雨ならゼセッショ
    ン・ハウスの先からリンクまでは地下道がある。立地のい
    いホテルといえよう。
     玄関のトビラは,われわれが帰ってくると手をかけるよ
    り早く開いて迎え入れてくれる。ドアマンはいないのに。
    通りを歩く人には反応しないので今もって??? フロン
    トの人が見ながら操作していたのかしら。
     余談だが,某ホテル予約サイトでは,ゼセッションでは
    なくメルキュール・セクションと表示されていた(英語読
    みにしてもそうは発音できないが,現時点でどう表示され
    ているかは確認していない)。

  • ホテルの並びにあった大きな自転車店<br /> Bianchi,Stevensなどの高級自転車が<br />ウィンドウを飾っている。ン十年前のチャリダーだった<br />頃なら,きっとしばらく見入っていただろうなと思わせ<br />る店だった。<br />

    ホテルの並びにあった大きな自転車店
     Bianchi,Stevensなどの高級自転車が
    ウィンドウを飾っている。ン十年前のチャリダーだった
    頃なら,きっとしばらく見入っていただろうなと思わせ
    る店だった。

  • 上の自転車店のドアの鉄格子に結び付けられた空気入れ<br /> ウィーンは自転車道が整備されている。自転車人口が多く,<br />当然空気入れの利用も多いと予想される。自転車店の鉄格子<br />には無料の空気入れがつながれていた。空気入れは日本でも<br />昔からどの店も無料サービスだったが,最近はそうでもない<br />店が出てきているようで,家のすぐそばの自転車屋では1回<br />50円取られる。<br />

    上の自転車店のドアの鉄格子に結び付けられた空気入れ
     ウィーンは自転車道が整備されている。自転車人口が多く,
    当然空気入れの利用も多いと予想される。自転車店の鉄格子
    には無料の空気入れがつながれていた。空気入れは日本でも
    昔からどの店も無料サービスだったが,最近はそうでもない
    店が出てきているようで,家のすぐそばの自転車屋では1回
    50円取られる。

  • 自転車専用信号<br /> ホテルのすぐ前の歩道は歩く人と自転車道が分かれていたが,<br />境目はペイント線だけだったような。自転車が多いせいか,自<br />転車専用信号も見かけた。利用者は日本の自転車利用者に比べ<br />ると,スピードを出していることが多いので,うっかり自転車<br />道を歩いたりしていると事故に巻き込まれる心配もある。<br /> まあ,ある程度のスピードで走らないと,自転車利用は意味<br />がないとも思っているので,これもしょうがないかといったと<br />ころ。自転車道の整備がなく歩道上を自転車と歩行者がごっち<br />ゃになっていることに慣れている日本人は,ヨーロッパでの街<br />歩きには注意喚起したほうがよさそう。<br />

    自転車専用信号
     ホテルのすぐ前の歩道は歩く人と自転車道が分かれていたが,
    境目はペイント線だけだったような。自転車が多いせいか,自
    転車専用信号も見かけた。利用者は日本の自転車利用者に比べ
    ると,スピードを出していることが多いので,うっかり自転車
    道を歩いたりしていると事故に巻き込まれる心配もある。
     まあ,ある程度のスピードで走らないと,自転車利用は意味
    がないとも思っているので,これもしょうがないかといったと
    ころ。自転車道の整備がなく歩道上を自転車と歩行者がごっち
    ゃになっていることに慣れている日本人は,ヨーロッパでの街
    歩きには注意喚起したほうがよさそう。

  • ウィーンの町を見下ろす有名スポット①/ハウス・デス・メーレス<br />(水族館。シリーズ③参照)の屋上<br /> 360度の眺望が可能。小高い丘の上に立つ水族館。水族館<br />にしては珍しい上下に高い造りで,第二次世界大戦中は高射砲<br />陣地だったとか。リンクに近い場所だけに,シュテファン大聖<br />堂などリンクを眺める景色が素晴らしいと評判。<br />

    ウィーンの町を見下ろす有名スポット①/ハウス・デス・メーレス
    (水族館。シリーズ③参照)の屋上
     360度の眺望が可能。小高い丘の上に立つ水族館。水族館
    にしては珍しい上下に高い造りで,第二次世界大戦中は高射砲
    陣地だったとか。リンクに近い場所だけに,シュテファン大聖
    堂などリンクを眺める景色が素晴らしいと評判。

  • ウィーンの町を見下ろす有名スポット②/カーレンベルクの丘<br /> 眼下にはワインヤードが広がり,奥にはリンク方面が望める丘。<br />ウィーンっ子の定番デートスポットともいわれている。残念なが<br />ら仁保人ツアーのコースからは外れているようで,日本人の姿は<br />ほとんど見かけられなかった。来る途中のバス停グリンツィンク<br />周辺にはワインを飲ませるホイリゲがいくつもあるという。ベー<br />トーヴェン好きなら,ハイリゲンシュタットとセットでの観光が<br />お勧め(シリーズ④参照)。<br />

    ウィーンの町を見下ろす有名スポット②/カーレンベルクの丘
     眼下にはワインヤードが広がり,奥にはリンク方面が望める丘。
    ウィーンっ子の定番デートスポットともいわれている。残念なが
    ら仁保人ツアーのコースからは外れているようで,日本人の姿は
    ほとんど見かけられなかった。来る途中のバス停グリンツィンク
    周辺にはワインを飲ませるホイリゲがいくつもあるという。ベー
    トーヴェン好きなら,ハイリゲンシュタットとセットでの観光が
    お勧め(シリーズ④参照)。

  • ウィーンの町を見下ろす有名スポット③/ドナウ河岸に建つホテル<br />SOの18Fレストラン(シリーズ⑤参照)<br /> シュテファン大聖堂を,町を見下ろす有名スポット①の反対側から<br />見た旧市街。手前の白い屋根はドナウ川観光船の発着所。その上にトラム発着駅のシュヴェーデンプラッツ駅がある。リンク一周トラムの乗車駅になっている。<br /> ここから大聖堂を通り,途中カフェに立ち寄りながらケルントナー通りをオペラ座方面にのんびり歩いて,リンクを横断するのもそぞろ歩きにもってこいのコースといえるかも。カフェ以外にもアイスクリームの行列店もある。<br />

    ウィーンの町を見下ろす有名スポット③/ドナウ河岸に建つホテル
    SOの18Fレストラン(シリーズ⑤参照)
     シュテファン大聖堂を,町を見下ろす有名スポット①の反対側から
    見た旧市街。手前の白い屋根はドナウ川観光船の発着所。その上にトラム発着駅のシュヴェーデンプラッツ駅がある。リンク一周トラムの乗車駅になっている。
     ここから大聖堂を通り,途中カフェに立ち寄りながらケルントナー通りをオペラ座方面にのんびり歩いて,リンクを横断するのもそぞろ歩きにもってこいのコースといえるかも。カフェ以外にもアイスクリームの行列店もある。

  • 続・ウィーンの町を見下ろす有名スポット③/ドナウ河岸に建つ<br />ホテルSOの18Fレストランから<br /> 町を見下ろす有名スポット②のカーレンベルクの丘方面の眺望。<br />ワインヤードの広がりがそれとわかる。ガラス越しの写真なので<br />映りが悪くて恐縮。<br />

    続・ウィーンの町を見下ろす有名スポット③/ドナウ河岸に建つ
    ホテルSOの18Fレストランから
     町を見下ろす有名スポット②のカーレンベルクの丘方面の眺望。
    ワインヤードの広がりがそれとわかる。ガラス越しの写真なので
    映りが悪くて恐縮。

  • リンク一周のトラム<br /> ホテルSOからみたシュヴェーデンプラッツ駅。黄色い車体が<br />目印のリンク一周トラムが停まっていた。乗らなかったので確<br />かなことはいえないが,一周ノンストップで運転しているらしい。<br /> もっとも同店のじ線路を各駅停車も走っているので,おもし<br />ろそうな停留所で降りて散策しながら一周する手もある。トラ<br />ムは乗り継ぎ料金がかからないので,かえって楽しめるかも。<br />ハワイのオアフ島一周バスでも同じことができた。<br />

    リンク一周のトラム
     ホテルSOからみたシュヴェーデンプラッツ駅。黄色い車体が
    目印のリンク一周トラムが停まっていた。乗らなかったので確
    かなことはいえないが,一周ノンストップで運転しているらしい。
     もっとも同店のじ線路を各駅停車も走っているので,おもし
    ろそうな停留所で降りて散策しながら一周する手もある。トラ
    ムは乗り継ぎ料金がかからないので,かえって楽しめるかも。
    ハワイのオアフ島一周バスでも同じことができた。

  • カフェザッハの入店待ちの行列<br /> 言わずと知れたザッハトルテの名店。昨年(現時点で<br />いえば一昨年)の同店の時期(1日違いだった)には,<br />昼も夜もこんな光景は一度もお目にかかったことがなか<br />ったのに……。<br />

    カフェザッハの入店待ちの行列
     言わずと知れたザッハトルテの名店。昨年(現時点で
    いえば一昨年)の同店の時期(1日違いだった)には,
    昼も夜もこんな光景は一度もお目にかかったことがなか
    ったのに……。

  • カフェ・ムゼウム(シリーズ②)の新聞・雑誌棚<br /> カフェには新聞・雑誌をおく棚があるのが,伝統らしい。<br />名前を忘れたしまったが有名芸術家の誰かが,カフェで新聞<br />を読むことを習慣にしているといっていた。<br />

    カフェ・ムゼウム(シリーズ②)の新聞・雑誌棚
     カフェには新聞・雑誌をおく棚があるのが,伝統らしい。
    名前を忘れたしまったが有名芸術家の誰かが,カフェで新聞
    を読むことを習慣にしているといっていた。

  • 優先席マーク<br /> これは地下鉄のもの。大きくはっきり表示されている。<br />わかりやすさ第一との考え方がなせる業。海外では,弱<br />者に席を譲るというルールが日本に比べると徹底してい<br />ると感じられることが多い。子どもが近くに立っている<br />年配の人の手を引っ張ってきて,ここへどうぞという光<br />景にも出会う。よく見ると,一緒の親がそう仕向けてい<br />ることがわかる。<br />

    優先席マーク
     これは地下鉄のもの。大きくはっきり表示されている。
    わかりやすさ第一との考え方がなせる業。海外では,弱
    者に席を譲るというルールが日本に比べると徹底してい
    ると感じられることが多い。子どもが近くに立っている
    年配の人の手を引っ張ってきて,ここへどうぞという光
    景にも出会う。よく見ると,一緒の親がそう仕向けてい
    ることがわかる。

  • 券売機付きのトラム<br /> 切符がないまま乗っても安心? ウィーンだけということでは<br />なく,ヨーロッパはどこの都市に行ってもやる気になればトラム<br />の無賃乗車ができそうな気になることがある。日本人の旅行者で<br />実行する人はまずいないだろう。検札係(出会ったことはある)<br />はちゃんといて,出発から乗っているのではなく,ある駅から突<br />然乗ってき抜き打ちで検察をすることもある。そのとき切符をも<br />ってなかったり,乗車駅で出札の検印を押し忘れたりすると罰金<br />が大きいという。<br />

    券売機付きのトラム
     切符がないまま乗っても安心? ウィーンだけということでは
    なく,ヨーロッパはどこの都市に行ってもやる気になればトラム
    の無賃乗車ができそうな気になることがある。日本人の旅行者で
    実行する人はまずいないだろう。検札係(出会ったことはある)
    はちゃんといて,出発から乗っているのではなく,ある駅から突
    然乗ってき抜き打ちで検察をすることもある。そのとき切符をも
    ってなかったり,乗車駅で出札の検印を押し忘れたりすると罰金
    が大きいという。

  • BONBONって?<br /> BONBONSと看板にあった菓子店のショーウィンドウの一点。<br />動物や海の仲間がかわいらしく,お祝いにもらった子どもたち<br />が喜びしそう。<br /> BONBONとは,フルーツやナッツを砂糖で包んだ菓子のこと。<br />現在ではチョコレートで包んだものも同義だという(帰国後の<br />後付け)。ウイスキーを砂糖で包みチョコレートをかぶせたウ<br />イスキーボンボンはよく海外土産になる。<br />

    BONBONって?
     BONBONSと看板にあった菓子店のショーウィンドウの一点。
    動物や海の仲間がかわいらしく,お祝いにもらった子どもたち
    が喜びしそう。
     BONBONとは,フルーツやナッツを砂糖で包んだ菓子のこと。
    現在ではチョコレートで包んだものも同義だという(帰国後の
    後付け)。ウイスキーを砂糖で包みチョコレートをかぶせたウ
    イスキーボンボンはよく海外土産になる。

  • Berndorfのショーウィンドウ①<br /> オーストリアの伝統的な食器やキッチン用日専門店というが,<br />それは帰国後に知った。1843年創業の老舗でクマのキャラ<br />がマークだとか。<br />

    Berndorfのショーウィンドウ①
     オーストリアの伝統的な食器やキッチン用日専門店というが,
    それは帰国後に知った。1843年創業の老舗でクマのキャラ
    がマークだとか。

  • Berndorfのショーウィンドウ②<br /> 通りを歩いて見付けた店で,写真のシンプルなデザインと<br />価格に惹かれて見入ってしまった。これって本当に6本で<br />5ユーロなの??? 閉店後だったので衝動買いは抑えられ<br />たが,極めて心残り。<br />

    Berndorfのショーウィンドウ②
     通りを歩いて見付けた店で,写真のシンプルなデザインと
    価格に惹かれて見入ってしまった。これって本当に6本で
    5ユーロなの??? 閉店後だったので衝動買いは抑えられ
    たが,極めて心残り。

  • ウィーン楽友協会<br /> 大ホールは,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠で,<br />クラシック音楽の殿堂。元日のニューイヤー・コンサートの会<br />場としても広く知られている。クラシックファンなら,誰もが<br />一度はここでウィーン・フィルの演奏を聞いてみたいと思う場<br />所。<br /> かくいうわれわれも2年にわたり14日間も滞在しているの<br />に,まだそのチャンスに恵まれない。というわけで今回は会場<br />だけでも見ておこうと繰り出したが,外観だけを目に焼き付け,<br />鑑賞できる日がくることを願いつつ立ち去るしかなかった。<br /> とはいえ,われわれの旅はオペラ鑑賞が主眼(シリーズ①)。<br />オペラのオーケストラはウィーン国立歌劇場管弦楽団。聞くと<br />ころによると,ウィーン国立管弦楽団のメンバーのみがウィー<br />ン・フィルのメンバーになることができるという。ということ<br />は,間接的な意味合いではわれわれもウィーン・フィルを聴い<br />ていることになるのかもしれない。 <br />

    ウィーン楽友協会
     大ホールは,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠で,
    クラシック音楽の殿堂。元日のニューイヤー・コンサートの会
    場としても広く知られている。クラシックファンなら,誰もが
    一度はここでウィーン・フィルの演奏を聞いてみたいと思う場
    所。
     かくいうわれわれも2年にわたり14日間も滞在しているの
    に,まだそのチャンスに恵まれない。というわけで今回は会場
    だけでも見ておこうと繰り出したが,外観だけを目に焼き付け,
    鑑賞できる日がくることを願いつつ立ち去るしかなかった。
     とはいえ,われわれの旅はオペラ鑑賞が主眼(シリーズ①)。
    オペラのオーケストラはウィーン国立歌劇場管弦楽団。聞くと
    ころによると,ウィーン国立管弦楽団のメンバーのみがウィー
    ン・フィルのメンバーになることができるという。ということ
    は,間接的な意味合いではわれわれもウィーン・フィルを聴い
    ていることになるのかもしれない。 

  • 著名音楽家の顕彰<br /> ウィーンゆかりの音楽家を顕彰する石盤を,ウィーン楽友<br />協会横の歩道や,地下鉄のカールスプラッツ駅の地下道など<br />で見ることができる。写真はフランツ・シューベルトのもの<br />で,写真,名前,サイン,生年,没年が記載されている。背<br />番号付きでシューベルトは31番(下辺の左右に記載)。<br /> 何番まであるか,誰のがあるか,どこまで知っている人物か<br />を追ってみるのもウィーンでの楽しみになりそう。<br />

    著名音楽家の顕彰
     ウィーンゆかりの音楽家を顕彰する石盤を,ウィーン楽友
    協会横の歩道や,地下鉄のカールスプラッツ駅の地下道など
    で見ることができる。写真はフランツ・シューベルトのもの
    で,写真,名前,サイン,生年,没年が記載されている。背
    番号付きでシューベルトは31番(下辺の左右に記載)。
     何番まであるか,誰のがあるか,どこまで知っている人物か
    を追ってみるのもウィーンでの楽しみになりそう。

  • トイレの話①/ホテルのトイレのペーパーホルダー<br /> 今回のメルキュールホテルのトイレットペーパーの取り付け<br />位置は高すぎた。もし小柄な日本人がペーパーをとろうとして<br />中腰になったりしたら,自動洗浄装置付きの日本のトイレだっ<br />たらそれだけで洗浄が始まってしまいそう。ズバリいい位置に<br />取り付けてあるホテルには,まずお目にかからない。日本人の<br />きめ細かな設計技術を学んでほしいといつも思ってしまう。わ<br />れわれが泊まるようなクラスのホテルだけの問題で超A旧ホテ<br />ルならそんなことはないのかもしれないが。<br />

    トイレの話①/ホテルのトイレのペーパーホルダー
     今回のメルキュールホテルのトイレットペーパーの取り付け
    位置は高すぎた。もし小柄な日本人がペーパーをとろうとして
    中腰になったりしたら,自動洗浄装置付きの日本のトイレだっ
    たらそれだけで洗浄が始まってしまいそう。ズバリいい位置に
    取り付けてあるホテルには,まずお目にかからない。日本人の
    きめ細かな設計技術を学んでほしいといつも思ってしまう。わ
    れわれが泊まるようなクラスのホテルだけの問題で超A旧ホテ
    ルならそんなことはないのかもしれないが。

  • トイレの話②/トイレットペーパーが三重<br /> メルキューレホテルのペーパーはなんとトリプル重ねだった。<br />分厚いなぁーと感じだったので調べたら三枚重ね。思わず写真<br />に撮ってしまった。これも今までで初めてのことだったのか,<br />あまり気にしていなかったのか。<br />

    トイレの話②/トイレットペーパーが三重
     メルキューレホテルのペーパーはなんとトリプル重ねだった。
    分厚いなぁーと感じだったので調べたら三枚重ね。思わず写真
    に撮ってしまった。これも今までで初めてのことだったのか,
    あまり気にしていなかったのか。

  • トイレの話③/えーっ,どうすると流せるの<br /> オペラ座の向かいのゲルストナー(カフェ・レストラン)の<br />トイレは,なんと天井のタンクの水を鎖で引っ張って流すタイ<br />プ。日本でも水洗が普及した頃はこの形式が中心だった。最近<br />はどこへ行ってもまず見かけることがなくなったが,こんな首<br />都の中心部のはやっている店でしっかり生き残っていたとは。<br />

    トイレの話③/えーっ,どうすると流せるの
     オペラ座の向かいのゲルストナー(カフェ・レストラン)の
    トイレは,なんと天井のタンクの水を鎖で引っ張って流すタイ
    プ。日本でも水洗が普及した頃はこの形式が中心だった。最近
    はどこへ行ってもまず見かけることがなくなったが,こんな首
    都の中心部のはやっている店でしっかり生き残っていたとは。

  • トイレの話④/盗難防止策それとも整理整頓?<br /> 某超一流ホテルのロビーの洗面所。手拭きのタオルの重なり。<br />タオルはU字パイプに固定され,使い終わったらそのまま使用<br />済みの落とし穴へ。盗難防止にもなるし(このような高級ホテ<br />ルではそれは考えられないかも),後片付けも楽だし,整理整<br />頓もできて一石三鳥?<br />

    トイレの話④/盗難防止策それとも整理整頓?
     某超一流ホテルのロビーの洗面所。手拭きのタオルの重なり。
    タオルはU字パイプに固定され,使い終わったらそのまま使用
    済みの落とし穴へ。盗難防止にもなるし(このような高級ホテ
    ルではそれは考えられないかも),後片付けも楽だし,整理整
    頓もできて一石三鳥?

  • カンガルーのTシャツ<br /> オーストリアとオーストラリアをアルファベットで書くと<br />うっかりミスにつながりそうなことを逆手に取ったお土産品<br />とみた。ギャグ土産としての需要があるようだ。<br />

    カンガルーのTシャツ
     オーストリアとオーストラリアをアルファベットで書くと
    うっかりミスにつながりそうなことを逆手に取ったお土産品
    とみた。ギャグ土産としての需要があるようだ。

  • コペンハーゲン空港待合所の優先席<br /> 搭乗待合所。4人掛けのベンチの一番端がすべて優先席になっていた。よく見ると優先席だけシートを分厚くする気遣いがされている。<br />

    コペンハーゲン空港待合所の優先席
     搭乗待合所。4人掛けのベンチの一番端がすべて優先席になっていた。よく見ると優先席だけシートを分厚くする気遣いがされている。

  • コペンハーゲン空港の床はフローリング<br /> 日本への乗り継ぎで利用。北欧の豊富な木材資源を利用した造りだとか。最も印象に残っている空港で,柔らかな感触がなんともすてき。20年前に来たときから変わらずのフローリングだったが,航空便の増便に伴い増設したゲートは,残念ながらコンクリートになっていた。<br />

    コペンハーゲン空港の床はフローリング
     日本への乗り継ぎで利用。北欧の豊富な木材資源を利用した造りだとか。最も印象に残っている空港で,柔らかな感触がなんともすてき。20年前に来たときから変わらずのフローリングだったが,航空便の増便に伴い増設したゲートは,残念ながらコンクリートになっていた。

  • レゴ売店シンボル<br /> コペンハーゲン空港のレゴ売店前におかれた旅行者像。<br />太目な体型,カラフルな衣装,サングラスに帽子……は,<br />あくまでも欧米人のリゾート客。同店のじテーマを東洋系<br />で作ろうとしてもサマにはなりそうもない。残念!<br />

    レゴ売店シンボル
     コペンハーゲン空港のレゴ売店前におかれた旅行者像。
    太目な体型,カラフルな衣装,サングラスに帽子……は,
    あくまでも欧米人のリゾート客。同店のじテーマを東洋系
    で作ろうとしてもサマにはなりそうもない。残念!

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