2019/03/08 - 2019/03/16
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ヘラヤガラさん
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ようやく実現にこぎつけたウィーン再訪シリーズの⑥。
⑤を書き終わった時点で,忙しさにかこつけて⑥はもういいや,
の気分だった。ここにきてコロナの影響ですることも,
出掛けることもならなくなった。ボーっとして毎日を過ごす
怠惰になった生活を改めるべく,続きを書き残すことにした。
忘れていることも多いが,思い出しながら進めていくことにする。
われわれ夫婦の旅行の主な目的は,美術とオペラに特化した
芸術鑑賞だが,今回の目的のトップに据えたのは
「TiME TRAVEL」だった。
ガイドブックでは,タイム・トラベル(ウィーン)とか
ウィーン歴史博物館と表記されている。旧市街リンク内の
ハプスブルガーガッセ(ガッセ=通り。以下,通りと略)にある。
この通りに入るには左(ウィーンの地図)のライトシュール通りか,
右のグラーベン通りから入る。ただ,建物はブロックのちょうど
中間に位置しており,ライトシュール通りから行くと,目印は
青地に白抜き文字の小さな釣り看板一つだけで目に付きにくい。
右のシュテファン大聖堂前から続くグラーベン通りの角から
この通りを見渡すと,写真のように目印がはっきりわかるので
このルートがお勧め。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
タイムトラベルの入り口
入り口の上に見える釣り看板だけが,ライトシュール通り
からの目印。ガイドブックやネット情報では,博物館との表
記はあるものの,博物館を思わせるようなたたずまいにはほ
ど遠く,そばまで行っても入り口は狭いし「エッ,これがっ?!」
と疑心暗鬼になるかも。
しかし,その実態は1300平方メートルものビルの地下
空間に広がるアトラクション。ビルの地下空間を有効利用し
た施設で,1行程は50分。総入れ換え性。ディズニーラン
ドのウェスタンランドの西部開拓時代のアトラクションと思
えばいい。 -
TiME TRAVELツアーのスタート地点
観光客は大半が旅行者のよう。老若男女が参加。われわれの
時間帯は総勢20数名といったところ。入り口で日本語用の
ガイドフォンを受け取り中へ。各国語(10か国分という)の
ガイドフォンが用意されているので,語学が不自由でも問題は
ない。借りたガイドフォンも問題なく作動した。
タイムマシンに乗って中世の荒廃したウィーン町に戻るとこ
ろから,ツアーがスタート。中世以降のウィーンの成り立ちと
繁栄の歴史を,ウィーン(オーストリア)ゆかりの4人の著名
人の解説で見せる映像とジオラマのアトラクション。コンパク
トにウィーンの歴史を学ぶというより知ることができるところ
に価値がある。 -
今回宿泊したHOTEL MERCURE SECESSIONの玄関
玄関の向かいはクリムトのベートーヴェン・フリーズの
壁画で有名なゼセッション(ドイツ語読み)・ハウス(シ
リーズ④参照)。玄関を右に出て行くとナッシュマルクト
市場のある大通りにぶつかる。晴れていれば,ゼセッショ
ン・ハウスの正面を通り,われわれが毎日の食事をとったカ
フェ・ムゼウム(シリーズ②参照)を見ながら旧市街のリ
ンク(オペラ座)までは徒歩5分ほど。雨ならゼセッショ
ン・ハウスの先からリンクまでは地下道がある。立地のい
いホテルといえよう。
玄関のトビラは,われわれが帰ってくると手をかけるよ
り早く開いて迎え入れてくれる。ドアマンはいないのに。
通りを歩く人には反応しないので今もって??? フロン
トの人が見ながら操作していたのかしら。
余談だが,某ホテル予約サイトでは,ゼセッションでは
なくメルキュール・セクションと表示されていた(英語読
みにしてもそうは発音できないが,現時点でどう表示され
ているかは確認していない)。 -
ホテルの並びにあった大きな自転車店
Bianchi,Stevensなどの高級自転車が
ウィンドウを飾っている。ン十年前のチャリダーだった
頃なら,きっとしばらく見入っていただろうなと思わせ
る店だった。 -
上の自転車店のドアの鉄格子に結び付けられた空気入れ
ウィーンは自転車道が整備されている。自転車人口が多く,
当然空気入れの利用も多いと予想される。自転車店の鉄格子
には無料の空気入れがつながれていた。空気入れは日本でも
昔からどの店も無料サービスだったが,最近はそうでもない
店が出てきているようで,家のすぐそばの自転車屋では1回
50円取られる。 -
自転車専用信号
ホテルのすぐ前の歩道は歩く人と自転車道が分かれていたが,
境目はペイント線だけだったような。自転車が多いせいか,自
転車専用信号も見かけた。利用者は日本の自転車利用者に比べ
ると,スピードを出していることが多いので,うっかり自転車
道を歩いたりしていると事故に巻き込まれる心配もある。
まあ,ある程度のスピードで走らないと,自転車利用は意味
がないとも思っているので,これもしょうがないかといったと
ころ。自転車道の整備がなく歩道上を自転車と歩行者がごっち
ゃになっていることに慣れている日本人は,ヨーロッパでの街
歩きには注意喚起したほうがよさそう。 -
ウィーンの町を見下ろす有名スポット①/ハウス・デス・メーレス
(水族館。シリーズ③参照)の屋上
360度の眺望が可能。小高い丘の上に立つ水族館。水族館
にしては珍しい上下に高い造りで,第二次世界大戦中は高射砲
陣地だったとか。リンクに近い場所だけに,シュテファン大聖
堂などリンクを眺める景色が素晴らしいと評判。 -
ウィーンの町を見下ろす有名スポット②/カーレンベルクの丘
眼下にはワインヤードが広がり,奥にはリンク方面が望める丘。
ウィーンっ子の定番デートスポットともいわれている。残念なが
ら仁保人ツアーのコースからは外れているようで,日本人の姿は
ほとんど見かけられなかった。来る途中のバス停グリンツィンク
周辺にはワインを飲ませるホイリゲがいくつもあるという。ベー
トーヴェン好きなら,ハイリゲンシュタットとセットでの観光が
お勧め(シリーズ④参照)。 -
ウィーンの町を見下ろす有名スポット③/ドナウ河岸に建つホテル
SOの18Fレストラン(シリーズ⑤参照)
シュテファン大聖堂を,町を見下ろす有名スポット①の反対側から
見た旧市街。手前の白い屋根はドナウ川観光船の発着所。その上にトラム発着駅のシュヴェーデンプラッツ駅がある。リンク一周トラムの乗車駅になっている。
ここから大聖堂を通り,途中カフェに立ち寄りながらケルントナー通りをオペラ座方面にのんびり歩いて,リンクを横断するのもそぞろ歩きにもってこいのコースといえるかも。カフェ以外にもアイスクリームの行列店もある。 -
続・ウィーンの町を見下ろす有名スポット③/ドナウ河岸に建つ
ホテルSOの18Fレストランから
町を見下ろす有名スポット②のカーレンベルクの丘方面の眺望。
ワインヤードの広がりがそれとわかる。ガラス越しの写真なので
映りが悪くて恐縮。 -
リンク一周のトラム
ホテルSOからみたシュヴェーデンプラッツ駅。黄色い車体が
目印のリンク一周トラムが停まっていた。乗らなかったので確
かなことはいえないが,一周ノンストップで運転しているらしい。
もっとも同店のじ線路を各駅停車も走っているので,おもし
ろそうな停留所で降りて散策しながら一周する手もある。トラ
ムは乗り継ぎ料金がかからないので,かえって楽しめるかも。
ハワイのオアフ島一周バスでも同じことができた。 -
カフェザッハの入店待ちの行列
言わずと知れたザッハトルテの名店。昨年(現時点で
いえば一昨年)の同店の時期(1日違いだった)には,
昼も夜もこんな光景は一度もお目にかかったことがなか
ったのに……。 -
カフェ・ムゼウム(シリーズ②)の新聞・雑誌棚
カフェには新聞・雑誌をおく棚があるのが,伝統らしい。
名前を忘れたしまったが有名芸術家の誰かが,カフェで新聞
を読むことを習慣にしているといっていた。 -
優先席マーク
これは地下鉄のもの。大きくはっきり表示されている。
わかりやすさ第一との考え方がなせる業。海外では,弱
者に席を譲るというルールが日本に比べると徹底してい
ると感じられることが多い。子どもが近くに立っている
年配の人の手を引っ張ってきて,ここへどうぞという光
景にも出会う。よく見ると,一緒の親がそう仕向けてい
ることがわかる。 -
券売機付きのトラム
切符がないまま乗っても安心? ウィーンだけということでは
なく,ヨーロッパはどこの都市に行ってもやる気になればトラム
の無賃乗車ができそうな気になることがある。日本人の旅行者で
実行する人はまずいないだろう。検札係(出会ったことはある)
はちゃんといて,出発から乗っているのではなく,ある駅から突
然乗ってき抜き打ちで検察をすることもある。そのとき切符をも
ってなかったり,乗車駅で出札の検印を押し忘れたりすると罰金
が大きいという。 -
BONBONって?
BONBONSと看板にあった菓子店のショーウィンドウの一点。
動物や海の仲間がかわいらしく,お祝いにもらった子どもたち
が喜びしそう。
BONBONとは,フルーツやナッツを砂糖で包んだ菓子のこと。
現在ではチョコレートで包んだものも同義だという(帰国後の
後付け)。ウイスキーを砂糖で包みチョコレートをかぶせたウ
イスキーボンボンはよく海外土産になる。 -
Berndorfのショーウィンドウ①
オーストリアの伝統的な食器やキッチン用日専門店というが,
それは帰国後に知った。1843年創業の老舗でクマのキャラ
がマークだとか。 -
Berndorfのショーウィンドウ②
通りを歩いて見付けた店で,写真のシンプルなデザインと
価格に惹かれて見入ってしまった。これって本当に6本で
5ユーロなの??? 閉店後だったので衝動買いは抑えられ
たが,極めて心残り。 -
ウィーン楽友協会
大ホールは,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠で,
クラシック音楽の殿堂。元日のニューイヤー・コンサートの会
場としても広く知られている。クラシックファンなら,誰もが
一度はここでウィーン・フィルの演奏を聞いてみたいと思う場
所。
かくいうわれわれも2年にわたり14日間も滞在しているの
に,まだそのチャンスに恵まれない。というわけで今回は会場
だけでも見ておこうと繰り出したが,外観だけを目に焼き付け,
鑑賞できる日がくることを願いつつ立ち去るしかなかった。
とはいえ,われわれの旅はオペラ鑑賞が主眼(シリーズ①)。
オペラのオーケストラはウィーン国立歌劇場管弦楽団。聞くと
ころによると,ウィーン国立管弦楽団のメンバーのみがウィー
ン・フィルのメンバーになることができるという。ということ
は,間接的な意味合いではわれわれもウィーン・フィルを聴い
ていることになるのかもしれない。 -
著名音楽家の顕彰
ウィーンゆかりの音楽家を顕彰する石盤を,ウィーン楽友
協会横の歩道や,地下鉄のカールスプラッツ駅の地下道など
で見ることができる。写真はフランツ・シューベルトのもの
で,写真,名前,サイン,生年,没年が記載されている。背
番号付きでシューベルトは31番(下辺の左右に記載)。
何番まであるか,誰のがあるか,どこまで知っている人物か
を追ってみるのもウィーンでの楽しみになりそう。 -
トイレの話①/ホテルのトイレのペーパーホルダー
今回のメルキュールホテルのトイレットペーパーの取り付け
位置は高すぎた。もし小柄な日本人がペーパーをとろうとして
中腰になったりしたら,自動洗浄装置付きの日本のトイレだっ
たらそれだけで洗浄が始まってしまいそう。ズバリいい位置に
取り付けてあるホテルには,まずお目にかからない。日本人の
きめ細かな設計技術を学んでほしいといつも思ってしまう。わ
れわれが泊まるようなクラスのホテルだけの問題で超A旧ホテ
ルならそんなことはないのかもしれないが。 -
トイレの話②/トイレットペーパーが三重
メルキューレホテルのペーパーはなんとトリプル重ねだった。
分厚いなぁーと感じだったので調べたら三枚重ね。思わず写真
に撮ってしまった。これも今までで初めてのことだったのか,
あまり気にしていなかったのか。 -
トイレの話③/えーっ,どうすると流せるの
オペラ座の向かいのゲルストナー(カフェ・レストラン)の
トイレは,なんと天井のタンクの水を鎖で引っ張って流すタイ
プ。日本でも水洗が普及した頃はこの形式が中心だった。最近
はどこへ行ってもまず見かけることがなくなったが,こんな首
都の中心部のはやっている店でしっかり生き残っていたとは。 -
トイレの話④/盗難防止策それとも整理整頓?
某超一流ホテルのロビーの洗面所。手拭きのタオルの重なり。
タオルはU字パイプに固定され,使い終わったらそのまま使用
済みの落とし穴へ。盗難防止にもなるし(このような高級ホテ
ルではそれは考えられないかも),後片付けも楽だし,整理整
頓もできて一石三鳥? -
カンガルーのTシャツ
オーストリアとオーストラリアをアルファベットで書くと
うっかりミスにつながりそうなことを逆手に取ったお土産品
とみた。ギャグ土産としての需要があるようだ。 -
コペンハーゲン空港待合所の優先席
搭乗待合所。4人掛けのベンチの一番端がすべて優先席になっていた。よく見ると優先席だけシートを分厚くする気遣いがされている。 -
コペンハーゲン空港の床はフローリング
日本への乗り継ぎで利用。北欧の豊富な木材資源を利用した造りだとか。最も印象に残っている空港で,柔らかな感触がなんともすてき。20年前に来たときから変わらずのフローリングだったが,航空便の増便に伴い増設したゲートは,残念ながらコンクリートになっていた。 -
レゴ売店シンボル
コペンハーゲン空港のレゴ売店前におかれた旅行者像。
太目な体型,カラフルな衣装,サングラスに帽子……は,
あくまでも欧米人のリゾート客。同店のじテーマを東洋系
で作ろうとしてもサマにはなりそうもない。残念!
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