2019/04/25 - 2019/05/05
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夏への扉さん
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5月2日(木)
この日はマドリードの祝日です。レルマからマドリードにバスで戻りますが、この日は特別な闘牛が開催されます。ぜひとも見に行かなければ!
表紙写真はマドリードのラス・ベンタス闘牛場。この日だけアリーナの中に入れます。
この旅行記には、アトーチャ駅のコインロッカーの詳しい情報ものせました。参考にしてください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
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-
パラドールから歩いて10:00にレルマのバス・ステーションに到着。
マドリード行は10:25発ですが、バスが時間より早く来たので乗り込もうとすると、運転手さんが「このバスじゃない、後10分ぐらいで来るよ。」と言うのです。たしかに私のチケットにはbus3と書いてありましたが、このバスは1の表示がありました。運転手さんはレルマから乗る人はいないと把握しているみたいです。
このバスは、ここで休憩20分ぐらいするようです。 -
マドリード行「3」のバスが来ましたが、レルマで休憩することなく私が乗るとすぐに発車。
代わりに、ここで短い休憩がありました。 -
さっきのバスも、このバスも始発がビルバオですが経由が違うのでしょうか。
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綺麗な山をずっと見ながら走ってます。
先月公開されたペネロペ・クルス とハビエル・バルダム の「誰もがそれを知っている」(todos los saben)と言う映画に出てくる小さな村は Torrelaguna と言う村ですが、この山を越えて幹線から少し左に入った所にあります。グーグルで映画に出てくる村が見れました。 -
ゴツゴツした岩山の横を通り
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空に丸くぷっくりとした雲が浮かんでいたりするのを見ていました。
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マドリード、チャマルティン駅に近い、クアトロトーレス(4つの塔)が見えたので、もうすぐです。
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アベニーダ・アメリカのバス・ステーションの地下に到着。
地下鉄のパスモみたいなものに10回券を入れて購入。このシステムになってから地下鉄に乗っていないので初めてです。マドリードはほぼ歩いて回れますから。 -
地下鉄でアトーチャ・レンフェ駅に到着。
ここからロッカーの場所と使い方のガイドができるように写真撮ってきました。
まず、地下鉄からrenfe(国鉄)の方へ歩きますが、renfeのチケット売り場の先へと進みます。 -
ずっと通路を直進
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左側に、renfeの中距離路線の出発ホーム入口があります。
Sallidas PL.Baja、
Bajaは下と言う意味ですが、列車のホームと同じ高さです。中距離路線(トレドやバレンシア行)の高速列車は、荷物検査(Comtrol de equipaje)を受けてこの待合室に入ります。
長距離路線(バルセロナやセビージャ)は、この上の階の待合室に入ります。
上下の待合室は、奥で繋がっています。 -
ロッカーは右です。バッグと鍵の絵が小さいのでConsigna と言う言葉を覚えておくといいです。
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ここを入っていく(出て行く?)ようです。
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アトーチャ駅名物、植物園があります。
右側は切符売り場。ここでも切符買えるのは知りませんでした。
この一番奥の入り口を入ると -
左側にロッカーがあります。
この部屋に入るには、荷物検査があります。ベルトコンベヤーに自分で荷物を載せます。
次に、ロッカーのチケットを買いますが、チケットがないと空いているロッカーも開きません。荷物が入らないロッカーのチケット買って閉まらずに苦労していた人達がいました。
Eは上から下まで続く長いロッカー
GはLサイズのスーツケースが2つぐらい入りそうなロッカー
M、Pは使っていないのでわかりません。
私は時間がなくあせっていたので、ロッカーのチケットを購入する機械が空いているうちに、大は小を兼ねると思ってGのチケットを買ってしまいました。
私のMサイズのスーツケースには、かなり大きすぎましたが入らないよりはマシ。 -
これがチケットを購入する機械です。
現金のみ。
24時間すぎたら追加料金がかかりますが、どうやって払ったらよいのでしょう・・・この機械の画面、英語表示にできます。
To Rent Locker はチケット買うとき
その下のCheck Ticket Or Excess Time をクリックして、チケットを下の青く光っているところにかざすと、ロッカー番号が表示され、(どこに入れたか忘れた時も、これでわかります)追加料金を払うことができます。 -
左側が最初に購入したチケット(ロッカー番号なし)、右側が追加料金を入れたチケット(ロッカー番号あり)。もちろん右側のチケットで開けます。
この日、大きなロッカーは空がないと表示がありました。 -
地下鉄で、SOLまで行きます。
結構混んでいました。 -
SOLの定宿。いつもの部屋をリクエストしましたが、空いていないので隣の部屋を用意しておいてくれました。でも、窓がいつもの部屋の半分しかありません。
残念 -
バルコニーからSOLの時計台が見えるので、気に入っているのですが。
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24時間フロントで冷蔵庫があるのが条件。チーズとチョコ買って帰るので。
他の人のクチコミで冷蔵庫がない、と見たので部屋によるのかもしれません。
3☆、簡素な部屋ですが、ロケーションがいいのと時期的なもので1泊100ユーロ。
以前は普通にチェックアウト時に支払いだったのに、今回は到着時にフロントで先払いになっていました。 -
もう15時。18:30に闘牛が始まるので急いで買い物しなくては。
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テレビ・マドリードの中継車が止まっています。
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マドリード市民の日なので、午前中セレモニーがあったようです。
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VIPのお立ち台の上で、そのつもりになって記念撮影をする人達(笑)。
後ろの石版には、1808年5月2日にナポレオンの軍隊と戦ったと書いてあります。
A LOS
HEROS POPULARES
QUE EL2 DE MAYO
DE 1808
RINERON
EN ESTE MISMO LUGAR
EL PRIMER COMBATE
CON LAS TROPAS
DE NAPOLEON
EL CIRCULO
DE BELLAS ARTES 1908 -
そうだ、お腹すいたからチョコラテリア・サン・ヒネスに行こう!
この時間は、そんなに混んでいませんでした。
私はチュロスよりポラスが好き。チュロスは5本、ポラスは2本がワンセット。 -
チョコラテリア・サンヒネスの店内
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最初に来たときは、お店は一ヶ所だったと思ったのに、隣あった2ヶ所になっていて、
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今回来たら、もっと増殖している!
このカラーリングは、この店に違いありません。右側に2つもあります。
右端の店はチュロス以外の軽食メニューもあるので、こんど入ってみようかな。 -
ここは、前に来たときも工事していたような・・
LA CHINATA
来年まで来られそうもないので、ナイトクリームとディクリーム2個づつ買って置きました。 -
観光客用のサン・ミゲル市場。
見るだけー -
プラザ・マヨールを通って、急いでエル・コルテ・イングレスの地下で食糧を買ってホテルに置いて、すぐに地下鉄へ。
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地下鉄、SOLの隣のSEVILLA駅からなら、闘牛場のあるラス・ベンタス駅まで一本で行けるのですが、工事中区間があるため、乗換えのある他のルートで到着。
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まだ17:30で余裕です。
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外でゆっくり待っている人も
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2度目のラス・ベンタス闘牛場です。こんなレリーフもあったんだ~
闘牛はセビージャとアルカラ・デ・エナーレスの祭りの日にも見ているので、4度目です。 -
席に近い入口はここかな。
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今日、5月2日は特別な日なので、特別な「ゴジェスカ」闘牛が行われます。
パンフレットにはCORRIDA DE TOROS GOYESCA とあります。 -
今日の闘牛士
日本的感覚だと、最後に出るのが一番実力のある闘牛士と思ってしまいますが、経験の長い順に出るそうです。たしかに生まれた年が上から1991、1993、1996年の順です。一番上の人、まだ20代だったんだ~
一人2回づつ、つまり6回闘牛が行われます。 -
この日は、表紙写真のようにアリーナに入れるだけでなく、馬車がグルグル回っています。
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たすきに、MAJA MADRIDと書いてあります。
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この日、馬車に乗れるのは、どんな人たちなのかな?
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若者の一人にお願いして私の写真撮ってもらったのですが、その後、私のカメラで自分たちも撮影。
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私とツーショットの写真まで(笑)
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アリーナから出るように合図があったので席に戻ります。その前に座布団借ります。(1.5ユーロだっけな?)
席は分かりにくいので、案内してくれる人がいます。
チケットはネットで購入。ブロックでしか選択できないサイトと、ピンポイントで選べるサイトがあります。もちろんピンポイントで選んだ席は、一等・日陰席1階11列1番。一等なので期待していましたが、普通のコンクリートの階段でした。でも、この席は後ろが柵なので蹴飛ばされないし寄りかかれる。その上、横も柵なので寄りかかれる、と最高のせきでした。
52.25ユーロ。日本の感覚からすると安い方ですが、最安の席は10ユーロ程度です。 -
馬車で荒れたアリーナ(馬の落とし物も当然あるでしょう)を整備するスタッフも、今日はきらびやかな服を着ています。
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参考写真:一昨年見たセビージャの春祭りの闘牛でのスタッフは作業着。
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ライン引きのスタッフも盛装
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さあ、いよいよ始まります。
皆出てきました。 -
馬を引くスタッフも、馬も盛装
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参考写真:数年前に見た、アルカラ・デ・エナーレスの祭りでの闘牛。
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さて、1回目の闘牛が始まりました。
最初は馬に乗った人が槍で牛を突くのですが、馬が倒されてしまい脇腹を角でやられそうです。馬から牛を引き離そうと、赤い服の人達が尻尾を引っ張ったり自分の方へ向かわせようとしていますが、なかなか離れません。やっとの事では慣れましたが馬は起き上がれません。しばらくして起き上がったのでほっとしました。
馬が起き上がってほっとしているのに、牛を殺されるのを見物するのですから、矛盾してます。 -
2人目の闘牛士、フランシスコ・ホセ・エスパダ
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一突きで牛を仕留めたので、耳をもらいました。
1人目の闘牛士も、2回目の闘牛で耳をもらっていました。
。 -
一番の若手、アンジェル・サンチェス君。1996年生まれなので21歳。
とっても人気のあるロカ・レイ(一昨年セビージャの闘牛で見ました)と同じ年。
1回目の見事な「真実の瞬間」 -
着飾ったスタッフと退場。
今日は空席もたくさんあったので、3,4人の男性が後方からワイワイと私の前の方の席に移ってきました。さすがに目立ちすぎて女性スタッフに見つかり、厳しく戻るように言われましたが聞き入れません。でも女性スタッフが応援を呼びに行っている間に戻りました。
席によって、かなり料金差があるので正規料金払ってその席にいるので、ちょっとむかつく・・けど自分ももっと前に行きたい(笑) -
2順目には集中力が途切れてしまったし、今回は全部、席から遠い場所で「真実の瞬間」(牛が殺される瞬間)だったので、よけいに集中できません。
売り子さんが回ってます。いくらかな~?
水1.5ユーロ、炭酸ジュース2.5ユーロ、ビール3ユーロ、スナック1.5ユーロ -
さて、最後の闘牛はアンジェル・サンチェス君。ですが一突きに失敗。2突き目も・・何度やっても決まらない・・・グダグダでやっと終わって傷心の退場です。
でもセビージャで見たロカ・レイ君も、1度目は耳もらったのに2度目は最後グダグダでした・・ -
馬もスタッフも、ハレの日が終わってしまいました。
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馬車に乗っていた人達も出てきました。
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闘牛士の像を囲んで記念撮影。・・にまぎれこんで一緒に写真を撮る観光客も続出。
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祭りの後の混雑。イケメンお巡りさんがパトロールしてます。
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ここでも衣装を着た人は人気もの。
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またスペインに行く日に闘牛があれば、見に行きます。
21時過ぎですが、まだ明るいし、地下鉄に乗って寄る所があります。 -
ゴヤ駅で乗り換えてコロン駅。
この像は言わずと知れたコロンブス。
この近くの国立考古学博物館に行きたいと思っているのに、なかなか行けません。 -
目的地はここ。
パリとベルリンに行ってTシャツ買ったのに、最愛のマドリードでは行ったことがなかった!Madridと書いてあるTシャツ2枚買いました。
1枚はベルリンでも買った薄くて使いやすいTシャツに似た素材のものにしたら・・・薄すぎて穴が開きそうな部分が・・・高かったのに残念・・・ -
プエルタ・デル・ソルに戻ってきました。
やってる、やってる!
列をかき分け前へ出て、見ている人の邪魔にならないように座り込んで見物。 -
でも、もうラストの部分で観客に参加してもらってフィナーレ。
こういうのが好きなので、しっかり「おひねり」は渡します。 -
昼間、エル・コルテ・イングレスで買って置いた食糧で夕食。
トマトはクマト(と言う品種)。フランは重くてプリンと言うよりプディング・・これが好きなんです。4つも繋がっているので食べきれずに買えない時もあるけれど、もう1泊するので消化できるでしょう。
美味しいカットチーズとレモンの濃いファンタレモン。大好きなSOLIA の水はガラス瓶です!
これに2日前にオロペサで買って残っているカラカラのパンで、私にとっては豪華で大好きなメニューです。
明日はプラド、買い物、そしてミュージカル!
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