2018/10/04 - 2018/10/04
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- #アゾレス諸島の一つサンミゲル島
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前日、アゾレス諸島の島の一つファイアル島からSATAエア・アゾレスのプロペラ機で着いたサン・ミゲル島。
サン・ミゲル島はアゾレス諸島では一番大きい島で、東西の長さは90㎞、南北の幅は8~15㎞の細長い豆のサヤのような形。
その面積は759平方キロメートル、人口もアゾレス諸島内では最多の13万人超え。
島で一番大きい街は南岸のポンタ・デルガダで、アゾレス諸島自治区の行政・文化の中心地になっています。
ポンタ・デルガダには、小さいながら国際空港もあるため、アゾレス諸島観光の拠点とするにも便利ですよ。
サン・ミゲル島も他のアゾレス諸島の島々と同様に火山活動で出来上がった島。
これまでに行ってみたピコ島やファイアル島と同様、火山由来の見どころがいくつもあるほか、歴史的景観の町並みがあったり、なんとヨーロッパ最古の茶園もあるという事なので、今日・明日はドライブがてらそれらの場所も見て回ります。
SUR SHANGHAIたちは、島の北岸のカペラス近くに取った大西洋が見渡せるお宿から、ゆったりボチボチ出かけて行ってみます。
表紙の画像は、サン・ミゲル島北岸サン・ブラス近郊にあるヨーロッパ最古のゴレアナ茶園。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
これは、サン・ミゲル島のカペラス近くで泊まってみたSao Vicente Lodge。
崖になった海岸線沿いにあるお宿で、お部屋によっては大西洋の眺めが最高!
周辺には商店や食事場所は無いので、車で行く方向け。
このお宿は前編でご紹介したので、詳細については下記の予約サイトのページでどうぞ。日本語版です。
https://www.booking.com/hotel/pt/santa-barbara-lodge.ja.html -
この旅行記の表紙で言ったように、サン・ミゲル島はアゾレス諸島の中で最大の島で東西90㎞、南北の幅は8~15kmの細長い豆のサヤのような形。
見どころは島のあちこちに散っていて高速道路が通っている部分は限られているので、ドライブで島を回ろうと思っている方は手持ちの時間を考慮に入れて取捨選択しましょう。
SUR SHANGHAIたちは、今日と明日サン・ミゲル島で過ごすことにしているので、今日は島の東半分にあるリベイラ・グランデの街、温泉が噴き出すフルナス周辺、それに出来たらヨーロッパ最古の茶園ゴレアナを回ってみようと思います。
途中で気になる場所があったらそこにも寄ってみよう! と決めて、Sao Vicente Lodgeを出た後は、島を一周しているEN1-1A号線の北岸部分を東へGO!!
この道筋は日本の地方国道のような雰囲気。
片側一車線でどこも舗装が出来ていました。 -
お宿になったSao Vicente Lodgeからサン・ミゲル島の北岸沿いにEN1-1A号線を東へ。
途中通りかかった小さな町のカフェで軽い朝食。
なんていうカフェだったかな。
サクサクのトーストがおいしかった。
え? キッチン付きのお宿に泊まったんでしょ?
…とお思いでしょうが、朝はコーヒーやお茶だけ入れて、お昼用の簡単なサンドイッチを作ったら、朝食は外で摂るのが気分転換になって好きなんです。 -
サン・ミゲル島北岸のカペラス近くにあるSao Vicente Lodgeから車だとEN1-1A号線で30分ほど。
サン・ミゲル島北岸の街リベイラ・グランデの街に到着。
運よく無料駐車場所も見つかってさっそく街歩きをしてみます。
リベイラ・グランデは、サン・ミゲル島の北岸では一番大きい街。
でも、現代的な高層ビルは無く、昔からの町並みがよく残されていて、散策が楽しめます。
この画像の建物は、リベイラ・グランデの市庁舎。
市庁舎前広場周辺がお勧めの散策スポット。
今見る市庁舎は既に何度も改築されたものですが、最初の建物は1507年にすでにこの敷地内に建てられ、鐘楼は17世紀~18世紀に遡る歴史があるのだとか。
教会や刑務所としても使われていた事があるんだそう。
建物内部は公開されていないようでしたが、この画像で見えているアーチ状の通路は通り抜け可能でした。リベイラグランデ市役所 建造物
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リベイラ・グランデの市庁舎外壁に掛かっていた紋章。
リベイラ・グランデの街の紋章らしいけど、せっかくなんだからその絵柄の由来の説明書きも欲しい…。リベイラグランデ市役所 建造物
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リベイラ・グランデの市庁舎前広場近くにある聖霊教会は、1592年に建設が始まり、17世紀に完成したバロック様式の教会。
元々は病院も併設された教会だったようなんですが、17世紀から18世紀にかけて今見るような外壁装飾が施されたそうです。
アゾレス諸島では白壁に黒い火山岩の縁取りや飾りを配した教会はよく見かけますが、この教会は白壁部分よりもどっしりした火山岩の柱や彫刻部分が多くて重厚な雰囲気。
アゾレス諸島では最も美しいバロック建築の一つになるそうです。
内部も見てみたかったのに、扉が閉まっていたのは惜しい!Church of Espirito Santo 寺院・教会
-
リベイラ・グランデの街には、修学旅行(?)でやって来たような学生グループが多数。
この画像奥のちょっとした丘の上にあるのは≪星の聖母教会≫。
やはり、アゾレス諸島でよく見かける白壁に黒い火山岩の縁取りがある外観なのが美しい。
この≪星の聖母教会≫は、サン・ミゲル島では最も古い教会だそうで、創建は1517年。
ただ、1563年に発生した地震で崩壊したため、今見る姿はその後再建されたものになるのだそう。
ちょっとその教会にも寄ってみたところ…、リベイラ グランデの町 自然・景勝地
-
…この≪星の教会≫も扉が閉まっていて中は見学できず。
でも、こんなカフェもあるので、その姿を見上げながら飲み物休憩していきましょう。Igreja da Nossa Senhora da Estrela 寺院・教会
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リベイラ・グランデの街には、リベイラ・グランデ市立公園という美しい庭園式の公園もあります。
リベイラ・グランデの市庁舎脇から一段下がった場所にあるのでお見逃しなく。
この画像だと、左手に見える木立がある場所が市庁舎前広場。
SUR SHANGHAIたちはこの日は見落としてしまい、二日後に出直した時の画像をこの旅行記にまとめてご紹介。
リベイラ・グランデ市立公園は、石造りのアーチ橋や石垣が美しい公園で、画像中央にはちょっと見えにくいですが滝まで造られています。
こういう庭園式の公園はサン・ミゲル島には多数。
地図や道路標識に、見どころとしてJARDIM 〇〇と出ていたら寄ってみるといいですよ。
●注: JARDIMは、庭園とか公園の意味。ムニシパル デ リベイラ グランデ庭園 広場・公園
-
同じリベイラ・グランデ市立公園でも、大西洋が垣間見える側を見てみると、スポーツ施設があったり、谷間になった部分には優雅な橋が架かっていたり。
この橋は1888年から1893年にかけて造られたもので、名前はポンテ・ドス・オイト・アルコス(八つのアーチを持つ橋、の意味)。
気持ちよい散策も楽しめる場所になっています。ムニシパル デ リベイラ グランデ庭園 広場・公園
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リベイラ・グランデを出て、EN1-1A号線で東へ1時間ほど。
カペラス近くからこれまでずっとサン・ミゲル島の北岸を通って来たEN1-1A号線が東岸にさしかかったあたりにある町がノルデステ。
ノルデステというのは北東の意味。
島の北東にあるからそう名付けたのかな。( ̄▽ ̄;)
ここはリベイラ・グランデと比べると小さい町ですが、やはり古い町並みがあったり海辺も近くて散策してみるのが気持ちいい場所。
リベイラ・グランデ方面から来ると、こんな橋の上を通って町の中へ。 -
上掲の画像の橋を渡って進んで行くと、ノルデステのレプブリカ広場とマトリース・デ・サン・ジョルジェ教会が見えて来るんですが、一旦そこは行き過ぎて…、
マトリース デ サン ジョルジェ教会 寺院・教会
-
…道の名を記したこんなきれいなアズレージョのタイル標識そばに無料駐車場を発見。
一緒に出ている紋章は、ノルデステの町のもの。
これも、絵柄の由来の説明がどこかにあったらよかったな。 -
ノルデステの街のレプブリカ広場。
ポルトガルの路上でよく見かける白と黒のモザイク模様がここにもあった。
これは方位図だね。
町の基礎を作った先祖が大西洋を船でサン・ミゲル島に渡って住みついた頃を記念しているのかも。
こんなレプブリカ広場脇にあるのが…、 -
イチオシ
…マトリース・デ・サン・ジョルジェ教会。
元々1522年にはここにサン・ジョルジェ(聖ジョージ)を祀る教会があったのを、1796年に再建したのが、今見るこの教会の始まり。
アゾレス諸島でよく見る白壁に黒い火山岩の縁取りや飾りがあるのが美しい教会です。
ただ、ここも扉が閉まっていて内部の見学は出来ず。
画像右手にある銅像にはAnton O Alves De Oliveilaと言う名が出ていましたが、調べてみても今一つよく分からず。
このノルデステの名士だった人物なのかも?
間違っていたらお許しを。<(_ _)>マトリース デ サン ジョルジェ教会 寺院・教会
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ノルデステの町のマトリース・デ・サン・ジョルジェ教会を正面から見上げてみる。
元々白い壁だけど、最近さらに塗り直されたみたい。
黒い火山岩とのコントラストがくっきり。マトリース デ サン ジョルジェ教会 寺院・教会
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ノルデステの町の南近郊。
ちょっと海辺に下りて行く道を見つけて行ってみた。
黒々とした火山岩の岩場と砂浜が交互に現れる海岸線。
大西洋の波が直接打ち寄せる浜辺は…、 -
イチオシ
…晴れているのに波が怖いほどの迫力。Σ(・ω・ノ)ノ!
これって季節的なもの?
夏だともう少し穏やかな眺めに変わるのかな。 -
ノルデステからお次の目的地フルナスへの道もEN1-1A号線ですが、サン・ミゲル島の東岸沿いから南岸にさしかかったあとは西方向へ前進。
同じ道沿いでも、北岸や東岸の開けた景色とは打って変わって山の景色に変身。
舗装はされてますが、曲がりくねって道幅が狭くなる点に要注意。 -
ノルデステ近郊の海辺を出て約1時間。
サン・ミゲル島東部の山間部にあるフルナスの町とフルナスの谷に到着。
フルナス(FURNAS)はポルトガル語のFURNAの複数形で、日本語では洞穴の意味。
その名の通り、フルナスの町周辺一帯は火山活動で出来たカルデラ内にあり、温泉や蒸気が噴出している噴出孔や洞窟が見られます。
硫黄の臭いがすごいだろうと思って行きましたが、意外にもほぼ無臭。
規模の大きな噴出孔には一つ一つ名を記したタイルが置いてあるのがご愛敬。
フルナスの町に入ると、EN1-1A号線の脇にもこんな噴出孔が多数ある谷間があって、無料で見学可。
無料駐車場のほか、遊歩道もあるので行ってみましょう。フルナスの谷 山・渓谷
-
フルナスの町にあるフルナスの谷で見られる温泉の噴出孔の一つ。
一時的に噴出が止まっている所もあるんですが、このカルデイラ・グランデ(大きなカルデラ)と名付けられた噴出孔は盛んに温泉と蒸気を噴き上げていました。
向こうに見える建物は、民家のほか、温泉ホテルや地熱料理を出すお店も混じってます。
興味がある方はここに泊まって楽しんでみては?フルナスの谷 山・渓谷
-
フルナスの谷では、温泉や蒸気が噴き出す噴出孔がまとまっている場所は遊歩道で見て回れます。
ただし、敷地は柵で囲まれていてその中へは立ち入り禁止になっています。
要注意。
この大きな噴出孔にはそばまで下りて行く階段が付いていますが、ここも一般の人たちの立ち入りは禁止。フルナスの谷 山・渓谷
-
イチオシ
小さな谷川脇にあるフルナスの谷。
あちこちから蒸気が立ち上る様子は、サン・ミゲル島を含むアゾレス諸島が火山活動によって出来た島々だというのを思い出させてくれる。フルナスの谷 山・渓谷
-
温泉の蒸気がモクモクと立ち上がるフルナスの谷。
谷川に落ち込む岸も白く煙っている様子は、日本の温泉地のようでもあり。フルナスの谷 山・渓谷
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フルナスの谷にあるペロ・ボテーリョと呼ばれる蒸気の噴出孔。
これは崖の下に開いた大きな穴で、中は暗くてその底までは見えず。
蒸気がモクモクと上がるほか、底からは絶え間なくゴオゴオという響きが聞こえて来て、このあたりの火山活動はまだまだ続いているのが実感できますよ。フルナスの谷 山・渓谷
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ペロ・ボテーリョ噴出孔そばには、小さいながら活発に熱水を噴き上げる噴出孔もあって、ESGUICHOと名が付いていました。
ESGUICHOとは何ぞや?と思って後で調べてみたら、意味は≪噴出≫。(笑)
文字通り、≪噴出する噴出孔≫で、その名付けに嘘は無し。フルナスの谷 山・渓谷
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フルナスの谷には、川とも呼べないほどの浅い水の流れもあって、あちこちからプクプクと細かい泡が。
この画像の左下にもその様子が写っているんですが、見えるかどうか。
手をちょっと入れてみたところ、ここではぬるいお湯が湧いているようでした。
あれ?飛び石の向こうに祠のような物と小さい像が。
ひょっとして、あそこにはこの温泉にまつわる聖人の像が納めてあるの?
近寄って行って見たら、小さな像だと思ったのは、ちょろちょろと出て来る湧き水で岩が変色した部分でした。( ̄▽ ̄;)フルナスの谷 山・渓谷
-
フルナスの谷があるフルナスの町からEN1-1A号線で南西へ数分の所に、やはり火山活動が続いているフルナス湖があるというので行ってみます。
-
フルナス湖畔に到着。
フルナス湖は、地図で見てみると親指を立てたGOOD!のサインの形。
周辺一帯がフルナスの谷のように蒸気やお湯を噴き出しているのかと思ったら、静かな山と林に囲まれた湖で拍子抜け。
それでも遠くに湯気が立ちあがっている場所を発見!
行ってみると…、フルナス湖 滝・河川・湖
-
…ここでは、自分で鍋と肉や野菜の食材を準備して行き、コジード・ダス・フルナスと呼ばれる地熱料理が自分でも作れるようになっていました。
蒸気が噴き出す場所に土管を通してあって、そこに鍋を入れて後は待つだけの地熱料理なんですが、出来上がるまでに数時間(!)という事なので、手っ取り早く食べてみたい方はフルナスの町の地熱料理を出すお食事処へどうぞ。
自分で作ってみたい方は、お手伝いをしてくれるおじさんにチップを渡すようになっていました。フルナス湖 滝・河川・湖
-
フルナス湖の後は、さらに西のフォゴ湖か、サン・ミゲル島の南岸沿いの景色を楽しんでからお宿に戻ろうと思っていたら、あちこちで激しい通り雨が。
その合間に見る虹はきれいだけど、今日は一旦フルナスの町まで戻ってEN2-1A号線で北岸に出よう!
だったら、ゴレアナの茶園にも寄っていこう、と話は決まって再出発。 -
フルナスの町からEN2-1A号線で20分程。
雨の峠越えをしてEN1-1A号線に入った後で、ゴレアナ茶園の茶畑が見えて来た。
ポルトガルに茶園があると聞くと意外な感じがしますが、ポルトガル本土から遠く離れたアゾレス諸島のサン・ミゲル島に立派な茶園があるんですよ。
しかも、1883年から続くというヨーロッパ最古の茶園で、イギリスのトレゴスナン・エステートが出来るまではヨーロッパ唯一の茶園だったという歴史もあるんだそう。 -
ゴレアナ茶園には、元はお茶の工場だった建物を改装して、ミニ博物館や茶葉ショップも入っています。
これが敷地への入口で、中に無料駐車場も有り。
お茶好きな方は寄って行きましょう。Gorreana 専門店
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今ではミニ博物館や茶葉ショップが入っているゴレアナ茶園の建物。
壁に書かれたCHAの意味はお茶。
現在のCHAの発音はシャですが、ポルトガルはかつてマカオからお茶を輸入していたため、その当時は中国語と同じくチャと読んでいたんだそう。Gorreana 専門店
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ゴレアナ茶園のミニ博物館内。
上の方でちょっと、ポルトガルはかつてマカオからお茶を輸入していたと書いたので、ちょっと歴史のお勉強。
ポルトガルが明(みん)から正式にマカオの居留権を得たのは1557年で、当時は中国大陸における唯一のヨーロッパ人居留地だったのにはビックリ。
その後マカオがポルトガルに正式に割譲されたのは、アヘン戦争後の1887年。
ゴレアナの茶園が開かれたのは1883年とのことなので、お茶の貿易が縁になったポルトガルと中国の関係がずいぶん長かったのが偲ばれます。
この画像に出ているのは、清朝の中国人男性のいでたちなんでしょうね。
長い辮髪が印象的。Gorreana 専門店
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ゴレアナ茶園のミニ博物館内。
この茶園で採れた茶葉を加工するための機械類も展示されてあったんですが、こちらには説明が付いていない…。
簡単にでも付けて欲しいな。Gorreana 専門店
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ゴレアナ茶園のミニ博物館と同じ建物内には、茶葉を販売するカウンターや、お菓子類を買ってお茶を試飲しつつ休憩できるスペースも準備されています。
茶葉以外の材料を使ったハーブ・ティー(レモン・バーベナ茶など)もあるので併せて見て行くといいですよ。
どんなお茶があるのか事前に知りたい方は、次のゴレアナのサイトで見て行くとよし。英語版です。
https://gorreana.pt/en/
観光ツアーでやって来た団体さんが去った後は、商品の品揃えも数も減るんですが…、Gorreana 専門店
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…サン・ミゲル島内の大きめのスーパーや、ポンタ・デルガダ空港内のお店でも、ゴレアナのお茶は購入可能なので、焦らなくてもいいですよ。
この画像だと、画像上段と中段の商品がゴレアナのお茶。 -
これはゴレアナ茶園の茶葉販売カウンターで購入したお茶。
茶葉に香味付けしたお茶や、茶葉は使っていないハーブ・ティーもあるのであれこれ試してみるといいですよ。
どれも数ユーロ程度のお値段です。
左から、ベルガモットで香味を付けたアール・グレイ。
中央はレモン・バーベナ茶。
右はレモン・バーム茶。 -
イチオシ
ゴレアナ茶園のミニ博物館内にいたニャン。(=^・^=)
今日の午前中はあんなにいいお天気だったのに、午後になってからは通り雨が何度も来るから、クッションの上の方が寝心地いいよね。 -
通り雨の晴れ間に、ゴレアナ茶園を見学。
咲き残ったアジサイの向こうの茶畑の緑が美しい。
アゾレス諸島のこのサン・ミゲル島の中でも、茶畑があるのはサン・ブラス近郊のこの茶園のみ。
この地を見出して開拓・栽培を始めた頃の人々は、茶園がここまで大きくなるだろうと思っていただろうか。 -
イチオシ
ゴレアナ茶園の茶畑。
ここだけ見たら、これまでに行った中国、スリランカ、マレーシアなんかの茶畑に戻って来た気分。
一人茶畑にいるのは、茶摘みの雰囲気を味わっているビジターのおねえさん? -
ゴレアナ茶園ゲート前を通るEN1-1A号線向こうの丘にも続く茶畑。
ちょっとゲートまで行ってみよう。 -
EN1-1A号線向こうの丘にも続くゴレアナ茶園の茶畑。
この茶畑を見て回るハイキング・コースもあるので、お天気のいい日にお時間があれば行ってみるのもよさそう!
そのハイキングから戻って来たおじさんが、茶畑入口の低い塀の上に立って茶畑を撮影中。
やっぱりヨーロッパだと茶畑風景は珍しいですよね。(o^―^o)ニコ -
今日はもう一旦お宿に戻って夕食まではのんびりしようか、とサン・ミゲル島北岸を通る部分のEN1-1A号線を今度は西へ。
通り雨がまたやって来るその途中で見えたのは、大西洋に落ちる虹。
あ、不思議な景色! -
大西洋に落ちる虹をゆっくり見たいと思っていた時に見つけたサンタ・イリア展望台。
サン・ミゲル島北岸のリベイラ・グランデとポルト・フォルモソの間にあって、N1-1A号線を走っていると標識が出ているのでお見逃しなく。
駐車も見学も無料。ここにはトイレも設置されていました。サンタイリア展望台 自然・景勝地
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サンタ・イリア展望台から見た大西洋に落ちる虹の脚。
夢の中の景色のよう…。サンタイリア展望台 自然・景勝地
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サンタ・イリア展望台から見た、サン・ミゲル島北岸の東方向。
こうして見ると、切り立った崖が続く海岸線がきれい。
サン・ミゲル島北岸沿いのEN1-1A号線をドライブすると、このサンタ・イリア展望台のほか、展望台(Miradouro)への標識があれこれ出ています。
ドライブの途中、Miradouro 〇〇という見所標識を見かけたら行ってみては?サンタイリア展望台 自然・景勝地
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これはサンタ・イリア展望台から見たサン・ミゲル島北岸の西方向。
こちらも崖が大西洋に落ち込む景色。
お天気が良かったら、もう少し海と空の境目がくっきりと見えたでしょうね。サンタイリア展望台 自然・景勝地
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サンタ・イリア展望台の後は、カペラス近くに取ったSao Vicente Lodgeに戻って一休み。
ファイアル島からサン・ミゲル島に着いた昨日の夜は外に出ずに手持ちのパンやスープを夕食代わりにしたから、今日は土地の人に評判のよいRestaurante Gastronomoへ。
このお店があるのは、サン・ミゲル島で一番大きい街ポンタ・デルガダなんですが、行ってみたらちょっと街外れの寂しい場所。
お店の外観は地味。見落としに要注意です。
車道に直接面していて駐車場が無いので、車で行くと、数百m離れた駐車可能な空き地に停めるしかないのがちょい不便。
それでも中に入ってみたところ、ワイワイ賑やかな食堂といった雰囲気ですぐに満席になってました。
お店のスタッフもフレンドリーな応対態度で、これは期待できそうと思ったんですが…、Restaurante Gastronomo 地元の料理
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…この時頼んだフィッシュ・スープ、地元産の柔らかいチーズ、エビのソテー、サラダやイカのグリルに限って言えば、一皿の量は多いものの盛り付けがおおざっぱで味付けも大味。
お値段はリーズナブルだったから、それが人気になっているのでは?という感じでした。
とても二人では食べきれず。(;^ω^)
お百姓さん、ごめんなさい。<(_ _)>
さ、今日はこれでお開きにして、明日はサン・ミゲル島の東部へと行ってみようと思います。Restaurante Gastronomo 地元の料理
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この旅行記へのコメント (3)
-
- がまだす@熊本さん 2019/07/19 22:49:03
- 相変わらず素敵な作品ばかり!!
- 表紙の茶畑の写真は、あかね襷に・・・・かな?
一瞬日本かと見まごうばかり素敵な絵です。
さすがSURしゃんのカメラワークは凄い!!
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2019/07/21 17:12:47
- Re: 相変わらず素敵な作品ばかり!!
- ご訪問、ありがとうございます。(^◇^)
ヨーロッパの、しかも大西洋の小島にこんな茶畑があるなんてびっくりですよね。
一瞬、アジアのどこかに戻ったような郷愁が感じられましたよん。
- がまだす@熊本さん からの返信 2019/07/27 06:49:13
- RE: Re: 相変わらず素敵な作品ばかり!!
- んだ!
んだ!!
> ご訪問、ありがとうございます。(^◇^)
> ヨーロッパの、しかも大西洋の小島にこんな茶畑があるなんてびっくりですよね。
> 一瞬、アジアのどこかに戻ったような郷愁が感じられましたよん。
>
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