2018/10/07 - 2018/10/07
2位(同エリア9件中)
- #サン・ミゲル島の空港
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九つあるアゾレス諸島の島々の内、訪れてみたのはポルトガル最高峰ピコ山と世界遺産になったブドウ畑の景観があるピコ島、かつての火山活動で出来た景観と対岸のピコ島ピコ山の夕景が見事だったファイアル島、それに温泉やヨーロッパ最古の茶畑もあるサン・ミゲル島の三つ。
もう一つ行こうと思っていたサンタ・マリア島は、悪天候のため予定変更したのが惜しかったな。
サンタ・マリア島訪問を諦めた嵐が過ぎ去った後のサン・ミゲル島。
今日はもう本土のリスボンへと戻る日ですが、朝はお気に入りの宿となったSao Vicente Lodge周辺の北岸沿いの道を歩いてみて、その眺めも堪能してみます。
その後はアゾレス諸島の首府ポンタ・デルガダ近郊にあるポンタ・デルガダ空港からTAPポルトガル航空でリスボンへ。
その空港などの様子も記録しておこうと思います。
表紙の画像は、サン・ミゲル島北岸のカペラス近く。
嵐の余波の大波がやって来る大西洋と崖に波が砕け散る様子が印象的。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
サン・ミゲル島北岸のカペラス近くで泊まってみたSao Vicente Lodge。
お部屋は新しくて広くシンプル・モダンなインテリア。
ベランダもこんなに広くて大西洋が目前に見えるのがお気に入り。
ただ、昨日の嵐の時には、吹きすさぶ風と断続的にザッ!!と叩きつけて来る雨、海鳴りも崖に砕ける波の音も凄まじかった。
一夜明けてみると、ベランダはまだ濡れているものの嵐は夜のうちに過ぎ去っていてまた青空が戻って来ていた。
昨日の様子とは大違い!
あ、そういえば、このあたりの散策はまだしていなかったな、と思い出して行ってみます。 -
Sao Vicente Lodgeは、古風な火山岩の塀で囲まれたお宿。
お宿を出た所には、道の名を示すこれまた古風なアズレージョの道標が。 -
Sao Vicente Lodge前の道。
内陸部方向を見ると、火山岩の塀に囲まれた民家が並んでいたり、遠くにはかつての火山活動で出来たと一目で分かる山がポコポコ。
Sao Vicente Lodgeは明るく広く新しくて大西洋が間近に望めるいいお宿でしたが、周辺にはお店などは無いので車で行く方でないと不便。 -
Sao Vicente Lodgeはサン・ミゲル島北岸の崖近くにあるお宿。
崖に沿って、気持ちよく散策やサイクリングもできる道も出来ています。
昨日の嵐が過ぎ去ったばかりの今朝は、まだ雲の流れが速くて晴れたり曇ったり。
そのたびに大西洋の水の色も明るくなったり暗くなったり忙しい。
今日の天気はどうなるかな、と出て来て雲行きを見ているような鳥が崖際に二羽。 -
大西洋を望む崖の際まで続いている石垣。
以前はここでも作物を植えていたのかな。
これがピコ島だったらブドウ畑だったのかも、と思うけど、その痕跡は無し。 -
昨日の嵐が過ぎ去った後も、サン・ミゲル島北岸に押し寄せる大西洋のうねりや波は大きい。
あたりが白く煙っているのは、崖に砕け散った海水の霧が漂っているため。
う~ん、潮の匂いが濃い。 -
イチオシ
白く煙る海水の霧がレースのカーテンのように朝の光を通す。
その光景は美しくても、切れ目なく押し寄せては砕ける波の音はゴオゴオと怖いくらい。 -
サン・ミゲル島北岸のSao Vicente Lodge付近は、ピコ島で見たのと同じような火山岩の石垣が続いていた。
ピコ島のようにブドウを栽培していた形跡は見当たらないけど、何のためだったのかな。 -
サン・ミゲル島北岸の道沿いに続く石垣。
この辺りは今日に限らず霧が濃い日が多いらしい。
石垣がすっかり苔むしている。
その石垣も、今ではあちこち崩れていて、石垣の内側は草茫々。 -
海水の霧で白く煙るサン・ミゲル島北岸の道を戻る。
行く手に見える建物が、三泊したSao Vicente Lodge。
周辺にはお店などは無い場所なので、車で行く人でないとお勧めはしませんが、静かな環境の中、シンプル・モダンなお宿でゆっくりしたい方にはいいお宿。 -
Sao Vicente Lodgeを行き過ぎて、もう少し歩いて行ったサン・ミゲル島北岸の道。
雲や霧が晴れて来て、行く手に現れた山並みや小さな町が夢の中の景色のよう。 -
そろそろお宿に戻ろうかな、と思った時に崖際に見えて来た赤い家。
これは絵になりそう!
日の光が雲の合間からあの家を照らすのを待ってみよう。 -
波の表情を見ているだけでも飽きない今朝のサン・ミゲル島北岸。
波の合間をウミネコらしき鳥が飛んで行くのも風情あり。 -
波の合間に顔を出している岩があった。
波がやってくるたびに…、 -
…波に洗われ、渦を巻く。
これもいつまでも見ていても飽きない自然の営み。 -
雲の切れ間から日が差して、今度は赤い家が立つ手前の岬が朝の光の中に。
-
イチオシ
大波がサン・ミゲル島の北岸に襲い掛かる。
昨日の嵐の時には、崖からちょっと離れたSao Vicente Lodgeでも、風の音、波の音が凄まじかった。
あの岬の赤い家に住む人はもう慣れっこ?
それより、海水の霧による家や車の塩害の方が現実的には怖いかも。 -
道の行く手に見えていた農家のあたりまでやって来た。
そろそろサン・ミゲル島を出てリスボンへ行く支度をしにSao Vicente Lodgeに戻ろうっと。 -
イチオシ
最後に振り返った崖際の赤い家。
わ~! 光の差し具合がすごくドラマチック!! (◎o◎)
あの家は、これからもあそこで大西洋の景色を眺め続けていくんだろうな。 -
サン・ミゲル島南岸のポンタ・デルガダ空港へ行く前に、カペラスの町も車で通ってみた。
廃屋に残る聖書の一場面の絵タイルがちょっと悲しい。 -
カペラスの町の廃屋に残るのは聖書の一場面の絵タイルだけではなく、現代の落書きアートも。
暗くなってから、このおにいさんの顔だけがヘッドライトに照らされたらギョッとするだろうな。(笑) -
サン・ミゲル島北岸のカペラスの町。
幾つか見かけたこんな塔は何のためだったんだろう。
この塔には住んでいる人がいるようだけど、ひょっとして風車の名残? -
さて、サン・ミゲル島南岸へと移動。
ポンタ・デルガダ空港があるのは、サン・ミゲル島の首府ポンタ・デルガダ西近郊。
その空港が見えて来た。
すっかり晴れ上がって、今日のリスボン行きTAPポルトガル航空はスケジュール通りの運航。
アゾレス諸島は嵐で空の便がよく変更になったりキャンセルされるって聞いていたからホッと一安心。ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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ポンタ・デルガダ空港到着。
この空港は、ローマ教皇のヨハネ・パウロ2世にちなんでヨハネ・パウロ2世空港とも呼ばれていて、空港ビル前にはその銅像も。
サン・ミゲル島をあちこち走ってくれた車ともここでお別れ。
やっぱりレンタカーの旅っていいね。
これからもまだまだあちこち、自分たちで走ってみたい!ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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ポンタ・デルガダ空港は新しくて一通りの設備は有りますが、雰囲気や規模はローカル空港。
でも、イギリスやアメリカ合衆国、カナダへの便も発着している国際空港なんですよ。ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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ポンタ・デルガダ空港のカートは、1ユーロか50セントのコインで、チェーンを外して使う仕組み。
外し方の画像が出ていて戸惑う心配無し。
また所定の場所に戻してチェーンを繋ぐとコインは戻ってきます。
カートを使いたい方はコインは残しておきましょう。ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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ポンタ・デルガダ空港内部。
アゾレス諸島巡りの旅の始めに、リスボンからやって来てピコ島に飛ぶ時に乗り換えをした空港だから搭乗ゲート付近はもう知っていたけど、出発ホールを見るのは今日が初めて。
今日はこれからリスボン行きのほかにも便があるようで結構賑やか。ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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今日のポンタ・デルガダ空港の出発便スケジュール。
アゾレス諸島の各地、ポルトガル本土への便のほか、今日はこれからボストンやトロントへの便有り。
こんな小さい空港なのに、ホント意外。ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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今日サン・ミゲル島からリスボンへと飛ぶ便はTAPポルトガル航空。
スターアライアンスのメンバーになっています。
特に愛想はなくてもテキパキと手際のいいカウンターのおねえさんにチェックイン手続きを済ませてもらった後は、型通りにセキュリティ・チェックも済ませて搭乗ゲートが並ぶ通路へ。ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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上の方で言ったように、サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港は国際空港。
よって、免税品販売店もあるんですが、空港の規模に合わせた品揃えなのであんまり期待しない方がよし。
それより…、ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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…アゾレス諸島特産の食品部門が充実していたな、という感想のポンタ・デルガダ空港。
これまでにもご紹介しましたが…、ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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…サン・ミゲル島のゴレナ茶園のお茶や、ピコ島のワイン、それにチーズ、蜂蜜、ジャム類、魚の缶詰などなどの特産品は一通り揃っています。
試飲・試食コーナーが出ていたら、まずお試ししてみては?
サツマイモのジャムは、栗きんとんの味でビックリ。(笑)
ヨーロッパ最古の茶園というゴレナ茶園のお茶は、別編でご紹介したように茶畑付属の販売店やサン・ミゲル島各地のスーパーでも売っているので、そちらで買うとお値段も品ぞろえもいいですよ。ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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そろそろ、リスボン行きTAPポルトガル航空の搭乗間近?
ちょっと周りがざわついてきた。ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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さあ、リスボン行きTAPポルトガル航空機への搭乗開始。
今回のアゾレス諸島巡りの旅で2度利用したSATAエア・アゾレスの席は早い者勝ちの席取りゲームだったけど、もうすでに窓側席を取っているポルトガル航空ではストレスフリー。ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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乗り込んだリスボン行きTAPポルトガル航空機。
ひょっとして、昨日の嵐で飛べなかった人が今日この便に変更したのかも?
なんだかザワザワ人が多い。 -
今回のアゾレス諸島巡りの出だしにリスボンからまずサン・ミゲル島に飛んだ時のTAPポルトガル航空の機種はA320R型機だった。
今日のサン・ミゲル島⇒リスボンへのポルトガル航空使用機材はA320neo。 -
TAPポルトガル航空の路線図の一部。
TAPポルトガル航空はSUR SHANGHAIたちがよく利用するスターアライアンスのメンバーだけど、普段は乗らないからこの路線図が新鮮に見える!
ポルトガル国内線、ヨーロッパ線、南北アメリカ大陸方面の路線のほか、アフリカ各地への便も。
次、アフリカ大陸の西岸諸国に行く時にはTAPポルトガル航空を使ってみようか。 -
TAPポルトガル航空のお土産品もチェック!
普通、クマのぬいぐるみが定番だけど、がんばって別テイストの商品を出してるね。
結局は、何も買わなかったけど。( ̄▽ ̄;) -
サン・ミゲル島からリスボンへのTAPポルトガル航空の所要時間は2時間10分ほど。
リスボン→サン・ミゲル島へ飛んだ時には向かい風になるから2時間半くらいだったね。
帰りの便の機内食は、飛行時間が20分位短いからか、デザートのパステル・デ・ナタ(エッグタルト)抜きで、簡単なサンドイッチと飲み物だけ。(笑) -
イチオシ
ウトウトしているうちに、早くもリスボン上空。
下に見えるのは、テージョ川に架かる4月25日橋。
この後は、リスボン中心部上空を南から北へと突っ切る眺めがスリリングだったなあ。
この後は無事にリスボン到着!ヽ(^。^)ノ
アゾレス諸島旅の内、サン・ミゲル島では嵐に出遭って残念な場面もあったけど、ファイアル島は思っていたよりずっとワイルドな景観が楽しめたし、残る六つの島にもいつか行ってみたいよね。(・∀・)ウン!!
リスボンに到着後は、数日間の個人滞在+お付き合い滞在もあるんですが、アゾレス諸島巡りの旅行記はこれで終わりにします。
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