ルルド旅行記(ブログ) 一覧に戻る
昨年2018年5月に、フランスから続いているサンチャゴ巡礼路のラスト114Kmを歩きました。今回はその記憶がまだ残っているうちにとの思いで、スペインで入手した巡礼手帳を持参して、フランスの巡礼地と巡礼路上にある南西フランスの美しい村や街を、列車とバスで巡りました。<br />日程は下記。<br />6月11日 羽田→フランクフルト経由トゥールーズ<br />■6月12日 トゥールーズ→タルブ散策→ルルド。(泊)<br />■6月13日 午前中ルルド観光→トゥールーズ。(泊)<br />6月14日 トゥールーズ→アンドラ。(泊)<br />6月15日 午前中アンドラ観光→トゥールーズ。(泊)<br />6月16日 トゥールーズ→アルビ。(2泊)<br />6月17日 アルビ⇔コルド・シュル・シェル観光<br />6月18日 午前中アルビ観光→ロデス散策→コンク。(2泊)<br />6月19日 コンク終日観光。<br />6月20日 コンク→ロデス→カプドナック散策→ロカマドゥール。(2泊)<br />6月21日 ロカマドゥール終日観光。<br />6月22日 ロカマドゥール→ブリーヴ散策→カオール。(2泊)<br />6月23日 カオール⇔サン・シル・ラポピー観光<br />6月24日 カオール→トゥールーズ。(泊)<br />6月25日 午前中トゥールーズ観光。午後トゥールーズ発→ミュンヘン経由<br />6月26日 羽田 <br /><br />この旅行記は、キリスト教徒らの巡礼地のひとつでもあるルルド(聖域)を掲載します。<br />表紙の写真は、ルルドのロザリオ広場を埋め尽くすろうそく行列。

列車とバスで巡る南西フランス(1)。。。ルルド(聖域地区)

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2019/06/11 - 2019/06/26

6位(同エリア75件中)

you

youさん

昨年2018年5月に、フランスから続いているサンチャゴ巡礼路のラスト114Kmを歩きました。今回はその記憶がまだ残っているうちにとの思いで、スペインで入手した巡礼手帳を持参して、フランスの巡礼地と巡礼路上にある南西フランスの美しい村や街を、列車とバスで巡りました。
日程は下記。
6月11日 羽田→フランクフルト経由トゥールーズ
■6月12日 トゥールーズ→タルブ散策→ルルド。(泊)
■6月13日 午前中ルルド観光→トゥールーズ。(泊)
6月14日 トゥールーズ→アンドラ。(泊)
6月15日 午前中アンドラ観光→トゥールーズ。(泊)
6月16日 トゥールーズ→アルビ。(2泊)
6月17日 アルビ⇔コルド・シュル・シェル観光
6月18日 午前中アルビ観光→ロデス散策→コンク。(2泊)
6月19日 コンク終日観光。
6月20日 コンク→ロデス→カプドナック散策→ロカマドゥール。(2泊)
6月21日 ロカマドゥール終日観光。
6月22日 ロカマドゥール→ブリーヴ散策→カオール。(2泊)
6月23日 カオール⇔サン・シル・ラポピー観光
6月24日 カオール→トゥールーズ。(泊)
6月25日 午前中トゥールーズ観光。午後トゥールーズ発→ミュンヘン経由
6月26日 羽田 

この旅行記は、キリスト教徒らの巡礼地のひとつでもあるルルド(聖域)を掲載します。
表紙の写真は、ルルドのロザリオ広場を埋め尽くすろうそく行列。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配

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  • 6月11日 羽田発NH207便にて、フランクフルト経由トゥールーズに向かいます。<br />翌日6月12日 9時5分 トゥールーズに到着。<br />写真はトゥールーズ空港出口にある案内板。空港ビルからは黄色の線に沿って外に出て、空港シャトルバスで市内に行きます。

    6月11日 羽田発NH207便にて、フランクフルト経由トゥールーズに向かいます。
    翌日6月12日 9時5分 トゥールーズに到着。
    写真はトゥールーズ空港出口にある案内板。空港ビルからは黄色の線に沿って外に出て、空港シャトルバスで市内に行きます。

  • こちらは空港バスの乗場。<br />電光掲示板に出発時間と待ち時間が表示されています。バスは20分間隔で出ています。チケットはドライバーから購入できます(8ユーロ)。

    こちらは空港バスの乗場。
    電光掲示板に出発時間と待ち時間が表示されています。バスは20分間隔で出ています。チケットはドライバーから購入できます(8ユーロ)。

  • トゥールーズ市内まで約30分。<br />バス終点のトゥールーズ・マタビオ駅から、10時36分発の列車でこの日の目的地のルルドに、タルブ経由で向かいます。<br />飛行機到着が遅れたり、バスが渋滞するとこの時間の列車に間に合わなくなりますが、順調でした。<br />列車のチケットは券売機で購入します(シニア31.9ユーロ)。<br /><br />途中左手にAIR BUS社の飛行場や雪を抱いたピレネー山脈が見えてきます。

    イチオシ

    トゥールーズ市内まで約30分。
    バス終点のトゥールーズ・マタビオ駅から、10時36分発の列車でこの日の目的地のルルドに、タルブ経由で向かいます。
    飛行機到着が遅れたり、バスが渋滞するとこの時間の列車に間に合わなくなりますが、順調でした。
    列車のチケットは券売機で購入します(シニア31.9ユーロ)。

    途中左手にAIR BUS社の飛行場や雪を抱いたピレネー山脈が見えてきます。

  • 列車はルルド手前のタルブ駅で乗継となります。<br />タルブ駅での待ち時間が1.5時間ありましたので、この間街を散策します。<br />街の中心にかって軍馬の生産が盛んだった証か、馬の銅像が見受けられます。他には目立ったものはありませんでした。

    列車はルルド手前のタルブ駅で乗継となります。
    タルブ駅での待ち時間が1.5時間ありましたので、この間街を散策します。
    街の中心にかって軍馬の生産が盛んだった証か、馬の銅像が見受けられます。他には目立ったものはありませんでした。

  • 14時 ルルド駅に到着。<br /><br />ルルドは世界各地から奇跡を求めてやってくる人々で賑わっていると予想していましたが、駅前は閑散としていて拍子抜けです。

    14時 ルルド駅に到着。

    ルルドは世界各地から奇跡を求めてやってくる人々で賑わっていると予想していましたが、駅前は閑散としていて拍子抜けです。

  • ルルドの宿泊は、駅前右手の道路を下った先にあるIbis Lourdes。

    ルルドの宿泊は、駅前右手の道路を下った先にあるIbis Lourdes。

  • 部屋はこんな感じ。<br />やや狭いですが清潔です。ACホテルチェーンの会員なので良く利用します(朝食込み70ユーロ)。

    部屋はこんな感じ。
    やや狭いですが清潔です。ACホテルチェーンの会員なので良く利用します(朝食込み70ユーロ)。

  • 14時30分 宿に荷を置き、フロントで地図等を頂き、早速ルルドの聖域を訪れます。<br /><br />ルルド聖域の地図です。ポー川が蛇行して流れ、川に囲まれた地域と川沿い(地図の右下)地域が聖域となります。川は左手側が上流で、橋の前後でUターンして右側を反時計方向に流れています。

    14時30分 宿に荷を置き、フロントで地図等を頂き、早速ルルドの聖域を訪れます。

    ルルド聖域の地図です。ポー川が蛇行して流れ、川に囲まれた地域と川沿い(地図の右下)地域が聖域となります。川は左手側が上流で、橋の前後でUターンして右側を反時計方向に流れています。

  • ホテルを出て土産屋さん街を進み、このポー川にかかる橋(サン・ミッシェル橋)を渡るとすぐに聖域に入ります。

    ホテルを出て土産屋さん街を進み、このポー川にかかる橋(サン・ミッシェル橋)を渡るとすぐに聖域に入ります。

  • サン・ミッシェル橋上から、上流側左手の丘上にルルド城が見えています。

    サン・ミッシェル橋上から、上流側左手の丘上にルルド城が見えています。

  • 橋を渡って聖域内に入ってきました。<br />入口正面に十字架が立ち、各国語で祈りの言葉が書かれた柱が並んでいます。

    橋を渡って聖域内に入ってきました。
    入口正面に十字架が立ち、各国語で祈りの言葉が書かれた柱が並んでいます。

  • 参道を進むと左手に芝生でドーム屋根が覆われた聖ビオ10世の地下聖堂(地図⑥)があります。

    参道を進むと左手に芝生でドーム屋根が覆われた聖ビオ10世の地下聖堂(地図⑥)があります。

  • こちらはその地下聖堂の中。<br />長さ191m、幅61mと世界で最大規模の聖堂で、2.5万人を収容できる大きさです。天井から、ルルドを聖地に導いた少女ベルナデッタの写真等が下がっています。

    こちらはその地下聖堂の中。
    長さ191m、幅61mと世界で最大規模の聖堂で、2.5万人を収容できる大きさです。天井から、ルルドを聖地に導いた少女ベルナデッタの写真等が下がっています。

  • 地下大聖堂を出て、参道を更に進むと広場に面してマリア像が立っています。

    地下大聖堂を出て、参道を更に進むと広場に面してマリア像が立っています。

  • 正面から見たマリア像です。少女ベルナデッタの前に現れたマリア様は、毎回水色の帯を纏っていた様で、ルルドのマリア様はほとんどが水色の帯を着けています。<br />

    イチオシ

    正面から見たマリア像です。少女ベルナデッタの前に現れたマリア様は、毎回水色の帯を纏っていた様で、ルルドのマリア様はほとんどが水色の帯を着けています。

  • 広場の正面は、上下2段に分かれている大聖堂が建っています。下段(地図の④)がロザリオ聖堂、上段(地図の⑤)が無原罪の御宿り聖堂です。

    広場の正面は、上下2段に分かれている大聖堂が建っています。下段(地図の④)がロザリオ聖堂、上段(地図の⑤)が無原罪の御宿り聖堂です。

  • 下段のロザリオ聖堂の両側は、上段のバジリカ聖堂へ行くスロープと階段があります。左側スロープ下には背後に大きな美しいモザイク画のある参拝堂が並んでいます。<br />

    下段のロザリオ聖堂の両側は、上段のバジリカ聖堂へ行くスロープと階段があります。左側スロープ下には背後に大きな美しいモザイク画のある参拝堂が並んでいます。

  • 下段のロザリオ聖堂のファサードです。<br />聖母マリアが聖ドミニコにロザリオを手渡すレリーフが描かれています。

    下段のロザリオ聖堂のファサードです。
    聖母マリアが聖ドミニコにロザリオを手渡すレリーフが描かれています。

  • 下段のロザリオ聖堂の中に入ります。<br />アプスの中央丸天井には赤クロス、その周囲にはアベマリアの文字が一周しています。<br />参拝室の周りの壁は、キリストの生涯等が描かれた美しいモザイク画が並んでいます。

    下段のロザリオ聖堂の中に入ります。
    アプスの中央丸天井には赤クロス、その周囲にはアベマリアの文字が一周しています。
    参拝室の周りの壁は、キリストの生涯等が描かれた美しいモザイク画が並んでいます。

  • こちらはその一つキリスト磔刑のモザイク画です。<br />これらの美しいモザイク画を見て回るだけでも、癒される空間になっています。

    こちらはその一つキリスト磔刑のモザイク画です。
    これらの美しいモザイク画を見て回るだけでも、癒される空間になっています。

  • 下段のバジリカ聖堂を出て脇の階段を上り、上段のパシリカ聖堂前のテラスに来ました。こちらは、聖域の入口方向、ロザリオ広場を見下ろしています。<br /><br />今は午後の昼下がり時で広場は閑散としていますが、夜のろうそく行列時は大勢の人達で埋め尽くされます。

    下段のバジリカ聖堂を出て脇の階段を上り、上段のパシリカ聖堂前のテラスに来ました。こちらは、聖域の入口方向、ロザリオ広場を見下ろしています。

    今は午後の昼下がり時で広場は閑散としていますが、夜のろうそく行列時は大勢の人達で埋め尽くされます。

  • 上のバシリカ聖堂のテラスからポー川側を見ています。<br />崖下に大勢の人達が見えていますが、その奥の岩下に奇跡の泉が湧いているマッサビエルの洞窟があります。

    上のバシリカ聖堂のテラスからポー川側を見ています。
    崖下に大勢の人達が見えていますが、その奥の岩下に奇跡の泉が湧いているマッサビエルの洞窟があります。

  • テラスからは、下段の聖堂のドーム屋根、その上の冠と十字架が見えます。

    テラスからは、下段の聖堂のドーム屋根、その上の冠と十字架が見えます。

  • こちらは上段のバジリカ聖堂(無原罪の御宿り大聖堂)の全景。<br />高さ70メートルの鐘楼を持つゴシック建築の聖堂で、マリア様が出現した洞窟の真上に建てられています。

    こちらは上段のバジリカ聖堂(無原罪の御宿り大聖堂)の全景。
    高さ70メートルの鐘楼を持つゴシック建築の聖堂で、マリア様が出現した洞窟の真上に建てられています。

  • 脇の階段を上り、上段のバジリカ聖堂の中に入ります。少し暗くて厳粛な気分にしてくれます。<br />椅子に座ってこの場に来られたことに感謝し、もろもろを祈ります。

    脇の階段を上り、上段のバジリカ聖堂の中に入ります。少し暗くて厳粛な気分にしてくれます。
    椅子に座ってこの場に来られたことに感謝し、もろもろを祈ります。

  • ベルナデッタが聖母マリアと出会うシーンのステンドグラスがあります。

    イチオシ

    ベルナデッタが聖母マリアと出会うシーンのステンドグラスがあります。

  • 上段のバジリカ聖堂のすぐ真下にある地下聖堂(クリプト)に来ました。<br />この地下聖堂は1866年に完成したもので、ルルドに建てられた最初の礼拝堂です。

    上段のバジリカ聖堂のすぐ真下にある地下聖堂(クリプト)に来ました。
    この地下聖堂は1866年に完成したもので、ルルドに建てられた最初の礼拝堂です。

  • 上段のバジリカ聖堂前のテラスからこのスロープを下ってマッサビエルの洞窟(地図の①)に向かいます。

    上段のバジリカ聖堂前のテラスからこのスロープを下ってマッサビエルの洞窟(地図の①)に向かいます。

  • 列に並びマッサビエルの洞窟内部に向かいます。洞窟周辺の岩は参拝する人達が撫でるので、つやつやと黒光りしています。

    列に並びマッサビエルの洞窟内部に向かいます。洞窟周辺の岩は参拝する人達が撫でるので、つやつやと黒光りしています。

  • こちらが奇跡の泉です。周りは保護のためか透明プラスティックで覆われていますけど。<br />立ち止まって祈ります。。。後に列が続いていますので長居はできません。

    こちらが奇跡の泉です。周りは保護のためか透明プラスティックで覆われていますけど。
    立ち止まって祈ります。。。後に列が続いていますので長居はできません。

  • 洞窟のすぐ上の岩の裂け目にマリア像が立ています。<br />ここが1858年2月、薪を集めに来ていた14歳の少女ベルナデッタの前に聖母マリアが現れた場所です。

    イチオシ

    洞窟のすぐ上の岩の裂け目にマリア像が立ています。
    ここが1858年2月、薪を集めに来ていた14歳の少女ベルナデッタの前に聖母マリアが現れた場所です。

  • マッサビエルの洞窟の前は、毎日定刻にミサが行われる神聖な場所となっています。

    マッサビエルの洞窟の前は、毎日定刻にミサが行われる神聖な場所となっています。

  • マッサビエルの洞窟の先は、泉の水と同じ聖水が得られる水栓が並んでいます(地図の②)。この聖水を求めて世界各地から大勢の人達がこの地に来ているのです。<br /><br />早速、水栓から出てくる聖水を口へ運びます。とても柔らかく感じる聖水で体がじ~んと暑くなりました。<br />持参の容器にも聖水を注いで持ち帰ります。

    マッサビエルの洞窟の先は、泉の水と同じ聖水が得られる水栓が並んでいます(地図の②)。この聖水を求めて世界各地から大勢の人達がこの地に来ているのです。

    早速、水栓から出てくる聖水を口へ運びます。とても柔らかく感じる聖水で体がじ~んと暑くなりました。
    持参の容器にも聖水を注いで持ち帰ります。

  • その先に沐浴場(地図の13)があります。入口ドアの外には大勢の人々が順番を待ています。相当の時間待たないと入れそうもないのでスルーします。

    その先に沐浴場(地図の13)があります。入口ドアの外には大勢の人々が順番を待ています。相当の時間待たないと入れそうもないのでスルーします。

  • 地図を見ると、聖域の背後の山全体にわたって「十字架の道行き」があります(地図の11)。「十字架の道行き」とは、イエス・キリストの受難の捕縛から受難を経て復活に至るまでの各場面を再現し、個々の場所で祈りを奉げる儀式です。<br /><br />巡礼者としては、そこを外す訳にはいきませんので、この坂を登ってトライします。

    地図を見ると、聖域の背後の山全体にわたって「十字架の道行き」があります(地図の11)。「十字架の道行き」とは、イエス・キリストの受難の捕縛から受難を経て復活に至るまでの各場面を再現し、個々の場所で祈りを奉げる儀式です。

    巡礼者としては、そこを外す訳にはいきませんので、この坂を登ってトライします。

  • しばらく上ると右手にScala Sancta(聖なる階段)があります。 ここは、イエスが裁判を受けるために上った階段で、看板には「どうぞ膝だけで登ってください」と指示されています。<br />階段の上の方を見ると、一生懸命に膝で上っている先客がおりますので、youは上るのを断念し、階段下で参拝します。<br />この階段を上った先に、総督ピラトがイエスに十字架刑の判決を下す場面が見えています。

    しばらく上ると右手にScala Sancta(聖なる階段)があります。 ここは、イエスが裁判を受けるために上った階段で、看板には「どうぞ膝だけで登ってください」と指示されています。
    階段の上の方を見ると、一生懸命に膝で上っている先客がおりますので、youは上るのを断念し、階段下で参拝します。
    この階段を上った先に、総督ピラトがイエスに十字架刑の判決を下す場面が見えています。

  • カーブした坂上、イエスが十字架を受け入れている場面があります。登場している各人物は、実物大よりもやや大きく、非常に手の込んだ彫刻像で造られています。

    カーブした坂上、イエスが十字架を受け入れている場面があります。登場している各人物は、実物大よりもやや大きく、非常に手の込んだ彫刻像で造られています。

  • こちらは、イエスが聖母マリアと出会う場面。

    こちらは、イエスが聖母マリアと出会う場面。

  • こちらは、イエスが三度目に倒れた場面。各場面の横に英語を含む各言語での解説版がありますので確認しながら坂道を進みます。

    こちらは、イエスが三度目に倒れた場面。各場面の横に英語を含む各言語での解説版がありますので確認しながら坂道を進みます。

  • いくつかの場面を見ながら丘の頂上付近まで来ました。<br />ここはゴルゴダの丘に相当する場所で、イエスが十字架に架けられている場面です。ここまで、くねくね道を登ること約30分かかりました。<br />坂道を登りながら、2010年3月にイスラエルのエルサレムを訪れた際、ゴルゴダの丘まで続くヴィアドロローサ(悲しみの道)を歩きましたが、その時の感動が時空を超えて蘇りました。<br />https://4travel.jp/travelogue/10448387

    いくつかの場面を見ながら丘の頂上付近まで来ました。
    ここはゴルゴダの丘に相当する場所で、イエスが十字架に架けられている場面です。ここまで、くねくね道を登ること約30分かかりました。
    坂道を登りながら、2010年3月にイスラエルのエルサレムを訪れた際、ゴルゴダの丘まで続くヴィアドロローサ(悲しみの道)を歩きましたが、その時の感動が時空を超えて蘇りました。
    https://4travel.jp/travelogue/10448387

  • 頂上から坂を少し下った先に、イエスが墓に葬られる場面があります。

    頂上から坂を少し下った先に、イエスが墓に葬られる場面があります。

  • 更に坂を下ると岩の割れ目に放射状の模様が刻まれた石の円盤が見られます。最後(15番目)のステーションで、イエスの復活の場面を表しています。<br />

    更に坂を下ると岩の割れ目に放射状の模様が刻まれた石の円盤が見られます。最後(15番目)のステーションで、イエスの復活の場面を表しています。

  • 更に坂を下ると山の斜面に洞窟がありますので中に入ります。<br />「十字架の道行き」のある山は、このような洞窟がいくつかあるようで、この洞窟の奥にも、ピレネー山脈の雪解け水がしみ出ている泉がありました。<br />

    更に坂を下ると山の斜面に洞窟がありますので中に入ります。
    「十字架の道行き」のある山は、このような洞窟がいくつかあるようで、この洞窟の奥にも、ピレネー山脈の雪解け水がしみ出ている泉がありました。

  • こちらは別の洞窟で、入口に十字架が立ています。

    こちらは別の洞窟で、入口に十字架が立ています。

  • 更に山を下ると上段のバジリカ聖堂の裏側に出てきます。<br />「十字架の道行き」は、ちょうど山を一周した感じで、1時間以上かかりました。

    更に山を下ると上段のバジリカ聖堂の裏側に出てきます。
    「十字架の道行き」は、ちょうど山を一周した感じで、1時間以上かかりました。

  • この橋を渡って、ポー川の対岸地区に行きます。

    この橋を渡って、ポー川の対岸地区に行きます。

  • 対岸から見る大聖堂で、左側の尖塔が下段のロザリオ聖堂、右側の高い尖塔が無原罪の御宿り聖堂、その真下に見えていませんクリプトがあり、更にその下の岩場にマッサビエルの洞窟があります。

    対岸から見る大聖堂で、左側の尖塔が下段のロザリオ聖堂、右側の高い尖塔が無原罪の御宿り聖堂、その真下に見えていませんクリプトがあり、更にその下の岩場にマッサビエルの洞窟があります。

  • 橋を渡った正面に聖ベルナデッタ教会(地図の⑦)が建っています。<br />近代的なデザインの教会です。<br />

    橋を渡った正面に聖ベルナデッタ教会(地図の⑦)が建っています。
    近代的なデザインの教会です。

  • 聖ベルナデッタ教会の中です。<br />少女ベルナデッタの大きな写真が飾られていますが、一見するとコンサートホールと思うような造りです。

    聖ベルナデッタ教会の中です。
    少女ベルナデッタの大きな写真が飾られていますが、一見するとコンサートホールと思うような造りです。

  • 聖ベルナデッタ教会の裏手に来ました。<br />礼拝堂の外観は上部がフラットなピラミット形状となっています。

    聖ベルナデッタ教会の裏手に来ました。
    礼拝堂の外観は上部がフラットなピラミット形状となっています。

  • 更に歩を進めるとこのような草原に出てきます。<br />手前のかまぼこ屋根は、ろうそくの捧台が並んでいる場所です。

    更に歩を進めるとこのような草原に出てきます。
    手前のかまぼこ屋根は、ろうそくの捧台が並んでいる場所です。

  • かまぼこ屋根のろうそくの捧台に来ました。<br />大勢の人達が、大小さまざまなろうそくを買い、灯をともしてここ捧げています。

    かまぼこ屋根のろうそくの捧台に来ました。
    大勢の人達が、大小さまざまなろうそくを買い、灯をともしてここ捧げています。

  • この時点で時刻は19時。。。。まだこの明るさです。後ろに見えているアーチ橋は上段の聖堂から地上に下るスロープとなっています。<br /><br />この後、聖域を出て街で夕食をとり、ろうそく行列がスタートする21時ころまで、ホテルで小休止します。

    この時点で時刻は19時。。。。まだこの明るさです。後ろに見えているアーチ橋は上段の聖堂から地上に下るスロープとなっています。

    この後、聖域を出て街で夕食をとり、ろうそく行列がスタートする21時ころまで、ホテルで小休止します。

  • 21時 ろうそく行列に参加すべく再び聖域に来ました。上段の無原罪の御宿り聖堂前のテラスからポー川側を見下ろしています。<br />6月のこの時期は21時でもまだこの明るさで、聞けばろうそく行列のスタートは22時とのこと。川の両岸には行列に参加する人達が次第に集まってきており、並んでいます。

    21時 ろうそく行列に参加すべく再び聖域に来ました。上段の無原罪の御宿り聖堂前のテラスからポー川側を見下ろしています。
    6月のこの時期は21時でもまだこの明るさで、聞けばろうそく行列のスタートは22時とのこと。川の両岸には行列に参加する人達が次第に集まってきており、並んでいます。

  • 22時過ぎ ろうそく行列がスタートします。川岸に並んでいた人達は、参道を一周しロザリオ広場まで来て、その後順番に手前から並んで行きます。一番手前はベッドで行進に参加した団体、次は車いすの団体と・・・並ぶ順番が決められているようです。<br />youも行列に参加するべき、ろうそくとその外側につけるフードを購入(1ユーロ)してスタンバイしました。しかし、行列に参加する人達は、それぞれが病気を抱えた人達やその家族らみたいで、本当に行列に参加しなければならない人達に席を譲らないと申し訳ない気持ちとなり、再びテラス上から行列を見守りながら、参加することにします。

    22時過ぎ ろうそく行列がスタートします。川岸に並んでいた人達は、参道を一周しロザリオ広場まで来て、その後順番に手前から並んで行きます。一番手前はベッドで行進に参加した団体、次は車いすの団体と・・・並ぶ順番が決められているようです。
    youも行列に参加するべき、ろうそくとその外側につけるフードを購入(1ユーロ)してスタンバイしました。しかし、行列に参加する人達は、それぞれが病気を抱えた人達やその家族らみたいで、本当に行列に参加しなければならない人達に席を譲らないと申し訳ない気持ちとなり、再びテラス上から行列を見守りながら、参加することにします。

  • 行列が進むにつれて、広場はベッドに寝たままの人や車椅子の人々で一杯になってきました。行列はろうそくを掲げながら聖歌を歌い、「アベ・マリア」を繰り返してます。

    行列が進むにつれて、広場はベッドに寝たままの人や車椅子の人々で一杯になってきました。行列はろうそくを掲げながら聖歌を歌い、「アベ・マリア」を繰り返してます。

  • 奥まで延々と続くろうそく行列は、灯の帯のように何とも美しく、「アベ・マリア」の歌声は天まで届くように響き渡ります。youも「アベ・マリア」を歌いながら、病んでいる親戚や友人やら多くの人々のことを思い浮かべ、祈りを捧げ続けているうちに何故か胸がじ~んとなりました(涙)。

    イチオシ

    奥まで延々と続くろうそく行列は、灯の帯のように何とも美しく、「アベ・マリア」の歌声は天まで届くように響き渡ります。youも「アベ・マリア」を歌いながら、病んでいる親戚や友人やら多くの人々のことを思い浮かべ、祈りを捧げ続けているうちに何故か胸がじ~んとなりました(涙)。

  • マリア様の像を前にミサが始まります。

    マリア様の像を前にミサが始まります。

  • ミサが続いています。スロープ橋の上から。

    ミサが続いています。スロープ橋の上から。

  • 23時 ミサが終わりました。広場に下りてきてろうそく行列の気分を少しだけ味わいます。

    イチオシ

    23時 ミサが終わりました。広場に下りてきてろうそく行列の気分を少しだけ味わいます。

  • 23時過ぎ <br />ルルドに来れたことに感謝し、ろうそく行列の感動をかみ締めながら、小高い丘上にライトアップされたルルドのお城を見ながら、ホテルに戻ります。<br /><br />列車とバスで巡る南西フランス(2)。。。ルルド(街歩き)につづく。

    23時過ぎ 
    ルルドに来れたことに感謝し、ろうそく行列の感動をかみ締めながら、小高い丘上にライトアップされたルルドのお城を見ながら、ホテルに戻ります。

    列車とバスで巡る南西フランス(2)。。。ルルド(街歩き)につづく。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • dankeさん 2020/02/18 01:17:53
    ルルド
    youさん、

    私はyouさんのようにラスト114KMを歩いてもいませんが、2016年ルルドに2泊して、2晩このお祈りの列に参加してきました。実は知り合いのフランスの方からはルルドに行く、と言ったら「なんで?」と言われていたので、疑問だったのですが。私のそのときの旅のテーマからあまりにも外れると思われたのかもしれませんね。youさんの旅程ならしっくり納得されたのかも。でも私も行って大変良かったと思っています。

    でも年々あの泉のところの設備が頑強になってきているのかも。。とお写真を拝見して思いました。

    you

    youさん からの返信 2020/02/19 05:49:29
    Re: ルルド
    dankeさん
    コメント有難うございます。
    ハイ、ルルドは、確かに特別な場所ですよね。世界には、いろいろな方々がおられる、いろいろの事情をそれらの方々の立場で考えられる場所だと思います。
    ヨーロッパの教会巡りをしていると、だんだん信じ深くなってきたようです。
    dankeさん 、アンドラにも行かれようですね。フットワークがいいですね。
    you
  • pedaruさん 2019/07/14 07:16:00
    ロウソク行列

    youさん ろうそく行列のミサ、感動的でしたね。
    無神論者の私でもこのムードには飲まれるかもしれません。
    信じる者は救われる・・・信じて救われたいが、信じられない・・・

    pedaru

    you

    youさん からの返信 2019/07/14 22:49:39
    Re: ロウソク行列
    pedaruさん

    こんばんは。コメント有難うございます。
    ハイ、あのろうそく行列の本当の雰囲気は、あの場に居ないと写真では伝わらないと思います。

    ルルドを訪れ、あのろうそく行列の場に参加した多くの人達は、youを含めて皆さんが何らかの希望を将来に向けて持てたのではと信じています。

    世界各国から毎年5~6百万人もの人達がルルドを訪れているという事実は、信じて救われたい・・・と信じている人がそれだけ大勢いる証だと思います。

    you

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