2019年5～6月国々の中で生き抜くブルガリア縦断横断 11・ブルガスから黒海沿岸沿いに走る

2019/06/09 - 2019/06/09

２０１９年５～６月の１６日間ブルガリア縦断横断旅行記の第１１回です。カザンラクからブルガスに鉄道で移動し市内を観光します。写真はメインストリートです。
　マップなし、ブルガリア語オンリーの世界で四苦八苦しながら鉄分補給で観光ミッション・コンプリートを目指します。

エリア ブルガス(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

カザンラク駅前のスーパー（ビラ）に立ち寄ってランチを買いに行きました。（ブルガリアの列車内や駅構内には食事の販売がありませんので）お惣菜が出来たてで美味しそうでしたので、買って行きランチにしました。

カザンラク駅10時32分発急行でブルガリアの西端の町、黒海沿岸のブルガスへ向かいます。

カザンラク駅 駅

山脈の細い裾野を通るため、カザンラクからは北のバルカン山脈側の麓に沿って列車は走ります。

1時間ほど走って山脈の裾野を抜けました。黒海の平野が広がります。

最初は穏やかな天気でしたが、

雲が沸き立つようになってきました。

雨が降り出しました。夏の始まりは気流が不安定なのか、今日も天気は不安定です。

強い雨の中、ブルガス駅に着きました。ソフィアを朝7時に発車したこの列車は7時間弱かけてブルガリアを横断し、14時前に西端のブルガスに達しました。

ソフィアから黒海に抜けるルートはプロブディフ経由とカザンラク、カルロボ経由の２通りあります。行きはカザンラク、帰りはプロブディフ経由を使いました。私は空いているカザンラク経由をお勧めします。プロブディブは混雑しており、勝手に予約していない指定席に座っている人がおり、動いてもらうのに苦労しました。

今夜の宿は北のポモリエとネセバルの間にあるラブダビーチです。バスで海岸沿いを走ります。公園は昔ポモリエまで結んでいた線路の跡地だったようで、所々で線路が残っていました。

駅でソフィアへ帰る列車の指定券を買いました。次にネセバル方面のバス乗り場を探します。

駅の隣に南バスターミナル、アフトガーラユクがありました。バスに乗る前にブルガスをささっと観光します。

アレクサンドロフスカ通りを歩き、聖キリルメソジスト教会に向かいました。

天井にはフレスコ画があり、その下には明かり取りの天窓が配置されています。

天窓の下にはシャンデリアがあり説教をする牧師を照らします。

次に教会の裏にある民俗博物館に行きました。

普段の生活や祭りのときに着る民族衣装が展示されています。

バスターミナルに戻る途中に歴史展示館を見つけました。
30, fotinov street

昆虫や鳥、魚の展示があります。ブルガス湖やStrandzha山の自然の展示もあるそうです。

こちらは自然歴史博物館です。岩石や化石、バタフライやカブトムシ、鳥や動物の展示がありました。

古代の遺跡から発見された出土品が展示されています。

こちらは考古学博物館です。

ギリシャ・ローマ時代の植民地だった頃の出土品、碑文などが展示されています。

バスターミナルに戻りました・ネセバル行きのバスは３番乗り場から発車します。

ネセバル方面のバス時刻表です。上は終点のサニービーチ発の時刻、下はブルガスバスターミナル発の時刻です。どこのバス停も同じ時刻表が貼られています。

ネセバル行きのバスがやってきました。宿のあるラブダまでポモリエを通り、約30分のドライブです。

夕食は、ラブダのバス停近くのレストランに入りました。

マスの焼き魚を頼みました。

ポークとパプリカの串焼きもいただきました。

オレンジ色のバラが咲いています。

夕食を食べ終わってもまだビーチは明るいです。黒海の夕陽を眺めてから部屋に入りました。9月の配信は今回で終了し、今月は2本、北海道夏旅編をお送りします。10月3本でブルガリア編を完結し、11月はポルトガル編をお送りする予定です。