2019年5～6月国々の中で生き抜くブルガリア縦断横断（チーズも凄いよ）２・コプリフシティツァ家探し

2019/05/30 - 2019/05/30

　２０１９年５～６月の１６日間ブルガリア縦断横断旅行記の第２回です。写真は美術館都市コプリフシティツァの展望で、電車で日帰り観光します。
　マップなし、ブルガリア語オンリーの世界で四苦八苦しながら鉄分補給で観光ミッション・コンプリートを目指します。

エリア コプリフシティツァ(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

メトロで、宿の1号線ボリススタジアム駅からセルディカ駅乗り換えで2号線ソフィア中央駅に向かいます。

セルディカ駅 駅

行先表示はキリル文字表記のブルガリア語だけです。上から3番目に列車番号30121を見つけました。幸いにも目的のコプリフシティツァが終着駅です。右から２つめが番線で、”５”とありますので5番線に向かいます。

5番線ホーム表示に列車番号30121がありました！他はキリル文字表記のブルガリア語だけです。

8時45分発定刻、ソフィアからブルガリア東部方面行き電車はコプリフシティツァに向かいます。電車は新しめなのにイタズラ書きが多くて残念です。運賃は1人5.2レフでした。

ソフィア中央鉄道駅 駅

運転席は新型なのでＪＲと似てますね。

10時45分、数分遅れでダウンロードした時刻表とグーグルマップを見ながら無事、確認しながらコプリシティツア駅に着きました。時刻表のダウンロードは下記でできます。
http://www.bdz.bg/en/

村に行く青いミニバスが駅前で待っていました。運賃3レフです。行きは5人くらいでしたが帰りはソフィア方面と反対の黒海方面半々で満員でした。降ろされた村バス停でグーグルマップにインフォメーションセンターと入れて探します。

この村の有名な観光スポットはハウスミュージアムです。イチオシ６軒入れる入場券を購入しました。10レフ。クプチーニツァと言われる建物の前にある看板です。看板がないとチケット売り場かどうかわかりにくいです。

美術館都市 コプリフシティツァ 旧市街・古い町並み

地球の歩き方にここの地図がないし、チケット買っても地図をくれないため、まず順路の地図を探します。しかしブルガリア語表記だけなので日本語表記のガイドブックとの照合に大変苦労しました。

最初にデベリャノフの家です。家の外観、内装、装飾についてガイドブックに説明ありましたがどんな人なのか説明ありません。実際に入って展示の英語を見て、詩人で夭折した人と理解しました。また特に撮影で別料金を要求されたことはありませんでした。

デベリャノフの家 建造物

30前の短い生涯の人なのに、本人写真はひげ面で大人びた風貌です。

ぐるりと部屋を囲むようにソファが置かれています。

次に、周りの人に質問しまくって苦労して見つけたオスコレフの家に入って家の写真をとってたら、係員が来て、この家は買った共通券とは別料金の家よ、と言われました。

確かにオスコレフの家は後でみつけた共通入場券看板の写真にありませんでした。（買ったときには、うまく質問しないと、どこに入れるか確認できません）地球の歩き方に乗っているから共通券で入れるだろう、というのは思い込みで、質問が必要でした。

12時を過ぎたので、お昼にしました。中央広場にあるガレリヤというお店です。

ガレリヤ 地元の料理

地球の歩き方に出ている情報から大きく変わっているのでそのまま載せておきますね。

カバルマという煮込み料理を頼みました。表面にチーズの焦げ目がありますが、ここの店は、鳥と卵の味付けがまるでチーズ親子皿（丼のごはん抜き）のようでした。結果的には6月3日に食べたリラの僧院近くで食べたカバルマのほうが美味しかったです。

１時頃やっと食べ終わり、帰りの駅に行くバスが14時20分なので（15時40分もありますが）急ぎます。バス停から遠い、ベンコフスキの家のそばの展望台に行きました。

展望台から美しいコプリシティツアの街と山々が見渡せます。

ベンコフスキの家に降りてきました。ベンコフスキの銅像です。四月蜂起でオスマン帝国と戦う首謀者になったそうです。

ベンコフスキの家 建造物

印刷機が展示されています。この印刷機で仲間を募ったのでしょうか？バス停をはさんで急ぎ、反対のリュトフの家に向かいます。

リュトフの家はこの塀を右に曲がった所にあります。

リュトフの家 建造物

リュトフの家の外観です。

天井の装飾が立派です。

続いて駆け足でバス停奥のカラベロフの家に来ました。

満員のミニバスで駅に戻ってきました。15時7分発に乗ります。機関車は客車たった1両を引っ張ってソフィアに戻ります。

サボ（行き先表示版）です。カルロボ発でソフィア行き、とあります。

このとき気温は30度を超えてました。冷房無しの客車は古くて、トンネルに入るときに窓を閉めようとしましたが、固くて窓が上がらなかったです。トンネルに入ると乗客は皆耳をふさいでました。

17時15分、無事にソフィア駅に戻ってきました。

ソフィア中央鉄道駅 駅