2019年5～6月国々の中で生き抜くブルガリア縦断横断 ７バンスコスキーリゾートから景勝路線に乗る

2019/06/04 - 2019/06/05

２０１９年５～６月の１６日間ブルガリア縦断横断旅行記の第７回、2019年７月最後の配信です。ブラゴエフグラッドからバスでバンスコに向かい校外学習で賑わう春のスキーリゾートを過ごしました。プロブディフまでの鉄道景勝路線に乗車しました。
　マップなし、ブルガリア語オンリーの世界で四苦八苦しながら鉄分補給で観光ミッション・コンプリートを目指します。

エリア バンスコ(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

バンスコからプロブディフの間に景勝路線があるそうです。ブラゴエフグラッドからバンスコまで1時間強バスで移動し翌日列車に乗り込みます。

1時間もかからずに、バンスコバスターミナルに着きました。

バンスコはスキーリゾートで、初夏の観光はトレッキングが良いそうです。そこでインフォメーションに行ってロープウェイに乗れるかどうか確認しましたが、朝は上り、夕方は下りのみの運転だそうです。

聖トロイツァ教会が町の中心にあります。近くの子供たちの遠足で賑わってました。

近くを歩いているとバラのアーチを見つけました。

レストランでした。ランチをいただくことにしました。

店内には、狩で使っていた剣や、当時の偉人肖像画が飾ってありました。

うさぎの猟師鍋を頼みました。

トイレに行く途中にウサギがいました。まさかさっきの鍋はこのウサちゃんか？しかし確認したら鍋は野生のウサギを買って調理しているそうです。紛らわしいです。

請求書がナイフに刺さって運ばれてきました。こだわってます。

時間があるので登れる所まで、トレッキング気分で行ってみることにしました。

ロープウェイの乗り場までやってきました。

初夏のゲレンデを登ってみましょう。

赤い矢印が現在地です。どこまで登れるでしょうか。

左にナイターの照明、右に人工降雪機があります。

ゲレンデ横には急流が流れています。

ゲレンデ途中のカフェは休業中でしたがお邪魔して座らせてもらい、休んでから下に戻ることにしました。（山の4分の１しか登れませんでした）

ロープウェイ乗り場に戻ってきました。ゴンドラの様子を調べてみます。

ロープウェイの青いゴンドラが、何台も固まって空中に止まっています。

町中の店はほとんどお休みでした。少ない営業中の店を探して入り、数少ないメニューのうち、フォンダンショコラとアイスを頼みました。

今夜はこの宿にお世話になります。マミン・コリオ8 Bularia Street, Bansko,2770

夕食は鉄板焼きを頼みました。肉だけでなく、パプリカやレモンも焼くのですね。

翌朝、列車の中で食べるランチボックスを作ってもらいました。

駅の時刻表です。プロブディフ方面だけでなく、反対方向のドブリニステへもたった4本の運転です。ブラゴエフグラッドからの昨日朝のバスでもこれから乗る列車に間に合うようなので、お急ぎの方はバンスコに泊まらなくても大丈夫でした。

始発のドブリニステから列車が10時30分定刻通りにやってきました。

バンスコに遠足で来た子供たちが乗っていました。子供たちが降りたら、車内は私たちの貸し切りになりました。

山あいを走って平原に出て、プロブディフ方面に向かいます。

列車は時々、自動車道と並行して走ります。

裾野に出ると、山々が緑豊かです。

ベリングラッドという駅が唯一の主要駅でした。反対方向から来る列車が待っていました。

幹線の列車は始発駅と終着駅にそれぞれ札を入れていましたが、4往復しかないこの路線では始発と終着が1枚の板に書かれています。

ポイントは人力で操作しています。

山あいを走ります。カーブが続きます。

途中駅では、牛がご主人に連れられて駅構内を歩いています。

崖の土が石灰石の所を通りました。根が張りにくいためか、草が少ないです。

宿の方に作っていただいたランチはパンそのままと、中にはさむ茹で卵、ソーセージ、キュウリでした。

午後3時半、5時間の旅を終えて列車は終着駅のセプテンブリ駅に到着しました。

セッテンブリ駅から急行に乗り換えて、ブルガリア第二の都市、プロブディブに向かいます。7月の配信はこれでおしまいです。ご覧いただきありがとうございます。