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リオ到着してホテルにチェックインし、昼食を取った後、いよいよリオ観光に出発。昼の12時半頃ホテルを出て、まずはホテルに一番近いスーペルヴィーア(SuperVia)と云う郊外電車の駅へ。元々公営鉄道だったものが98年に民営化されたもので、リオへ通う通勤路線になっている。ホテルの前の広い交差点に掛かる歩道橋を渡って、正面の建物が駅かと思って入ろうとしたら何故かセキュリティチェックがあり、そんなに厳しい状況なのかと思ったら社会保障事務所(CedocPrev)だった。ああ、恥ずかしい。<br /><br />で、恥ずかしさを堪えてすぐに出て、東側に進んでいくと駅はその北に入ったところと教えてくれるおじさん。すごい、私が駅を探してること、よく分かった。で、駅に向かうところにEscola Nacional do Circoってあったので、後で調べたら国立サーカス学校。空中ブランコとか綱渡りとかそう云うのを2年で教える学校だそうで、国立であると云うのがなんか凄い。<br /><br />プラッサ・ダ・バンデイラ駅(Praca da Bandeira)でスーペルヴィーアだけでなくメトロやバスでも使えるICカードのリオカード(RioCard)(下の写真)を購入。以後重宝した。さっそくカードを使い西へ向かう。昼の1時半過ぎ、6分ほどで、2つ目の駅、マラカナン(Maracana)で下車。目の前にあるあのマラカナンスタジアム(Maracana Stadium)が最初の目的地。<br /><br />ここはサッカー好きなら誰でも知ってると云われるようなサッカーの聖地の一つ。1950年のブラジルワールドカップのために建設された。ブラジル代表はこの競技場で6試合中5試合を行い(残り1試合はサンパウロ(Sao Paulo)で行ったパカエンブー競技場(Estadio do Pacaembu)で、スイスと2-2の引分)、最後の試合までの4試合は対メキシコ4-0、対ユーゴ2-0、対スウェーデン7-1、対スペイン6-1と絶好調。この大会は決勝トーナメントでなく決勝リーグが4か国総当たりで行われていたので、スペインと引き分けていたウルグアイとの最終戦、引き分けでも初優勝となるところだった。そして50年7月16日の最終戦、後半2分にブラジルが先制。これで優勝間違いないと誰もが思っただろうが、後半21分に追いつかれ、34分に勝越し点を許し、信じられない逆転負け。この出来事は以後マラカナンの悲劇(Agony of Maracana)と呼ばれている。年寄りの私だが、生まれてはいたが、まだこの頃はサッカーと云うものすら知らなかった。<br /><br />この試合、観客数は173,850人だったそうで、かつては20万人を収容できた巨大スタジアムだが、92年にスタンド落下事故を起こし、大幅に削減して現在は約8万人。ドイツが南北アメリカ大陸での開催大会で、ヨーロッパチームとして初めて優勝した14年のワールドカップの決勝は74,738人。この試合は延長後半8分のマリオ・ゲッツェ(Mario Gotze)の得点で、ドイツがアルゼンチンを破った。ちなみにドイツが7-1でブラジルに勝った準決勝はこのスタジアムではない(ミネイロンの惨劇(Agony of Mineirao))。<br /><br />16年のリオオリンピック(Games of the XXXI Olympiad)の開会式/閉会式もここで行われ、サッカー専用競技場がメインスタジアムに使われたのは初めてだった。男子サッカーの決勝ではPK戦でブラジルがドイツを破り、オリンピックサッカーとして初の金メダルを獲得した。PK戦最後のキッカーはネイマール(Neymar)だった。まもなく開催の日本も参加しているコパ・アメリカ2019(Copa America 2019)の決勝(19年7月7日)もこのスタジアムで開催予定。<br /><br />正式名称は50年ワールドカップ以前から巨大スタジアムの建設を訴え続けていたスポーツライターの名前を取ってマリオ・フィーリョ競技場(Estadio Jornalista Mario Filho)と云うが、多分知ってる人は少ない。通称のマラカナンだが、語源としては2説あり。一つは楽器のマラカス(Maracas)の音から来てると云う説。競技場をマラカスの球に見立て、中に入る玉が観客で、巨大なマラカスから聞こえる音ってことかな。もう一つは、競技場の近所にある小さな川の名に由来すると云うもの。この川の名はブラジル原産のオウムから派生してそうだ。マラカスかオウムかだね。<br /><br />地元のフラメンゴ(Clube de Regatas do Flamengo)とフルミネンセ(Fluminense Football Club)のホームスタジアムで、フラメンゴで活躍したジーコ(Zico)のこのスタジアムの公式戦での333ゴールは未だに破られてない。なお、リオには他にボタフォゴ(Botafogo de Futebol e Regatas)とヴァスコ・ダ・ガマ(Club de Regatas Vasco da Gama)があり、4チームでしのぎを削っている。<br /><br />スタジアム見学のツアーに参加。駅からの歩道橋を競技場の正面に進むと確かに入退ゲートにマリオ・フィーリョとある。そこから、左手に回り込んで行ったところの1番ゲートでチケット購入。60R$(2100円強)。その奥2番ゲートから駐車場を抜けてスタジアム内に入る。中へ入るとまずは14年のワールドカップの公式マスコットのフレコ(Fuleco)君が迎えてくれる。ツアーの開始まで時間があるので、まずはピッチへの通路を通ってグランドへ。この通路を選手たちが歩いたのだと思うとワクワクする。<br /><br />グランド、一時荒れていると云う話もあったけど美しい。ピッチの中には入れないがあのテレビで見てた場所にいると思うと感無量だった。屋根がきれいで、以前テレビで見た、日本のテントメーカーの太陽工業が、太陽光に反応して屋根に付着した汚れを分解する、セルフクリーニング機能を備えている素材で屋根を作ったと云う話を思い出してた。確かに綺麗。<br /><br />スタンドの席に座ってボーとピッチを眺めてから、ツアーの開始時間が近づいたので通路を戻り、ジーコのユニやスパイクが飾られているコーナー辺りで待つ。ツアーが始まり更衣室へ。いろいろなユニフォームが置かれているけど、実際には同じチームのユニフォームが並ぶ訳だ。ピッチに再び出た後は、会見室。30分ほどで終わり、最後は2000年にスタジアム50周年を記念して作られた、カウサーダ・ダ・ファマ(Calcada da Fama)と呼ばれる歴代ブラジル代表の名選手の足形。写真は手前からザガロ(Mario Jorge Lobo Zagallo)、リベリーノ(Roberto Rivelino)、カルロス・アルベルト(Carlos Alberto Torres)のもの。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874017126001636&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br /><br />3時頃、見学終了、駅に戻って、今度はメトロで移動するが続く。

ブラジル リオ マラカナンスタジアム(Maracana Stadium, Rio, Brasil)

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2017/11/16 - 2017/11/16

458位(同エリア481件中)

旅行記グループ リオデジャネイロ

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ちふゆ

ちふゆさん

リオ到着してホテルにチェックインし、昼食を取った後、いよいよリオ観光に出発。昼の12時半頃ホテルを出て、まずはホテルに一番近いスーペルヴィーア(SuperVia)と云う郊外電車の駅へ。元々公営鉄道だったものが98年に民営化されたもので、リオへ通う通勤路線になっている。ホテルの前の広い交差点に掛かる歩道橋を渡って、正面の建物が駅かと思って入ろうとしたら何故かセキュリティチェックがあり、そんなに厳しい状況なのかと思ったら社会保障事務所(CedocPrev)だった。ああ、恥ずかしい。

で、恥ずかしさを堪えてすぐに出て、東側に進んでいくと駅はその北に入ったところと教えてくれるおじさん。すごい、私が駅を探してること、よく分かった。で、駅に向かうところにEscola Nacional do Circoってあったので、後で調べたら国立サーカス学校。空中ブランコとか綱渡りとかそう云うのを2年で教える学校だそうで、国立であると云うのがなんか凄い。

プラッサ・ダ・バンデイラ駅(Praca da Bandeira)でスーペルヴィーアだけでなくメトロやバスでも使えるICカードのリオカード(RioCard)(下の写真)を購入。以後重宝した。さっそくカードを使い西へ向かう。昼の1時半過ぎ、6分ほどで、2つ目の駅、マラカナン(Maracana)で下車。目の前にあるあのマラカナンスタジアム(Maracana Stadium)が最初の目的地。

ここはサッカー好きなら誰でも知ってると云われるようなサッカーの聖地の一つ。1950年のブラジルワールドカップのために建設された。ブラジル代表はこの競技場で6試合中5試合を行い(残り1試合はサンパウロ(Sao Paulo)で行ったパカエンブー競技場(Estadio do Pacaembu)で、スイスと2-2の引分)、最後の試合までの4試合は対メキシコ4-0、対ユーゴ2-0、対スウェーデン7-1、対スペイン6-1と絶好調。この大会は決勝トーナメントでなく決勝リーグが4か国総当たりで行われていたので、スペインと引き分けていたウルグアイとの最終戦、引き分けでも初優勝となるところだった。そして50年7月16日の最終戦、後半2分にブラジルが先制。これで優勝間違いないと誰もが思っただろうが、後半21分に追いつかれ、34分に勝越し点を許し、信じられない逆転負け。この出来事は以後マラカナンの悲劇(Agony of Maracana)と呼ばれている。年寄りの私だが、生まれてはいたが、まだこの頃はサッカーと云うものすら知らなかった。

この試合、観客数は173,850人だったそうで、かつては20万人を収容できた巨大スタジアムだが、92年にスタンド落下事故を起こし、大幅に削減して現在は約8万人。ドイツが南北アメリカ大陸での開催大会で、ヨーロッパチームとして初めて優勝した14年のワールドカップの決勝は74,738人。この試合は延長後半8分のマリオ・ゲッツェ(Mario Gotze)の得点で、ドイツがアルゼンチンを破った。ちなみにドイツが7-1でブラジルに勝った準決勝はこのスタジアムではない(ミネイロンの惨劇(Agony of Mineirao))。

16年のリオオリンピック(Games of the XXXI Olympiad)の開会式/閉会式もここで行われ、サッカー専用競技場がメインスタジアムに使われたのは初めてだった。男子サッカーの決勝ではPK戦でブラジルがドイツを破り、オリンピックサッカーとして初の金メダルを獲得した。PK戦最後のキッカーはネイマール(Neymar)だった。まもなく開催の日本も参加しているコパ・アメリカ2019(Copa America 2019)の決勝(19年7月7日)もこのスタジアムで開催予定。

正式名称は50年ワールドカップ以前から巨大スタジアムの建設を訴え続けていたスポーツライターの名前を取ってマリオ・フィーリョ競技場(Estadio Jornalista Mario Filho)と云うが、多分知ってる人は少ない。通称のマラカナンだが、語源としては2説あり。一つは楽器のマラカス(Maracas)の音から来てると云う説。競技場をマラカスの球に見立て、中に入る玉が観客で、巨大なマラカスから聞こえる音ってことかな。もう一つは、競技場の近所にある小さな川の名に由来すると云うもの。この川の名はブラジル原産のオウムから派生してそうだ。マラカスかオウムかだね。

地元のフラメンゴ(Clube de Regatas do Flamengo)とフルミネンセ(Fluminense Football Club)のホームスタジアムで、フラメンゴで活躍したジーコ(Zico)のこのスタジアムの公式戦での333ゴールは未だに破られてない。なお、リオには他にボタフォゴ(Botafogo de Futebol e Regatas)とヴァスコ・ダ・ガマ(Club de Regatas Vasco da Gama)があり、4チームでしのぎを削っている。

スタジアム見学のツアーに参加。駅からの歩道橋を競技場の正面に進むと確かに入退ゲートにマリオ・フィーリョとある。そこから、左手に回り込んで行ったところの1番ゲートでチケット購入。60R$(2100円強)。その奥2番ゲートから駐車場を抜けてスタジアム内に入る。中へ入るとまずは14年のワールドカップの公式マスコットのフレコ(Fuleco)君が迎えてくれる。ツアーの開始まで時間があるので、まずはピッチへの通路を通ってグランドへ。この通路を選手たちが歩いたのだと思うとワクワクする。

グランド、一時荒れていると云う話もあったけど美しい。ピッチの中には入れないがあのテレビで見てた場所にいると思うと感無量だった。屋根がきれいで、以前テレビで見た、日本のテントメーカーの太陽工業が、太陽光に反応して屋根に付着した汚れを分解する、セルフクリーニング機能を備えている素材で屋根を作ったと云う話を思い出してた。確かに綺麗。

スタンドの席に座ってボーとピッチを眺めてから、ツアーの開始時間が近づいたので通路を戻り、ジーコのユニやスパイクが飾られているコーナー辺りで待つ。ツアーが始まり更衣室へ。いろいろなユニフォームが置かれているけど、実際には同じチームのユニフォームが並ぶ訳だ。ピッチに再び出た後は、会見室。30分ほどで終わり、最後は2000年にスタジアム50周年を記念して作られた、カウサーダ・ダ・ファマ(Calcada da Fama)と呼ばれる歴代ブラジル代表の名選手の足形。写真は手前からザガロ(Mario Jorge Lobo Zagallo)、リベリーノ(Roberto Rivelino)、カルロス・アルベルト(Carlos Alberto Torres)のもの。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874017126001636&type=1&l=8a89379cb0


3時頃、見学終了、駅に戻って、今度はメトロで移動するが続く。

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