2019/05/31 - 2019/06/01
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ミストラルさん
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全国制覇に向けた水族館巡りもいよいよ大詰め。
117施設の最後として向かったのは、稚内のノシャップ岬にあるノシャップ寒流水族館。
※実際には他に残した施設があって、ここが最後にはならなかったのだけど……
今回のプランは、旭川から往復するというもの。
稚内空港に降り立つつもりが、エアチケット代があまりにも高価だったため仕方なく……
レンタカー代を含めても、その方が安かったからなのだけど、全行程約650kmの道のり。
この時期の北海道は春と初夏が一気に来たみたいな、とてもいい季節。
工程は長かったけれど、綺麗な北海道の景色と、オレにしては珍しく美味しいものも楽しめた遠征になった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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羽田発7:55分の飛行機で旭川へ。
空港からレンタカーで向かったのは、朱鞠内湖。
旭川から約2時間ほどで到着。朱鞠内湖 自然・景勝地
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朱鞠内湖へ向かう途中、トイレに寄った道の駅でクルマから降りると、あたりはセミの声に包まれていた。
朱鞠内湖に着いてクルマから降りると、やはりセミの声。
ハルゼミとエゾハルゼミがいるそうなのだけど、どちらも聞き馴染みのない声で新鮮。
天気のよさ、セミの大合唱。北海道はひと足早く夏を迎えたようだった。朱鞠内湖 自然・景勝地
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朱鞠内湖。
何をするでもないけれど、どんなところなのか1度見てみたかった場所。
というのもここは、北見・留辺蘂の「北の大地の水族館」のイトウの故郷。
あのカッコいいイトウが、どんなところで育ったのか、見てみたかったのだ。
人造のダム湖だが、考えていたよりもずっと大きな湖だった。
日本最大の人造湖なのだとか。朱鞠内湖 自然・景勝地
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オレが行く少し前の北海道は、35℃超の高気温に包まれたことがニュースになっていたが、そんな暑さを乗り越えた? 雪がところどころに少しだけ残っていた。
朱鞠内湖 自然・景勝地
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植物の勢いものすごくて、あらゆる花が咲きほこっていた。
クルマで走っていると、視界の中に色とりどりの花が目に入ってくる。
朱鞠内湖の周りでも、大小さまざまな花が沢山咲いていて、これは残り雪の周りに咲いていた、小さい青い花。
何ていう種類の植物なのだろう?朱鞠内湖 自然・景勝地
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青い花と同じような場所で咲いていた白い花。
青い花よりも花が大きい分、存在感は強かったけれど、清楚な印象という点ではどちらも共通していた。
北海道の野草の図鑑でも買うかな?朱鞠内湖 自然・景勝地
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朱鞠内湖から美深へと移動。
次の目的地は道の駅に隣接したびふかアイランド。
そこには、チョウザメの展示を行っている水族館相当施設「美深チョウザメ館」がある。
美深は町の看板がチョウザメの図柄だったりするほど、チョウザメイメージな町? だが、かつて地元を流れる天塩川にチョウザメが遡上していた歴史があるのと、現在、チョウザメ養殖を行っていることなどがその理由なようだ。道の駅 びふか 道の駅
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美深チョウザメ館。
入館料のいらない(無料)施設だが、思っていた以上に小規模だった。
展示内容的にも、ちょっと期待しすぎていたようで、少々物足りなく思えた。
こちらのレポートはいずれ、水族館ブログの方でまた。美深チョウザメ館 動物園・水族館
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旭川の市街を走っている時も度々目に入ったのだけど、ツツジが沢山咲いていた。
メインは次の画像のピンクのヤツだったが、時々、黄色いものも。
黄色いツツジはあまり見掛けない気がするのだけど、北海道ならではのもの?
美深の道の駅の周辺にも植わっていたので、じっくり観賞。
遠目に見た方が色は綺麗に見えるような印象だ。道の駅 びふか 道の駅
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あちこちで沢山咲いていたツツジ。
写真で見るとピンクっぽいが、遠めに見るとオレンジ色のような感じ。
これが沢山咲いているので、よく目立つ。
花が密集して咲いているので、南国のブーゲンビレアのよう。色はちょっと薄いけど。
黄色いツツジと同様、こちらも遠めに見た方が綺麗だと思った。道の駅 びふか 道の駅
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道の駅びふかには、ここでしか味わえない名物? がある。
それが羊乳(シープミルク)。
何でも、羊乳が製品化されたものは、これだけなのだとか。
だが、オレはあの匂いが苦手で、羊が食べられない。
恐らく飲めないだろうと、連れがチャレンジ。オレは牛乳。
ちなみに、牛乳は170円に対し、シープミルクは410円とかなり高級品。
以前、これを飲んだ知人の感想は「布の味がする」というものだったが、果たして……!?
ひと口飲んでみると、やはり独特の風味。
知人の言う“布の味”も何となくわかるような……
乳脂肪分が牛乳の2.5倍ほどあるので、ドロッとしていて、バターみたいに固まった乳脂肪分が口に流れ込んでくる。
飲めないほど癖は強くなかったけれど、味が付いているみたいな塩味を感じた。
ちなみに、連れはえらく気に入ったようで、毎日飲みたい!! と言っていた。
シープミルクのソフトクリームも食べてみたけれど、生乳と比べるとクセがなく食べやすいが、羊乳ならではの味を楽しみたければ生乳がオススメだと思う。道の駅 びふか 道の駅
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びふかの道の駅を出た後は、東京を出る前から、連れが行きたがっていたトロッコ王国へ。
廃線になった線路を、小さいエンジン付きのトロッコで走るというもの。
5kmの道のりを小一時間掛けて往復する。
この頃、雨がパラつき始めていたが、幸い、走り始めると雨も上がり、寒い思いをせずに済んだ。トロッコ王国美深 美術館・博物館
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出発!!
付近には人家などもなく、いたって静か。
線路を走るなんてなかなかできない体験なのだろうし、北海道の森や自然を座ったままで味わえる。トロッコ王国美深 美術館・博物館
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コースは5kmを往復するというもの。
平地を走り、鉄橋で川を渡り、森を抜け、みたいなコース。トロッコ王国美深 美術館・博物館
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白樺のトンネル。
本土では標高の高い場所に行かないと見掛けない白樺も、北海道ではその辺で巨木になっている。
ゆるゆるとしたドライブ? は気持ちがいいけれど、ハエみたいな虫が顔に向かって飛んでくるのがかなり鬱陶しかった。
周辺に牧場があったりする訳ではないのに……トロッコ王国美深 美術館・博物館
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少し走ると、線路脇に川が流れ、あたりは湿地に。
巨大なチンゲン菜みたいな植物が無数に生えていたのだけど、花が終わったミズバショウ?トロッコ王国美深 美術館・博物館
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トロッコ王国を出た後、この日の最終目的地、稚内へ。
ここからの距離、約170km。
当然、行く先の道は知らないところばかりだが、7時過ぎまで明るかったお陰で、非常に助かった。
北海道、東京よりずっと東にあるのに、日が長く、稚内に着く直前くらいまで明るかった。
この日の夕飯は、稚内駅からすぐ近くのところにある居酒屋「親爺」へ。
ここは、3月に稚内に来ていた大先輩筋にあたる人が教えてくれたもの。
宿のすぐ近くだったので、行ってみることに。
結果的に、それが大正解!!
ここに行くためだけに稚内に行きたいと思うほど、何を食べても美味しかった。 -
礼文島産ソイ(シマゾイ)の刺身。
口に入れた瞬間から、口の中にブワッと旨味が広がり、それと入れ替わりに”美味しい!!”と言葉が漏れる。
旨味を噛みしめていくと、今度は脂の旨味が口の中に広がり、”美味しい”は“たまらなく美味い”に変化する。
ソイはそれまでも何度か食べたことがあったし、美味しい魚という認識もあったけれど、こんなに美味しいのは初めて。
あまりに美味しすぎて、〆のお茶漬けの代わりに、お刺身をお替りしてしまった。
翌日、水族館でシマゾイを見る目が変わってしまったよ(笑) -
地元(宗谷)産モズク。
モズクといったら沖縄、というイメージだが、北の端の稚内でもモズクが採れるらしい。
歯応えがしっかりしているということだったが、沖縄で食べる太いものに比べると、そこまでの歯応えはなかった。
でも、沖縄のものとは違った食感があったのは事実。
それよりなにより、三杯酢の味が美味しくて、これもまたとても美味しくいただけた。 -
この日のメインディッシュ、礼文島産根ホッケの一夜干し。
お店のご主人が”今日はこれがうまいよ”と勧めてくれたもの。
焼きあがって目の前に現れたホッケは、ジュウジュウと滴るほどの脂の乗り。
その脂で表面や皮がパリッと揚ったような状態になっていて、ものすごく美味い!!
肉厚の身もジューシーで、口に入れる度に”美味い”と声が出てしまう。
ホッケの身は、もう少しパサッとした印象があったけれど、パサッとした感じはまるでなくて、脂が滴るようなジューシーさ。
それでいてくどかったりすることもなく、とにかく美味い!! 以外の感想がない。
目の前にやってきた時は、その大きさに食べ切れるか心配したが、あまりのうまさに夢中になり、気づいた時にはもう頭だけになっていた。
ホッケはこれまでも何度も食べたことがあるけれど、こんなに美味いホッケを食べたのはもちろん初めて。
オレの人生史上、1位のホッケに巡り合えただけでも、稚内まで来た甲斐があったというものだ。 -
旬の時期を迎えているというアスパラ焼き。
これは名寄産だそう。
繊維が気にならない柔らかさと瑞々しさ、そして香り。
アスパラってこんなに美味しかったっけ? 大袈裟でなくそう思ったくらい。
このお陰で、帰り、美深の道の駅でアスパラを買って帰ることに。 -
すっかり満足して宿へ。
でも、セイコーマートでデザートを購入(笑)
オリジナルアイテムはどれも美味しいね。
アイスも飲むヨーグルトも美味しかった。 -
雨が窓をたたくパチパチという音で6時前に目が覚めてしまった。
起きるのが癪で、ベッドの中でダラダラしてると、次第に雨の音が弱まってきた。
カーテンを開けると…… 思った以上の明るさに眠気も吹き飛ぶ。
北海道の朝は早い。日が長くてお得な感じ(笑) -
稚内港のあたりから眺める海。
日本海? オホーツク海?
波は静かだったが、吹き飛ばされそうな風が吹き付けていて、とにかく寒かった!! -
稚内の観光スポット!? 稚内北防波堤ドーム。
ホテルのご主人の話だと、昔はここに駅があったそうだ。 -
防波堤ドームの内側。
観光パンフレットには”インスタ映え”と書かれていたけど、映えてます? -
稚内駅。
駅は道の駅なども入居する大きく綺麗な建物。
でも、どこに線路があるの? と思っていたら、ものすごくひっそりと存在していた。
最北端の線路だそうだ。
ここから鉄道に乗ると、美深や稚内まで行けるようだけど、何時間くらい掛かるのだろう?稚内駅 駅
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駅の建物は立派なのに、改札や乗り場はものすごく小さい。
病院か何かの診察室入り口みたいな感じ?
そのワケは、そこに置かれた時刻表を見ると納得。稚内駅 駅
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すごくシンプルな時刻表。
そりゃあ線路の存在感はあるはずないよね。稚内駅 駅
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ノシャップ岬。
強風が吹き付け、とにかく寒い!!
目の前の海は白波が立ち、やや荒れ模様。
この日が悪コンディションだったのか、いつもこんな感じなのか……!?
海沿いに停めたレンタカーは、波しぶきを被ったようで、窓やボディに白い斑点ができていた。ノシャップ岬 自然・景勝地
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稚内港からは礼文島や利尻島、サハリンなどに行く船が出ている。
この日の波は3mとのことだが、船は揺れるんだろうなぁ。
天気はそこそこよかったけれど、この先にあるはずのサハリンは見えず。ノシャップ岬 自然・景勝地
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目的の水族館、ノシャップ寒流水族館。
日本最北端の水族館。
北の端を片付けたことで、全国制覇はほぼ終了。
水族館の話は、いずれ水族館ブログの方で。ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館
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稚内の海沿いを眺めていると、足元を小さな鳥がウロチョロ。
近寄れないがコンデジのズームで頑張ってみると、何とか撮れた。
アカエリヒレアシシギというらしい。
砂浜にはコンブが漂着していたけれど、場所が場所だけに、上等なヤツ? みたいに思っちゃうよね(笑)ノシャップ岬 自然・景勝地
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ランチはノシャップ岬周辺の食堂。
こういう観光地にありがちな海鮮丼とか、普段はまず食べないのだけど、ホタテやウニの美味しい時期ということで注文。
普通に美味しかったです。 -
ノシャップ岬の周辺は、やけにシカが多い。
まるでそこで飼われているみたいに、野生のシカが緊張感なくそこにいる。
東京者のオレには、そんな光景が珍しく感じて、ついつい写真を撮ってしまうのだ(笑)ノシャップ岬 自然・景勝地
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帰り道の途中、中川町内の天塩川。
とても綺麗な川の景色。
チョウザメが遡上した歴史を持つ川ということで、間近で見ておきたかった。
水量豊富な大きな川。
自然景観が多く残っているのも素敵。 -
太平洋側に住む者の感覚では、川は北から南へ流れるもの、という固定観念がある。
日本海に注ぐ天塩川は、南から北へ流れる。
この画像だと、右から左へ。
川を眺めていると、何か違和感(笑) -
旭川空港で見る夕焼け。
雲が多かったけれど、最後にちょっと顔をのぞかせてくれた。
東京じゃこんな色の空、なかなか見られないよなぁ……
ちなみに、この頃、時間は7時過ぎ。
北海道、ホントに日が長い!!旭川空港 空港
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北海道最後の食事は、空港のレストランでミルクバターラーメン。
インパクトある見た目に引かれて注文してみた。
こってりしてそうな見た目に反して、意外とさっぱりしていて美味しい。
麺なしのスープとしてでも美味しく楽しめそうだと思った。
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