2019/04/24 - 2019/05/03
581位(同エリア1488件中)
チチロロさん
令和に年号が変わるという おめでたいGWはスペインにいて
なんだか実感の伴わない感じは いつもの年末年始の旅みたいです。
4/24成田空港から トルコ航空でイスタンブールでトランジットして スペイン マラガ
4/26マラガでレンタカーと借りて ミハス、マルベージャ、ロンダ、アルヘシラス
4/27フェリーでスペインタリファから モロッコのタンジェ バスでシャウエン
4/28シャウエンから戻り
4/29ジブラルタル セビーリャ
4/30コルドバ
5/1グラナダ
5/2フリヒリアナ
5/3成田に帰国
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
シエラ・ネバダ山脈
グラナダは コルドバがキリスト教徒におちてから
250年イベリア半島におけるイスラム最後の砦として栄えた街
イベリア半島はその頃 ボルトガル、カスティーリャ、アラゴン、ナバラの
キリスト教王国と イスラム教のグラナダ王国が牽制しあっていました
その後グラナダがカスティーリャに征服された年と
カスティーリャのイザベラ王女の援助を受けた コロンブスが新大陸アメリカに到達した年とが同じで
スペインが世界制覇の夢に燃えていた頃でした
その頃のグラナダは王位争いに疲弊していて その時のボアブディル王は無血開城を決意したのだそう -
グラナダに向かうと 正面に山頂に雪のある山が見えてきました
シエラ・ネバダ山脈です
コルドバよりかは 少し気温が低いですが 地中海沿いの都市に比べると
気温が高いです -
町中に入りました
グラナダのホテルには駐車場がないので 近くの駐車場に停めるように
メールが来ていたので その近くにピンをうち ナビしていたら
なんだかとても細い道に誘導され 警備員がどこに行くのか?と聞くので
駐車場と答えると 通してくれて
一方通行の先は 駐車場の入口のみ
どんどん立体駐車場を上って やっと少し空いてる場所を見つけ駐車
そこからスーツケースを転がしていくと なんとホテル前の道路は
5/1 メーデーの行進の最中
車は締め出されての 歩行者天国
人の流れに逆らって ゴロゴロして転がして ホテルに着きました -
ホテルでバレーサービスもあったようですが チェックイン時
外ではまだ メーデー行進続いてますホテル パラシオ デ サンタ パウラ オートグラフ コレクション ホテル
-
受付のモダンな感じから一変して お部屋は修道院を改装したホテルです
中庭が見える部屋で 石壁と木材の重厚な感じの部屋でした
表の道路の喧騒とは無縁でビックリです -
この窓 なんて言えばいいのでしょう
観音開きのガラス窓と その内側に木の鎧戸
素敵なお部屋 -
この窓で映り込みを堪能
窓を四角垂直に また両側の窓にきちんと建物を入れようと
四苦八苦 少しずつ窓の角度を変えてトライです
窓に映った空のほうが 青いです
少し休んで街歩きに出かけます。 -
グラナダに来たら アルハンブラ宮殿に行かなくっちゃだけど
入場制限があり 二か月前に気が付いたときにはチケットが
オンラインでは完売
ナスル宮殿以外には 予約なしでも入れるので それでも良しとするかと
思ってましたが 折角きたのだから やっぱり入りたいと
日本語情報センターで アルハンブラ代行予約でチケットを取りました
手数料8ユーロですが 背に腹は代えられません
最後の手段特別枠ありだそうです
お腹が空いたので その日本語情報センターお薦めのバルに行きましょう
Leon この看板タイルいいなあレオン 地元の料理
-
現地在住の日本人お薦めの店
ビールと つきだしの無料のパエリア
このパエリアは とっても美味しかった
スペインといえば バル バルといえばフリータパスが有名だそうで
飲み物を一杯頼むと 小皿おつまみが無料で付いてくるシステム
カウンター下のタイルが グラナダらしい -
Sopa de mariscos
地中海の魚介のダシが濃厚な スープ
この手の味が口に合う
肉も嫌いではないですが 魚介系が口に入るとホッとする
店内は日本人率多めで混雑で 立って食べました
皆情報センターで チケット予約した人達かな? -
アルハンブラに向かう川沿い道路です
綺麗なお店で 目に留まった
Perfume Museum
広いお店で いろんな香りの物が展示されています -
香りに誘われて 近づいてしまいました
このエリアは展示エリアのようです
お隣はお店で 香りものの販売 -
ここは公開パティオで フリーエントリー
この門 見惚れてしまう うず巻き模様
アーチと扉 -
中の植物は コルドバを見た後では そんなに大したことなかったけれど
香水博物館となりで明るいパティオ
イスラム建築は外の世界と内の世界をはっきりと分ける傾向があり 簡素な正面
ファザードとは対照的に 内部の豪華な部屋や 中庭が花やタイルや噴水で飾られます -
グラナダとは ザクロを意味するアラビア語で 建物が密集する街の
外観が割れたザクロに似ているからと ついた名前
ザクロはエストロゲンを含み一時ブームになったが 微量であるため
効能効果はなしですが 昔から種が多いので 豊穣や子宝のシンボル -
道路にもザクロのマーク
-
ホテルの入口 なんだかいい感じ
多分ホテル ここの入口うず巻きもいい感じ
しかし さきほどの扉の方が繊細な仕様 -
脇道の階段 誘われる 階段が多い
-
ダーロ川 人が沢山歩いてる このとき暑かったなあ
-
あまりきれいな川とは言えないですが 水遊びをする子供もいました
-
川沿いにカフェ
-
このバスが通る道は細くて車がやっと通れるくらい
ここをバスも通ります -
まずヌエバ広場から 丘を登って
アルバイシン地区
急な坂道と細い道が迷路のようです
アルハンブラ宮殿と川を挟んで 反対側の丘です
まだ宮殿に入れる時間までに 時間があるので少し街歩き -
敵の侵入を防ぐイスラムの都市づくりの名残
道を狭くして 日差しを遮り 白く壁を塗り日光を反射させます -
脇道は石畳の上り坂
-
街の中のアーチ 石畳の道路の真ん中に水の流れる道があります
-
こんな住宅 素敵
真ん中の絵は人物画 -
かなりの急な上り坂 セグウェイ ツアーしてた
道幅広くないので 気を付けて -
脇道の階段
-
お茶なのか アロマチップなのかわからずじまい
-
同じお店
カレーの文字 スパイス屋さん?? -
グラナダブレンドみたいです 多分アロマチップ
もっと迷ってみたかったけれど アルハンブラ見学の時間前に
予約必用のないエリアにもいかないといけないから
小回りでおしまい -
もう旅もこの辺になると下調べ不足の感じは否めません
アルバイシン地区も もっと探検したかったな -
ムエバ広場からバスC31/C32の アルバイシン巡回バスでアルハンブラ宮殿に行きます。道路が狭いので あまり大きいバスでは通れません。
バスはどんどん来ます -
まずは バスをおりて チケットコントロールから
まずは時間の指定ない 離宮ヘネラリッフェへ
ここはアルハンブラ宮殿が立つ丘の一番奥で
王族の夏の別荘であった
まずは糸杉並木道 糸杉は西洋ヒノキとも呼ばれます -
庭園
-
水がふんだんで 高台の上から流れる動線が匠です
砂漠の北アフリカがルーツのイスラム教の人たちにとって
オアシスの憧れがあって 水は貴重なもの
このことから 水の宮殿との呼ばれる -
アセキアの中庭
堀の両側から 水が出ていて アーチの通路
展望台や東屋があります -
階段横の高い位置の水路に水が流れて 水の階段
以外と冷たい水です。ネバダ山脈が水源の水
夏のアンダルシア地方は気温が上がり 空気が乾燥するので
その為にも水は不可欠
スペインとして 統一されてからも
アルハンブラ宮殿は破壊されることなく 避暑地として利用されていた -
化粧漆喰に縁どられる額縁
-
アルバイシン地区が見える
この地方のお宅には お庭に必ず背の高い 尖った 糸杉が植えられていました
白いお宅と 緑の糸杉がそびえる -
緑で迷路ができていて 親子が遊んでいた
-
糸杉花粉も春 花粉症の原因になるそう
ヘネラリッフェをでて 糸杉並木道を歩きます -
ゴッホの絵のうねるようなひん曲がったような糸杉は
ここには ありません
みんなきちんと剪定されて お行儀よくならんでます
日影は風がとおって 森のにおいがする
こんな所で王様は癒されていたんだな -
木のアーチから 覗き見る
-
道路わき 少し高い所にも 道路に沿って水がながれています どこまでながれていくのでしょ
-
パラドール デ グラナダの壁には 馬を繋ぐリング
結構高い位置にありました
ここのカフェでお茶でもしたかったのですが 時間がなくて
残念 お庭がすてきなんだろうなあパラドール デ グラナダ ホテル
-
裁きの門
ここの手前に売店があり トイレもあり裁きの門 建造物
-
二階トイレ付近から これはアルカサバの一部かな?
-
カルロス5世宮殿
ちょっと異質な建物
ここの外にアルハンブラ宮殿の公式ギフトショップあり
このあたりでナスル宮殿入場指定時間まで 一休み
なかなか厳しくチェックしていて 時間前の入場は認められませんカルロス5世宮殿 城・宮殿
-
ギフトショップで日本語のタイル本があったので購入
タイルは手作りでひとつひとつ微妙に形がちがいます
宮殿中で写真撮りましたが 反射してしまったり 人が多くて
上手に撮れなかったりもしたので タイル好きは買って正解です
色が正確に表現されてます -
ナスル宮殿に入るためには チケットが必要で
時間は30分毎に区切られているのですが その時間にならないと
入れてくれません
チケットコントロールはカルロス五世宮殿の前に 並ぶブースがあるので
わかると思います
リュックは前に背負うように注意されて 入場です
メスアール宮
この場所は 最も古い部分で大臣たちの 会議の場所だった
枠のリボン模様はリボンが格子状に連なった模様で 白黒青緑飴色で
出来ている ヘラクレスの柱のタイル -
細長い星型タイルが 東と西がわの壁の下部に嵌めこまれています
縦に長い星のパーツに 小さい三角のパーツの組み合わせて
正方形にした パターンが繰り返されている -
北側の壁面には 16角の星の中央には 紋章が入っている
紋章は カール5世の象徴の双頭の鷲だったり ナスル大国の
紋章だったりの 車輪型のタイル
イスラム教では偶像崇拝が禁じられているので 人物や鳥獣が装飾に
用いられることはなく アラビア文字 木や花 果実がモチーフのデザインになっている 色がもう少し鮮やかだったのですが -
メスアル横の部屋 黄金の間とか大使の間とか呼ばれる所
ここはスルタンへの謁見に来た人の 待合室
正方形だけですが 色調が変化していきます
上部にはアラビア語で アッラーのみが勝利者と彫られている
文字のほとんどはアッラーのみが勝利者と書かれてあるのだって -
アルバイシン地区が見えます
-
コマレス宮は王たちが 公務を行う場所
-
王座の間
上部のすかり彫りも美しく 差し込む光と影
このような窓が三枚 -
傾いた陽が入って 床に模様を映し出す 光による影も装飾の一部です
天井の漆喰なども綺麗でしたが 写真にするといまいちなので 載せませんでした -
わかるでしょうか 透かし窓に鳥が来ていて それが壁に映っています
-
八角形の星から交差リボンが広がり 多角形が広がるタイル
緻密さを極めたデザインは イスラム芸術の
最高傑作の一つ
上部には木の模様のようなのタイル -
コマレスの塔 水にコマレスの塔が映ってきれいです
-
ライオン宮 ここからは王族のプライベート空間
もっとも有名な ライオンのパティオ
ライオンの口から 四方に水路が走っていて 涼しげです
天国の四つの川を意味して宇宙の隅々まで達しているという
意味らしいです 庭園を水路で四分割する様式は ペルシャからのもの
ここは王の寵愛をうけていた 女性たちのハーレム -
12頭のライオンの噴水 ここは人で大混雑
アルハンブラ唯一の具象で ユダヤ商人から14世紀に送られた -
ライオンの口から出た水は 四方にある部屋の中まで引き入れられている
高低差が作られてるんだろうな
この揚水技術はどうなっているのでしょう? -
中庭を囲む124本の白大理石の列柱 部屋から部屋は直角に曲がり 段差で区切られていて 侵入者が方向感覚を失うように 迷路のように作られています
ナスル朝のどの王たちも 先代の宮殿をこわして 改修増築を繰り返したのだそう -
王の間は右の輪型のモチーフと 左の八角形の模様で飾られてます
ほとんどがオリジナルのコピーとなっているからか 鮮やかでした -
アルバイシン地区が見えます
-
リンダラハのバルコニー とても美しいです
リンダラハとは ナスル朝スルタンの寵姫の憩いの間だったから
その名前から名図けられた
細長い部屋なので 全体像を撮りにくいですが ここの装飾は細かく
美しい
王たちは日がな一日 美女と入浴を楽しみ ハーレムには400人以上の女性が暮らしていた。しかし王朝末期一人の妃が 王以外の貴族と密通していると知り その貴族の家の男子36名をすべて殺し 生首をライオンの噴水に並べて見せしめにした
そんな事件からまもない1492年 スペインのキリスト教王国のカスティーリャ王国のイザベル王女率いるキリスト教徒軍によってグラナダは陥落して アルハンブラ宮殿から イスラム教徒は追放され 宮殿はその美しさから破壊を免れた -
写真を撮りながらだと おもいのほか時間がかかり 終了時間が迫っていたため
係りの人が早く移動して とばかりにせっついてくる
団体が行ってからと 写真を撮っているからということも理由です
ここはもっとじっくりしたかったのですが 忙しく見て アルハンブラ宮殿は終了です。
終了時間になってしまい アルカサバにははいれませんでした 残念 -
街歩き途中に
グラナダ土産El Zoco Nazariで購入
お土産やさんではなく もう少し土地のにおいのするものはないかと
さがして買った グラナダ焼きの手書きのお皿
この青の色と 真ん中のいちじく柄が気に入って購入です
くすんだ青というか 藍のうすめの色のお皿や焼き物がならんでいました -
アルハンブラ宮殿の丘からバスで降りて来て
夕食 バルをはしごです
グラナダのバルは飲み物を頼むと 無料タパスがついてきて 二杯目にはまた
別のタパスがつくそうで また隣の人とは違うタパスだったりするそう とクレアで読んで おすすめそのままのお店に行ってみることにしました -
魚介のおいしいロス・ディアマンテスⅡにいってみました。
このお店はⅠも近くにあるようです
早くいかないと満席になるので 開店 20時半少しすぎに来店
お通しの白魚のフライとビール
この白魚はビールと共にでてきましたロス ディアマンテス シーフード
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二軒目はお肉が有名なお店 ここもそばにアヴィラⅡがあるようです
おやじ達がきびきびと働いていて ここも混んでいますバー アヴィラ 地元の料理
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お肉をチョイス
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三軒目は La Blanca Paloma
三軒目ということもあり 少しでよかったのですが
量がおおいです
ビールを頼んだら 揚げナスがお通し(無料)でてきましたラ ブランカ パロマ 地元の料理
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